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当番制の電話転送の悩みを転送録が解決!

固定電話を社員のスマホに転送して休日対応|
当番制の電話転送の悩みを転送録が解決!

公開日:2024/03/19   更新日:2024/04/17
固定電話を社員のスマホに転送して休日対応

休日の電話当番に関する課題

休日や夜間など、営業時間外の電話対応は様々な業種で課題になっています。
緊急性が高い業務や、設備管理やITシステムなど顧客への即時対応が必要なサービスを提供する業界では、休日でも電話当番を設定し、顧客と連絡を取れるようにしておく必要があります。

特に、顧客対応の品質を担保しながら、組織の運営効率を上げるという点に課題を感じ、以下のようなソリューションを検討される方が増えています。

  • 電話転送(固定電話の着信をスマホに転送)
  • IVR(自動音声応答)の導入
  • コールセンターの契約

今回は転送録に問合せを多くいただく「電話転送(固定電話の着信をスマホに転送)」に焦点をあて、解決法をご紹介します。


固定電話の着信を社員のスマホに転送して休日対応

問合せ用の固定電話にかかってきた電話を、休日や営業時間外のみ社員のスマートフォンや携帯電話に転送したいというニーズは高く、以下のような業種で電話転送が活用されています。

休日の電話転送が必要とされる業種の例

これらの業界では、休日でも顧客からの連絡に迅速に対応することが業務の継続性や顧客満足度の向上に直結するため、電話転送システムが重要な役割を果たします。

業種 電話転送の活用例
ITサポート・セキュリティサービス システム障害やセキュリティ問題は予測不可能であり、迅速な対応が求められるため、休日でも電話転送システムを利用して対応します。
不動産管理・設備管理・緊急修理サービス 建物の緊急修理やメンテナンスが必要な場合、休日であっても迅速に対応するために電話転送を利用します。
運輸・物流業界 荷物の追跡や配送の問い合わせなど、休日でも顧客のニーズに応えるために電話転送を活用します。
旅行・ホテル・観光業界 旅行中のトラブルや、宿泊の変更・キャンセルなどの問い合わせに休日でも対応する必要があります。
コールセンター 商品やサービスに関する問い合わせ、予約受付など、顧客サービスを提供するコールセンターも休日の対応が求められることが多いです。

ボイスワープでできなかったことを転送録が実現

固定電話の転送を行うためには、「ボイスワープ」などキャリアが提供する転送サービスをご利用いただければ可能です。ただ、それらのサービスには転送先として登録できる件数が少ないなど、活用に制限があります。

転送録は、それらのサービスを利用しても実現できなかった、さらに便利な使い方を提供するサービスです。

例えば、固定電話の転送先として複数名を登録し、曜日ごとにローテーションを組むといった使い方はボイスワープ等の転送サービスでは不向きですが、転送録を併用することで実現できます。

しかも転送録なら、固定電話を複数名に転送した際の呼び出し方も、転送先の運用方法によって選ぶことができます。以下にご紹介します。


固定電話を複数のスマホに転送するために便利な3つのサービス

複数名の転送とは、具体的に「固定電話の転送に対応する電話当番が10名いる場合」(固定電話を10名の社員のスマホに転送したい場合」を想定します。

  • 当番リストから対応するのは1名のみ・・・転送先増設
  • 複数名の当番が対応。それぞれのスマホを順番に呼び出す・・・順次転送
  • 複数名の当番が対応。全てのスマホを同時に呼び出す・・・一斉呼出転送
(サービス概要図)
サービス概要図

それぞれのサービスは、オプションの「スケジュール機能」をご活用いただければ、転送をスケジューリングして一括で設定することができるようになります。

スケジュール機能は、シフト勤務の職場で「日中/夜間/曜日」を指定するケースで特にご活用いただいています。その他、業務のピーク時間や休日、特定のイベント期間など、事前に予測できるスケジュールに基づいて電話転送の設定が可能です。

一度スケジュールを設定すれば、手動での調整が不要となり、日々の運用がスムーズになり、効率的な時間管理ができるようになります。

転送先増設-電話当番が1名のみの場合

転送先増設」は、ボイスワープ(NTT東/西日本)等電話転送サービスの、最大5件しか登録できない転送先を10件、20件…と増設するサービスです。

複数番号の登録ができ、転送先の番号の切替えができますが、転送先の設定は1番号のみとなります。ですので、想定ケース(固定電話を10名の社員のスマホに転送)において、電話当番・当番制の担当が1名の場合にはこちらをご検討いただけます。

サービス 料金種別 料金(税別)
転送先増設 基本料金(050番号) 1,000円/1契約番号 ※転送先10件の登録枠を含む※
サービス利用料金(転送先との通話料) 一般固定電話:3分8.0円・携帯電話:1分15.9円

※転送先増設は、登録数に上限はありません。基本料金に含まれる転送先10件以上は1番号単位で増やすことができます。(1件あたり100円)

順次転送-複数名の当番を順番に呼び出す場合

順次転送」は、複数の番号へ順次に(次々に・順々に)電話転送を行います。番号は10番号まで登録ができます。11以上の転送先がある場合には、オプションの「スケジュール機能」を利用いただくと対応ができます。

想定ケースにおいて、10名全員が電話当番であり、順番に呼び出すことで「確実に電話に対応したい」場合に活用いただけます。

サービス 料金種別 料金(税別)
順次転送 基本料金(050番号)
※0120番号もあります
2,500円/1契約番号
サービス利用料金(転送先との通話料) 一般固定電話:3分8.0円・携帯電話:1分15.9円

一斉呼出転送-複数名の当番を同時に呼び出す場合

一斉呼出転送」は、複数の番号へ一斉に(同時に)電話転送を行います。番号は10番号まで登録ができます。11以上の転送先がある場合には、オプションの「スケジュール機能」を利用いただくと対応ができます。

想定ケースにおいて、10名全員が電話当番であり、一斉に(同時に)呼び出すことで「いち早く電話に対応したい」場合に活用いただけます。

サービス 料金種別 料金(税別)
一斉呼出転送 基本料金(050番号)
※0120番号もあります
7,000円/1契約番号
サービス利用料金(転送先との通話料) 一般固定電話:3分8.0円・携帯電話:1分15.9円

スケジューリングして一括で転送設定ができる

前述の3つのサービスではオプション「スケジュール機能」を利用することで、スマホに転送する設定を転送録ならカレンダーを使った一括転送設定が可能です。

1か月から向こう1年までのスケジュールをあらかじめ予約でき、平日/土日祝日や営業時間の転送先をシステムが自動変更します。

サービス 料金種別 料金(税別)
転送先増設・順次転送・一斉呼出転送 スケジュール機能(オプション)」 1,000円/1契約番号
50円/1回の入替処理
100円/1パターン追加(順次転送・一斉呼出転送のみ)

スケジュール機能は、シフト勤務の職場で「日中/夜間/曜日」を指定するケースで特にご活用いただいています。その他、業務のピーク時間や休日、特定のイベント期間など、事前に予測できるスケジュールに基づいて電話転送の設定が可能です。

一度スケジュールを設定すれば、手動での調整が不要となり、日々の運用がスムーズになり、効率的な時間管理ができるようになります。


電話転送なら、法人携帯(社用携帯)でも個人携帯でも対応可

さて、固定電話をスマホに転送する際に気になるのが、「どの電話機(端末)で転送を受け付けるか」という点ではないでしょうか。

法人携帯を導入しているのは、大企業で42.1%、中小企業で30.4%(※)と過半数にも届いておらず、比率としてはまだ低めです。つまり、休日や営業時間外に固定電話を転送する先に、個人が契約している端末を指定しなければいけないケースも大いにあります。

※MMD研究所「2022年法人向け携帯電話の利用実績調査」

特に「お客様に個人端末の番号が知られてしまうのでは?」という点で気にされる方は多くいらっしゃいますが、転送録のサービスではその心配はありません。

上記の「サービス概要図」の通り、ボイスワープを経由しますので、社員個人の携帯やスマートフォンでも安心して転送先に設定ができ、個人のプライベート番号を知られる不安はありません。

  • 転送録の050番号を経由して個人携帯に着信します
  • 折返しをする際にも、転送録の050番号を経由できる機能があります

※同じ050番号から発信するためにはオプション「050発信機能」のご契約が必要です


固定電話の転送切替を自動化するなら「電話転送切替」

前述の3つのサービスは、「複数の社員のスマホに転送する」場合に選択できるサービスでしたが、固定電話の転送を「自動化」「スケジューリング」のみのニーズにも転送録は対応することができます。

「電話転送切替」で転送設定を自動化・スケジュール化

固定電話の転送(ボイスワープ等キャリアの転送サービスをご利用になっている転送)の切替えをスケジュールに基づいて自動化できるのが「電話転送切替」です。

電話転送切替を活用した転送設定作業の自動化は、業務効率を高めるだけでなく、従業員の満足度向上と顧客サービスの質の向上にも寄与します。これにより、組織全体の生産性と競争力の強化が期待できます。


まとめ

休日や夜間など、営業時間外の電話対応は様々な業種で課題になっています。
その解決方法として、転送録の3つのサービスを中心にご紹介いたしました。前に設定した条件に基づき、着信を自動的に別の電話番号へ転送するそれらはビジネスの柔軟性と効率性を大幅に向上することが期待できます。

  • 転送先増設・・・ボイスワープ(NTT東/西日本)等電話転送サービスの、最大5件しか登録できない転送先を10件、20件…と増設するサービスです。
  • 順次転送・・・複数の番号へ順次に(次々に・順々に)電話転送を行います。
  • 一斉呼出転送・・・複数の番号へ一斉に(同時に)電話転送を行います。

休日の電話当番に関する課題は、組織によって異なる対応を必要としますが、従業員の満足度を保ちながら、顧客の期待に応えるバランスを見つけることが重要です。これらのサービスをぜひご検討ください。

※機能や価格は公開日時点の情報です
※価格は税抜表示です





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10のポイントと20のアイデア

仕事の電話対応において、ストレスを軽減する
10のポイントと20のアイデア

公開日:2023/04/24   更新日:2023/04/24

仕事の電話対応において、ストレスを軽減する10のポイントと20のアイデア


1. 仕事の電話対応において、ストレスを軽減する10のポイント

はじめに

コールセンターなどの電話対応を主とする業務から、企業の営業窓口、部門での電話当番となっている人まで、仕事の電話対応は、日常業務の中でも特にストレスがたまりやすい部分です。しかし、ストレスをうまく軽減する方法を身につけることで、より効率的かつ快適に業務に取り組むことができます。本コラムでは、仕事の電話対応においてストレスを軽減する方法について10個のポイントをご紹介します。

仕事の電話対応において、ストレスを軽減する10のポイント

①適切な環境整備

電話対応を行う環境が整っていることが、ストレス軽減につながります。静かで快適な電話対応ができるスペースを確保し、適切な機器やヘッドセットを用意することが重要です。

②事前準備

電話対応で頻繁に質問される内容や、問題に対する回答を事前に準備しておくことで、スムーズに対応ができ、ストレスが軽減されます。また、社内で共有される情報を整理しておくことも有効です。

③電話対応のマニュアル化

電話対応の手順やポイントを明確にし、マニュアル化しておくことで、対応時の迷いや不安が軽減されます。また、新人教育にも役立ちます。

④時間管理

休憩時間を設けることで、継続的なストレスを防ぐことができます。電話対応の合間に深呼吸をするなどしてリラックスしましょう。また、タスク管理アプリやカレンダーを活用して、業務全体の時間管理を行うことも効果的です。

⑤コミュニケーションスキルの向上

明確で円滑なコミュニケーションが、ストレス軽減に繋がります。リスニングスキルや表現力を磨くことが重要です。また、相手の話を聞き、適切に反応することで、お客様との信頼関係も築かれます。

⑥チームワークの強化

仲間との連携やサポートを行い互いにフォローし合うことでストレスが軽減されます。また、電話の主対応者をスケジュールを決めて切り替えることで、特定個人に負荷がかかることも回避できます。 定期的にミーティングを開き、情報共有や助言を求め合うことで、チーム全体の電話対応力が向上します。

⑦セルフケア

自分自身を大切にすることが、ストレス軽減につながります。健康的な食事や十分な睡眠、適度な運動を心がけましょう。また、仕事以外の時間に趣味やリラクゼーションを楽しむことで、メンタルヘルスを維持することができます。

⑧フィードバックと改善

電話対応に関するフィードバックを受け入れ、改善点を見つけることで成長し、ストレスが減ります。定期的に自己評価を行い、上司や同僚からの意見を積極的に取り入れることが大切です。

⑨メンタルトレーニング

メンタルトレーニングを行い、ストレスに対処する力を養いましょう。瞑想や呼吸法などのリラクゼーション技法が効果的です。また、ポジティブな思考を意識することで、ストレスに負けない心を持つことができます。

⑩サポート体制の整備

上司や同僚とのサポート体制を整え、電話対応に関する悩みやストレスを共有し、解決策を見つけることが大切です。定期的な面談やチームミーティングを通じて、働きやすい環境を作りましょう。

ここまでのまとめ

仕事の電話対応においてストレスを軽減する方法は、適切な環境整備や事前準備、コミュニケーションスキルの向上など、様々な要素が絡み合っています。本コラムで紹介した10のポイントを実践し、ストレスを軽減して効率的な電話対応を行いましょう。これにより、顧客満足度やチームの働きやすさも向上し、業務全体の効率が大幅にアップします。

継続的な取り組みとして、ストレス軽減に役立つ方法を定期的に見直し、改善しましょう。以下に、より良い電話対応を維持するための追加的アイデアを20個、ご紹介します。

仕事の電話対応において、ストレスを軽減する10のポイント

2. より良い電話対応を維持する20のアイデア

①研修や勉強会の開催

定期的に研修や勉強会を開催し、スタッフ同士で情報交換やスキルアップを行うことが、ストレス軽減につながります。外部講師を招いて講義を受けることも、新たな知識や視点を得るきっかけとなります。

②テクノロジーの活用

AIや自動応答システムなどのテクノロジー(※)を活用することで、電話対応の負担を軽減できます。また、顧客管理システムやチャットボットを導入することで、より効率的な対応が可能になります。

※・CTI(Computer Telephony Integration / 電話/コンピューターの統合制御システム)
※・IVR(Interactive Voice Response / コンピューターによる音声自動応答システム)
※・ACD(Automatic Call Distributor / 着信呼自動分配装置)

③グループ内のベストプラクティスの共有

社内で成功している電話対応の方法やノウハウを共有し、各部署で取り入れることで、ストレスの軽減に繋がります。社内ニュースレターや社内ブログなどで情報を発信し、知見を共有しましょう。

④カスタマーサポートの専門チームの設置

カスタマーサポートを専門とするチームを設置することで、電話対応に特化したスタッフが問題解決に専念できます。これにより、他部署のスタッフの負担も軽減され、全体的なストレスが減ります。

⑤クレーム対応の研修

クレーム対応は特にストレスがかかる業務です。クレーム対応の研修を行い、適切な対処法を学ぶことで、スタッフが自信を持って対応できるようになります。これにより、ストレスが軽減されるでしょう。

⑥報酬やインセンティブの導入

電話対応の成果に対する報酬やインセンティブを設けることで、スタッフのモチベーションが向上し、ストレスが軽減されます。目標達成に応じた報酬や、良い対応を行ったスタッフに対する表彰制度などが効果的です。

⑦エスカレーションの明確化

電話対応で解決できない問題が発生した場合、エスカレーションの手順を明確にすることが大切です。スタッフが上司に助けを求める際のルールを設定し、適切なサポートが得られる環境を整えましょう。

⑧顧客の声の活用

顧客からのフィードバックや意見を積極的に収集し、改善に取り組むことで、電話対応の質を向上させることができます。顧客満足度が上がることで、スタッフのストレスも軽減されます。

⑨仕事とプライベートのバランス

仕事とプライベートのバランスを保つことが、ストレス軽減に繋がります。有給休暇やフレックスタイム制度を活用し、スタッフがリフレッシュできる環境を整えましょう。

⑩ストレス対策研修

ストレス対策に関する研修を定期的に行い、スタッフがストレスとうまく付き合いながら働く方法を学ぶことが重要です。メンタルヘルスケアの専門家を招いて講義を受けることも、ストレス対策に役立ちます。

⑪メンター制度の導入

経験豊富な社員が新入社員や若手社員のメンターとなり、電話対応のスキルや知識を教えることで、スタッフ間のサポート体制が強化され、ストレスが軽減されます。

⑫オンラインツールの活用

コミュニケーションツールやデータ共有ツールを活用することで、スムーズな情報共有が可能となり、電話対応時の迅速な判断が可能になります。これにより、対応にかかるストレスを軽減できます。

⑬カスタマーサポートの外部委託

一部の電話対応業務を外部のコールセンターやカスタマーサポート専門企業に委託することで、社内の負担を軽減し、ストレスを減らすことができます。

⑭社内イベントやコミュニケーションの促進

社内イベントやコミュニケーションの機会を増やすことで、スタッフ同士の絆が深まり、ストレスを共有しやすくなります。また、労働環境が改善されることで、電話対応に対するストレスも軽減されるでしょう。

⑮経験や知識の継承

退職や異動があった場合、その人が持っていた電話対応の経験や知識を引き継ぐことが重要です。引継ぎの際には、ドキュメントやミーティングを活用し、スムーズな引継ぎができるようにしましょう。

⑯オープンな意見交換の場の提供

定期的に意見交換の場を設け、スタッフが自由に意見や悩みを共有できる環境を作ることが重要です。これにより、改善点や新たなアイデアが見つかり、電話対応に関するストレスを軽減できます。

⑰ケーススタディの共有

電話対応での成功例や失敗例を共有し、学びの機会を提供しましょう。他者の経験から学ぶことで、自分自身の対応力が向上し、ストレスが軽減されることでしょう。

⑱サービス向上のための工夫

顧客対応に関するサービス向上のための工夫を常に考え、取り組みましょう。新たなアイデアや改善策が見つかることで、スタッフのモチベーションが向上し、ストレスが軽減されます。

⑲電話対応のマニュアルの改善

電話対応のマニュアルを定期的に見直し、改善点を見つけてアップデートしましょう。これにより、スタッフが安心して対応できる環境が整い、ストレスが減ります。

⑳モニタリングと評価

電話対応の質を向上させるために、定期的なモニタリングと評価を行いましょう。スタッフのパフォーマンスを客観的に把握し、適切なフィードバックやトレーニングを提供することで、ストレスが軽減されます。

ここまでのまとめ

本コラムで紹介した様々な方法を実践し、仕事の電話対応におけるストレスを軽減しましょう。スタッフの働きやすさが向上すれば、顧客満足度も向上し、結果として業績にも好影響を与えることでしょう。組織全体で取り組むことで、より効果的なストレス軽減が実現します。

より良い電話対応を維持する20のアイデア


3. 電話対応ストレスの軽減に役立つ、電話転送サービスとは?

さて、本コラムでは、仕事の電話対応におけるストレス軽減方法を多数紹介しました。
これらのストレス軽減方法の対策として、「複数の電話機を同時に呼び出す電話転送サービス」 の利用も、有効な取り組みのひとつと言えます。
このサービスを導入することで、以下のような効果が期待できます。

●スタッフの負担軽減
同時に電話を転送することで、電話の取り次ぎや保留が減少し、スタッフがより効率的に電話対応を行うことができます。

●顧客の待ち時間短縮
顧客からの電話が適切なスタッフに迅速に繋がることで、顧客の待ち時間が短縮され、顧客満足度が向上します。


同時に電話を転送するサービスは、仕事の電話対応におけるストレス軽減に有効であり、組織全体の働きやすさや業績にも好影響を与えることが期待できます。
企業や組織は、このサービスの導入を検討し、働きやすい環境作りに努めることが重要です。


クラウド型多機能電話転送サービス「転送録」の、複数の電話機を同時に呼び出す「一斉呼出転送」サービスについては、下記のリンク先ページをご参照ください。

■一斉呼出転送
https://www.10so6.com/product-info/general-calling

■一斉呼出転送サービスの導入事例

・静岡県健康福祉部 感染症対策局 新型コロナ対策推進課 様

https://www.10so6.com/casestudy/casestudy_14

・株式会社FCEエデュケーション

https://www.10so6.com/casestudy/casestudy_12

・不動産業 某企業 様

https://www.10so6.com/casestudy/casestudy_02


TOP > コラム > 役所での「電話が繋がらない」をなくすには|
電話対応における問題と対策

役所での「電話が繋がらない」をなくすには|
電話対応における問題と対策

公開日:2022/12/21   更新日:2023/06/19

役所での「電話が繋がらない」をなくすには|電話対応における問題と対策

近年の新型コロナウィルスへの対応をはじめとして、自治体や行政機関へ市民から直接問い合わせが行われるケースが増加しています。一方で、政府主導の働き方改革や財政面からの人員削減の方針等、役所等で勤務する人的リソースには限りがあります。とはいえ、市民生活に直結する行政サービスを滞りなく実施し、働く人々の業務改善を実現するためには、住民からの問い合わせに対する効率的な対応が求められます。

この記事では、役所等における電話対応の現状や課題を見直し、それを解決するためのソリューションを紹介します。

1. 役所において電話対応の体制づくりが急務に

役所において電話対応の体制づくりが急務に

ニュースなどでもよく目にしたように、新型コロナウィルスの流行が拡大するたびに、役所や保健所などへの問い合わせ電話が急増し、繋がりにくくなるという事例が数多くみられました。それ以外にも、例えばマイナンバー制度への移行やコロナ禍における減免処置など、市民が直接役所に問い合わせをする必要のある要件は後を絶ちません。

一方、その対応にあたる地方公務員の数は、1994年のピーク時に比べ約48万人減少しており、行政サービスに携わる人員数はスマート化が進んでいると言えます。さらに、社会全体が働き方改革を唱えている現状では行政組織も率先してそれを実行する必要があり、令和2年度の地方公務員の時間外勤務時間は前年比年9.5時間減と、わずかながら減少傾向にあります。

このように、電話での問い合わせが増える一方、それに対応する人員・時間は減少していることから、市民へのサービス提供窓口である役所では、電話対応に関するスムースで効率的な体制づくりが急務といえます。

2. 役所における電話対応に関する問題点

役所における電話対応に関する問題点

一般市民が役所に電話で問い合わせをする理由には、戸籍関係、保険関係、税金関係、子育てへの支援、幼稚園・学校についてなど、それこそ無数にあります。また、各部署で電話番号が振り分けられているとはいえ、利用者が自身のニーズに合った部署に正確に架電してくると限りません。これらの事情を踏まえて電話対応の問題点を以下にまとめてみましょう。

  • 担当への取次ぎに時間がかかる
  • 受付時間外の対応ができない

担当への取次ぎに時間がかかる

行政サービスが多岐にわたるのは上記で述べたとおりです。それらの多種多様な問い合わせ内容を間違いのないよう市民に提供するため、組織自体が細分化されています。問い合わせの内容も市民それぞれのパーソナルな状況にあり、民間の企業に比べて難易度の高い対応が求められがちになります。また、民間企業のお昼休み時間や夕方など、利用者が増加する時間帯では窓口業務も混み合い 、架電も増えるという状況も生まれます。

結果として、担当者への取次に時間がかかり、時には「たらい回し」的な状況になることもあり市民からのクレームの元になることから、かかってきた電話の処理にかける時間を極力短縮することが望まれます。

受付時間外の対応ができない

役所は民間企業よりも終業時間等の縛りが厳格で、さらに労働時間の短縮も求められています。その結果、閉所時間を過ぎてかかって来る電話については、対応がしづらい状況にあります。利用する市民からすれば、受付時間外とはいえ、コール音だけが鳴って反応がないというのは頼りにならないという印象にも繋がりかねません。受付時間外においても、なんらかの形で利用者へ反応しておくことが大切です。

3. 役所における電話対応の課題は「転送録」で解決

役所における電話対応の課題は「転送録」で解決

行政サービスの入り口ともいえる電話対応ですが、行政機関における対応にはその難しさもありいくつかの課題が垣間見えます。単に固定電話を増やすだけでは解決できない諸問題を、電話転送サービスを導入することで解決することができます。

株式会社ワイドテックが提供しているサービス「転送録」では、以下の機能によって役所の電話対応をスムースかつ効率的に行えるよう支援するソリューションです。

「転送録」とは、インターネット回線を利用したクラウド型の電話転送サービスのことです。従来のボイスワープでは転送リストの制限や設定の手間など使いにくさがある一方で、「転送録」ではボイスワープの利用を自動化、スケジュール化することが可能で、転送の利便性を最大限に高めることができます。

転送録の主な機能

ここで紹介する「転送録」には主に以下の機能があり、それらを組み合わせての活用が可能です。

  • 電話転送切替
  • 転送先増設
  • 順次転送
  • 一斉呼出転送
  • 自動音声受付

それぞれについて、詳しくみていきましょう。

電話転送切替とは

手作業では面倒な電話転送設定を自動的に行う機能のこと。指定の日時に自動的に切れ替えを行う予約機能があり、終業時間が来ると自動的に設定されるので、手作業による設定忘れを防止、また終業時間直後の電話対応を避けることができるので、不意な残業も防ぐことができます。

転送先増設とは

ボイスワープ等のサービスでは最大5件までしか登録できない転送先を増設できるサービスです。多岐にわたる役所の業務担当の数に応じて転送先を増設することができます。

順次転送とは

着信専用回線への着信を登録している複数の番号に、登録時の優先順位に従って順次転送を行うサービスです。利用時間外などでも緊急を要するような電話への対応が可能に。

一斉呼出転送とは

着信専用回線への着信を登録している複数の番号に同時に呼び出し、転送を行います。電話相談窓口などに掛かってきた電話を、回答者がそれぞれの電話で対応することができるので、固定電話の場所にこだわる必要がありません。

自動音声受付とは

着信専用回線への着信に対して専用の音声ガイダンスを使用して自動受付するサービスです。一般的な「自動音声応答システム(IVR)」に比べて手頃な基本料金でご利用いただけます。



いずれのサービスも機器の購入が不要なクラウドサービスでの提供なので、コスト面でも非常にリーズナブルにご利用いただけます。


4. 電話転送サービス「転送録」の自治体による導入事例

電話転送サービス「転送録」の自治体による導入事例

「転送録」はすでにいくつかの自治体や教育委員会などで、活用いただいています。ここではどのような課題が、「転送録」を活用することで解決されたのかを紹介します。

事例① 静岡県健康福祉部 感染症対策局 新型コロナ対策推進課様

  • 「転送録」導入前に抱えていた課題
  • 新型コロナウィルス感染症の拡大による問い合わせ数の激増
  • 電話が繋がりにくい状況になり、職員の方の他の業務を圧迫していた
  • 相談対応センターの開設が急務だった
  • 課題解決に採用したサービス:「一斉呼出転送」

静岡県健康福祉部 感染症対策局 新型コロナ対策推進課様では、上記のような課題に直面され、とにかくスピード感を持って相談対応センターを開設する必要に迫られていました。

固定電話の増設では、時間とコストがかかってしまうのでクラウドPBXの導入を決定。そのなかで、「転送録」は稼働の実績、低コスト、利用開始までのスピード感などの優位性が高く、利用期間中の設定変更などの利便性から導入を決定されたそうです。

相談対応センターの電話番号への架電の転送履歴が簡単にダウンロードできるため、センターへの相談件数を感染拡大の先行指標として注目、今後の感染対策の検討資料としても活用されているそうです。

事例② 某市教育委員会様

  • 「転送録」導入前に抱えていた課題
  • 労働時間の短縮のため、通常勤務時間外の電話応対の改善が必要
  • 古い電話機なので、電話会社の転送設備に対応できない
  • 市民の税金を使うことになるため、費用対効果が優先事項
  • 課題解決に採用したサービス:「電話転送切替、自動音声受付」

某市の教育委員会様では、学校における「働き方改革」の取り組みとして、労働時間短縮を目指す中、平日18時以降の電話に対しては「転送録」の「自動音声受付」を利用されています。

導入している学校の電話転送切替のスケジュール登録も、教育委員会様が一括で行われているそうです。Web画面のカレンダーで転送開始と停止を登録するだけで、自動で自動音声に切り替わるのでとても便利とのお声をいただいています。

「転送録」を利用する前は、夕方以降の電話に対しても残業している教員さんがご対応されていたため、さらに時間外労働が長くなる悪循環が生じていました。現場の先生方からも「翌日の授業の準備がはかどるようになった」などの感想が届いているそうです。

5. まとめ

役所での「電話が繋がらない」をなくすには|電話対応における問題と対策

新型コロナウィルスのような、予測もしないような状況や災害時にこそ自治体や役所の役割が大きくなります。今度いつ流行が拡大し、問い合わせや相談の電話が増えるか誰にもわかりません。そんななかで、急増する電話や受付時間外の電話、緊急の電話などへの対応が迫られた場合、スピード感はもちろんのこと、税金で運用するという性質上、コスト面もシビアに考える必要があります。

「転送録」は、クラウド型の転送サービスなので機器費用が不要で低コスト、パソコンだけで設定が完了する手軽さとスピード感に優れたサービスです。いざという時のためにも、職員さんの業務軽減・働き方改革のためにも、「転送録」の導入を検討されてはいかがでしょうか。


TOP > コラム > 看護師の人手不足の原因とは|
医療現場が抱える問題点とその解決策も紹介

看護師の人手不足の原因とは|
医療現場が抱える問題点とその解決策も紹介

公開日:2022/06/23   更新日:2022/06/23

看護師の人手不足の原因とは|医療現場が抱える問題点とその解決策も紹介

看護師の人手不足は深刻であり、業務量の多さや拘束時間の長さから「辞めたい」と考える人も少なくありません。看護師不足の原因は、過酷な勤務体制や充実していない福利厚生、過剰な仕事量にあります。在宅ワークが推進されるなか、医療現場は在宅、リモートといった言葉とは縁遠い存在といえます。そんな医療の業界で看護師が業務に集中し、高いパフォーマンスを維持するためにも、無駄な作業を省略することが大切です。

この記事では、看護業界の人手不足の現状や問題点を紹介するとともに、看護師の業務効率を高めるための対策やサービスを紹介します。

1. 看護師の人手不足による影響・問題点

看護師の人手不足による影響・問題点

日本の医療における看護師の不足は慢性的な課題となっており、現在でも解決できているとはいえません。イギリスでは1病床に2人の看護師が担当している一方で、日本では100病床あたりわずか38人で担当しており、看護師1人あたり2病床以上を担当しなければならないのが現状です。

厚生労働省のデータによると、2016年末の看護師数は約166万人です。毎年3万人ずつ看護就業者が増えたとしても、2025年には3万人~13万人の看護師が不足するという試算が出ています。

また、病院における看護師の割合は35%となっており、医師を含めた医療従事者の中でも多いです。それゆえに看護師が不足することで、医療体制そのものがもろくなることが心配されます。今後の訪問看護や介護医療を支えるためにも、看護師の人数を確保することは必須です。

2. なぜ看護師は人手不足になっているのか?その原因とは

なぜ看護師は人手不足になっているのか?その原因とは

毎年約6万人もの看護師国家試験合格者を出しながら、なぜ看護師は不足し続けているのでしょうか。看護師が不足する背景には次のようなことが考えられます。

  • 看護需要の拡大
  • 輪番などの不規則な勤務形態
  • 業務量の多さと責任の重さ
  • 離職率の高さ

看護需要の拡大

団塊の世代が後期高齢者となる2025年が迫る中、看護師の需要がますます拡大し、供給が追いついていないのが現状です。介護、福祉、医療分野全体の従業員数が不足している場合もあるため、看護師が従事する業務範囲や求められる役割が大幅に広がっているのです。

訪問看護ステーションの利用者は年々増え、2017年には22万人を超えています。同時に訪問看護ステーションの事業所も増加しており、看護師の需要もこれに比例しているのです。また、介護施設では、バイタルチェックといった要介護者の生命に近い管理業務などの重要な役割を担うため、担い手の技量も求められます。

また、地域の保健センターでは保健サービスや健康相談などを引き受けています。地域医療が充実し、豊かになるほど看護師の需要も増えるのです。

交替制勤務などの不規則な勤務形態

輪番制の夜間勤務やオンコールによる呼び出しなど、看護業界では不規則な生活を強いられることが多くなります。小さい子供がいる看護師は夜間勤務することが難しい場合もあるため、時短勤務や日勤を優先できる勤務体制でないと仕事がなかなか続けられません。

また、日勤を優先する看護師が増える代わりに夜勤を担当する看護師も職場内で固定化されることから、看護師によっては勤務体制が負担となる可能性があります。看護師不足がさらなる看護師不足を招くような悪循環となっているのが現状でしょう。

日本看護協会も交代制勤務に関するガイドラインを発表しており、現場での看護師に対するリスクマネジメントの重要性を説くほど事態は悪化しています。看護師側でできることには限界があるため、病院経営側で拘束時間や夜勤回数に制限をかけ、看護師ごとのメンタルヘルスを確保することが重要です。また、ガイドラインに則って勤務形態を最適化することが大切になるでしょう。

業務量の多さと責任の重さ

看護師は、業務量の多さや責任の重さも問題点となっています。基本的に、正看護師は准看護師のフォローをしなければいけません。准看護師は正看護師と違い、自らの判断で行動することが許されていないためです。その結果、准看護師のフォローというタスクが正看護師の業務量を増やしてしまいがちになります。特に看護処置レベルやコミュニケーションレベルなどが高い人ほど仕事量が増えるでしょう。

また、看護師資格を持つ者にしかできない仕事以外も業務としてやらざるを得ないケースがあります。特に夜間勤務においては不足する他職種のカバーも看護師が行います。例えば、電話対応、受付業務、会計、事務手続きなど、本来の看護師業務とはかけ離れた業務も看護師の仕事となっているのが現状です。

看護師業界では、新卒よりも中堅の離職率が高いのが特徴です。キャリアの浅い看護師が意図せず重要なポジションを任せられるというケースもあるため、キャリアにそぐわない重い責任を背負うような精神的負担もあります。

離職率の高さ

看護師の離職率は約11%です。日本全体の離職率の平均が約4%であることを鑑みると高い数値といえるでしょう。その原因としては、仕事のきつさだけでなく「病院の風土が古く、働き方改革が遅れている」といった点が挙げられます。

看護師は9割が女性であるため、一定の割合で妊娠・出産というライフイベントが発生します。その際、病院の福利厚生が整っていないと、本人の意思にかかわらず、仕事を辞めざるを得ない状況となります。時短勤務や平日休みなどが取りにくい環境であれば、ワークライフバランスの両立ができずに離職する場合もあるでしょう。

また、職場によっては同じ女性でありながらライフイベントに理解がない上司がいる場合もあるため、人間関係が悪化して離職に追い込まれるケースもあります。

このように、病院の体制の古さと、看護師間の考え方の相違が離職率の高さに影響していると考えられます。

3. 看護師の人手不足解消のための対策・解決策

看護師の人手不足解消のための対策・解決策

不足している看護師の人材確保には、賃金の引き上げが対策の一つとなります。「看護師のお仕事」に関するアンケート調査では、看護師が働きやすくなるための対策として「給与の引き上げ」の回答がトップです。労働の対価が見合わなければ、モチベーションとともに、看護の質も低下するおそれがあります。

「休日の取りやすさ」を求めている人も多く、福利厚生制度の見直しも必要です。勤務時間の柔軟な対応や、有給休暇の取りやすさなど改善できる点は多々あるはずです。

福利厚生が充実すれば復職を望む人が増加する可能性もあります。潜在看護師は約71万いるため、病院側で復職支援が整えられれば、復帰を望む潜在看護師も復職しやすいです。

また、新人看護師が重要ポストに就かざるを得ないような状況を回避すべく、研修や訓練などの教育にも力を入れる必要があります。さらに、電話転送を自動化したり、電子カルテを導入したりするなどデジタル化や機械化を推進することで、業務効率化を図ることも大切です。

4.「転送録」なら訪問看護などの業務の負担軽減!?

「転送録」なら訪問看護などの業務の負担軽減!?

看護師が本来行うべき業務に集中するためには、事務作業に労力を費やすのを避ける必要があります。事務作業の代表例として電話対応が挙げられますが、訪問看護や訪問介護においては必要不可欠な業務です。しかし、輪番制で連絡先が変わる際、電話の転送設定を都度変更するのはストレスの一因となっています。

株式会社ワイドテックが提供しているサービス「転送録」は電話転送を自動化できることから、日々の設定ストレスから解放されるとともに、設定漏れによる緊急連絡やオンコール対応の遅延のリスクも回避できます。

「転送録」でできること

「転送録」とは、インターネット回線を利用したクラウド型の転送サービスのことです。従来のボイスワープでは転送リストの制限や設定の手間など使いにくさがある一方で、「転送録」では転送の利便性を最大限に高めた利用ができます。

特徴として、WEB上での一括管理が可能であることや、転送リストを増設し、順次転送一斉呼出転送にも対応していることなどが挙げられます。クラウド管理となるため、端末と共有すればどの端末からもログインを可能にし、設定の変更が容易にできます。

さらに、曜日・時間ごとのスケジューリング機能が優秀で、あらかじめシフト表に応じた転送先を予約しておくと、自動転送処理をスケジュールに合わせて自動で実行できます。また、複数の回線で着信がある際は履歴に残るため、オンコールの見逃しがありません。

このように、「転送録」は、看護師の負担軽減や業務の効率化を図るために最適なツールといえます。

医療現場で看護師の負担を緩和できた活用事例

「転送録」を利用し、看護師業務の負担を緩和できた事例を紹介します。24時間体制の訪問診療、緩和ケアを行っている「医療法人社団爽秋会様」では、転送録の転送先増設サービスを利用した結果、多忙を極める朝の看護師業務の緩和を実現しました。

看護師は夜間と土日祝日も患者様からの緊急電話に対応しており、従来までは毎朝忙しい時間に手動で転送先の設定をしていました。改善を望んだ点としては、ボイスワープの切り替え設定の手間をなくすこと、転送リストの登録数を増やして利便性を高めることです。

「転送録」の利用によって輪番の看護師に自動で切り替えてくれるスケジュール機能や、通話対応中にも着信履歴を残せる機能を活用できるようになりました。その結果、分刻みで時間に追われる看護師のストレスを軽減するとともに、業務の負担を減らし、診療や看護の質を下げずに業務効率化を実現できたのです。

5. まとめ

日本の少子高齢化社会によって看護師の人手不足は深刻化しています。日々の不規則な生活や過度な業務量に対し、賃金が見合っていないのが看護業界の現状でしょう。

看護師の人材確保には、給与の引き上げや福利厚生を充実させて離職率を低下させ、復職を支援することが大切です。また、デジタル化や機械化によって業務効率化を図ることも対策となります。

電話転送を自動化できる「転送録」では、毎日のボイスワープの切り替え設定を自動で行うるため、煩わしい作業が減り、看護師が本来の業務に集中できるようになります。看護師の負担を減らし、業務の効率化を図るためにも、「転送録」の導入を検討されてはいかがでしょうか。


TOP > コラム > 訪問看護・介護の現場に欠かせない
緊急時の電話対応における課題と改善方法とは

訪問看護・介護の現場に欠かせない
緊急時の電話対応における課題と改善方法とは

公開日:2022/06/23   更新日:2023/06/19

訪問看護・介護の現場に欠かせない緊急時の電話対応における課題と改善方法とは

少子高齢化の影響により、訪問看護と訪問介護のニーズが増加しています。それに伴って、これらのサービスを提供する施設では、職員一人ひとりの負担が増しています。特に緊急時の電話対応が日々の業務と相まって現場の負担を増やしているといえるでしょう。

この記事では、訪問看護と訪問介護業界の現状を紹介するとともに、少しでも現場の負担を減らすソリューションを紹介します。

1. 訪問看護・訪問介護とは

訪問看護・訪問介護とは

「訪問看護」とは、患者の住み慣れた自宅で療養生活を送れるよう医療行為を行うことです。一方で、「訪問介護」とは、介護ヘルパーが必要な人の自宅に直接訪問して介助を行うサービスのことを意味します。一見、「訪問看護」と「訪問介護」は共通であると思われがちですが、訪問介護は訪問看護と違い医療行為ができません。そのため、業務内容やサービスを提供している機関が大きく異なります。

ここでは、訪問看護と訪問介護の概要についてそれぞれ解説します

訪問看護・介護を行う機関

訪問看護と訪問介護を提供している機関は異なります。特に以下のような機関で運営されています

<訪問看護>

  • 訪問看護ステーション
  • 保険医療機関
  • 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
  • 看護小規模多機能型居宅介護
  • 民間企業の訪問看護サービス

<訪問介護>

  • 地域密着型サービス事業所
  • 居宅サービス事業所
  • 居宅介護支援事業所

訪問看護 ・介護 の内容

前述した通り、訪問看護では医療行為が行えますが、訪問介護では行えません。そのため、それぞれのサービス内容は大きく異なります。

訪問看護の主なサービスとしては、食事や排せつなどの介助をはじめ、主治医の指示による医療処置である点滴や注射、痰吸引といった医療行為を自宅で受けられます。また、運動能力の回復に向けたリハビリを受けることも可能です。利用できる頻度は、介護保険や医療保険の加入有無やどのくらいの費用を払ったかによって異なります

訪問介護の主なサービスは、身体介護と生活援助の二つに大きく分けられます。身体介護とは、身体が不自由なことによって日常生活に支障が発生する部分をサポートするサービスのことです。生活援助とは、日常生活で必要な家事をサポートすることです。サービスを受けられる頻度はケアマネージャーなどが作成したプランの中で決められます。

2. 訪問看護や訪問介護が求められる理由

訪問看護や訪問介護が求められる理由

高齢化の影響で高齢者の増加しているため、要介護認定を受ける人数が年々増えています。医療機関や介護施設で要介護者を受け入れられる人数には限りがあることから、訪問看護や訪問介護の重要性が増しているのです。また、核家族化の進行により家族で要介護者をケアする場面が少なくなりつつあることも、訪問看護と訪問介護のニーズが高まる要因であるといえるでしょう。

3. 訪問看護・介護に欠かせない「オンコール」

訪問看護・介護に欠かせない「オンコール」

訪問介護と訪問看護の現場では、患者や要介護者の体調急変などの理由で緊急対応が必要になることも少なくありません。緊急事態に対応するために医療機関や介護施設では、「オンコール体制」という勤務体系をとっています。「オンコール体制」とは、緊急時にいつでも駆けつけられるよう看護師や介護士に携帯電話を持たせて近隣に待機させることです。

オンコール体制にて勤務している職員は、施設の近くでいつでも連絡を受けられるように待機し、呼び出しがかかった際には現場に向かえるように準備する必要があります。オンコールは、24時間365日体制で患者や要介護者を見守る必要がある訪問看護と訪問介護において重要な仕組みなのです。

4. 現場が抱える緊急時の電話対応における課題と解決策

現場が抱える緊急時の電話対応における課題と解決策

訪問看護や訪問介護の現場に欠かせないオンコール勤務ですが、オンコールで発生する電話対応には課題があります。特に以下のような課題が挙げられます

<オンコール勤務における電話対応の課題>

  • 輪番の看護師や医師にかかる負担
  • すぐに電話に出られない状況の発生
  • 転送電話の設定の手間と不便さ

ここでは、それぞれの課題の詳細について見ていきます。

輪番の看護師や医師にかかる負担

オンコール勤務に就いた看護師や医師は、いつでも駆けつけられるように準備をしておく必要があります。そのため、自宅で待機していたとしても、いつ電話がかかってくるか分からず、常に心理的なプレッシャーがあるでしょう。別業務の最中に電話がかかってきた場合でも要介護者のもとへ駆けつける必要があるため、オンコールがあることを見越したタスクマネジメントをしなければなりません。

また、医療機関や介護施設によってはオンコール勤務に対する割増手当を設けていることからも、オンコール勤務は看護師や医師に対する大きな負担となっていると考えられます。

すぐに電話に出られない状況の発生

人手不足に悩む医療機関では急患が発生した場合は受電できる人がいないといった、電話対応が困難になる時間帯が発生します。特に夜間の電話は勤務をしている職員の数も限られているため、すぐに電話に出られない状況になりやすいです。また、医療機関への電話は緊急を要するものがほとんどであることから、タイミングによっては電話に出られない状況があります。

電話に出られないことは電話をかけてきた人に対して不安な思いをさせてしまう一方で、現場ではすぐに電話に出られないのが現状です。

転送電話の設定の手間と不便さ

医療機関や介護施設の中には、すでに転送電話の仕組みを導入しているところもあるでしょう。医療機関や介護施設によっては、転送設定の変更などに使いにくさを感じていることも考えられます。例えば転送電話の設定においては、当番のスタッフの電話番号を毎回設定する手間があります。 

このような転送電話における課題を解決するには、幅広い用途に対応した転送電話サービスである「転送録」のようなサービスを選ぶことが重要です。

5. 訪問医療現場の電話対応の課題は「転送録」で解決できる!

医療事務の業務効率化には「転送録」

人手不足が深刻化する訪問看護や訪問介護の現場では、電話対応の負荷を軽減することが急務です。電話対応にまつわる課題は、「転送録」を使うことで解決できます。ここでは、「転送録」を使ってできることや導入事例について紹介します。

「転送録」でできること

「転送録」とは、株式会社ワイドテックが提供するクラウド型多機能電話転送サービスのことです。具体的には、電話転送設定の自動切替えや、あらかじめ設定した優先順位で電話を転送する順次転送サービス、複数の電話機を同時に呼び出す一斉呼出転送などの機能を備えています。株式会社ワイドテックでは、多機能な「転送録」をリーズナブルな価格で提供しています。

転送録によって課題を解決した事例

新横浜在宅クリニック様では、訪問医療も含めて24時間365日の相談対応を行っており、電話相談に対して時間ロスが発生することに課題を持たれていました。この課題を解決するために「転送録」を活用し始めました。

「転送録」の活用方法として、基本的な電話の受け手は院長のままとしつつ、院長につながらない場合は、順次指定したスタッフに転送されるよう設定しました。これによって、問い合わせが立て込んだ際も確実に電話がつながるようになったほか、チーム全体で電話対応ができるため、看護師や医師の心理的な負担軽減、患者様の「つながらない不安」を解消できました。新横浜在宅クリニックの導入事例については、こちらのページをご覧ください。

6. まとめ

訪問看護・介護の現場に欠かせない緊急時の電話対応における課題と改善方法とは

少子高齢化が進んでいる日本では訪問看護と訪問介護のニーズが増えているため、従事する職員の負担が高まっています。特に緊急時の電話対応は、医療現場にとって人手不足が顕著に表れ、大きな負担となっているのが現状です。電話対応の負担軽減には、現場に適した電話転送サービスの導入が求められます。

そこでおすすめできるのが、株式会社ワイドテックが提供している「転送録」です。「医療」「看護」「介護」業界での豊富な導入実績と手頃な値段で、現場の電話対応をバックアップできます。「転送録」を活用することでスタッフの負担を減らしつつも、患者を待たせることなくスムーズな電話対応を実現できます。ぜひ導入を検討してみましょう。


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クラウド型多機能電話転送サービスの選び方を5つのポイントで解説!

公開日:2021/09/02   更新日:2023/06/19

クラウド型多機能電話転送サービスの選び方

電話回線の代わりにインターネット回線を利用した通話が、もはや当たり前になっています。そんな中、クラウド型の電話転送サービスを導入する企業も増え続けています。

今回は、クラウド型多機能電話転送サービスを導入することで、ビジネス上のどのような課題が解決できるのかを見ていきながら、たくさんあるサービスの中から、どのサービスを選べばいいか、5つのポイントから解説します。

1. クラウド型多機能電話転送サービスとは?

クラウド型多機能電話転送サービスとは、インターネットに接続して音声を転送するサービスです。
電話の転送というと、NTTなど各通信キャリアが提供する電話転送サービスが一般的ですが、契約番号を押したり、暗証番号を押したりと手動での切替操作をしなければなりません。クラウド型多機能電話転送サービスでは、自動で電話転送の切替ができ、とても便利。
複数の電話で一斉に呼び出したり、不通の場合は次の番号に転送をかけたり、サービスによっていろいろな転送を設定することもできます。

また、利用にあたっては、特別な設備投資は不要。インターネットが接続できる環境があればどこでも利用が可能なため、導入コストが低く抑えられ、サービスの開始もスピーディに進めることができます。

2. クラウド型多機能電話転送サービスが解決する課題

クラウド型多機能電話転送サービスが解決する課題

クラウド型多機能電話転送サービスを利用することで、どのような仕事上の課題を解決することができるのでしょうか。大きくは以下になります。

  • 転送切替の解除忘れ
  • 回線キャリア別の転送切替作業
  • 担当者の不在・不通で電話がつながらない
  • テレワークへの対応

それでは、順番に見ていきましょう。

時間帯別の転送切替の解除忘れ

営業時間や時間外など、特定の時間帯に転送切替の設定をすることは多いかと思います。その際、いつもと違うイレギュラーな対応や細かい変更が発生した場合に、手動で転送切替を行っていると、うっかり切替を解除し忘れてしまうことがあります。
電話転送切替の自動スケジュール化機能であれば、平日・休日、営業時間内・時間外など、あらかじめ転送の切替の予約ができるため、転送開始や停止を忘れる心配がありません。

回線キャリア別の転送切替作業

社内では用途別に多くの回線が使われています。NTTの「ボイスワープ」やソフトバンクの「おとくライン・多機能転送サービス」、au/KDDIの「着信転送サービス」など、転送切替の設定方法は各社で異なりとても不便です。手動切替の場合は、契約番号や暗証番号など、入力操作も多く、転送設定件数が多ければ多いほど時間をとられます。
電話転送切替サービスを使えば、切替操作はすべて自動化。WEB上の設定画面で入力するだけで、あとは自動的に、転送開始や、転送停止、転送先変更などの切替を一括処理します。

担当者の不在・不通で電話がつながらない

適切に転送の設定をしていても、他の電話に出ていてつながらない、電波が届かない、電池が切れてしまったなど、即時に対応できない場合もあります。一斉電話呼び出しサービスや順次転送サービスを使えば、電話がつながらないという事態を避けることが出来ます。
一斉電話呼び出しサービスは、一度に複数の電話を鳴らし、早く確実に電話対応ができます。順次転送サービスは、あらかじめ登録した番号順に転送するため、電話をつなぎたい人に効率的につなぐことができます。
時間帯や部署の状況、かかってくる電話の内容に合わせて転送方法を選ぶことで、より適切な電話対応が可能になります。

テレワークへの対応

新型コロナウイルスの影響でテレワークの対応を余儀なくされる企業も少なくありません。テレワーク中でもオフィスに電話はかかってくるため、その対応が課題となりますが、オフィスにかかってくる電話を在宅勤務の複数の担当者へ転送する「一斉呼出転送」や、「自動音声受付」を併用して、すべての電話をまず音声ガイダンスで応答し、問い合わせ内容によって転送先の部署に分岐させるなど、通常のオフィスワークと遜色ない電話対応が可能です。

3. クラウド型多機能電話転送サービスの主な機能

クラウド型多機能電話転送サービスの主な機能を表にまとめました。

機能 概要
電話転送切替 各キャリアの電話転送サービスの契約回線に対して、電話転送設定の切替を自動化。スケジュール化、切替忘れの防止、切替作業の省力化に有効
転送先増設 転送先を増設し各キャリアの電話転送サービスでの登録先の少なさをカバー
順次転送 登録されている複数の電話番号に順番に転送。優先順位に沿った的確な電話転送が可能
一斉呼出転送 登録されている複数の電話番号に一斉コール。最短で確実な素早い電話対応が可能
自動分配転送 待機時間や通話回数をシステムが判断し、適切な転送先へ転送。電話応対の負担を均等化できる
自動音声受付 専用の音声ガイダンスを使用して電話を受付。受電業務の一次受けを省力化できる
チェックコール 登録されている電話番号にシステムが自動ダイヤルし、ボタン操作で回答を受けるサービス。安否確認や勤怠確認など業務支援に有効

さまざまな機能により、手動での処理が自動化され、今までの転送サービスで発生していたミスやロスの削減が期待できます。
順次転送や一斉呼び出し転送など、自社のニーズに合うきめ細かい転送パターンを選択することにより、電話対応の質の向上が図れたり、また自動音声受付の併用と組み合わせることで、テレワークの推進をサポートする機能も充実しています。

4. クラウド型多機能電話転送サービスの選び方は5つ!

クラウド型多機能電話転送サービスの選び方

便利な機能を備えているクラウド型多機能電話転送サービスですが、選ぶポイントは機能だけではありません。サービスを選ぶ時のポイントはこの5つです。

  • 従量制かどうか
  • 設備投資が不要かどうか
  • 設定・変更の容易さ
  • 幅広い用途・汎用性
  • 対応しているキャリアに制約はないか

それでは、一つ一つ確認していきましょう。

従量制かどうか

電話という毎日使うサービスだからこそ、料金は重要です。特に電話のように通話の時間や頻度など変動の幅が大きいものは、使った分だけの支払になる従量制が安心です。
従量制ではなく定額制の料金となっている場合、本当にその金額が、日々使用する使用量に見合うものなのか検討する必要があります。せっかく、無駄を減らすためにサービスを導入したのに、新たな無駄が発生してしまっては本末転倒です。

設備投資が不要

設備投資をしなくてもサービスが導入できるか確認することは重要です。使われている電話機が古い場合、新たな設備に対応できない可能性があります。また対応できたとしても、設備は故障や品質保証期限があり更新を伴うため、仕様が変更され現状の電話機では使用できなくなるリスクは抱えています。
また、新型コロナウイルスの影響や働き方改革など激しい環境変化の中、オフィスの統廃合やテレワークの推進など、現在の通信環境が大きく変わる可能性もあるでしょう。その場合、せっかく設備を入れたのに不用になってしまったということにもなりかねないのです。
(通信キャリアの転送サービスを契約していない場合は、事前に契約回線のための設備投資が必要となります)

設定・変更の容易さ

せっかく導入しても、転送先の設定や変更などに手間がかかったり、操作を覚えるのに時間がかかったりすると「面倒だから設定するのはやめよう」「使いたくない」と利用されなくなってしまいます。いくら便利な機能があっても、使われなければ意味がありません。
誰もが簡単に使えるかどうかはとても重要です。デモを見たり、テスト運用の期間を設けるなど設定や変更の方法について事前に確認しておきましょう。

幅広い用途・汎用性

同じ企業の中でも部署によって、顧客や職員配置などの体制も異なります。当然、電話転送の対応が必要な時間帯や求められる機能が異なることも考えられるため、幅広い用途に耐えうるか、汎用性があるかという点もサービスを選ぶポイントになります。
最初からたくさんの機能がついているプランを選ぶというよりは、多彩なプランをフレキシブルに組み合わせて、自社のニーズに適した運用ができるサービスが理想です。

対応しているキャリアに制約はないか

企業によっては、通信用途によって固定電話回線でも複数のキャリアを並行して利用している場合もあります。対応しているキャリアに制約があると、意外なところでそれが障害となってしまう可能性もあります。
また、キャリアを乗り換える制約が次々撤廃されており、気軽に固定電話の乗り換えができる時代になってきています。最適なサービスを選ぶためにも、対応キャリアに制約がないか確認しておきましょう。

5. 失敗しないクラウド型多機能電話転送サービスなら「転送録」で決まり!

失敗しないクラウド型多機能電話転送サービス

「転送録」では、電話転送サービスを便利に簡単に利用することが可能です。様々な転送サービスを業態に合わせて組み合わせることにより、業務の効率化やミスの防止などが可能になります。
個別携帯を利用する場合は、サービス利用にキャリアの制限がかかる場合も多いですが、「転送録」は対応するキャリアが幅広いことも特徴の一つです。
クラウド型なので、初期の設備投資をしなくてもサービスの導入が可能で、コストが抑えられます。また、料金も利用するサービス分の料金が個々で設定されており、運用にかかる費用の把握も容易です。公式ホームページではご利用料金のシミュレーションも可能です。
無料のトライアル期間があるので、実際に運用しながら、システムが使用しやすいか、必要な機能が十分に備わっているか確認してから、導入することができるので安心です。

「転送録」の強みは互換性・信頼性にあり

2010年からサービスを開始した「転送録」は長年運用されており信頼性が強み。ニーズに合った機能を追加し利便性を高めながら、顧客に寄り添うサービスを展開しています。
現在ある主要な固定電話のキャリアに対応しているので、他社サービスでは1拠点の切替のみが可能なところ、「転送録」では異なる拠点、各キャリアの転送サービスの切替を一括でコントロールすることができます。処理ログや履歴をWEB上で確認できるので状況を把握することも簡単。切替処理の異常結果を架電で通知することもできるので、非常時にも迅速に対応することが可能です。
教育現場では、教員の時間外対応に「転送録」を利用し、働き方改革を実施していますし、医療業界、特に在宅医療での緊急コール、夜間対応など、人員が少ない中でも迅速な対応が求められる現場において、確実に電話を受け取ることができる体制が構築できるなどの成果が報告されています。

「転送録」は働き方改革にも最適!

「転送録」は働き方改革の推進にも最適です。残業や時間外の対応を減らす業務コントロールが可能になります。

学校での例を見てみましょう。「転送録」を導入する前は、時間外にかかってくる電話の対応に追われ、残業が恒常化していました。
そのため「転送録」を導入し、スケジュール機能を使って時間外や休校日は時間外ガイダンスに自動切替、緊急連絡は市役所宿直の電話番号を案内し、それ以外の電話は、時間内にかけ直していただくようにしました。

  • 教職員の時間外電話応対がなくなる

時間外になると自動で転送切替されるため、授業の準備や事務作業に集中することが出来、残業を大きく減らしています。

  • 時間外の受電記録をWeb画面で一括管理

記録によって電話に応対していなくても状況把握でき、必要な対応が可能です。

  • 最大100件の留守電メッセージ録音※オプション

十分な件数の伝言に対応できるようにし、伝え漏れを起こしません。

「転送録」は働き方改革にも最適!

参考:『時間外電話対応ゼロ』プラン

6. 「転送録」の導入事例

産業メカトロニクス業界とインターネット学習・教育業界の企業で「転送録」が導入された事例を紹介します。

導入企業様 産業メカトロニクス業界
導入に至った背景 夜間や休日に複数拠点での電話受付から全国一括集中受付への切替が必要。手動での転送切替だったためミスが起きていた。
導入の決め手となったポイント ・構築済みのPBX(構内交換機)システムがそのまま使える
・スケジュール機能を活用し、決まった時間に自動で転送切替が可能
導入後の効果・感想 ・時間になると自動で確実に転送されお客様との関係構築に役立つ
・BCP対策にも活用でき、お客様への対応クオリティーを向上させる
導入事例ページ https://www.10so6.com/casestudy/casestudy_10

「転送録」を導入する前は、夜間や休日に関しては複数拠点での電話受付から全国一括集中受付への手動切替が必要であり、そのため人為的なミスが起きていました。
そこで、転送録で、全国一括集中受付拠点への自動転送および転送解除をスケジューリングし実施。全国にある各拠点の回線別に転送切替作業を自動で行えるようになりました。
その結果、お客様への対応クオリティーが向上し、問題点を解決することができました。
また、災害対策とて、緊急的に個別拠点での転送切替を「転送録」でリモートで即時実行することにより、継続的な業務実行が可能となりました。

導入企業様 株式会社FCEデュケーション
導入に至った背景 新型コロナウイルスの影響で学校・教育業界からの電話による問い合わせが急増。営業部署での電話取次による業務負担が増大していた
導入の決め手となったポイント ・一斉呼出転送サービスで在宅勤務の社員もオフィス同様に電話がとれる
・電話に出られない場合でも、着信先を知らせる機能で取りこぼしがない
導入後の効果・感想 ・複数サービスを組み合わせ、きめ細やかな対応と業務効率化を実現
・管理画面が使いやすく、社内異動に伴う番号変更もスムーズにできた
導入事例ページ https://www.10so6.com/casestudy/casestudy_12

新型コロナウイルスの影響で問い合わせが倍増し、営業部署での電話取次による業務負担が増大し、他部署の応援も必要になるような状況だったことから、「転送録」の導入を決定しました。在宅勤務も増えましたが、一斉呼出転送の機能を使い、オフィスにいる時と同じように電話をとることができ、営業やアフターフォローの業務を社員も電話を取り次ぐことができました。
その後、電話転送切替、自動音声受付、順次転送サービスを追加し、お問い合わせの内容ごとにつなげる部署を変えたり、取次の順番を決めるなど細かく設定することで、業務効率にもつなげています。

7. 「転送録」の全サービスを2日間無料でご体験いただけます!

「一度試しにつかってみたい」「いろいろなサービスを知りたい」という方には、「転送録」の全てのサービスが利用できる2日間無料で体験できるトライアルがおすすめです。

会員登録のみでサービスごとに2日間無料で試用でき、電話やメールでのサポートも実際のご契約時と同様なので、サービスの使用感を体感することができます。

サービスの試用手順は、以下の通りです。

  • 1.転送録のホームページから会員登録(無料)する
  • 2.発行されたIDとパスワードでログインする
  • 3.試用したいサービスを選んで設定する
      ※試用に「サービス利用申請(本契約の申込)」は発生しません
      ※電話転送切替サービスは、ボイスワープ等の契約が済んでいる場合のみ利用できます
  • 4.2日間無料お試しスタート

詳しくはこちらをご覧ください。

8. まとめ

クラウド型多機能電話転送サービス

テレワークの導入など、新しい対応が必要とされる中、クラウド型多機能電話転送サービスは、現在の電話設備を維持したまま、業務の効率化、機会損失を防ぐなどの様々な困りごとを解決する手段となるでしょう。
機能だけでなく、今回お伝えしたポイントも含め、使用感や導入した後のことも考慮してサービスを選ぶことが大切です。他の企業や業種でどのように使われているかもチェックして、最適なサービスを選びましょう。
クラウド型多機能電話転送サービスが活用されている業界は、教育現場、医療、金融、物流サービス、自治体、情報通信など多岐に渡っています。手間のかかるルーチン作業をミスなく、簡易化、効率化し、コスト削減や業務効率向上につなげていきましょう。


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仕事内容や電話対応の業務効率化に向けたポイントや対策を紹介

医療事務の電話対応|
仕事内容や電話対応の業務効率化に向けたポイントや対策を紹介

公開日:2021/07/01   更新日:2023/04/21

 医療事務の仕事

病気やケガ、検診などで病院を訪れた際、受付・会計時に対応してくれるのが「医療事務」と呼ばれる職業の方々です。
本記事では、医療事務の仕事の概要や業務効率化のポイントについて、電話応対業務に特化して詳しく解説します。
また、医療事務の電話応対を効率化するためのクラウドサービス「転送録」についても、併せてご紹介します。

1. 医療事務の仕事とは

医療事務の仕事とは、病院やクリニックで行われる医療行為全般に関わる事務のことです。
医療事務職に就くと、一般的に次のような業務を総合的に行います。

  • クラーク業務
  • レセプト業務
  • 電話対応

クラーク業務とは、来院した患者さんから診察券を預かったり、番号札を渡したりする受付に関する仕事のことです。
また、レセプト業務とは診療後の会計作業や、毎日のレジ締め、月ごとの診療報酬をまとめた帳簿付けなどを指します。
電話応対は、文字通り病院にかかってくる電話に出て、予約の受付やドクターへの取次ぎを行う仕事です。
医療事務は、受付・会計などの業務を行う合間に電話応対もしなければならず、業務範囲が広く、覚えることも多い仕事です。
とくに患者数が多い大規模な病院では、頻繁にかかってくる電話に対応しなければならず、その負担は大きくなっています。

2. 医療事務の電話対応の種類

医療事務の電話対応

医療事務の電話対応においては、患者さんからの予約や問い合わせはもちろん、ドクターへの直接の用件や医療機器メーカー・製薬メーカーなどの業者からのセールス、病院内の内線電話など、さまざまな相手とのやり取りが発生します。
通話の相手先が多岐にわたるため、患者さんと専門業者とでは使用する用語や話し方も分ける必要があるなど、多くのスキルを求められます。
とくに患者さんからはさまざまな症状や悩みを訴えられることも少なくないので、医療事務の電話対応は、細心の注意を払って慎重に行わなければなりません。

3. 医療事務職員が意識しておくべき電話対応のポイント

医療事務職員が意識しておくべき電話対応のポイント

医療事務として電話応対を行う際は、次のポイントを意識しておくことが大切です。

  • 明るく、ゆっくり話す
  • メモを取りながら用件を復唱する
  • 取次ぎ相手がいない場合は戻る時間を伝える
  • 勤務先の担当業務や担当部署を把握しておく
  • その場で解決できないことは一度電話を切って確認する

明るく、ゆっくり話す

医療事務に限らず、仕事上の電話応対の際には「明るく、ゆっくり話す」ことがとても大切です。
明るくハキハキとしたトーンで話すことで、電話をかけてきた相手への印象を格段に良くすることができます。
同時に、ビジネス通話では普段の会話以上にゆっくりめに話すのも大事なポイントです。
電話に苦手意識があり、緊張して早口になってしまいがちな方は、あえてゆっくり話すことを心がけるだけでもずいぶん聞き取りやすくなります。
また、病院に電話をかけてくる患者さんの多くは、深刻な痛みや体調不良による悩みを抱えています。
医療事務の電話対応こそ、一段明るい声を出すことで患者さんの不安を和らげ、安心して来院してもらえるように努めましょう。

メモを取りながら用件を復唱する

さまざまな相手がかけてくる可能性がある医療事務の電話応対では、メモを取りながら話を聞き、用件を復唱しましょう。
患者さん相手と業者のセールストーク相手では、話の内容も用件も全く異なってきますので、電話を受ける際はメモを取る必要があります。
また、電話を切る前に念のためメモの内容を復唱し、間違いがないか確認するとより安心です。
命に関わる医療現場で働く以上、診察予約日時や患者さんの名前、連絡先などは決して間違えてはならない重要な情報です。
万が一聞き取りミスを犯してしまうと病院全体の信頼の失墜にもつながりかねませんので、急いでいる時こそ落ち着いてメモを取り、最後に復唱して確認しましょう。

取次ぎ相手がいない場合は戻る時間を伝える

医療事務の電話応対では、ドクターへの取次ぎはもちろん、出入りしている業者さんや薬剤師への取次ぎを頼まれることも少なくありません。
取次ぎ相手が不在の場合は、戻る時間、あるいは次に在院する日時を伝えることが基本中の基本です。
また、相手が急いでいる場合は、取次ぎ先の方が戻り次第折り返し電話を入れる旨を説明し、連絡先の電話番号と名前、電話をかけてもよい時間帯を必ず聞いておきましょう。
もちろん、これらもメモを取った上で復唱します。

勤務先の担当業務や担当部署を把握しておく

勤務先の病院が大規模であれば、診療科ごとの担当業務や、担当部署を前もって把握しておくとスムーズな電話対応につながります。
とくに患者さんからかかってくる電話の中には、正確な病状や症状をご自身でも把握できていないケースが多く、診療をしたいのか薬を見直したいのかも分かっていない場合もあります。
患者さんの要望を聞いた上で、適切な診療科や担当部署に取次ぐことができれば、その後の診療もスムーズです。

その場で解決できないことは一度電話を切って確認する

電話を受けたものの、自分では分からずその場で解決できないことがあった場合は、一度電話を切って確認するのが鉄則です。
医療現場において、曖昧な指示や誤った情報は患者さんの命や健康に直接関わってくる恐れがあるため、正確な受け答えができない場合は決して「知ったかぶり」をしてはいけません。
「多分」や「おそらく」が通用しない、シビアな業界で働いているということを常に念頭に置き、わからないことはわからないと言える勇気を持ちましょう。
その上で確認することが大切です。

4. 医療事務の現場で電話対応を円滑に行うための対策

医療事務の現場で電話対応を円滑に行うための対策

医療事務の電話対応を円滑かつ効率的に行うためには、以下のような対策方法があります。抜け漏れをなくし、ミスを削減するためにも意識しておくことが大切です。それぞれの対策について、次項以下で詳しく解説します。

  • 医療事務現場の電話対応ルールをマニュアル化する
  • 電話取次を自動化する

医療事務現場の電話対応ルールをマニュアル化する

まず重要なのは、医療事務現場における電話対応のルールを明文化・マニュアル化することです。
特に個人経営の病院やクリニックの場合、明確なルールが決められておらず、これまで「何となく」応対してきたというケースが少なくありません。
そのため、電話を取る人の個別スキルに頼るところが多く、応対の質にバラつきが生じてしまうのです。
電話対応を疎かにしてしまうと、病院のイメージを左右するだけでなく、最悪の場合は患者さんの命に影響が及んでしまうリスクもあります。
たとえ小規模な病院であっても、電話対応ルールは全員が教諭できるよう明文化し、マニュアルとしてまとめておくことが大切です。

電話取次を自動化する

医療事務の現場で電話対応を円滑に行うための対策として、電話取次ぎを自動化することも非常に有効です。
電話転送サービスを利用すれば、電話をかけてきた相手に適切に応対することができ、利便性もアップします。

電話転送サービスで実現できる事例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 休診日や夜間等にかかってきた電話を、自動で転送切替する

    時間外にかかってきた電話を、時間外対応用の番号に自動的に転送します。オプションとして「診療時間外です。診療時間は×時から×時までです」といった音声ガイダンスの付加も可能です。あらかじめ登録しておけば、毎日診療時間外になると自動で転送切り替えができ、切り替え忘れによるトラブルも防げます。
  • あるスタッフが受電できない場合、つながるまで別のスタッフを次々と呼び出す

    他の業務等で電話に出られない場合でも、一定の時間を超えると他の電話番号に自動で転送し、つながるまでコールし続けます。大事な電話の取りこぼしを防ぎ、診療受付や患者さんの容体の急変などの緊急連絡も確実に受けることが可能です。
  • 電話の用件ごとに自動音声案内で振り分けする

    代表番号にかかってきた電話を、「××の方は1をプッシュ・・・」といった自動音声案内で用件ごとに振り分けることで、一次受け対応の省力化を図ることができます。診療時間案内や交通アクセスなどの固定化した問い合わせはそのまま自動音声で情報を提供し、診療予約・変更などの複雑な用件のみ通話で受けるようにすれば、電話応対に割く時間を減らせます。セールス電話対策としても有効です。

5. 医療事務の業務効率化には「転送録」がおすすめ

医療事務の業務効率化には「転送録」

医療事務の電話対応業務をサポートする電話転送システムなら、クラウドサービスの「転送録」がおすすめです。
「転送録」は、前項で挙げた診療時間外の自動での転送切替、つながるまで別のスタッフを順次呼び出す、自動音声案内による振り分け、といった機能を備えています。
また、転送に必要な機器の導入や管理が不要であるため導入が容易で、医療現場でもスムーズな利用が可能です。

実際に多くの医療現場で「転送録」が採用されており、さまざまな用途で使われています。
以下に導入実例をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

◆「転送録」の機能など、サービス詳細はこちらのページをご覧ください。

6. まとめ

医療事務の仕事の中でも、大きな役割を担うのが電話応対です。
スムーズな電話応対ができて初めて、病院やクリニックの業務が安心・安全に進みます。
本記事を参考に、貴院での電話応対について今一度見直してみてはいかがでしょうか。


TOP > コラム > 機会損失とは?その原因と対策|
営業や販売の具体例を紹介

機会損失とは?その原因と対策|
営業や販売の具体例を紹介

公開日:2021/06/10   更新日:2023/04/21
機会損失とは?その原因と対策|営業や販売の具体例を紹介

業種や業態にかかわらず、どのような企業においても営業や販売の機会を損失することは、大きな痛手となります。今回は、営業・販売で機会損失を引き起こす原因について考察し、さらに機会損失を防ぐ対策についても解説します。また同時に、機会損失防止に最適なサポートツールとなる「転送録」についてもご紹介します。

1. 機会損失とは

機会損失とは

機会損失とは、商品や製品の破損等によって具体的に生じる物理的な損失とは異なり、営業や販売等の機会を逃すことで、本来得られたはずの利益を失うという「未来的な損失」を指しています。いわゆる「儲けを逃す」ということであり、「チャンスロス」とも呼ばれています。

売り上げ・利益の減少のような数値として現れにくいために見落としがちですが、機会損失は事業の成長にとって大きなマイナスとなります。機会損失に気づかないままだと、いずれ経営破綻に陥ってしまう危険をはらんでいます。

以下で、機会損失の具体例を見てみましょう。

営業や販売における機会損失の具体例

営業や販売行為における機会損失の具体例としては、次のものが挙げられます。

  • 営業対応の遅さ
  • 販売での在庫切れ

まず最も多いのが、営業対応の遅さによって販売機会を失ってしまうことです。自社製品やサービスについて問い合わせや見積り依頼があったにもかかわらず、忙しさにまぎれて返答を遅らせることで、競合他社に乗り換えられてしまったり、顧客離れを引き起こしたりするケースです。

また、生産体制や在庫管理の不備による機会損失もよく起こりがちです。ある一定の商品がよく売れる繁忙期には、通常よりも多く生産しておけばそれだけ販売機会が増えるものですが、臨機応変な生産体制を取らないことで、売れるはずだった機会を失ってしまいます。同様に、倉庫にはストックがたくさんあるのに、小売店では在庫切れになっており、販売機会を損失する恐れがあります。

機会損失が問題に発展

企業にとって機会損失は問題やトラブルの原因となります。機会損失によって引き起こされる問題やトラブルの具体例としては、次のものが挙げられます。

  • 売り上げの減少
  • コストの増加
  • 損害賠償
  • 機会費用を失うことによる不利益

まず問題となるのは、売り上げが増えないのみならず、売り上げの減少です。当然ですが、「売れるはずだったものが売れない」ということは、その分だけ売上額が減り、利益を失ってしまうことを意味しています。また、実在庫を持つ商品であれば、本来売れているはずのものが倉庫に残っていることになり、倉庫代や保管にかかるコストが増加するという問題が発生します。

さらに取引先やクライアントの機会を損失させたことにより、損害賠償に発展するという恐れもあります。例えば、Webサイト構築会社がクライアントからECサイトの立ち上げを依頼されたとして、もし納期に間に合わなければ、クライアントはEC販売によって得られる未来の利益を失ってしまいます。この機会損失分を補填すべく、損害賠償を請求されるケースは十分に考えられます。

また、機会費用を失うことによる不利益という問題もあります。機会費用とは、「正しい選択をしていたら得られる可能性があったお金」のことで、例えばAとBの2つのコンペがあった場合、コンペAは競合が少なく勝てたかもしれないのに、コンペBに参加して負け、本来得られたはずの報酬を失うという不利益が生じるといったケースです。


2. 機会損失の原因となる外部要因・内部要因

機会損失の原因となる外部要因・内部要因

これまで機械損失とはどのようなものかを見てきましたが、ここからは機会損失の原因を考えてみましょう。機会損失の原因には、外部要因と内部要因の2種類が存在します。

    <外部要因>
  • 顧客や他社、社会の変化
    <内部要因>
  • 顧客のニーズを理解できていない
  • 戦略やプロセスに問題がある

それぞれの要因について、次項で解説します。

外部要因:顧客や他社、社会の変化

機会損失の発生には、顧客や他社、社会の変化などの外部要因が関わっている場合があります。クライアントからの一方的な契約解除や、競合他社に仕事を奪われる、社会情勢の変化によって見込んでいた売り上げが立たなくなるなど、自社ではどうしようもない理由で機会を損失してしまうケースは多々生じます。

内部要因:顧客のニーズを理解できていない

顧客のニーズをしっかり理解できていないという内部要因が、機会損失を生んでしまう恐れもあります。

例えば、シーズン品など、特定の時季だけぐんと売り上げが伸びる商品を扱っている企業の場合、過去のデータから供給量を見極めて増産するという対策により、売り上げアップにつなげることが可能になります。飲食店でも同様で、顧客が集中する時間帯にスタッフを増員することで、回転率を上げることができます。

しかしながら、このような顧客のニーズを理解できていなければ、効果的な対策を打つことができずに販売機会を失ってしまうことでしょう。

内部要因:戦略やプロセスに問題がある

営業・販売活動の戦略やプロセスに問題があるといった内部要因が、機会損失を招くこともあります。例えば、取引先からの需要量に対応する自社の従業員数が足りていなかったり、営業プロセスに課題があったりする場合、本来受注できていたはずの契約を取り逃してしまう可能性があります。

具体的には、「営業マンが多忙で契約書の作成が遅れ、クライアントを怒らせてしまい契約を破棄された」、または「初回の商談後にメールでアプローチするなど、営業活動をフォローする体制が整っていなかったため失注した」などのケースが考えられます。


3. 機会損失を防ぐための対策方法

機会損失を防ぐための対策方法

機会損失の対策としては、次の3つのような方法があります。

  • 戦略を見直す
  • 管理体制を強化する
  • タイミングを逃さない営業・販売活動をする

次項で、詳しく見てみましょう。

戦略を見直す

機会損失の対策方法の一つとして挙げられるのは、顧客のニーズを把握した、しっかりとした販売戦略を立てることです。

自社の製品やサービスのうち、何がいつどれくらい売れているのかを正確にデータ化し、分析・解析した上で最適な販売体制を整えるようにしましょう。さらに、販売だけでなく、生産、管理、物流、宣伝広告、マーケティングなど、販売活動に関わるあらゆる面で戦略を見直してみることをおすすめします。

具体的には、POSデータやお問い合わせ数、HPの閲覧状況などさまざまなデータを収集し、分析・解析した上で、関係部署との調整を行い、生産数を増減します。また、生産数の増減にあわせて滞りなく物流や販売を行えるようにしておくことも必要です。

管理体制を強化する

管理体制の強化も、機会損失を防止する対策として有効です。安定した企業運営には、「顧客管理」「在庫管理」「販売管理」など、さまざまな数値の管理が欠かせません。適正な顧客管理を行うことで、顧客のニーズを逃すことなくキャッチでき、売り上げアップに貢献できます。また、最適量の在庫を保持し続けることで、余剰在庫や品切れを起こさずに済み、いつでも顧客が求める商品を提供することが可能になります。そして日々の販売データをチェックすることで、売れ筋商品や顧客ニーズを把握し、仕入れ値や販売価格を適宜調整することもできます。

最近ではクラウドを用いた顧客管理システムなども一般的に使われるようになってきており、管理体制の強化には欠かせないものとなっています。クラウドサービスは、出先からでも顧客情報を確認できるなどのメリットも大きなものです。

タイミングを逃さない営業・販売活動をする

最適なタイミングを逃さずに営業・販売活動を行うことは、機会損失の防止に直結する対策といえます。タイミングがずれたばかりに、本来であれば受注できた契約を逃したり、顧客に購入していただけた機会を失ったりします。常日頃から好機を見逃さない姿勢が大切となるでしょう。

具体的な対策方法としては、顧客から問い合わせがあった際は即時にレスポンスをする、見込み客には電話やメールで丁寧なアプローチを続ける、といった手法があります。問い合わせへのレスポンス速度を高めるには、電話転送サービスを利用して、外出先やテレワーク中の自宅でも電話を受けられるようにする方法も有効です。


4. 営業や販売の機会損失を防ぐために!電話転送は「転送録」がおすすめ

営業や販売の機会損失を防ぐために!電話転送は「転送録」がおすすめ

電話転送サービス「転送録」は、1回線単位で手軽に利用できるクラウド型サービスです。自動音声受付や、複数の電話機の一斉呼び出しなど、利便性の高い機能を低コストで利用することができます。

「転送録」があれば、お問い合わせの電話をいったん「自動音声受付」で受けた後、「一斉呼出転送」で該当する担当者の電話を同時に鳴らして呼び出すことができます。お客様からかかってきた電話を逃さず、確実に受け取ることができ、お待たせすることがありません。もちろん、テレワーク中に本社にかかってきた電話を担当者のスマートフォンなどに転送することも可能です。

「転送録」導入の成功事例としては、全国展開する不動産販売会社様が、フリーダイヤルにかかってくるお客様からの問い合わせ電話を「転送録」で受け、それぞれの拠点地区担当者の携帯電話に一斉転送させるようにしたケースがあります。「転送録」の導入後は、各拠点3~9名程度の複数の担当者がどこにいても、誰かが必ず電話に出られるようになり、販売機会の取りこぼしがなくなりました。

◆迅速かつ確実に、問い合わせ電話に対応!不動産販売会社の「転送録」導入事例はこちらのページをご覧ください。


電話転送に割く人的リソースがなく、問い合わせ電話に出ることができずに機会を失っているなどの課題を抱えている場合は、「転送録」の利用をおすすめします。便利なクラウドサービスの導入により、貴社の機会損失を劇的に減らすことがでるかもしれません。ぜひ導入をご検討ください。

なお、タイミングを逃さない営業活動には、特定のメールを電話で知らせる「急コール」のサービスもご活用いただけます。特に、問い合わせメールや注文メールなど、受信してからすぐに対応して、チャンスロスを発生させたくない場合に有効です。あわせてご検討ください。

◆「急コール」のサービス詳細はこちらのページをご覧ください。


TOP > コラム > withコロナ時代に必要なテレワークのメリット・デメリット|
在宅での仕事に重要な電話転送

withコロナ時代に必要なテレワークのメリット・デメリット|
在宅での仕事に重要な電話転送

公開日:2021/05/17   更新日:2023/06/19
withコロナ時代に必要なテレワークのメリット・デメリット|在宅での仕事に重要な電話転送

新型コロナウイルスの感染拡大は、2020年から始まり、テレワークが推奨されています。コロナ禍で、テレワークを初めて実施したという企業も多く、従業員も新しい働き方に戸惑いや不安もあることでしょう。今回は、テレワークのメリット・デメリットをご紹介するとともに、テレワークに欠かせないオフィスの電話転送サービスについて解説します。

1. withコロナ時代に必要なテレワーク

withコロナ時代に必要なテレワーク

現在のwithコロナ時代には、新型コロナの感染拡大を防ぐために、可能な限りテレワークが推奨されています。「テレワーク」は、「tele=離れた場所」と「work=働く」をミックスさせた造語で、インターネットなどのICTを活用して会社以外の自宅やサテライトオフィス、ノマドスペースなどで仕事をし、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方を指します。

テレワークについては、2020年以前からも働き方改革の推進等で推奨されてきましたが、2020年からの新型コロナの拡大により、日本国内企業のテレワークが急速に開始されました。特に早い対応で注目されたのは、GMOインターネットグループで、2020年1月末から在宅勤務が実施されました。

しかし、テレワークに対応できる企業や業種はまだ一部に限られているようです。総務省「令和2年版情報通信白書」のなかで、2020年にパーソル総合研究所が全国の正社員に対して行った、新型コロナウイルスによるテレワーク実施の実態についての調査結果が記されています。結果は以下のとおりです。


<正社員におけるテレワークの実施率>
  • 2020年3月9日から15日まで 13.2%(2万人に調査)
  • 2020年4月10日から12日まで 27.9%(2.5万人に調査)

海外に目を向けてみると、欧米で主流の仕事に対して人が割り当てられる「ジョブ型雇用」のほうが、従来の日本の雇用形態である、人を採用してから仕事を割り振る「メンバーシップ型雇用」より、テレワークに適しているようです。たとえば、アメリカではコロナ以前からテレワークの導入が進んでおり、2015年の時点ですでにテレワーク導入率は85%というデータもあるほどです。もはやテレワークは普通の働き方として社会に受け入れらており、一例を挙げるとGoogle、Amazon、Twitter、Facebookなどアメリカに本社を置く大企業では、コロナ後も永続的にテレワークを利用するという方針を打ち出しています。


2. テレワークのメリット

テレワークのメリット

ここからは、政府も推奨しているテレワークを行うことによるメリットを見てみましょう。テレワークの主なメリットとしては、次のようなことが挙げられます。

  • 感染症対策
  • 通勤にかかるコストや時間削減
  • 各自のライフスタイルに合わせた働き方が可能

詳しくは、以下で解説します。

感染症対策

コロナ禍におけるテレワークの最大のメリットとして、感染症対策が挙げられます。自宅で仕事ができるため、通勤のために混雑した満員電車に乗る必要がなくなるほか、オフィスの会議室やエレベーター、ランチ場所などでの密集を避けられます。新型コロナウイルスは人との接触や飛沫で感染するとされていますので、感染症対策としてテレワークを行うことは理想の働き方と言えるでしょう。

企業としては、通勤や出張を減らして人の移動を少なくすることで、感染症を抑え込む一助となり、社会貢献にもつながります。

通勤にかかるコストや時間の削減

テレワークにより通勤の必要がなくなることで、毎日の移動時間や費用をカットできるというメリットも生じます。従業員は、これまで通勤にかかっていた時間を業務やプライベートの時間に当てることができ、より効率的に働くことができるようになります。また、オンライン会議の普及により、訪問や出張の機会も減り、移動の時間を他の業務にあてることもできるようになります。

さらに、従業員が通勤しなくなったことで、企業は広いオフィスを縮小し、オフィスにかかっていたコストを削減できるというメリットもあります。

各自のライフスタイルに合わせた働き方が可能

従業員一人ひとりの事情やライフスタイルに合わせた働き方ができるのも、テレワークの大きなメリットです。テレワークでは、育児や介護、通院などに合わせて柔軟な働き方が可能になります。

企業の就業規則によるところがありますが、子供が寝てから深夜に作業をしたり、業務中にいったん抜けて家事や用事を済ませたりすることもできます。仕事と家庭をバランスよく両立させることが可能なワークスタイルと言えるでしょう。


3. テレワークのデメリット

テレワークのデメリット

一方テレワークには、次のようなデメリットが存在します。

  • 情報漏洩のリスクが高まる
  • 情報共有がうまくいかない
  • オフィスにかかってくる電話に対応できない

詳しくは、以下で解説します。

情報漏洩のリスクが高まる

テレワークによる大きなデメリットとして、情報漏洩のリスクの高まりが挙げられます。自宅のみならず、知らない者同士が隣り合わせとなるサテライトオフィスやカフェなどでも仕事ができてしまうため、PCの覗き見や電話の盗み聞きにより、情報漏洩のリスクが高まります。覗き見の対策には、PCに視野角を狭めるためのプライバシーフィルムを貼る、電話の盗み聞きに対しては人のいない空間で電話をする、などがよいでしょう。

また、フリーWi-Fiを利用することで、暗号化されていない通信情報が筒抜けの状態となり、メールを送った相手先のアドレスや、閲覧しているサイトのURL等が漏洩してしまう恐れもあります。フリーWi-Fiを利用する場合には、「仮想プライベートネットワーク」とも言われる「VPN」での対策が有効です。

そして、テレワークでは、会社からPCやスマートフォンを持ち出して作業をすることもあるため、機器の紛失や盗難が頻発し、そこから情報漏洩につながってしまうというリスクもあります。特に置き忘れやすいスマートフォンは、あらかじめ遠隔ロックの使い方や、位置を特定する方法を理解しておくとよいでしょう。

情報漏洩が発生すると、情報した情報に関連する相手に迷惑をかけるだけでなく、企業の信頼性が失われてしまいます。その損失は計り知れません。情報漏洩やデバイスを紛失してしまったときの緊急時の連絡フロー・対策フローを社内で周知して徹底することも大切です。

情報共有がうまくいかない

テレワークでは、出勤していたときに比べて従業員同士が顔を合わせる機会が減り、コミュニケーション不足に陥り、チームワークに悪影響を及ぼすというデメリットも存在します。

業務連絡は電話やメールなどで行うことができても、ちょっとした会話や雑談の機会がなくなり、「相手が何を考えているか分からない」と感じる従業員も出てきます。さらに、上司が部下の評価に困る、あるいは同僚同士の人間関係の構築が難しいといった意見も聞かれます。

テレワーク中の情報共有を活発化させるには、ビジネスチャットを導入して、日常のおしゃべりのような感覚で短い会話を交わせるようにしたり、昼休みなど決まった時間に定期的にWebミーティングを開催し、画面越しに互いの顔を見られるようにしたりといった工夫を凝らす必要があるでしょう。

オフィスにかかってくる電話に対応できない

テレワーク中でも、オフィスに電話はかかってきます。電話対応をどのようにすべきかという問題は、多くの企業で課題になっています。感染拡大防止のためのテレワークのはずなのに、電話に出るために従業員が出勤せざるを得ない状況が生まれます。また、通常よりも少ない人数で電話対応をしていると、対応している従業員の負担になるばかりでなく、すべての電話が折り返し連絡になるなど、お客様にも迷惑をかけることになりかねません。


4. テレワークに必須の転送機能は「転送録」がカバー

テレワークに必須の転送機能は「転送録」がカバー

テレワーク中の電話対応にお困りの場合は、クラウド型多機能電話転送サービス「転送録」を利用することで、課題を解決できるかもしれません。

電話転送サービス「転送録」は、オフィスにかかってくる電話をあらかじめ登録した番号に一括転送する「一斉呼出転送」のほか、すべての電話をまず自動音声で受けて、問い合わせ内容によって転送先の部署を分岐させる「自動音声受付」や、優先順位ごとに順繰りに電話を鳴らす「順次転送」などの機能を備えたサービスです。クラウド型のサービスのため、工事が不要で、短期間で使用開始が可能です。

たとえば、テレワーク中にオフィスに電話がかかってきた場合、まず「自動音声受付」が対応します。見積り依頼ならばプッシュボタンで1、商品の問い合わせならばプッシュボタンで2を押してくださいなどと音声でご案内し、番号を選択してもらいます。押された番号により電話の内容が事前にわかるので、自動でそれぞれの部署に転送していくイメージです。お客様もスムーズにご案内でき、さらに電話を受ける側も自身が担当する電話だけ受けることができ、業務が効率化します。

実際に、テレワーク中に急増した電話対応に、「転送録」をご活用いただいた企業様もいらっしゃいます。導入事例はこちらからご覧ください。

◆問い合わせ電話の急増にも「転送録」で対応、サービスを組み合わせて業務効率化も
 詳しくはこちらのページをご覧ください。


「転送録」を運用する株式会社ワイドテックは、ICTを活用しテレワークを普及させることを目的とした「一般社団法人 日本テレワーク協会」の正会員でもあります。貴社のテレワーク推進の一助になる「転送録」の導入を、ぜひご検討ください。

◆ワイドテックの「一般社団法人 日本テレワーク協会」正会員加盟について
 詳しくはこちらのページをご覧ください。


TOP > コラム > テレワーク中の電話転送のやり方を解説|
在宅勤務でも電話対応は可能!

テレワーク中の電話転送のやり方を解説|
在宅勤務でも電話対応は可能!

公開日:2021/04/19   更新日:2023/06/28
テレワーク中の電話転送のやり方を解説|在宅勤務でも電話対応は可能!

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、世の中に浸透しつつあるテレワーク。テレワークが可能な職種では、従業員は出社しなくても家などで仕事ができます。しかし、会社にかかってくる電話には応じなければなりません。電話対応の問題をクリアできず、交代で出勤したり、なかにはテレワーク自体を諦めてしまったりする企業もあるようです。今回は、テレワーク中の電話対応を解決する、電話転送のやり方について解説します。

1. テレワーク中の電話対応の問題

テレワークを実践する企業が抱える共通の悩みの一つは、会社にかかってくる電話対応をどうすればよいか、という問題です。具体的には、次のようなことが問題になっています。

【テレワーク中の電話対応にまつわる問題】
  • 電話対応のために出社
  • お客様・取引先からの電話に出られないことによるトラブル
  • 電話の取り次ぎにおけるミス
  • 電話で会話できないことで起こるコミュニケーションミス

まず一番の問題は、テレワークができる環境が整っているにもかかわらず、電話対応のために出社しなければならなくなることです。特にコロナ禍では、人の移動を減らすことを目的にテレワークが推奨されています。従業員の健康を守るためにも、企業としては、なるべく出社を減らしたいものです。

コロナ対応のテレワークから、ニューノーマルのテレワークへ

また、交代制で電話の当番をする企業では、せっかく出社しても、通常よりも出社している従業員が少ないため、お客様や取引先の電話に出られないということも発生しているようです。お客様や取引先から「ぜんぜん電話がつながらない」とクレームにつながり、トラブルになってしまうこともあります。

さらに、通常の勤務であれば、従業員同士の電話の取り次ぎは内線ボタンを押すだけで簡単にできますが、テレワーク中は、担当者から折返してもらう必要があります。担当者の携帯番号を調べているうちに、別の仕事が入ってきて、取り次ぎを忘れてしまうなどというミスも起こりがちです。


2. 電話対応の問題は電話転送サービスの利用で解決

さまざまあるテレワーク中の電話対応の問題ですが、電話転送サービスを利用すれば解決できます。電話転送とは、会社にかかってきた電話を指定の番号に自動で転送できるサービスです。

電話をかけるお客様も取引先も、いつもの電話番号に電話をするだけで、設定された携帯電話番号に自動転送されますので、かけなおしていただくなど、手間をかけさせることはありません。

【電話転送サービスのメリット】
  • テレワーク中の電話対応の問題を解決できる
    1. 従業員は電話当番のための出社は不要
    2. 電話の取り次ぎミスを削減
    3. 電話によるコミュニケーションの維持

  • お客様や取引先はいつもの電話番号に電話をすればよい


3. 代表的な電話転送サービス

国内の代表的な通信事業者(キャリア、電話会社)は、ほぼ一様に電話転送サービスを行っています。各社の電話転送サービスは以下のとおりです。

  • NTT東日本・西日本「ボイスワープ」
  • ソフトバンク「多機能転送サービス」
  • KDDI光ダイレクト「着信転送サービス」

「ボイスワープ」は、NTT東日本・西日本が手がける電話転送サービスです。NTT東日本・NTT西日本の加入電話(固定電話)、INSネット(ISDN回線)、ひかり電話(IP電話)で利用でき、あらかじめ指定した番号に転送することができます。

ソフトバンクが手がける「多機能転送サービス」は、同社の固定電話サービス「おとくライン」の回線契約者が付属できる、有料オプションです。着信があった場合、指定された別の電話番号に転送するサービスです。

KDDI光ダイレクトの「着信転送サービス」は、同社のIP電話 (IPフォン)・直収電話の回線契約者向けの、オプションサービスです。着信時、あらかじめ指定した電話番号への転送のほか、用途に合わせた設定が可能です。


4. テレワーク・在宅勤務中の電話転送のやり方

電話転送サービスを利用する場合の利用の流れについて、今回は、NTT東日本・西日本「ボイスワープ」のアナログ回線を例にご説明します。

<NTT東日本・西日本「ボイスワープ」の転送設定方法>
  1. 転送先の電話番号を登録する(複数に転送したい場合は、複数の電話番号を登録)
  2. 転送の条件を設定する。すべての電話を転送する「無条件転送」か、一定以上コールした後に応答がなければ転送する「無応答時転送」かを選ぶ
  3. 音声ガイダンスを設定する
  4. いったん電話に出た後に転送する「応答後転送」にしたい場合は、設定する
  5. 転送を開始

「ボイスワープ」の設定は比較的簡単に行えますが、毎日の転送開始/停止の切替や、日にち・時間帯によって転送先を変更する場合は、都度、手動で切替操作をする必要があります。


5. 転送設定を自動化・スケジュール化したい場合は、ワイドテックの「転送録」電話転送切替が便利です

会社にかかってくる電話の転送先を複数設定したい場合は、ワイドテックの「転送録」が便利です。最初の設定は必要ですが、その後は自動で転送され、手動切り替えの手間がかかりません。

「転送録」は、1サービス・1回線単位で手軽に利用できるクラウド型の電話転送サービスです。クラウド型サービスのため、専用の設備や機器の設置は不要です。転送する日時や転送先電話番号は、Web画面でまとめてスケジュール登録が可能です。

以下で、「転送録」を利用するメリットをご紹介します。

【「転送録」を利用するメリット】
  1. ボイスワープ等の電話転送切替操作を自動化できる
    「転送録」の電話転送切替サービスには、スケジュール予約機能があります。日時・曜日の繰り返し処理に対応するため、「出社時に転送を停止し、退社時に開始」といった毎日の切替操作が不要になります。そのため、転送開始・停止を忘れた、設定に失敗したなどのヒューマンエラーを防止します。

  2. Webで簡単に設定できる
    「転送録」の電話転送切替サービスは、Web画面に入力するだけで、転送登録が完了します。「ボイスワープ」などに契約している電話番号と、転送先の電話番号をWeb画面に入力し、設定した後は、24時間自動で処理します。

  3. 必要なのはインターネット利用環境のみ、設備投資は不要
    「転送録」の電話転送切替サービスは、インターネット環境があればどこでも利用可能です。テレワークはもちろん、急な外出や出張などでも安心して設定することができます。特別な設備投資をすることなく、SOHO・小規模オフィスなど電話回線が少ない会社でも、無駄なく効率的に利用できます。

  4. 複数キャリアの電話転送サービスに対応
    「転送録」は、複数キャリア(電話会社)の電話転送サービスに対応しています。選択肢が多く、さまざまなお客様に利用していただけます。

  5. 6.「転送録」導入で失敗なしで電話転送ができる

    コロナ対応のテレワークから、ニューノーマルのテレワークへ

    ワイドテックの「転送録」を導入すれば、従業員は電話当番などのために出社することなく、テレワークで安心して仕事ができます。また、ミスやトラブルを防ぐことができ、お客様や取引先にも影響を与えません。これまで、キャリアの電話転送サービスを利用していても、登録が億劫で使うのを辞めてしまったり、転送切り替え忘れなどのミスにより機会損失してしまったりしていたかもしれません。テレワークや新たな働き方が求められているいま、ぜひ「転送録」のご活用をご検討ください。

    ◆「転送録」の利用イメージが動画で分かる!こちらのページをご覧ください。


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コロナ対応のテレワークから、ニューノーマルのテレワークへ

公開日:2020/08/07   更新日:2022/03/25
コロナ対応のテレワークから、ニューノーマルのテレワークへ

新型コロナウイルスの感染拡大によって、経済がマヒし、社会に大きな影響を与えました。多くの企業では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、テレワークの導入が盛んになっています。しかし、テレワークはオフィスで働く状況とは異なる点が多数あり、従業員から戸惑いの声が挙がる企業も多いのではないでしょうか。

では、テレワークでもオフィスと同じ水準で働き、業務パフォーマンスを上げるにはどうすれば良いのでしょうか。今回は、テレワークを実施するうえで大切なニューノーマルの概念や、新しい働き方を加速させる便利なテレワークツールを詳しく解説していきます。

1. withコロナの日常「ニューノーマル」とは?

新型コロナウイルスの感染拡大は、世界規模の経済危機をもたらし、私たちの生活様式も大きく様変わりしました。コロナショックによる経済危機は、世界経済の大部分を急激に停滞させ、人々の恐怖心を増幅させています。

著名なエコノミストのモハメド・エラリアン氏は、“仮に世界経済が景気回復を果たしたとしても以前のような状態に戻らない”とする概念を「ニューノーマル(新常識)」と提唱しました。もともとは、2008年に起きたリーマンショックによる世界金融危機以降の世界経済を議論する際に用いられた考え方です。

新型コロナウイルスの感染拡大は、社会的に大きな影響を及ぼし、変化を促す出来事として今後も語り継がれるでしょう。ニューノーマルとは、新型コロナウイルスのパンデミックによって新しく誕生した“コロナと共存していく生活形態”や“コロナと共に歩んでいく世界経済の在り方”を指します。

コロナ禍後は、新しい生活様式やこれまでにないビジネスへのシフトなど、消費行動や産業構造などあらゆる場面において大きな社会変化をもたらします。ニューノーマル時代の仕事・産業ではテレワークの推進、AIの導入、ロボティクスなどデジタルシフトの流れが顕著です。

ニューノーマル社会では、従来通りの常識や価値観が通用しにくくなります。では、経営者がこれまで通り企業を存続させるには、今後ニューノーマルにどう対応していけば良いのでしょうか。

2. テレワークが「当たり前」になる時代に

日本国内では2020年4月、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発令。ビジネスにおいては出社制限、出張禁止、会議の縮小など、従来の働き方が大きく変化しました。企業は相次いでオフィスへの出社を控え、時間や場所に制約を受けないテレワークによる働き方へとシフトしています。

東京商工会議所のアンケートでは、テレワークを実施している中小企業は26.0%、実施検討中は19.5%と、どの企業も意欲的な姿勢がうかがえます。一方で、テレワークを実施したくてもできない企業も存在します。アンケートには、主に以下3つの課題が記されていました。

  • 社内体制の整備
  • パソコン等ハードの整備
  • セキュリティの確保

※参照元:「新型コロナウイルス感染症への対応に関するアンケート」調査結果|東京商工会議所

上記の課題の中でも、経営者を大きく悩ませる課題は“社内体制の整備”です。なぜなら、ニューノーマルなテレワークを実施するには、従来型の企業文化や制度、技術について見直し、さまざまな角度から社内体制を整備していく必要があるからです。

ニューノーマルのテレワーク実施に向けて、導入ポイントや社内の勤務規定については以下の日本テレワーク協会の記事を参考にしてみてください。

テレワーク導入のポイント|日本テレワーク協会

テレワークに関わる勤務規則例|日本テレワーク協会

3. 電話とオンラインの融合がニューノーマルの働き方

ニューノーマル時代に適した営業手法として、在宅でのテレワークという働き方が定着する可能性が高まっています。これまでのような「会うことが前提」の対面営業は、顧客側も望まないだけでなく、在宅勤務でそもそもオフィスに人がいません。そういった意味で、テレワークは対面リスクを回避できる新しいワークスタイルといえるでしょう。

いち早く、ニューノーマルな働き方を実践している企業は、電話とオンラインを組み合わせた営業スタイルにシフトしています。教育、医療・介護、飲食、販売、金融、不動産といった業種では、リアル空間での対面業務が一般的でした。しかし、ニューノーマル時代ではリモートやオンラインによるコミュニケーションなどが主流になります。営業アポでは電話でアプローチし、オンラインツールで情報共有を行うという流れになっています。

しかし、顧客からの問い合わせ対応や当番制の業務で夜間や休日に電話対応をしなくてはいけない仕事の場合、フレキシブルな電話対応が求められます。

4. ニューノーマルへの備えとしておすすめする「転送録」

ワイドテック(以下、弊社)の「転送録」は、オフィスに行かずに、自宅にある固定電話やスマホを転送先に指定できる安価で簡単に導入できるテレワークツールです。弊社は、「一般社団法人 日本テレワーク協会」に正会員として入会し、ICT(情報通信技術)を利用した場所や時間にとらわれない柔軟な働き方であるテレワークの発展に寄与しています。

テレワークツールとして転送録を導入すれば、自宅や外出先、カフェ、コワーキングスペースなどでも電話応対ができます。1サービス・1回線単位で手軽に利用できるクラウドサービスで、電話転送切替や転送先増設、順次転送など、ニューノーマルのテレワークに活用できる機能が充実しています。

これら転送録サービスの中でも、ニューノーマルなテレワークへの備えとして“一斉呼出転送”と呼ばれるおすすめのサービスをご紹介します。

●転送録の一斉呼出転送とは?

一斉呼出転送とは、登録した複数の電話番号へ一斉に呼び出し、最初につながった相手へ、かかってきた電話を転送するサービスです。転送録の一斉呼出転送サービスを利用すれば、事前登録しておいた最大10件の転送先を一斉に呼び出せるため、お客様をお待たせしません。

一斉呼出転送オプションの「スケジュール機能」を利用すれば、一斉呼出転送先を平日や休日、営業時間内、営業時間外など、お仕事の状況やシフトなどに合わせて一斉呼出転送パターンを自由に変えられます。

平日用・休日用などのパターンを事前登録し、パターン入替日時を設定すれば、スケジュールに従って、システムがパターンを自動で入れ替えます。オプション追加時点で5パターンの用意がありますが、パターン登録数の追加も可能です。

5. まとめ

コロナ対応のテレワークから、ニューノーマルのテレワークへ

テレワーク導入までのハードルの一つとして代表的なのが、電話応対の問題でしょう。テレワーク導入をスムーズに進めるためには、オフィスで働く時と同様に簡単に電話対応できる仕組みの整備が必要です。ワイドテックの転送録の一斉呼出転送を利用すれば、オフィスにかかる電話を取り次ぐ必要がなくなり、お客様からの大切な電話を取りこぼしません。

テレワーク推進に困っている経営者や事業担当者、プロジェクトリーダーは、電話応対を効率的に改善できる電話転送サービスで、新しい働き方を実現しませんか。



TOP > コラム > 【行政書士事務所の開業】
効率的に営業活動するための秘訣とは?

【行政書士事務所の開業】
効率的に営業活動するための秘訣とは?

公開日:2020/06/26   更新日:2022/12/21
【行政書士事務所の開業】効率的に営業活動するための秘訣とは?

法律や行政手続きの専門性を生かした仕事のひとつに行政書士があります。しかし、士業とはいえ他の行政書士はライバルである以上、仕事を請け負うための営業活動は欠かせません。そこで今回の記事では、行政書士として仕事を請け負う際に営業活動を効率化するための秘訣について解説します。

1. 行政書士として開業する際の悩み

行政書士の業務には主に「契約書の作成」「自動車登録の申請」「相続・遺言」など多岐にわたりますが、行政書士の資格を取得したからといって自動的に仕事が舞い込んでくるものではありません。

行政書士になったばかりの人であれば、まずは大きな行政書士事務所や法律事務所に勤め、実務経験を積んで自分の強みや得意分野を伸ばしていくケースも多いです。その後、行政書士としての仕事に慣れてきて多様な経験を積んでいくと、なかには自分で事務所を開き独立したいと考える人も出てきます。または、もともと独立したいという夢を抱き、行政書士事務所などで修行を積む人もいるでしょう。

しかし、いざ一人で事務所を開業したとしても、本当に大変なのはその後の事業運営です。特に、仕事を獲得するための営業活動は欠かすことができず、事務所を不在にしていたり電話に出られなかったりといったタイミング次第で仕事を逃してしまうケースもあるのです。

開業したての行政書士にとっては、事務スタッフを雇う余裕もないため、最初は自分一人で雑務や電話対応を行う必要があります。行政書士は必ずしもオフィスのような事務所を構える必要はなく、自宅の一角を仕事用の事務所として活用しているケースも多いですが、依頼者からの電話に出られない状態が続くと依頼や相談案件が来なくなり、事業に大きな影響を与えることも考えられるのです。


2. 行政書士の信頼度を左右するもの

行政書士に何か仕事を依頼しようと考えたとき、電話がつながらずアポイントが取れないとそれだけで信頼を失くし、他の行政書士に仕事が流れていってしまうリスクがあります。そこで多くの人は連絡用のツールとして携帯電話を活用しています。「080」や「090」から始まる電話番号が名刺や事務所のホームページに記載してあったとしても、違和感なく連絡をしてくれる依頼者や相談者は多いでしょう。これは携帯電話だけではなく、「050」から始まるIP電話回線についても同様のことが言えます。

しかし、依頼者によっては携帯電話やIP電話の番号のみが記載された事務所よりも、一般の固定電話番号がある事務所を選ぶケースもあります。特に規模の大きい行政書士事務所や法律事務所などは、いずれも固定電話番号が掲載されているところがほとんどで、携帯電話やIP電話が窓口となっているところは稀です。

このように、携帯電話やIP電話が一般的な存在となり全盛の時代であっても、事務所に固定電話があるか否かで信頼度が変わることも考えられるのです。もちろん、行政書士の信頼度は依頼者とのコミュニケーションや依頼内容の確実な遂行などさまざまな要素が挙げられますが、まずは仕事を請け負うための入り口となる連絡手段も重要なポイントと言えるでしょう。


3. 機会損失を防ぐために有効なツール

各企業のBCP対策状況を調査すると、約半数の企業において対策内容が不十分であったり、思うように進んでいなかったりといった課題認識をもっていることがわかりました。

行政書士事務所にとっては携帯電話やIP電話よりも固定電話番号のほうが有利であると分かっていても、事務所を不在にしたら電話に出られないと不安に感じる人も少なくありません。そこで、転送電話を導入することによって、事務所不在時に電話がかかってきても携帯電話などに転送でき、電話を取りこぼす心配がなくなります。依頼者からは事務所の固定電話番号しか見えていないため、実際に相手方が携帯電話で受けているのか固定電話で受けているのかは分かりません。

転送電話を事務所に導入すれば、わざわざ電話を取り次ぐ秘書や事務スタッフなどを雇う必要もなく、余計な人件費やコストをかけずに対応できるためコストパフォーマンスも高いでしょう。また、転送電話のなかにはあらかじめ登録した電話番号だけを転送する機能や反対に登録した番号は転送せず、それ以外の番号はすべて転送するといった使い方もできます。

転送電話そのものは月額数百円程度のコストで手軽に利用できますが、もし自宅を事務所として利用するのであれば、仕事用の電話回線を新たに設置するなどして分けたほうが良いでしょう。自宅の電話回線に仕事の問い合わせや相談がかかってくると、対応した家族によっては正しく用件を伝達できなかったり失念したりといったリスクも考えられ、場合によっては行政書士としての信頼度にかかわることもあります。


4. 行政書士事務所に固定電話を手配する方法

行政書士事務所の開業に合わせて固定電話を設置する場合、もっとも一般的なのはNTTの固定回線として契約する方法です。電話加入権を支払い、新たに事務所内に電話回線を引き込む方法ですが、あくまでもこれは電話回線のみに限定されます。多くの事務所ではインターネット回線も同時に利用するケースが大半なため、現在ではインターネットと同時に契約し、料金もパッケージ化されている「ひかり電話」として申し込むのが一般的です。

重要なのは、一般加入電話やひかり電話、直収電話などそれぞれの回線で提供されている転送電話サービスも同時に検討することです。たとえばNTT・ひかり電話であれば「ボイスワープ」という転送電話サービスを提供しています。

転送電話サービスはあくまでも固定電話回線の付加サービスやオプションサービスであり、後から申し込むこともできます。ただし、たとえば現在ひかり電話を利用中の回線にボイスワープの機能を追加するとなると、別途2,000円の工事費が発生するため注意が必要です。


5. 独立時の大きな力になる「転送録」

行政書士として事務所を開業する際におすすめなのが、転送電話機能を有した「転送録」というサービスです。NTT東西のボイスワープをはじめとして直収電話の転送電話にも対応。Web上から電話転送の切替操作や転送先の設定、複数の番号への順次転送などの機能も充実しており、通常の転送電話よりも幅広い活用方法があります。

行政書士として独立したばかりのタイミングにおいては、多くの顧客先を回ったり、慣れない雑務に追われたりして手が回らないことも少なくありません。少しでも早く事業を軌道に乗せ、行政書士として安定して仕事を遂行していくためにもオフィス設備は重要です。クラウド型の転送電話として多くの企業に採用されている「転送録」は低コストで導入でき、ビジネスのチャンスを逃す心配もありません。


6. まとめ

開業したばかりの行政書士にとって、電話は重要な営業ツールです。「顧客との連絡手段に苦労している」、「効率的な営業活動を実現したい」、「事務所運営において少しでもコストを削減し経営を効率化したい」というビジネスパーソンは、ぜひ転送録の導入をご検討ください。

開業したばかりの行政書士にとって、電話は重要な営業ツールです。電話に出られないばかりに仕事依頼を逃してしまうことは避けるべきでしょう。

開業して間もない行政書士はもちろん、「顧客との連絡手段に苦労している」、「効率的な営業活動を実現したい」、「事務所運営において少しでもコストを削減し経営を効率化したい」というビジネスパーソンは、ぜひ転送録の導入をご検討ください。


TOP > コラム > 中小企業にも重要なBCP対策!
災害時の連絡手段としても活躍する転送電話

中小企業にも重要なBCP対策!
災害時の連絡手段としても活躍する転送電話

公開日:2020/05/22   更新日:2023/04/21
中小企業にも重要なBCP対策!災害時の連絡手段としても活躍する転送電話

※2020年5月時点の情報をもとに執筆

新型コロナウィルスの感染拡大によって緊急事態宣言が発出され、倒産が急増する中、BCP(事業継続計画)に注目が集まっています。

世界的規模の感染症や自然災害といった緊急事態下において、事業継続するために必要なBCP。中小企業がBCP対策を講じる際にはどのような点に注意すべきなのかを紹介するとともに、ひとつの有効な手段として転送電話サービスをピックアップして解説します。

1. 災害の多い日本で注目されるBCP

BCPは、災害やテロなどの有事が起こった際に、可能な限り早期に事業を復旧または継続するための対策を指します。例えば本社だけではなく複数の地域に拠点を分散するケースや、最近ではテレワークの導入もBCP対策のひとつとして注目されています。

そもそも日本は先進国の中でも地震や台風などの災害が多い国です。特に2011年の東日本大震災では関連倒産が相次ぎ、あらためてBCP対策の重要性が浮き彫りになった背景もあります。そのため、現在多くの企業が万が一の事態に備え、さまざまなBCP対策を講じています。

また、2020年には新型コロナウィルスの感染拡大もあり、従来の自然災害に加えて感染症という新たなリスクも浮き彫りになりました。あらゆる事態を想定しつつ、可能な限り事業を存続させられる組織の体制作りが重要となっています。


2. BCP対策が不十分なことで起こる問題

日本では東日本大震災を契機にBCP対策の重要性が増してきたと紹介しましたが、実際に当時の関連倒産を見てみると、2011年3月から2016年2月までの5年間で実に1,898件にのぼります。

こうした震災による甚大な被害を受け、事業継続戦略に注目する企業が増加しました。NTTデータ経営研究所がまとめた調査によると、東日本大震災の2年後にあたる2013年のBCP策定済み企業は約4割で、東日本大震災発生当時から約1.5倍増加しました。

特に、ライフラインを支える電気やガス、通信などの企業はもちろんですが、最近ではコンビニやスーパー、ドラッグストアなどの商業施設も重要な社会インフラの担い手となっています。これらの企業を中心に、もはやBCP対策は自社の事業を存続させるという目的だけではなく、社会機能を維持するために不可欠な対策と認識され始めています。

一方で、取引先や顧客といった外部との連携がBCP対策に含まれますが、企業の対策実施率は3割を切っていて、解決すべき課題といえるでしょう。

※参考
https://www.nttdata-strategy.com/newsrelease/archives/130228/


3. 企業が抱えるBCPに対する課題

各企業のBCP対策状況を調査すると、約半数の企業において対策内容が不十分であったり、思うように進んでいなかったりといった課題認識をもっていることがわかりました。

その理由についてヒアリングしてみると、そもそもBCP対策のノウハウが不十分であることや、自社単独でのBCP対策には限界があることを挙げています。多くの中小企業では原材料を仕入れたり物流業者に依頼したりといった形で、さまざまな取引先との連携のうえで事業が成り立っています。そのため、自社単独でBCP対策を講じようとしても、そもそも限界があることがわかります。

十分なBCP対策を講じるためには、取引先など外部も含めた複数の企業が有事の際を想定した連携の手段確保や動き、手順などを協力して検討していく必要があります。

※参考
https://www.nttdata-strategy.com/newsrelease/archives/130228/


4. 新型コロナウィルス対策で注目されるBCP

新型コロナウィルスの感染拡大を防止するため、現在多くの企業ではリモートワークや営業自粛が続いています。外出自粛要請が長期化すればするほど、人々の生産活動や消費行動も鈍化し、経済的なダメージは徐々に深刻になっていくことは明らかです。

また、今回発生した新型コロナウィルスよりも致死率や感染率が高い感染症が蔓延し、国内でパンデミックが起こった場合を想定すると、さらに経済活動は停滞することが考えられます。ほとんどの従業員は出社できず、感染症による死亡などによる人的リソースの被害も想定されるでしょう。

そのような中でも、可能な限り経済を維持していくためには、出社しなくても事業運営が可能な企業はテレワークやリモートワークを推進していく必要があります。今回のような不測の事態が起こったケースを想定し準備しておくことも、BCP対策において重要な項目のひとつであると考えて良いでしょう。


5. 「転送録」ならスムーズな連携体制を確保できる

BCP対策において重要な「限られた人員による効率化」や「現場間でのスタッフ同士の連携」を解決する代替手段して「転送電話」は有効な手段のひとつです。

災害時における通信手段の確保とスムーズな連携を行うなら、ワイドテックの「転送録」がおすすめです。クラウドサービスの転送録なら、電話回線が混雑し繋がりづらい場合でも通信回線が確保できるため、不測の事態でも業務を継続させることができます。

また、転送録の「一斉呼出転送」を使えば、登録した携帯電話番号へ、同時にコールしますので、複数名でお客様の電話に対応できますし、固定電話が壊れた場合でもIP電話のため、通話が可能です。

転送録は、NTTやソフトバンク、KDDIなど各キャリアの転送サービスをご契約の回線に対して、電話転送設定の切替操作を自動化するサービスです。新たな回線を契約したり、デバイスを購入したりすることはなく、導入コストが低い点もメリットのひとつです。

このように、転送録はオフィスにおける緊急時の有効な連絡手段として活用でき、BCP対策において心強い味方になってくれるでしょう。


6. まとめ

BCP計画を策定する中で、外部との連携や従業員との連絡手段を何にすべきか悩んでいる場合は、「転送録」の導入をぜひ検討してみてください。

不測の事態に備えるためにも、BCP対策の重要性は増してきています。これまでは地震や台風といった自然災害に対する備えがメインでしたが、今回新たに感染症対策という新たな課題も突きつけられ、多くの人々のライフスタイルが一変しようとしています。

あらゆる事業は取引先など複数の企業が手を組んで展開している以上、BCP対策は企業単独でできるものではありません。今回紹介してきたように、有事を想定したうえで事業が継続できる体制をあらかじめ構築しておく必要があります。

また、通信回線が混雑して繋がりづらい中でも、従業員への連絡手段を確保しておくことも重要といえるでしょう。転送録はそのような状態であっても通信手段を確保するために有効なものです。BCP計画を策定する中で、外部との連携や従業員との連絡手段を何にすべきか悩んでいる場合は、「転送録」の導入をぜひ検討してみてください。


TOP > コラム > 工夫次第で時間外対応を軽減!
教員の働き方改革に役立つ電話サービスとそのポイント

工夫次第で時間外対応を軽減!
教員の働き方改革に役立つ電話サービスとそのポイント

公開日:2020/03/30   更新日:2023/06/19

働き方改革の実現に向けて、多くの企業で課題となっているのが業務効率化です。なかでも教員が働く学校においては、業務の性質上なかなか大胆な改革に踏み切れないでいるところも多いようです。
働き方改革と聞くと、単純に「残業時間の抑制」や「育児休暇取得の推進」といった項目を挙げ、肝心の業務量や業務プロセスの改善に着手しないまま推し進めようとする企業もあります。しかし、工夫次第で学校においても時間外対応を軽減することは可能であり、少しずつでも教職員が働きやすい環境に移行させていくことが重要です。
今回は教員の働き方改革に役立つ有効な電話サービスをご紹介します。

1. 教員の働き方改革の必要性

はじめに、学校などの教育現場において、教員がどのような労働環境に置かれているのかを確認しましょう。

通信教育や出版を手掛けるベネッセの調査によると、小学校・中学校・高校いずれの教員も、平均11時間30分以上にわたって校内で何らかの業務を行っていることが分かりました。そもそも教員の仕事は児童生徒に授業を行うのはもちろん、授業の準備、テストの採点など多岐にわたります。さらに部活動の顧問や教職員会議などに追われる日も多く、長時間労働につながるさまざまなポイントがあるのが現状です。

ベネッセが同様に行ったアンケートのなかには「教員の満足度」という項目もありました。やりがいや学習指導の内容などに関しては50%以上の教員が「満足している」と回答しているのに対し、仕事と私生活のバランスに関しては30%程度の低い数値を記録しています。

特に数値の低い中学校の教員について見てみると、教員の年齢が若ければ若いほど満足度が低い傾向にあることが分かりました。なかでも26~30歳の中学校教員の場合は70%以上が「あまり満足していない」または「まったく満足していない」と回答。つまり過酷な教員の労働環境を改善していかなければ、若手教員が減り学校教育現場が崩壊する危険性すらあるのです。

※引用元
教員の勤務実態と意識|ベネッセ


2. 全国の教育委員会が実際に取り組む働き方改革とは

文部科学省は、学校における働き改革の取り組みを進めるにあたり、教員の勤務実態調査を行っています。

令和元年度の「学校の働き方改革のための取組状況調査結果」では47都道府県にアンケート調査。職員の勤務時間に相当する「在校等時間」の把握方法の約7割が「ICカード、タイムカード、パソコンの使用時間の記録などによる客観的な方法で把握している」と回答しました。

また、教員の長時間勤務を解決する取り組みとして、外部から部活動の指導を請け負う顧問を派遣するといった方法も注目されています。

そして、上記2つに続いて職員の働き方改革に効果が大きいと考えられる取り組みとして、「留守番電話の設置やメールによる連絡対応の体制整備」があります。これは時間外業務の削減に直接的に影響が大きいとして多くの教育委員会が実施しています。都道府県での実施率は44.7%ですが、市区町村では24.9%と検討中または取り組んでいないところもあるようです。

もちろん長時間労働の原因は電話応対以外にも存在しますし、どのような取り組みが効果を発揮するかは学校ごとの電話応対の頻度によっても異なります。もし電話応対の体制を見直すことで時間外対応の軽減につながるようであれば、ぜひ検討すべきでしょう。


3. 電話応対の負担を減らすうえで重要なポイント

学校における電話連絡の時間外対応を軽減するためには、学校と保護者との連携はもちろん、教育委員会や児童相談所、場合によっては民間の警備会社などとも連携する必要があります。

まず大前提として、学校側が電話連絡を受けられる時間を明確化し、保護者へ周知することがもっとも重要です。例えば「朝は8時30分以降」「夜は19時まで」といったようにあらかじめ時間を設定・周知すれば、保護者にとっても相談しやすい環境が構築できるでしょう。

万が一緊急を要する連絡が必要な場合は、教育委員会や児童相談所、警備会社などへ電話を転送できるように設定すれば、トラブルを未然に防ぐこともできます。

新潟市の連絡対応の事例

新潟市内では、勤務時間外の電話応対については時間を区切った対応ルールを統一して実施しています。

平日の朝 7:45~(ただし教職員が出勤している場合に限る)
平日の夕方 幼稚園、小学校、特別支援学校は18:00まで
中学校、中等教育学校、高等学校は19:00まで
休日・祝日 教職員が在校していたとしても、原則電話応対は行わない
長期休業中 勤務時間内のみ(16:45まで)

休日や夜間の緊急連絡は、学校と情報共有が必要と警察が判断した場合、教育委員会や学校へ連絡がいくようになっています。


4. 教員の働き方改革に役立つ「転送録」

教員の時間外勤務を削減し、効率的な働き方改革を支援するためには、留守番電話や転送電話も導入しましょう。

なかでも導入をおすすめしたいのが、ワイドテックのクラウド型多機能電話転送サービス「転送録」の電話転送切替サービスです。このシステムを導入することで、「夜7時から翌朝8時までは◯◯へ転送」といったような切替も自動化できるため、従来のような面倒な切替設定の手間がありません。

また、保護者からの電話応対に欠かせない自動音声受付サービスにも対応。音声ガイダンスを流して転送したり、音声ガイダンス開始/停止をWeb画面から設定することができ、架電結果をメールでお知らせしたり、履歴をWeb画面で確認することも可能です。

自動音声受付サービスの機能は3つあります。

  • ①音声ガイダンスを流せる
  • ②指定の電話番号に転送できる
  • ③メッセージを預かる機能(留守電機能)
  • ※①②③は組み合せて利用可能です。

5. まとめ

「転送録」では高度な転送機能を手頃な価格で提供しており、教員の働き方改革に役立ちます。多くの教員の頭を悩ませる電話応対は、システム化や保護者・教育委員会などからの協力も得つつ解決する必要があります。

「電話応対が減ったくらいでは、劇的な労働環境改善は叶わない」と考える人も多いかもしれません。しかし教員自身が少しでも「業務量が減った」と実感できれば、さらにその次の業務効率化にも、意欲的に取り組めるようになるでしょう。

まずはできることから着実に実行していくためにも、身近な問題から業務効率化をはじめませんか? 教育現場で働く教員の長時間労働を是正する施策として、「転送録」の導入をおすすめします。

※参考
学校の働き方改革のための取組状況調査結果概要|文部科学省


TOP > コラム > 知らないと損!
ビジネスの可能性を広げる電話転送サービスと便利な使い方

知らないと損!
ビジネスの可能性を広げる電話転送サービスと便利な使い方

公開日:2020/02/10   更新日:2022/12/21

外回りや出張の際、オフィスの固定電話へかかってきた電話を転送してくれるサービスがあります。従業員の数が少なく限られた人員で仕事を回している中小企業やベンチャー企業は、固定電話に出られないことも多いでしょう。そんなとき、転送電話サービスはビジネスチャンスを広げてくれる有効なツールと言えます。
今回の記事では、ビジネスマンが活用すべき転送電話サービスの種類や便利な使い方など詳しく解説していきます。

1. 転送電話サービスの種類

固定電話のサービスを提供しているのはNTTだけではありません。KDDIやソフトバンクなどの大手通信事業者も固定電話サービスを提供しており、転送電話のサービス名称も異なります。どのようなサービスがあるのか、各社の特徴を紹介します。

ボイスワープ(NTT東西)

NTT東日本、NTT西日本が提供している転送電話サービスです。住宅用は月額500円、事務用は月額800円と料金も多少異なります。NTTではアナログ回線、INS回線、ひかり電話などさまざまな通信回線を提供していますが、それぞれの回線種別によって申し込み方法が異なります。
ちなみに、ひかり電話の場合は工事費用として2,000円が必要ですが、その他の回線については工事費用や事務手数料も不要で申し込みが可能です。

多機能転送(ソフトバンク)

ソフトバンクが提供している固定電話「おとくライン」向けの転送電話サービス。アナログ回線、INS回線それぞれ共通で月額料金は800円で、個別の申し込みが必要です。工事費は無料です。

着信転送(KDDI)

KDDIが提供している光回線「auひかり」などで利用できる転送電話サービスです。月額料金は500円で工事費や登録料は無料です。


2. 転送電話でありがちな悩み

通信事業者各社が提供している転送電話サービスは外出先でも電話に応対できて便利な反面、さまざまな悩みを抱えているユーザーも少なくありません。いくつか代表的な悩みを紹介します。

転送された電話なのかが分からない

転送先として携帯電話を指定することが多いですが、そもそも携帯電話宛にかかってきた電話なのか、転送されてきた電話なのかが一見して分からないという悩みがあります。たとえば携帯電話は従業員同士のコミュニケーションに使用し、取引先や顧客とは固定電話でやり取りをしている場合、社内の人間からの電話だと思って出た電話が社外の人からの電話で、失礼な応対をしてしまうリスクも考えられます。

転送の切り替えが面倒

通信事業者によっても多少手順は異なるものの、固定電話にかかってきた電話を転送するためには専用の切り替え作業が必要です。切り替え作業は固定電話から指定の番号をダイヤルし、ガイダンスに沿って番号を押していく作業なのですが、たとえば毎週同じ時間帯に転送をかける場合などは都度作業が必要で手間がかかります。

転送電話の設定を忘れた

転送電話サービスに加入していたとしても、固定電話機側での設定を切り替えていないと転送されることはありません。たとえば外出先で転送電話設定を忘れたことに気付いた場合、リモートコントロールでの設定を行わなければなりません。


3. 転送電話の悩みを解決する裏技

転送電話にありがちな悩みを解決するためには、どのような方法があるのでしょうか。今回はそれぞれの悩みを解決できる具体的な方法を紹介します。

転送された電話なのかが分からない

出先で携帯電話にかかってきた電話が転送された電話なのかが分からない場合は、転送元案内の機能を活用することで解決できます。転送元案内とはその名の通り、転送電話がかかってきた場合に発信元の番号をガイダンスが教えてくれる機能。転送元案内はほとんどの通信事業者で対応しているため、個別に設定をするだけで利用できます。

転送の切り替えが面倒

転送電話を利用している多くの人が抱える悩みが、切り替え作業の煩雑さです。指定のダイヤルにアクセスして行うON/OFF設定、さらには転送元案内や転送条件の指定など、さまざまな設定が必要です。
1台の固定電話で頻繁に転送電話を利用しないのであれば大きな問題ではありませんが、毎週決まった時間に転送電話に切り替える場合や、部署全体の固定電話をまとめて転送電話に切り替えるとなると手間がかかります。

そこで、このような悩みを解決するためにおすすめなのが「転送録」です。

従来の転送電話切り替えは固定電話のガイダンスを聞きながらダイヤルボタンを押して設定する必要がありましたが、転送録の場合はインターネット上から専用の管理画面へアクセスし、スピーディーに切り替え設定が可能。さらには指定の曜日や時間、何日から何日までといったようなスケジューリング機能も搭載されており、従来の転送電話よりも細かな設定を実現します。
NTTやソフトバンク、KDDIなど複数の通信事業者に対応しており、複数拠点、複数台の固定電話を一括で設定することも可能です。

転送録で解決できる転送電話の切り替え忘れ

転送電話設定を忘れたら、それぞれの通信事業者が標準で提供しているリモートコントロールによる設定はもちろんですが、転送録でも対応できます。インターネットが接続できる環境であれば、外出先からでも転送録の管理画面へアクセスし個別に設定が可能。たとえば飛行機や新幹線の中など、電話をかけるのが難しい場合であっても転送録であればスムーズに転送電話の切り替え設定が可能です。


4. 転送電話を導入するメリット

固定電話を導入しているものの、転送電話に必要性は感じないという人も多いでしょう。しかし、転送電話を導入することでさまざまなメリットが生まれます。メリットとして考えられる2つのポイントを紹介します。

ビジネスの機会損失を防げる

たとえば事務所を不在にしている時間が長い場合も、転送電話サービスを導入するだけで顧客や取引先との密なコミュニケーションが可能になり、機会損失を防ぐことにつながります。新たな事業のスタートや新規取引の相談など、顧客や取引先から相談を持ちかけられるチャンスは決して多くないものです。せっかく自社にとってメリットの大きい相談だったにもかかわらず、電話に出られずチャンスを棒に振ってしまうことも。電話に出られる状態になっていると顧客からの信頼も獲得しやすく、次のビジネスにもつながっていくはずです。

人件費削減につながる

常に電話に応対できる体制をつくるために、秘書やアシスタントとして人材を雇い入れるケースもあります。しかし、そこまで人件費に余裕がないという企業もあります。人件費を最小限に抑えるためにも、転送電話を導入することによって電話を取り次ぐ必要もなくなり、効率的な会社経営が可能になるはずです。

ご紹介した転送録は、ボイスワープをはじめとした電話転送サービスの契約回線に対して、転送設定の切替操作を自動化するサービスであり、固定電話を導入した際の悩みや課題を解決するソリューションとしておすすめです。今後のビジネス拡大を図るためにコスト削減を検討している経営者や個人事業主の方は、転送電話サービスの導入も含めてぜひ検討してみてください。


TOP > コラム > 看護師が足りない!訪問診療の深刻な人材不足問題とその対策

看護師が足りない!訪問診療の深刻な人材不足問題とその対策

公開日:2019/11/11   更新日:2022/03/28

少子高齢化が進み、在宅医療患者が増加している一方で、それに対応する診療所やクリニックの看護師の数が不足しています。医療現場での人手不足は、最重要課題の一つです。

実際に医療の現場で仕事をしている看護師は、緊急時のサポート体制に不安を抱いています。それを解決するには、医療従事者同士の連携をスムーズにすることも必要です。

1. 医療現場での深刻な人手不足が問題に

厚生労働省発表の在宅医療の最新動向によると、2025年には在宅医療患者は29~33万人に達すると推計されています。要介護認定者数は平成12年から28年までの16年間で2.85倍になり、増加ペースは拡大しています。

全国訪問看護事業協会の調査によると、訪問看護ステーションでは、看護師や准看護師、保健師が常勤換算で2.5人必要です。2017年4月時点で、全国には9,735箇所の訪問看護ステーションがあり、前年比で665箇所増加しています。1ステーションあたりの看護職員数は、常勤換算で平均4.8人と、横ばい状態なのが現状です。

今後増加する在宅医療患者数に対し、現状のステーション増加数や常勤看護師数では不足が予想されます。

在宅医療や介護サービス供給量の拡充が必須であるのに対し、病院や医療機関では、看護師の数が足りていないという現実があります。どこの病院や医療機関でも、人材確保が重要視されています。

在宅医療では、日常の療養支援だけでなく、退院支援や看取り、急変時の対応などさまざまなニーズがあります。患者に安心できるサービスを提供する一方で、それに緊急時に対応できるマンパワーの確保が困難な事業所が多いのが現状です。24時間体制で対応している在宅医療の現場では、人手不足が顕著となっています。

介護者そのものも高齢化しており、家族の介護を理由に離職する職員も増加しています。職員が不足していると、それに対応できる利用者数も限られてきます。思うように利用者獲得ができず、赤字経営が続いている訪問ステーションも少なくありません。

こうした中、医療業界では人材確保をどうするかが目下の課題となっています。医療現場での人手不足の問題を解消するためには、知識を深め、対処することが大切です。


2. 「働きたいけど不安」な看護師たち。なにが障壁になっている?

では、訪問看護を目指す求職者の数は、今後増えないのでしょうか? 転職支援サービス会社の調査によると、男女約1000人の病院勤務看護師に「訪問介護職に興味があるか?」との質問に「ある」と答えたのは全体の11.3%でした。「やや興味がある」も含めると、3割以上の人が興味を持っており、「実際に働いてみたい」と回答しました。

その一方で、クリニック勤務の看護師は、「あまり興味がない」との回答が8割を占めます。訪問看護に「興味がある」と答えた看護師はわずか4.3%にとどまりました。「訪問看護師として働く場合、不安はあるか?」との質問には、「ある」と回答したのはなんと92.6%もいたのです。

では実際に仕事をしている看護師は、訪問看護にどんな不安を抱いているのかを紹介します。例えば、「スキル不足」「「経験不足」「業務内容や待遇面」などが挙げられます。「休日や給与」などの待遇面、「他人の家を訪問することに伴う、患者やその家族との関係の難しさ」「医療機関や他のスタッフなど、関連するスタッフとの連携の難しさ」といった回答もありました。

また、山形県看護協会が実施した県内の訪問看護実態調査によると、「看護職員が足りない」と感じている訪問介護ステーションは半数以上という結果でした。常勤看護職が5人未満の小規模事業所は6割近くにのぼり、「患者数が多く対応しきれいない」という理由で、訪問看護の依頼を断った管理者は約8割というデータがあります。

日ごろから不安に思うことは?という質問で、最多の回答は「訪問時、困ってもすぐに指示がもらえず、一人で判断しなければならない」では247人中86人でした。「24時間いつも拘束されている」と答えたのは47人でした。緊急時のサポート体制や勤務体制へ不安を抱いている看護師が多い現実が見えてきます。


3. 看護師のスタイルに合わせたサポートや連携が必要に

看護師協会では、看護師不足を解消する施策として、「新人育成に力を入れる」「医療や福祉など関係機関との連携」を挙げています。臨床研修制度の中に在宅での訪問看護の研修や実習を入れるなど、新人教育の可能性を探っているところも実際にあります。

ワークライフバランスを踏まえ、多様な勤務体制を可能にする案も求められています。そうはいっても、教育体制による育成や勤務整備には時間とお金がかかります。「そんなの気長に待っていられない」という事業者も少なくないでしょう。

都市部など、近隣住民とのつながりが希薄化している地域では、家族に代わる人の支援が必要になります。医師や看護師、薬剤師、理学療法士など、複数の専門職と連携して支えていくシステムが必要です。IT技術の進歩により、電子カルテなどの患者の情報は、スマートフォンなどで医療従事者同士が共有できるようになってきました。各専門職者間の連携により、患者の容体の変化に合わせて、タイムリーに対応することが可能です。


訪問診療に求められるスムーズな連携体制

「現状の人員で効率的に訪問診療を行う施策」と「現場の医療従事者同士の連携」を、優先的に解決する手段をお探しなら、電話転送システムの導入が有効です。看護師が抱く不安の種の一つに夜間対応があります。患者からの緊急コールに待機する看護師数はエリアの訪問看護利用者130~150人に対して1人という事業所が一番多く、看護師への負担が懸念されます。第一当番にかかってくる緊急コールに出られない場合は、2番目に待機している当番の携帯電話へ転送する、または当番医師につながるといったようにスムーズな連携体制が必要です。

ワイドテックの「転送録」なら、患者からの緊急コールを受ける当番の電話連携をスムーズにします。当番のスケジュールを事前に登録して、電話転送を自動化する「転送先増設サービス」などの設定はWeb上で簡単に設定できます。「順次転送サービス」なら、優先順位をつけて順番に転送することも可能です。

医師や看護師、薬剤師、ケアマネージャー、介護福祉士、ヘルパー、地域包括支援センター職員などの連携を強化して看護師の負担を軽減するために、電話転送サービスの導入をおすすめします。

「どのような機能があるのか知りたい」「設定通りに転送されるかを事前に確認したい」という方には、2日間無料のトライアルをご用意しています。ぜひ、こちらからお試しください。


TOP > コラム > 安心につなげる在宅医療を実現する2つのポイントとは?

安心につなげる在宅医療を実現する2つのポイントとは?

公開日:2019/10/07   更新日:2022/03/25

住み慣れた自宅で療養する患者にとって不可欠なのが、在宅医療クリニックの訪問診療です。国の施策により入院医療から在宅医療・在宅介護が増加していく中で、患者の在宅療養をサポートする24時間対応の医療に対するニーズがさらに高まっています。

電子カルテやスマートフォンといったIT技術を駆使したツールを利用し、院外にいても医療者同士での患者の情報共有・スムーズな連携を実現していますが、クリニックごとの連絡体制の違いや在宅医療を利用する患者と家族の要望などにより現場の課題は山積みです。

医師や看護師の連携体制をスムーズにし、理想的な在宅医療の実現・維持をしていくための方法について、ご紹介します。

1. 品質の高い在宅医療を実現する2つのポイント

高齢化が進んでいる現代社会では、在宅医療のニーズが高まっています。高齢者を対象とした意識調査では、自宅で最期を迎えたいという方が半数を超えています※。筋萎縮性側索硬化症(ALS)やパーキンソン病などの神経難病、障がいがある方、ケガの後遺症により通院が困難な方は、自宅で定期的に継続診療を受ける必要があります。

在宅医療クリニックでは、緊急時においても24時間対応で患者宅に訪問し診療を行っていますが、在宅医療を担う医師の数が不足するという大きな課題を抱えています。

首都圏のとあるクリニックでは診療患者数が200人以上、訪問診療回数も5千回近いという状況で、一人の医師だけですべての患者を診るのは限界です。非常勤の医師や複数の看護師が連携してケアを行う必要があります。患者一人ひとりに寄り添い、品質の高い医療を持続的に提供していくためには、2つのポイントがあります。

① コミュニケーション力
患者本人や家族の気持ちに寄り添った診療には、患者との距離を縮めるコミュニケーションが不可欠です。定期訪問した際、診療以外にも雑談を交えるなど、親密なコミュニケーションを取ることで信頼関係が生まれます。ご家族が介護や看護で疲れ切ってしまわないためにも、医師による臨機応変な対応が望ましいでしょう。

② 電子カルテによる情報共有
患者が安心できる在宅医療サービスを継続して提供するためには、他の医療機関やケアマネージャー、薬局の薬剤師など地域の事業所との連携が欠かせません。そのためには、患者の電子カルテの情報を、リアルタイムで共有することが必須です。

医師はクラウドにアップされた電子カルテの情報をスマートフォンやタブレットで確認し、移動中でも訪問看護師に指示を出し、迅速で的確な対応が可能です。訪問先の患者の病状や処方薬などを移動中でもチェックできるので、業務を効率化できるメリットもあります。


2. コミュニケーションに欠かせない電話を効率化

訪問診療の現場におけるコミュニケーションには、24時間対応の電話相談や緊急呼び出しの電話も含まれます。夜間や休日にかかってくる緊急コールは、医師や看護師のスマホやケータイで、持ち回りで対応します。

地域の医療機関ネットワークを利用しなくても、直接、主治医に電話がつながり連絡が取れる状態は、患者やご家族にとって安心といえるでしょう。この電話連携をスムーズにすることができるのが、転送電話サービスです。

転送録」の「転送先増設サービス」なら、当番医師のスケジュールを事前に登録して、電話転送が可能です。往診や移動中ですぐ電話に出られなくても、発信者番号がメールで通知されるので、すぐに折り返しの電話ができます。また「順次転送サービス」では、優先順位をつけて、最大10名まで追っかけ転送が可能なため、医師や看護師、ケアマネージャーなどがチームで患者やご家族に対応することができます。


3. 医療現場での転送電話の活用事例

・事例① 医療法人社団 爽秋会 様
【課題】
非常勤医師を含む医師10名・看護師28名を3チームに割り振って、夜間と土日、祝日の緊急コールに対応。輪番の看護師は5名以上いるが、ボイスワープに登録できる転送リストは5件までと不便を感じていた。

【導入後】
転送先増設サービス」の「自動スケジュール機能」により、輪番の看護師10名を自動で入れ替えて設定できるように。看護師や家族が体調不良の際も、看護師同士で連携を取り、パソコンやスマホの管理画面から当番の変更設定が可能となった。翌月分のスケジュールも、前月に一括登録できるようになり、事務局の作業負担も削減できた。

→より詳しい事例内容はこちらから


・事例② 新横浜在宅クリニック 様
【課題】
院長が電話に出られない時は、医師1名・スタッフ3名に順番に電話を転送する設定にしていたが、夜間や休日のオンコールにスピーディーに対応できる方法を探していた。

【導入後】
電話が取れなかった場合も着信番号がメールで通知されるので安心できる。医師ではなくスタッフに転送電話がつながった場合も、電子カルテを確認して的確な対応ができるようになった。患者に電話がつながる安心を与えるができ、院長にも精神的な余裕が生まれた。

→より詳しい事例内容はこちらから

→新横浜在宅クリニック”地域緩和ケア”研修会レポートはこちらから

在宅医療の現場では、電子カルテによる情報共有とともに、緊急コールへの対応も課題となっています。「転送録」なら、患者や家族からの緊急コールにも素早く対応することができます。医師や看護師、介護職員同士の連携をスムーズにし、広範囲にわたる地域をカバーした効率的な医療体制を実現できる転送電話サービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

※出典
3 高齢者の健康・福祉|平成29年版高齢社会白書(概要版) – 内閣府


TOP > コラム > 問い合わせ急増も人手不足!
児童相談所で働く児童福祉司の課題

問い合わせ急増も人手不足!
児童相談所で働く児童福祉司の課題

公開日:2019/09/09   更新日:2022/12/21

児童虐待が大きな社会問題になり、児童相談所への通報や問い合わせが激増している反面、児童福祉司の数が不足しています。夜間や土日の緊急電話をとりこぼすことなく、児童相談所で働く職員の負担を軽減することができる、電話転送サービスのメリットを紹介します。

1. 緊急時には夜間対応も行う児童福祉司という仕事

東京都目黒区で5歳の女の子が虐待死した事件が社会問題になっています。児童相談所に寄せられる虐待に関する相談件数は、2000年から2010年までの10年で4倍になり、年々増加しています。児童相談所が2016年に児童虐待に対応した件数は、12万件と過去最多でした。政府は児童虐待防止の緊急対策をまとめ、法改正も行っています。

児童虐待を防止する意識が高まり、児童相談所への通告や問い合わせの電話が急増する中、とくに大阪、東京、神奈川、埼玉といった都市部の児童相談所は、週末や夜間も電話が鳴りやまない状況です。

児童相談所では、児童福祉司が子供や保護者からの相談に対応しています。児童福祉司とは児童相談所に置かなければいけない職員のことです。家庭環境に問題がある児童や保護者の相談に乗る他、虐待を受けている児童の一時保護など虐待事案にも対応を行います。


2. 児童相談所が抱える人手不足と電話対応の課題

厚生労働省のデータによると、児童相談所における虐待の相談件数が13万3778件に対し、配置されている児童福祉司の数は3235人です。現行の配置基準である「人口4万人につき1人」の基準をクリアしているのは、児童相談所を設置している69の自治体のうち、わずか19の自治体のみです。

児童福祉司1人当たりの児童虐待の相談対応件数は、全国平均で40件ほど。中には1人の児童福祉司が、100件もの虐待案件を抱えているような児童相談所もあります。1人の児童福祉司が現実的に対応できるのは、数人から数十人が限界といえるでしょう。

子供の虐待防止に対する意識が高まっている社会背景の一方で、相談に対応する児童福祉司の数が圧倒的に不足しています。児童相談所にかかってくる電話の一次対応をしている児童福祉司は、勤務時間外で自宅にいる時も、ケータイで緊急電話に対応する必要があります。虐待の通告だけでなく、警察からの緊急通報、保護した親からのクレームや相談電話も、ひっきりなしにかかってきます。土日や夜間も緊急出勤して対応しなければならないケースもあり、長時間のサービス残業は、職員の疲弊に直結する一因にもなっています。


3. 「転送録」で児童や保護者のSOSの声を確実につなぐ

児童や保護者からの緊急電話を確実につなぎ、児童相談所の職員の負担を軽減する方法として、電話転送切替の多機能化ソリューション「転送録」を活用することをおすすめします。

児童相談所の電話を転送電話で連携させれば、すぐに相談したくて電話をかけてきた児童や保護者を待たせることがなくなります。呼び出し時間をWebで簡単に設定できる「転送録」なら、児相所員や児童福祉司の負担を軽減し、電話対応の効率を高めることが可能です。

児童相談所の代表電話がNTTのボイスワープなどと契約していれば、転送録の「一斉呼出転送サービス」「順次転送サービス」を活用することができます。「一斉呼出転送サービス」は、児童福祉士や児童相談所職員「全員」のケータイ番号に、一斉コールして呼び出します。最初に電話に出た人が対応して、「できるだけお待たせしない対応」を実現することができます。一斉呼出の転送先が全員電話に出られなかったり、発信者が電話を切ったりした時は、発信番号をメールで通知し、折り返し電話することも可能です。

「順次転送サービス」は、かかってきた電話を優先順位が高い順に転送することができます。AさんがつながらなかったらBさん、BさんがつながらなかったらCさんと、大切な電話をとりこぼすことがありません。優先順位の変更も、Webで簡単に設定できます。当番制で問い合わせ対応を行う現場での運用に最適です。

また「全国交通ダイヤル」等のサービスと「転送録」を組み合わせて運用することで、緊急電話に素早く、柔軟に対応することも可能です。児童や保護者のSOSの声を児童相談所へつなぐ唯一の手段は、問い合わせ電話です。緊急電話を児童福祉司に確実につなげつつも、児童相談所職員の負担を軽減することのできる、「転送録」の活用を検討してみませんか?


TOP > コラム > 【災害時にも対応】
学校・教育機関の緊急連絡を効率化する電話転送サービス

【災害時にも対応】
学校・教育機関の緊急連絡を効率化する電話転送サービス

公開日:2019/08/26   更新日:2022/12/21

日本は世界的に見ても、類を見ない地震大国です。地震や津波による被害は、東日本大震災の例を見れば、その恐ろしさが理解できます。最近では、6月に山形県沖を震源とする地震が起き、新潟県村上市で震度6強を観測し、149棟が一部破損の被害を受けました。

災害や事故が発生した緊急時は、電話回線が混乱してしまい連絡網が機能しないケースが想定されます。緊急時に学校と教育委員会、災害対策事務局など関係各局との連絡をスムーズに取れる体制を準備しておくことが求められます。災害時の安否確認や学校教育活動の早期再開のためにも重要なBCP対策、転送電話を活用した連絡体制についてご紹介します。

1. 教育現場におけるBCP対策とは

地震など大きな災害が発生した際に迅速に行動するためにも、事前に防災マニュアルの作成、または見直しが必要です。特に学校の場合は、児童生徒と教職員を避難させるための安全確保、避難所や災害対策本部の設置と運営、関係各所への連絡体制の整備など高度な対応が求められます。

防災マニュアルは、学校の教職員が中核になって作成されます。対策本部の組織、災害発生時の対応フロー、避難所の指定などを策定しますが、災害発生後に教育活動を早期に再開するために重要とされているのが、「情報・連絡体制の整備」です。早期再開のためには地域学校安全委員会、学校保健委員会、学校支援地域本部などの地域組織、教育委員会との連携により準備計画を進めなくてはいけません。

そこで参考になるのが、事業を早急に復旧させるために計画するBCP対策です。BCP対策とは、企業が自然災害や事故など緊急事態に見舞われた場合に、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために取る方法・手段を決めておく計画のことです。厚生労働省もBCPの策定を推奨していますが、被災を想定したBCP対策を行っている学校、教育施設は他業種と比較しても割合が低いという状況です。


2. 情報・連絡体制の整備はどのタイミングに必要になる?

情報・連絡体制の整備が必要となるのは、どのタイミングでしょうか?

学校における地震防災のフローチャートでは、「事前~発生時~事後」という3段階の危機管理が定められており、防災マニュアルはこの3段階を踏まえて作成されます。

発災後の、「事後の危機管理」段階で学校は対策本部を設置、避難所の開設・運営を担います。授業再開に向けて教職員は、教育委員会や災害対策本部との連絡を取るために情報・連絡体制の整備を進めますが、固定電話などの通信手段が使えなくなることもあり、スムーズな連絡が難しい状況にあります。


3. 緊急時の代替手段「転送電話」

大規模災害時には、約90%以上の通信制限が行われることがあります(※総務省HPより)。このように、一時的な通信インフラのトラブルにも対応できる代替手段を準備しておくことが重要です。その有効な手段のひとつが「転送電話」です。インターネット回線を用いた転送電話であれば、通信規制を心配することはありません。


4. 災害時のリスクヘッジとして「転送録」が活躍する

災害時には、通信手段が制限され、情報が錯そうして混乱することが予想されます。災害対策本部との連携を迅速に行うためには、各学校ごとで通信インフラのリスクヘッジを図る必要があります。

「転送録」の順次転送サービスなら、登録した複数の電話番号へ優先順位に従って転送します。1番目の連絡先が通話中や不在で出なかった場合、次の番号に転送します。通常、電話転送を設定するには、ボイスワープなど各キャリアの転送センターに電話をかけて手動で番号を登録する必要があり、非常に手間がかかります。しかし、「転送録」はWeb画面で簡単に設定が可能で、転送先の電話番号変更や、優先順位の変更も行えます。

また、一斉呼出転送サービスでは最大10件の転送先電話を同時に鳴らすことができます。事前に教育委員会や災害対策本部の担当者の電話番号を登録しておけば、電話帳から探してかける手間が省けます。

インターネット回線を用いて一斉に呼び出しをする「転送録」なら、災害時にもスムーズに安否確認を取ることができます。効率的な情報・連絡体制を実現する電話転送サービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。


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どこから改善すべき?学校・教育機関に求められる働き方改革!

公開日:2019/07/12   更新日:2022/03/28

長時間労働を含め、教育現場の働き方が問題となっています。未来ある子供たちを育てる教員の働き方は大きく見直す時期にきていると言えるでしょう。文部科学省では学校の働き方改革を推進していますが、「何からはじめればいいのかわからない」と戸惑っている自治体や教育委員会も多いようです。

教育現場での働き方改革の一環として、土日祝日や夜間・早朝の電話対応に留守電を導入する学校も増えています。業務時間外の電話対応を電話転送で自動化することで、多忙な教員の残業時間を削減できます。教育現場の働き方改革の実践方法として、転送電話を活用する方法をご紹介します。

1. 学校と教員が直面する業務改善とは?

文部科学省が発表した教員勤務実態調査によると、公立小中学校教員の1日の平均勤務時間は11時間以上で、「ブラック職場」とも呼ばれています。中学校の教員の約6割が、過労死ラインとされる月80時間超の残業をしているのが実態です。

長時間労働が慢性化しているため、精神疾患などで休職している教員も増えています。公立校の教員のうち、年間5千人前後が精神疾患により病気で休職中というデータもあります※。

こうした教員の激務を緩和するため、文部科学省では2018年2月に学校の働き方改革に向けた動きが本格化しました。その内容の一部には、「時間外勤務の削減に向けた業務改善方針・計画を策定すること」があります。民間企業だけではなく、教育機関にも「働き方改革」が必要です。教員の残業時間を削減するには、学校運営の見直しによる業務改善の推進が目下の課題です。

厚生労働省が公表した「全国の小中高で働く教職員の勤務実態調査」で、最も多かった残業の理由は「業務量が多い」で、次に多かったのが「予定外の業務が突発的に発生」でした。これには、業務時間外にかかってくる保護者からの問い合わせ電話の対応なども含まれます。

自治体が取り組む教員の働き方改革には、学校現場における勤務時間を徹底管理するというポイントが重要です。中央教育審議会は “「学校における働き方改革に関わる緊急提言」について”の中で、校長及び教育委員会が勤務時間を意識した働き方を進めることの一つに「勤務時間外の問い合わせ対応のための留守番電話等の設備」を挙げています。

※引用元 精神疾患で休職の教員、2年ぶり5千人台 長時間労働一因:産経ニュース
https://www.sankei.com/life/news/181225/lif1812250042-n1.html


2. 電話転送の自動化が学校の働き方改革を支援!

勤務時間外の電話対応に留守番電話を設置したいという現場の声は実際に挙がっています。平成30年に広島市教育委員会が市立の学校教職員6,878人に対して行った「学校における働き方改革に係るアンケート」を実施したところ、以下のような回答がありました。

“全市一斉に留守番電話の設置を早急にお願いしたい。この電話対応がなくなると、時間外の仕事が相当量減る。”(中学校・校長)

“夜 20 時以降は、学校で電話を取るのではなくセンターのような場所で電話をとってもらえれば、随分と負担軽減になると思う。” (中学校・主幹教諭)

引用元:http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1545388667148/files/annketo.pdf

このような現場の声を受け、教員の働き方改善につながる「電話対応の自動化」には転送電話で対応するケースが増えてきました。全国の導入事例をご紹介します。

【京都府の事例】
京都府城陽市の小中15校では、2018年8月より業務時間外は自動音声で対応することになった。教員が生徒を引率する学校行事や気象災害時は、教員の対応時間を延長するなど、臨機応変に対応。京都府内の府立高校では、業務時間外は留守電にし、保護者からの欠席連絡にメールを使用しているところもある。

3. 学校現場の電話対応を自動化する「転送録」

教員の負担を軽減するため、業務時間外の電話転送を自動化するシステムを導入する学校が増えてきました。

例えば地震や台風などの気象災害発生時や運動会などの学校行事の際は、緊急の電話が職員室に殺到することがあります。こうしたケースでも、電話転送を活用すればスムーズに対応できます。転送録の「自動音声受付」サービス」なら音声ガイダンスによる自動受付で、災害時に指定される特定の電話番号へ転送します。

「電話転送を活用する手段はわかったけど、職員室にある固定電話のボイスワープ設定を毎日手動で切り替わるのが面倒では」と思っていませんか? 転送録なら、“職員が出勤時に転送停止”“生徒の下校時に転送開始”といった毎日決まったスケジュールをパソコンで簡単に設定できます。毎日の電話転送設定の手間がなくなり、時間外の電話対応もスムーズに自動化することができます。

転送電話を導入することで残業時間を削減し、教員の業務負担を軽減します。学校運営を効率化して働き方改革を実現するためにも、転送電話を導入してはいかがでしょうか。

「転送録」を活用した学校の働き方改革プランはこちらをご参考ください。


TOP > コラム > コールセンターを自社で構築&低コスト運用するためのソリューション

コールセンターを自社で構築&低コスト運用するためのソリューション

公開日:2019/05/27   更新日:2022/03/28

顧客と電話を使ったコミュニケーションを通じて商品・サービスの説明や販売、クレーム対応を行うテレマーケティング。テレマーケティングはオウンドメディアやネット広告など他メディアとの連携によって高い効果が期待されるため、大手から中小まで多くの企業が活用しています。矢野経済研究所発表のデータによると、2017年度の国内コールセンターサービス市場規模は、前年度比3.7%増の9,153億円と市場規模は拡大傾向にありますが、人材不足やコストの見直しなどでコールセンター業務をアウトソーシングする企業が増加しています。

限られたリソースやコストで最大限の効果を得るためには、効率化が必須になります。効率化や最適化するにはさまざまな方法がありますが、コールセンター運営においては外部の企業に業務の一部を委託するアウトソーシングや、ケータイやスマホへの転送電話を活用することでコストを削減した運用管理を実現するといった方法があります。

1. 顧客満足度を左右するオペレーターの存在

顧客からの問い合わせ窓口を担うのがコールセンターです。コールセンターにおけるオペレーターの応対品質は、顧客満足度や企業イメージを向上させて業績アップに直結する重要なポイントです。

大手企業ではコールセンターを自社構築し、オペレーターの新人研修に力を入れています。しかし中小企業の場合は、自社内にコールセンターがある大手と違って、電話応対に特化した研修を行っているわけではありません。社内の営業スタッフが、キャンペーン期間のみ窓口対応するケースもあります。低コストでオペレーターの応対品質を確保するには、コールセンターをアウトソーシングするという選択肢があります。


2. コールセンター業務を外注する際に注意すべきポイント

自社構築したコールセンターで商品の受注や苦情対応を行っている大企業は、設備投資や運用コストがかなりかかります。大規模なコールセンターでは人数分の電話機やデスクを用意し、設備投資も必要になります。シフトを組んで24時間体制で顧客対応するためには、人材確保のための採用コスト、人材育成のための教育費用もかかります。

コールセンターをアウトソーシングすれば、大規模な設備投資は不要です。採用や人材育成コストも抑え、運用コストを削減することができます。しかし、メリットだけでなくデメリットも存在します。まず、初期費用や月額料金が発生します。顧客との接点が社外に移るため、社内への情報伝達のスピードが鈍くなる可能性があります。商品やサービスに対するお客様の生の声や、潜在的ニーズを分析・蓄積するには向いていません。お客様とのコミュニケーションやタッチポイントを重視する企業には、外部企業へのアウトソーシングは不向きな面もあることを考慮に入れる必要があります。


3. 業務効率化とWFMの最適化を実現する電話転送サービスとは?

少人数で事業運営を行う企業では、専任のオペレーターを雇ったりアウトソーシングして運用管理したりするほどのコストをかけられないと悩む経営者も多いことでしょう。では低コストかつ、自社で問い合わせ対応をするには、どうすればいいでしょうか。コールセンター業務を効率化する際、大きな効果を発揮すると言われているのが、「ワークフォース・マネジメント(WFM)」です。WFMとは、限られたリソースを必要な場所・必要な時に適切に配置する考え方です。

例えば不動産業界では、モデルルームの見学キャンペーン、分譲マンションの新築キャンペーンといった短期的なイベントを企画することがあります。キャンペーン期間中は、チラシなどを見た顧客からの問い合わせの増加が見込まれるためキャンペーン内容を熟知した営業担当が電話応対した方が、迅速で適切な対応ができますし、販売活動に直結するメリットがあります。

しかし、取引先への訪問や提案資料作り、会議など通常業務でもやることが多いのが営業担当です。せっかくの問い合わせコールも外回りや会議中で出られないこともあります。コールセンターへの不満のトップは「つながらない」「待ち時間が長い」ことです。せっかく問い合わせしたのに、なかなか電話がつながらないと顧客は不満に感じるばかりか、販売の機会損失を招きかねません。オペレーターではなく忙しい営業担当が対応する場合、顧客からの大切なコールを取りこぼさないための施策が必要です。

「顧客からのコールを確実に担当者につなぎ、取りこぼしをなくす」「自社スタッフが効率的に電話応対できる」という2つのポイントを実現できるのが、電話転送サービスです。電話転送サービスを活用すれば、固定電話にかかってきた電話を担当者の携帯電話に転送することができます。外出先でも顧客からの貴重な問い合わせを取りこぼすことなく、迅速に対応することが可能です。


4. まとめ

「営業担当のケータイへ問い合わせ電話を転送して対応したい」「外出先でも顧客の電話をとりこぼしたくない」というニーズに応えるWFMは、電話転送サービスです。

転送録」は、ボイスワープなど各キャリアの電話転送サービスを回線ごとに契約して、切り替え操作の自動化、転送先の増設などができるクラウド型の電話転送サービスです。

ネットワークを介して利用できるクラウドサービスなので、新たなソフトウェアを購入する必要がなく、導入もスムーズ。コールセンターの構築や業務委託のような手間もかからず、コスト削減も可能です。事業形態やスタッフ体制など貴社の要望に合わせた設定も、WEB上でカンタンにできます。コールセンター利用者の不満を解決し、低コストで運用できる転送サービスを、ぜひご検討ください。


TOP > コラム > 訪問看護ステーションのオンコール現場が抱える課題と解決策

訪問看護ステーションのオンコール現場が抱える課題と解決策

公開日:2019/05/13   更新日:2022/03/28

少子高齢化が進んでいる日本では、医療需要は2025年にピークを迎えるというデータがあります。厚生労働省は2015年に、病床数を現在より16~20万床減らし、2025年までに115~119万床程度にするとの目標を示しました。この病床削減を受け、在宅医療のニーズが高まっています。在宅医療の現場で働く医師や看護師たちにはどんな課題があるのか、事例を交えて解説します。

1. 「病院から在宅へ」訪問医療拡大の背景とは

日本では、少子高齢化が急速に進んでいます。2017年の推計によると、65歳以上の高齢者人口は3,514万人で、総人口の27.7%を占めています。昭和22~24年生まれの団塊の世代が、2025年には75歳以上になり、65歳以上の高齢者が全人口の30%を超えると予想されています。

このまま首都圏などの都市部で要介護高齢者の入院が増えると、必要な病床数が足りなくなってしまいます。その一方で医療施設や介護施設は慢性的な人手不足で、ケアする担い手が不足しているのが現状です。こうした状況を打開するため、厚生労働省は「地域包括ケアシステム」の構築に取り組んでいます。

高齢者しかいない世帯が増加することに伴い、入院医療から在宅医療・在宅介護、そして日常生活支援のニーズが高まっています。住み慣れた地域で生活することを望む高齢者を効率よくサポートするために地域の医療機関、介護の人材が連携し合い、状況に応じた医療・介護・予防・生活支援を一体的に提供されるシステムを「地域包括ケアシステム」といいます。

地域包括ケアシステムは、各市区町村の医師会等が協働して地域に住む高齢者宅や老人ホームなどの施設へ医師が看護師や訪問する仕組みです。在宅医療を提供する機関は、病院や診療所、訪問看護ステーション等さまざまですが、看護師による訪問看護と医師による訪問診療が中心です。訪問診療では、医師が診療計画を立てて、通院が困難な高齢者宅に定期的に赴きます。


2. 訪問看護ステーションとオンコール体制

地域包括ケアシステムは、健康に関わるサービスを24時間受けられるのが特徴です。その中でも、緊急時の訪問が必要とされる高齢者とかかりつけ医師とを結ぶ役割を担うのが、訪問看護ステーションです。

訪問看護ステーションでは、高齢者やその家族からの緊急電話に24時間体制で対応する「オンコール体制」を行っています。病院や施設の営業時間外である祝日や夜間は、輪番の看護師や医師が専用の携帯電話を持って待機します。容態が急変して、利用者や家族から電話がかかってきた時は、すぐに駆けつける必要があります。

利用者にとっては安心できる仕組みですが、オンコール当番の医師や看護師は、いつ呼び出されるか分からない緊張感があります。携帯電話を枕元に置き、眠っている間に電話がかかってきても応対するため、ぐっすり眠ることもままなりません。「オンコール体制」は睡眠の質も低下し、精神的にも体力的にも負担が大きいと言えるでしょう。


3. オンコール連携の現場で起きる「転送電話」の課題

往診と訪問診療のための移動で、休む時間もなく対応している医師や看護師の負担を軽減しようと、模索している医療機関もあります。例えば常勤医師とスタッフが持ち回りでオンコール対応をする等、負担を分散する工夫も必要です。医療機関の中には、最初のオンコールは訪問看護ステーションで受信し、利用者の容態によっては医師に連絡して対応しているところもあります。すべてのオンコールに医師の対応や往診が必要というわけではないので、訪問看護ステーションで看護師が対応するだけで、完結するケースもあるわけです。

オンコール体制では、医療機関と現場で働く医師や看護師との相互連携が必須ですが、連携システムの効率化に課題を抱えている医療機関は少なくありません。

各地域の訪問看護ステーションに届く利用者からの緊急コールを、最寄のエリアの医師会を経由して医師に電話転送するケースでは、訪問する医師の携帯電話には医師会の番号が着信表示されます。これではどの地域の訪問看護ステーションからの連絡か分からず、医師は迅速に折り返しの連絡をすることができません。

こうした訪問看護ステーションが抱える課題を解決した事例があります。「転送録」の「転送先増設サービス」なら、医師が往診や移動中などですぐに電話に出られなくても、発信者番号がメールで通知されるので、折り返しの連絡もスムーズに行うことができます。「転送録」は、転送電話機能の不便さを解消し、連携システムの効率化を実現することができます。


4. まとめ

訪問診療のニーズは高まる一方ですが、24時間体制で対応する診療所や訪問看護ステーションは、マンパワーの不足も懸念されます。利用者からの緊急コールに細やかに対応するためには、訪問看護ステーションと医師や看護師がスムーズに連携できるシステム構築が急務です。

クラウドサービスの「転送録」を導入することで、オンコール体制の電話転送の課題を解決することが可能です。緊急コールした時に、連絡を受けた医師や看護師が速やかに折り返し連絡することができれば、地域の患者さんやご家族も安心です。利用者にとって満足度の高い医療サービスを提供するため、電話転送の効率化を実現するシステムの導入をぜひご検討ください。


TOP > コラム > 緊急時対応の効率化がカギ!ITインフラの運用保守を担うSEとは

緊急時対応の効率化がカギ!ITインフラの運用保守を担うSEとは

公開日:2019/04/08   更新日:2022/04/26

システムトラブル発生時、顧客の事業に損失を出さないように適切な対応を取るのもシステムエンジニア(SE)の重要な役目です。SEは常にスマートフォンを持ち歩き、顧客からシステムトラブルの報告をいつでも受けられるようにしています。インフラ系のシステムでトラブルがあった際、迅速な対応ができないと甚大な被害が発生するばかりか、顧客からの信頼も失ってしまいます。

ITインフラの運用保守を行う企業が「転送録」を導入すれば、夜間であっても緊急コールを迅速に受けることができます。そして、顧客にシステム被害の状況や復旧までの時間を報告することが可能です。

1. トラブル発生!SEが取るべき行動とは?

「データ処理が途中で止まって動かない」「システムが起動しない」など、突然トラブルが発生した時、担当SEは顧客のシステムトラブルに対し速やかに対応する必要があります。顧客からシステムトラブルの連絡を受けた際、SEが最優先しなければならないのはシステム全体の状況を把握することです。システム全体のトラブルなのか、それとも部分的なエラーなのか、状況を判断する必要があります。被害の状況やシステムへの影響範囲が把握できたら、顧客に経過報告を行います。第一報で顧客に伝えるのは、次の2つです。

まず一つ目は、推測されるシステムトラブルの影響範囲について。もう一つは、処理ができなくなった業務の対応策です。システム運用の代替案を提示する状況報告を行い、顧客を安心させることも大切です。

それからトラブルの原因を調査して特定し、復旧までの所要時間を推測したら、顧客に第二報を入れます。復旧に時間がかかる場合は、システムが復旧するまでの対応策も提示する必要があります。そうしてすべての作業が完了したら、システムが復旧したことを報告するのが一連の流れです。


2. 電話応対が重要なSEにとってケータイは手放せない

SEの中でも特にスキルとコミュニケーション能力が求められるのが常駐SEです。客先の現行ネットワーク運用の見直しや保守運用だけでなく、IT部門のプロジェクトチームの一員として加わり、導入計画策定の作業を行うこともあります。緊急度の高い障害発生時には夜間や休日であろうと、常駐SEは呼び出しがあればすぐに応答しなければなりません。特に大手銀行でシステム障害が起きた場合、被害は甚大なものになります。24時間稼働しているインフラ系のシステムトラブルで顧客から緊急コールがあった場合は、担当SEはすぐに対応しなくてはいけません。

迅速な対応を行うためには、顧客からの連絡を取りこぼさないことが不可欠です。被害状況の把握や原因の特定、復旧作業にあたっては、リーダーやマネージャーなどチームでの対応も必要になります。1秒でも早くシステムを復旧させるには、運用保守のSE同士の情報伝達やコミュニケーションも重要です。そのためには、いつでもどこでも対応できるケータイは必需品になります。


3. トラブル時に電話応対できないと甚大な損失に

夜間にシステムトラブルが発生した場合、復旧を迅速に行うには顧客からの電話に担当SEがいつでも出られる体制を整えておく必要があります。対応が遅れれば、それだけ損失は甚大なものになってしまいます。

このことから、夜中でもすぐに担当SEに電話がつながるようにするには、業務効率化ツールの導入が不可欠です。担当SEが別の顧客対応や復旧作業をしていたり、移動中だったりした場合も、「転送録」を使えば別のSEが電話に出て、対応することができます。トラブルが発生した時にすぐに電話がつながるSEがいれば、顧客にも安心してトラブルの状況を説明することが可能です。

対応可能なSEがすぐに現場に向かえるということは、トラブルの原因究明や復旧作業にも、早く着手できるということを意味します。トラブルが発生してからすぐに対応することで、復旧までの時間を短縮して、被害を最小限に抑えることができます。


4. まとめ

システム障害が発生した際、緊急コールにすぐに対応できるSEがいれば、顧客に状況をきちんと説明でき、信頼を得ることができます。重篤なシステムトラブルでも、複数の担当SEが連携して対応することができれば、それだけ復旧までの時間を短縮することも可能です。

ワイドテックの「転送録」なら、夜間の緊急コールにもスムーズに対処でき、低コストで導入することができます。担当者が曜日ごとに切り替わるシフト制の場合、従来機のように毎日ボイスワープで電話転送先の設定をし直すのは、手間がかかります。「転送録」の電話転送切替なら、面倒だった切替作業がなくなり手間を省いたり、人的エラーを減らすことも可能です。ITインフラの保守や運用管理をするSEが働いている企業を経営されている方は、迅速な顧客対応を実現するため、「転送録」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。


TOP > コラム > 訪問介護サービスIT化への課題と現場ニーズ

訪問介護サービスIT化への課題と現場ニーズ

公開日:2019/03/25   更新日:2022/03/28

人材不足が深刻化している介護業界では介護スタッフの業務を効率化し、負担を軽減するIoT機器の導入が急務と言われています。しかし、介護スタッフの中にはそうした先端機器には無縁の人も多く、事業所自体も高価な機器の導入は難しいというのが現状です。

以下で紹介する「転送録」は、緊急時に当番スタッフに電話をつなげられるうえ、スマホやタブレットで簡単に操作できます。人手不足の介護業界において低コストで導入でき、さらには介護スタッフの負担を減らすツールの一つと言えるでしょう。

1. 日本の医療・福祉サービスは世界から見て最低水準という事実

厚生労働省の雇用政策研究会が2019年1月に発表した資料によると、日本の医療や福祉サービスにおける生産性は、欧米などの先進国と比較すると、最低水準であることがわかります。


出典:産業別購買力を加味した生産性(厚生労働省) 2019年01月25日更新

こうした現状をふまえて厚生労働省では、IT技術を使ったデータヘルス改革により、生産性の向上を図る施策を推進しています。データヘルス改革とは、介護・福祉などの医療分野においてAI(人工知能)やIoTを始めとした新しい技術を導入することで、生産性を改善し、効率の良いサービスを展開する改革案です。現在注目されているIoTとは、「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット化」のこと。ヒトと人工知能、モノとセンサーが、インターネットでつながっている技術を指します。

介護労働安定センターが2018年8月に公表した事業所の実態を問うアンケートでは、「不足」が24.4%、「やや不足」が32.6%で、66.6%が人手不足を実感しているという結果が出ています。介護現場でIoT化が進めば、慢性的な人手不足や身体的負担を軽減することが期待できます。例えばセンサーをベッドに設置することで、夜間巡回する介護職員の数を減らすことが可能です。また、介護ロボットを使用すれば、介護スタッフの身体的な負担も軽減できます。IT技術を活用することで、重労働を理由にした離職に歯止めをかけることもできるでしょう。


2. 忙しい介護職員にIT技術を習得する時間はあるのか?

介護ロボットなどのIoT機器を導入すれば、介護職員の身体的負担が軽減され、業務効率もアップするメリットがあります。その一方で現場の介護職員が、IoT機器をきちんと運用できるかどうかという別の問題があるのも事実です。

厚生労働省が発表した資料によると、現在、介護労働者として働いている人の7割は女性です。介護施設の女性職員の32%、訪問介護の女性職員の60%は50代以上※1です。総務省のデータによると、55歳から64歳の年齢層で、インターネットを使っていない人の割合は50%強※2です。パソコン操作やインターネットに慣れてない年齢層の人が多い介護現場で、最先端のIoT機器を扱う技術を習得するのは、かなりハードルが高いと言えます。また、昨今ニーズが高まっている夜間対応型の訪問介護では、少人数で運営している事業所が大半を占めます。このような小規模の訪問介護事業所では、導入コストも大きな課題の一つと言えるでしょう。
※1 出典「介護労働の現状(厚生労働省) 」
※2 出典「平成23年版 情報通信白書|共生型ネット社会の実現に向けて」


3. 夜間対応型訪問介護の課題を解決する電話転送

夜間対応型訪問介護では、介護者から緊急時に電話があった時に、それに対応するサービスを行います。夜間や祝日は、少人数のスタッフが持ち回りで対応する体制の事業所が多いようです。このような体制が常態化している中では、介護現場の業務効率アップを実現するツールの導入が急務であることが伺えます。

ただし、新しいツールを導入する場合は、機械にあまり詳しくない介護職員やスタッフがすぐに扱える「運用のしやすさ」と、「低コスト」で導入できることが大切であることを忘れてはいけません。以下でご紹介する「電話転送」は、この2つのポイントを兼ね備えているツールと言えます。

通常、事務所宛てにかかってきた電話は、持ち回りのスタッフの携帯電話に転送されます。従来のボイスワープでは、毎日当番のスタッフを登録し直す必要があり、手間がかかりました。また、持ち回りの当番が5名以上いるにもかかわらず、ボイスワープでは5件までしか転送先を設定できないという問題もありました。こうした登録リストの不足、転送先登録の手間といった問題を、「転送録」の導入により、解決した事例があります。

転送録」は、パソコンやスマホで管理画面を開けば、いつでもどこでも使用することができるクラウド型のサービスです。特別なソフトをインストールしたり、複雑なマニュアルを覚えたりする必要はありません。面倒な設定は一切不要で、一回線単位で利用できます。


4. まとめ

人材不足が叫ばれる介護現場の業務効率は、早急に改善する必要があります。しかし、最新のIT技術を介護現場のスタッフが使いこなせるかどうかという問題を避けて通ることはできません。また、少人数で運営している介護事業所では、低コストで、簡単に操作できるものが求められています。

その点、ワイドテックの「転送録」は、インターネットがつながる環境なら、スマートフォンやタブレットで簡単に操作でき、低コストで導入できます。介護スタッフの都合で当日の当番が交代になる場合も、スタッフ同士が連携して、Web上の管理画面で担当者を変更することができます。任意の数で転送先を登録できるので、スタッフの数が増えた時にも対応可能です。また、翌月のスタッフのシフトやスケジュールも事前に一度で登録することができます。

限られた時間を有効活用でき、夜間対応に従事する輪番スタッフの負担を軽減できるのは「転送録」の大きな魅力と言えるでしょう。利用者の方も、当日の担当者に電話がつながりやすいため、安心できます。介護スタッフにとっても使いやすく、また緊急時に介護者への臨機応変な対応が可能な低コストサービスの導入を、検討してみてはいかがでしょうか。


TOP > コラム > 効率・コスト面でメリットが多いクラウド化でコールセンターはこう変わる

効率・コスト面でメリットが多いクラウド化でコールセンターはこう変わる

公開日:2019/03/11   更新日:2023/04/21

顧客からの問い合わせや注文に、テレオペレーターが対応するのがコールセンターです。24時間態勢の従来型コールセンターは、システムを導入するのに高いコストがかかります。その一方で、近年では低コストでスピーディーにコールセンターシステムを導入できるクラウド化が注目されています。

中小規模のオフィスや専門性の高い業種では、クラウド型のコールセンターシステムをどのように活用しているのでしょうか。今回は、顧客満足度の高いテレマーケティングの実現につながる業務システムについてご紹介します。

1. タイプはオンプレ型とクラウド型に分けられる

テレオペレーターがお客様の問い合わせに対応したり、商品の注文を受けたりするコールセンターにも、2つのタイプがあります。一つは自社サーバーを導入する「オンプレ」、もう一つは「クラウド型」です。

オンプレ型のコールセンターではサーバーを自社で購入する必要があるため、導入や運用に時間もコストもかかります。一方でクラウド型は、インターネットを介したコールセンターシステムを利用するので機器を購入する必要がなく、コストをかなり抑えることが可能。導入にもあまり時間がかからず、省力化したコールセンターシステムをすぐに構築できるのがメリットです。現在は、クラウド型のコールセンターを導入する企業が増えています。

サービスの内容が細分化し、ユーザーのニーズも多様化する中、顧客満足度の向上のため、コールセンターのテレマーケティングは常に進化しています。


2. コールセンターのクラウド化でコストカットを実現

近年は、固定電話を使用していたコールセンターも、IP電話へ移行しつつあります。IP電話とは、音声をデジタルデータに変換して送受信する「インターネットプロトコル(Internet Protocol)」と呼ばれる技術によって通話を行うサービスでネット回線が必要になります。

コールセンターをクラウド化する一番のメリットは、コスト削減効果です。インターネット経由でコールセンターシステムを活用するため、導入までの時間や手間を削減することもできます。拠点を選ばないので、オフィスを離れていても利用可能という利便性も魅力的です。

コールセンターをクラウド化する場合は、導入予定のシステムが自社の業務に対応できるかどうか、事前に十分な擦り合わせをする必要があります。


3. 専門業種における電話対応の最適化・効率化とは

それでは大規模なコールセンターを必要としない中小企業は、どのようなテレマーケティングをすれば顧客満足度を上げられるのでしょうか?

小規模オフィスのスタートアップ時は、社長も電話対応することがあります。顧客とのミーティングや営業で外出する時は固定電話にかかってくる電話に対応できず、それによってビジネスチャンスを取りこぼす可能性も考えられます。

また、弁護士事務所の窓口、訪問介護事務所、製造システムのインフラや管理・保守、不動産会社のお客様専用コールなど専門性の高い業種における電話対応は、確実に電話がつながり、迅速な対応をすることが重要です。

電話を取れないことによる機会損失を防ぎ、顧客満足度を上げるには転送電話が有効です。「転送録」の一斉呼出転送サービスは同時に複数機への転送が可能なので、必ず担当者につながります。電話をとりこぼすことなく対応できれば、ビジネスチャンスを逃しません。いつ電話してもつながる関係性なら、お客様も安心できます。


4. まとめ

コールセンターは、何といっても通信インフラが重要です。2011年の東日本大震災時も携帯電話や固定電話の回線がつながらなくなりましたが、Skypeなどインターネット接続による通信回線は接続可能でした。インターネット回線を利用した転送電話を選ぶことは、災害時のBPC対策(事業継続対策)にもなります。特に地震リスクの多い首都圏では、災害時に重要な事業を中断させないことがこれからの企業価値の向上や維持にも直結するため、顧客からの信頼獲得につながるでしょう。

電話での顧客対応、転送電話を活用した業務効率化にお困りの経営者や事業担当者、プロジェクトリーダーの方は、「電話転送」サービスでコスト削減、業務の省力化・効率化を実現しませんか?


TOP > コラム > 電話転送のビジネス活用術⑦ 業務効率化はチームみんなで取り組むべし!

電話転送のビジネス活用術⑦ 業務効率化はチームみんなで取り組むべし!

公開日:2018/11/26   更新日:2023/06/19

IT系のライバル企業に勤務する30代営業職リーダーの田中と黒田。互いにライバルでありながら学生時代からの旧友、良き飲み友だちでもある。この2人の会話から、電話転送のビジネス活用がもたらすメリットについてクローズアップしていくシリーズ第7弾。

今回は、黒田のアドバイスによりワイドテックのクラウド型多機能電話転送サービス「転送録」を導入し、業務の効率化や働き方改革が定着しつつある職場の状況を田中が報告しています。

転送録の導入効果で業務効率化が進み、業績見通しも明るくなった!

田中:いやあ、黒田のおかげだよ。

黒田:何がさ?

田中:もちろん「転送録」のことさ。外出時でも電話の取りこぼしがなくなって、客先からの評判も良くなったよ。実際、新規の成約が増えて業績見通しも明るいぞ。

黒田:へえ、そりゃよかった。

田中:しかも、そのおかげで営業チームにも久しぶりに新人が入ったしね。

黒田:ほう。部下が増えたのなら、おまえもチームリーダーとしてもっとがんばらないとな。

田中:そうなんだ。業務効率化、残業削減と積極的に取り組んで「働き方改革」をさらに前進させないとせっかく入った新人に辞められちまうからな。

黒田:その意気だ。

「転送先増設」なら1枠単位で転送先増設が可能。しかも1枠100円/月

田中:ただ、営業の人数に合わせて転送先も増やさなくちゃいけなくなってな。

黒田:ああ、それなら「転送録」の「転送先増設」を使えばいいじゃないか。ボイスワープじゃ5件が上限だけど、転送先増設サービスを利用すればさらに追加できる。せっかくチーム力が増したのなら、それに応じて電話対応も充実させないとな。

田中:なるほど、さすがは黒田だ。イイこと言うなあ。ところで、増設の場合の料金なんだけど……。

黒田:10枠までは基本料金に含まれているから、あとは1枠追加するごとに月額100円でOKさ。人数が増えた分だけ枠を増やせばいいからムダな経費もかからないんだ。

田中:おお、そりゃいいな。10枠単位でないと追加が利かないってことになるとムダが生じるけど、1枠ごとに追加できるならありがたい。上司もこれなら問題なく了承してくれるだろうな。

転送先が増えても安心。細かい設定変更も自在の「スケジュール管理機能」

田中:あ、もう一つ気になることがあった。

黒田:今度は何だ?

田中:曜日ごとに転送先の担当を変えたい場合はどうするんだっけ? 面倒じゃないよな?

黒田:そうした細かい設定変更も「スケジュール管理」機能を使えば、自動で切り替えてくれるから大丈夫。おまえ、相変わらず心配性だな(笑)。

田中:あはは。でも、安心したよ。これで、しっかり転送先が増やせるから、営業チーム全員で電話対応できる。これで情報の共有化も進むし、業務の効率アップも図れるな。

黒田:うん。そうなれば、残業も必然的に減るし、働き方改革がぐんと進むはずだ。

田中:そうだ、転送録のこと、三上にも教えてやるか。

黒田:三上って、あの三上か? 大学で同じクラスだった……。

田中:そうそう。あいつも俺みたいな悩みを抱えていてな。外出先での電話対応が満足にできなくて、顧客離れが進んで、今、奴の勤務先は業績がジリ貧だって言うんだ。

黒田:そりゃ、一大事だな。

田中:で、三上の会社じゃ、コールセンターを設けようかとか、電話対応専用の人員を増やそうかとか考えてるって言うから、「そんなのムダだから、『転送録』を使え!」ってアドバイスしてやったよ。

黒田:なんか、いつかの俺とおまえみたいだな(笑)。

田中:そりゃ、転送録に関しちゃ俺は三上の師匠だからさ。

黒田:はいはい、師匠。じゃ、今日の飲み代は師匠におごってもらおうかな。

田中:なるほど、そう来たか(笑)。

備忘録 業務効率化・働き方改革を成功させるカギはやはり「転送録」 by 田中

日中は営業チームの全員が出払って外出先での電話対応も満足にできなかった数ヶ月前と比べると、今は黒田に教えてもらった「転送録」のおかげで状況が好転している。特に電話の取りこぼしがなくなり、顧客満足度も上がって新規の成約も増えている。しかも、チーム内で十分に情報が共有されているから、どの客先からどんな電話があり、どう応対したかについて改めて打ち合わせる必要もなくなり、仕事のムダもだいぶ解消した。こうしたことを考え合わせると、やはり業務効率化を軸にした働き方改革を成功させるカギは「転送録」の導入にあると言えるだろう。電話対応に問題があるからとコールセンターを新設したり、専用の人員を増やしたりするより、「転送録」導入はコストの面でもはるかに効率がいい。「電話対応力を強化してスムーズに仕事をこなしたい」なら、「転送録」はこれ以上ないツールだと言える。

※ 会員登録後、ホームページのメニュー「サービス利用申請」より、利用されたいオプション機能ごとにお申し込みが必要になります。オプション機能ごとに利用条件や利用料金が異なりますのでご注意ください。


TOP > コラム > 電話転送のビジネス活用術⑥ 顧客信用を失わないように効率を上げるコツ!

電話転送のビジネス活用術⑥ 顧客信用を失わないように効率を上げるコツ!

公開日:2018/11/12   更新日:2022/04/26

IT系のライバル企業に勤務する30代営業職リーダーの田中と黒田。互いにライバルでありながら学生時代からの旧友、良き飲み友だちでもある2人の会話から、電話転送のビジネス活用がもたらすメリットについてクローズアップしていくこのシリーズ第6弾。

今回は、ワイドテックの「転送録」の順次転送自動分配転送サービスを活用した顧客満足度向上と業務効率化の両立が話題の中心。いつもの居酒屋で黒田が転送録の賢い活用法を田中にアドバイスしています。

特定の曜日にかかってくる電話を指定の番号に転送する優れもの機能とは?

田中:そうそう、来月から毎週火曜日に新しい客先から発注電話を受けることになりそうなんだ。ただ、当の担当者が多忙で大事な着信が取れない可能性があるんだが、これどうにかならないかな?

黒田:うん、その場合も「順次転送」で解決できるよ。

田中:と、言うと? 

黒田:スケジュール機能を使うんだ。そうすれば、転送先のパターンを自動で切り替えることができる。

田中:特定の曜日にかかってくる電話を指定の番号に転送させられるってことだな?

黒田:その通り。「パターンスケジュール設定」で、曜日ごとに転送先のパターンを入力すれば簡単に登録ができて、一度実行すれば自動で毎日切り替えてくれるんだ。

田中:へえ、そんなこともできるんだな。

「自動分配転送」なら、電話転送が1人に集中しないよう優先順位を自動調整

黒田:「転送録」って、かなりの優れものだろ? ボイスワープ単独ではここまでの機能はないぞ。

田中:分かってるさ。ただ、あらかじめ転送先の優先順位を設定しておいても、特定の誰かに電話が集中してしまったらどうするんだ? 特に月末とか繁忙期になるとその傾向が強くなって、どうしても対応に不備が出るんだが。

黒田:なるほど、確かにそういうことはあるな。でも、「自動分配転送」サービスを使えば、その懸念も一気に解消できるから安心していい。

田中:そんな機能もあるのか?

黒田:うん、自動分配転送サービスというのは、過去の転送記録を解析して転送順位や頻度を調整してくれる機能さ。待機時間やコール回数をもとに誰に着信が集中していて、誰につながりやすいのかをシステムが自動で判断してくれるんだよ。

田中:ということは、電話対応頻度やコール回数からして、第一転送先となっている営業マンにつながりにくいような場合は、よりつながりやすい担当者へ柔軟に転送先を変更してくれるってわけか?

黒田:そう。ただし転送画面で「回数が少ない転送先へ設定」を選択する必要はあるけどね。

田中:いいね、それなら確かに特定の人間にコールが集中しなくていい。客先を待たせることがないから心証も良いだろうし。

黒田:しかも、電話転送を適切に分散できるから、電話対応に追われることなく自分のやるべきことに集中できるという寸法さ。これこそ業務効率化だろ?

転送開始や停止の切り替えも設定画面で簡単に行えて手間いらず

田中:いいね。じゃ、休日出張がある場合はどうだ? 休んでいる他の社員への転送はキャンセルしたいんだけど。

黒田:問題ない。電話転送の開始や停止といった切り替えも設定画面上で簡単に行えるからね。

田中:すごいな、ボイスワープだけじゃとてもそこまでは手が回らない。さすがは「転送録」。ビジネス用にものすごく練られたシステムで驚いた。

黒田:だから感心ばかりしていないで、おまえの会社でも早く導入できるように、上に働きかけないと(笑)。

田中:分かった。今度、決裁権のある上司をここへ連れてくるから、同じ説明を頼むよ。

黒田:またそれか。だけどおまえ、いつか本当に連れてきそうだから怖いよ(笑)。

備忘録 顧客満足と業務効率化は「転送録」で両立できる by 黒田

電話対応に追われると本来の仕事が停滞する、通常業務を優先すると電話対応に不備が出る──と言うのが田中の悩みだったようだ。しかし、顧客満足を向上させることと業務効率のアップは決してトレードオフの関係じゃなく、やり方次第でいくらでも両立できる。それを可能にするのが、「転送録」だ。出先にいる営業マンの誰かが必ず着信を受けることができるから顧客対応の品質も向上するし、一部の社員ばかりに着信が集中するのを防げるから業務もおろそかにならない。これが「転送録」を導入する最大のメリットと言っていいだろう。

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TOP > コラム > 電話転送のビジネス活用術⑤ 「働き方改革」って何から始めたらいい?

電話転送のビジネス活用術⑤ 「働き方改革」って何から始めたらいい?

公開日:2018/10/29   更新日:2023/06/19

IT系のライバル企業に勤務する30代営業職リーダーの田中と黒田。互いにライバルでありながら学生時代からの旧友、良き飲み友だちでもある2人の会話から、電話転送のビジネス活用がもたらすメリットについてクローズアップしていくこのシリーズ第5弾。

今回はワイドテックのクラウド型多機能電話転送サービス「転送録」の順次転送サービスを活用した業務効率化の手法と働き方改革について、いつもの居酒屋で黒田が田中に指南しています。

ムダな残業を解消して、働き方改革を進めるには何が必要?

黒田:今日もまたずいぶん残業が長かったんだな。もうこんな時間だぞ。いや、まあ残業するほど業績が上向いてきたって?いいことじゃないか。

田中:おまえに言われると、すっごくイヤミに聞こえるけど。

黒田:なんだ、違うのか。

田中:ああ、情けないけどな。残業なんてダメな組織の言い訳だよ。

黒田:おいおい、そう後ろ向きになるなって。

田中:とにかく、うちの会社は何をやっても段取りが悪くて。だから毎日、こんな時間まで働いてなきゃならないのさ。

黒田:例えば、どう段取りが悪いんだ?

田中:ほら、前も言ったと思うが、うちは全員が日中外回りだろ。だからNTTの転送サービス「ボイスワープ」を使って客先からの電話を転送して対応してるんだが、これがなかなかうまくいってない。

黒田:つまり、取りこぼしてるってことだろ?

田中:そう。転送先に設定したのに結局電話に出られないことが多くて、着歴を見てあらためて担当者にかけ直したりするんだが、まあ、その度にキツ~イお小言さ。

ボイスワープから「転送録」へのシフトが解決の糸口になる

黒田:まずいなあ。

田中:それだけならまだしも、別のプロジェクトに携わっている人間が電話応対したり、客先と連絡を取ったりしているから、あとで報告を受けても要領を得なくてイライラするんだ。仕方ないから、社に戻って全員でミーティングさ。そこで、“今日はどこの誰から電話があって、誰が受けてどんな対応をした”と部下から報告させて、そこから顧客対応。だから、こんな時間まで残業してなきゃならんってわけさ。

黒田:ところで、おまえの会社、まだ「転送録」導入してないのか?

田中:それそれ、段取りの悪い会社は上の意思決定スピードも遅い。そのくせ、「残業なんて時代遅れだ」とか「うちも働き方改革するぞ」って威勢ばかり良くてな。

順次転送サービスを使えば転送先のミスマッチ解消ができ信頼回復につながる

黒田:しかし、おまえの言う段取りの悪さなんて、転送録を使えば一発解決だぞ。

田中:やっぱり?

黒田:ああ、例えば、転送先のミスマッチは「順次転送サービス」で解消できる。転送先の優先順位を設定しておいて、各プロジェクトの担当者数名に順次転送できるようにすれば取りこぼしも防げるし、対応ミスもなくなるぞ。

田中:うん、即レスが徹底できるな。

黒田:だろ。仮に全員の都合が悪くて着信が取れなければ、その旨、自動でメールが全員に届くからその時点で情報が共有できるって寸法さ。

田中:おお、それはいいな。

黒田:だから始業前のミーティングで後輩に対応について報告させることも、まずいところは指導することもできる。情報共有が前提だから話も早いしな。

田中:確かに、朝のミーティングでそれができれば、残業なんてほとんど解消できるなあ。

黒田:そういうこと。しかもだ、前日に電話対応した人間が顧客と何をどうやり取りしたか始業前に共有できるから、もうその日は誰が着信を取ってもスムーズに話が進むってわけ。

田中:へえ、黒田の会社じゃそれが徹底されていると?

黒田:そうだよ。だから俺はいつもおまえより早くこの席で飲んでいるんだ。

田中:あはは、さすがは働き方改革の大先輩だ(笑)。

黒田:そうそう、1人で悩んでいないで、チーム一丸で取り組む。それが働き方改革を成功させる秘訣さ。

田中:よーし、目指すは残業解消! 早く退社してみんなでここに飲みに来るか。黒田、あいつらの指導もよろしくな。

黒田:おいおい、勘弁してくれよ(笑)。

備忘録 情報の共有化で働き方改革は格段に進む by 田中

仕事の段取りや業務効率が悪い最大の原因はやはり、組織内で情報がしっかり共有されていないことだと黒田の話で大いに納得。転送録の順次転送サービスを使えば、優先順位に基づいた転送先設定ができるだけでなく、仮に全員が着信を取れなくてもその情報が瞬時に共有できるから、その後のリカバリーもしやすい。そう考えると、業務のムダを省いてしかも客先の信頼を得るのに、転送録ほど強力な武器はない。うちの社でも早急に導入して、働き方改革を前進させるべきだと感じた。

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TOP > コラム > 電話転送のビジネス活用術④ 多様化するワークスタイルでもチャンスは逃がさない

電話転送のビジネス活用術④ 多様化するワークスタイルでもチャンスは逃がさない

公開日:2018/10/01   更新日:2023/06/19

IT系のライバル企業に勤務する30代営業職リーダーの田中と黒田の会話から、電話転送のビジネス活用がもたらすメリットについてクローズアップしていくシリーズ。

4回目は、ワイドテックのクラウド型多機能電話転送サービス「転送録順次転送サービス電話転送切替サービスを活用して、いかにビジネスチャンスを広げていくか、多様化する働き方にどうキャッチアップするかといった話題に。では、いつもの居酒屋をそっと覗いてみましょう。

商談中は後輩の携帯に着信させて取りこぼしを防ぐ!

黒田:どうした、顔色が良くないな。

田中:実は、毎週2回、取引先とのミーティングがあるんだが、明日は向こうの重役クラスが何人も参加することになっていてな。ホント、今から胃が痛いよ。

黒田:なるほど、でも、先方のお偉いさんに田中の実力をアピールする絶好の機会じゃないか。

田中:だから、余計に緊張するわけよ。ただ、それもそうなんだが、この時間だけは他の客先からの電話は受けられない。どんなに重要な要件でもな。だから、後輩をボイスワープの転送先に設定しておこうと思うんだが、問題は奴が出先で電話に出られない状況だったらと考えるとまた胸のあたりがこうシクシクと……。

黒田:そういうのは、ワイドテックの「転送録」さえ導入すればすべて解決なんだけどな。例えば、「順次転送サービス」を使えば、転送先に優先順位を付けられるから後輩が移動中や商談中で電話応対できなくても、自動で別の誰かの携帯に着信が行く。で、第2候補がダメなら第3候補、それでもつながらなきゃ第4候補という具合にできるから、電話の取りこぼしも防げて、取引先を不安にさせる事態にはならないよ。

田中:そうだよなあ、黒田ならきっとそう言うと思ってた(ため息)。社長が海外出張中じゃなきゃ、今頃、決済が下りて転送録もとっくに導入済みのはずなのに……。

黒田:仕方ないな。今はおまえが懸念しているようなことが起きないよう祈るしかないってことだ。

特定の日や時間帯で自動切替&解除できる便利機能に注目!

田中:それはそうと、今日は転送録に詳しい黒田に聞きたいことがもう一つあった。

黒田:ん?

田中:さっきのは、俺の携帯にかかってくる電話を後輩に転送するって話だったけどさ、今度は逆に後輩にかかってくる電話を俺が取らなきゃならなくなりそうなんだ。実はその後輩には幼稚園に通い出した子どもがいてな、奥さんと交代で送り迎えすることにしたんだそうだ。

黒田:ほう、イクメンか。

田中:それそれ。だから奴は月曜日と水曜日の朝と夕方は、電話応対ができない。そこで先輩である俺が代わりを務めなきゃならなくなったってわけだが、こんな時はどうすりゃ良いんだっけ?

黒田:スケジューリング機能 ※を使えばいい。これなら転送先を特定の日や時間帯で切り替えたり解除したりといったことが簡単にできるよ。しかも一度設定しておけば転送の切替も解除も自動だから、うっかり忘れる心配もないんだ。

かけてきた相手に転送電話であることを悟らせない優れもの

田中:それは助かるなあ。それと、あと一つ心配なことがあった。

黒田:まだあるのか(笑)。今度は何だって言うんだ?

田中:うちの会社、NTTのボイスワープを使ってるだろ。そしたら、新規の取引先から「君のところは転送電話を使っているのか?」ってすかさずチェックが入ったんだよ。まさか転送録じゃそういうことはないだろうな?

黒田:この間も言ったはずだけど、転送録のすごいところは、かけてきた相手に転送電話だってことを悟らせない点だ。順次転送を使えば保留音からして、よくある「プップップ」音じゃないし、設定した転送先が全員応対できない場合でも、「ただいま電話に出ることができません。しばらくたってからおかけ直しください」という音声ガイダンスを流せるから不信感を与えることもない。

田中:ああ、良かった。それを聞いて安心したよ。

黒田:ホント、おまえの心配性は相変わらずだな。ま、転送録ユーザーの俺が言うんだから間違いないよ。それより導入は1日も早くな!

転送録は「働き方」そのものを変えるかもしれない by 黒田

今や多様なワークスタイルが選択できる時代。夫婦共稼ぎでも家事や子育てを分担しながら仕事もしっかりこなす若い世代が増えてきた。また、なかには親の介護で働ける時間や曜日が限られてくる年配世代もいる。その意味で、携帯電話と転送録の組み合わせは現代にベストマッチなシステムだと思う。

出先にいようが、自宅でテレワークに従事していようが、これなら、客先とのコミュニケーションに一切の支障が出ないからだ。この転送録さえ導入すれば、勤務時間や通勤といった制約から多くの人が解放されるだろう。もしかすると、転送録は日本人の働き方を根本から変える“推進剤”になるかもしれない。

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TOP > コラム > 電話転送のビジネス活用術③ 売上アップを実現する意外なポイント

電話転送のビジネス活用術③ 売上アップを実現する意外なポイント

公開日:2018/09/14   更新日:2023/06/19

IT系のライバル企業に勤務する30代営業職リーダーの田中と黒田。互いに良きライバルでありながら学生時代からの旧友、そして飲み友だちでもある2人の会話から、電話転送のビジネス活用がもたらすメリットについてクローズアップしていくシリーズ第3弾。

今回はワイドテックのクラウド型多機能電話転送サービス「転送録」の一斉呼出転送サービスを活用して、客先の信用をどう獲得し、売上アップに結び付けるかについて、いつもの居酒屋で黒田が田中に指南しています。

電話転送、ボイスワープでは転送件数と機能に限界が。解決策は?

田中:お、黒田、ちょっと聞いてくれよ。

黒田:どうした。仕事で何かヘマでもしたか(笑)。

田中:いやいや(汗)、それがさ、クライアントでものすごく短気な担当者がいて、うちに電話かけて2、3回コールして出なかったからってクレームを寄こしてきたんだ。でも、そりゃあんまりだろ? こっちだって商談中や移動中で電話に出られないことだってあるのにさ。

黒田:そのコール回数で電話を切るなんて確かに気の短いお客さんだな。でも、田中の会社はNTTのボイスワープを使ってるんじゃなかったっけ?

田中:ああ、電話転送サービスね、確かに導入してる。でも、ボイスワープは最大5件までしか転送先を登録できないから、けっこう取りこぼしがあるんだ。

黒田:だったら、ボイスワープの転送先に、先日も話した「転送録」の「一斉呼出転送サービス」を挟めばいい。あらかじめ設定しておいた転送先を同時に呼び出してくれるから、出先にいる誰かに着信がいくようになってる。しかも転送先は最大10件まで登録できるから、取りこぼしのリスクも限りなく小さくできるよ。

田中:10件の転送先へ同時に発信ができるっていうのはすごいよな。でも、たまたま10人全員が出られない状況だったらどうなるんだっけ?

黒田:「ただいま電話に出ることができません。しばらくたってからおかけ直しください」という音声ガイダンスを流せるから大丈夫。相手は「たまたま回線が込み合っているんだろう」と好意的に解釈してくれるよ。しかも、気になる保留音もいかにも転送っていう「プップップ」音じゃないから違和感を与えることもないしね。

電話対応のミスで客先の信用を失わないための「転送録」「一斉呼出転送サービス」

田中:ああ、やっぱり転送録はいいねえ。だけど、今、稟議を通しているところで、導入はまだ先になるんだよなあ~。

黒田:おいおい、おまえの会社は意思決定のスピードも遅いんじゃないか (笑) ? ま、それはともかくだ。こちらの都合に合わせて電話をくれる客先なんていないし、やはり相応の態勢を日頃から整えておくべきだろう。むしろ、着信一発で「はい、●●会社の〇〇です」って、元気よく電話に出れば、向こうだって「信用できる取引相手だ」って、見直してくれると思うよ。

田中:そこまで言うなら、黒田のところはそれがデキてるってことか?

黒田:もちろん。だから取引も順調に進むし、信用されるから予算の大きな重要案件も回ってくる。当然、売上もよくなって会社の業績も上向くって寸法さ。

田中:電話対応一つでそこまで違ってくるのか……。モタモタしてられないな。すぐにでも転送録を導入できるよう上にプッシュしないと。

黒田:そうしたほうがいい。信用は失うのは早いが、回復には時間と労力がかかる。もし、先日の電話対応で客先の心証を悪くしたのなら、すぐにでも事後策を講じるべきだな。その意味でも、転送録の導入を急いだほうがいい。

スケジューリング機能で日々の輪番も自動化できて便利

田中:アドバイス、感謝するよ。おまえ、案外いい奴かもな(笑)。

黒田:ホントだ。何だってライバル会社で働くおまえに俺は塩を送っているんだ、アハハ(汗)。

田中:ところで、会議とか研修の予定が入っていて、あらかじめ電話に出られない日時が分かっている時はどうすればいい?

黒田:その時にWEB画面から転送先の設定を変更するか、、「スケジューリング機能 ※」で予定を設定しておけば、その時出られる人間にだけ自動で転送してくれるから心配はいらないよ。転送先を特定の日や時間帯で切り替えたり解除したりするのは考えただけでも面倒に思えるが、スケジューリング機能を使えばすべて自動だからうっかり忘れて電話対応にミスが生じることもない。

田中:ふーむ、おまえの会社がなぜ、業績好調なのか分かった気がするよ。もし、良かったら、うちに来て転送録導入のメリットを上に説明してくれないか? 「一斉呼出転送サービスで業績向上、売上アップ間違いなし」とか何とか。

黒田:おいおい、もう酒が回ったか (笑) ?

備忘録 転送録で既存顧客のロイヤルカスタマー化を目指す! by 田中

どんなビジネスでも信用や信頼は何より重要だ。そのいちばん大切なものを電話対応のミスで失っていたとしたらこれほどもったいないことはない。うちの業績が下向きなのはもしかしたら電話対応の不備で信頼を失い、既存顧客が離れてしまっているのかもしれない。これからは、電話転送を最大限に生かせる転送録と一斉呼出転送サービスの活用で客先の信用と信頼を取り戻し、さらに既存顧客のロイヤルカスタマー化を推し進めて、売上アップ、業績アップを目指していこうと思う。

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TOP > コラム > 電話転送のビジネス活用術② 面倒な転送切替を自動化するやり方

電話転送のビジネス活用術② 面倒な転送切替を自動化するやり方

公開日:2018/09/03   更新日:2022/03/25

IT企業にA社とB社にそれぞれ勤務する田中と黒田は、共に30代前半にして営業職リーダー。大学時代から長い付き合いがあることから、プライベートでもよき飲み友だちで、今日も新橋にある居酒屋で一献傾けながら語り合っています。今宵は、先日の続きで、電話転送をビジネスに活用するための極意を黒田が田中にアドバイス中。面倒な転送切替をどう自動化するかが話題の中心のようです。


田中
業績不振に悩むIT企業勤務の30代営業職リーダー。仕事柄、1日の大半を外回りで過ごす。チームの全員が同じような行動パターンなので、日中はオフィスが無人になることもあり、客先の電話対応の遅れが常態化。本人もそれが問題の元凶だと感じている。

黒田
田中と大学の同期で、ライバル会社に勤務するデキるビジネスマン。すでに社内では「転送録」を活用し、クライアントからの電話や緊急連絡の取りこぼしを防いで、ビジネスチャンスを上手に活用している。電話転送の利点をよく知る立場から、田中に対し、転送録の活用やそのメリット、機能についてアドバイスすることになった。

客先からの電話を取りこぼさないためのダメ押し機能、転送先の優先順位設定

田中:もう少し、その「転送録」っていうサービスについて教えてくれないかな。

黒田:ああ、いいよ。例えば?

田中:あらかじめ登録しておいた複数の電話番号を一斉に呼び出して、最初につながった相手(転送先)に転送できる一斉呼出転送」のよさは十分わかった。しかも、最大10件まで転送先を登録できるっていう点も申し分ない。でも、一つ気になることがあるんだ。

黒田:と、言うと?

田中:確かにうちは少数精鋭でやってるけど、全員が同じレベルっていうわけでもない。俺みたいに10年選手もいれば、入社したての若いのだっている。たまたま、転送された先がベテラン社員や中堅社員ならいいが、経験の浅い奴が電話を取って対応でミスったりしたら、客先の心証だって悪くなりかねない。要は、その辺をどうクリアするかだ。

黒田:なるほど。でも、転送録には「誰」に優先して転送するかをあらかじめ設定する順次転送サービスと組み合わせて利用すればいいよ。

田中:おいおい、それを早く言えって(笑) ってことは、社長につながらなかったら俺、俺につながらなかったら鈴木、鈴木でダメなら島田、島田につながらなかったら横川って感じで、つながるまで転送し続けられるってことか?

黒田:正解。電話対応を複数の人間で分担できるだけでなく、そこに優先順位というパラメーターを設定できるのがこの順次転送サービスの優れたところさ。

田中:そりゃいい! ただ心配なのは、その設定を切り替えるやり方さ。面倒じゃないといいけど。

電話転送切替サービスのスケジュール予約機能でうっかりミスを防止

黒田:転送録のすごいところは、転送先を増やせることだけじゃなく一斉呼出転送」や「順次転送」を組み合わせて、活用の幅をぐんと広げることができる点さ。もちろん、多機能になった分、操作性も十二分に練られているから安心していいよ。例えば、電話転送切替サービスを選べば、転送先の登録や編集、削除はWeb上で簡単にできるようになる。ボイスワープのような従来の転送サービスだと「転送開始」「転送停止」「転送先変更」を電話機のプッシュ操作で設定する必要があったけどね。

田中:へえ、至れり尽くせりだねえ。でもさ、営業時間や時間外で転送先を変更しようとすると、いかにWeb上で操作できると言っても、その都度切り替えるのはさすがにしんどくないか?
例えば、うちの場合、ITセミナーの講師を務める社長には夕刻以降は転送禁止にしたいし、家庭の事情で特定の曜日には早く帰宅しないといけない社員もいるから、その場合も転送をオフにしたいんだけどな。

黒田:それなら、一斉呼出や順次転送のオプション機能「スケジュール予約機能」を使えばいい。「営業時間内は全員へ転送」「営業時間外は特定のスタッフにのみ転送」といった日時や曜日ごとの切り替え設定も電話転送切替+順次転送や、電話転送切替+一斉呼出転送のように異なるサービスを組み合わせれば可能だよ。もちろん特定の曜日に誰かを転送禁止にすることも、その逆も簡単にできる。しかも、こうした処理は自動化されているから、転送開始や停止を忘れる心配もない。うっかりミスで客先への対応に不備が出るという事態もこれなら回避できるよ。

田中:そこまでできるとは、さすがに恐れ入った。まさに転送録はビジネス無双だな(笑)

キャリアごとに異なる転送切替設定。でも詳細な説明ページがあるから安心

黒田:確かに。でも、注意しておきたい点がないわけでもない。基本的に転送録はキャリア系の電話転送サービスと連携しているから、転送切替の設定は各社で違うんだ。ただ、この点もあまり気にしなくていい。なぜなら、ワイドテックの商品サイトにはNTTの「ボイスワープ」や「ひかり電話ボイスワープ」、KDDIの「着信転送サービス」、ソフトバンクの「多機能転送サービス」、NTTコミュニケーションズの「自動着信転送サービス」といった各キャリアのサービスごとに転送切替の仕方をわかりやすく解説したコンテンツがあるからね。ほら、ここ(と、持参していたタブレットでそのページを見せる黒田)

田中:うちはNTTだからボイスワープか。なんだ、思ったより簡単だなあ。

黒田:お前もIT業界人なんだから、簡単で当たり前だろ。しっかりしろ(笑)。

備忘録 使い勝手のよさがビジネスチャンスを生かす by 黒田

どんなに便利なシステムでも使い勝手が悪いとそのよさを十分引き出せない。転送録なら複雑な電話転送切替の設定も簡単で、切替も自動処理で行えるからミスがない。ちょっとした落ち度でも客先からの信頼を失いかねないことを考えると、転送録のこうした機能、使いやすさはとても頼もしい。何より、転送先に優先順位が付けられるのも、小規模な企業やチームにはありがたいスペックだと思う。

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TOP > コラム > 電話転送のビジネス活用術① 電話転送がもたらすメリット

電話転送のビジネス活用術① 電話転送がもたらすメリット

公開日:2018/08/20   更新日:2023/04/21

IT企業のA社に勤務する30代営業職リーダーの田中とライバル企業B社に勤める黒田。
互いによきライバルでありながら、よき飲み友だちでもある2人。そんな田中と黒田の会話から、今回は電話転送のビジネス活用がもたらすメリットについてクローズアップしていきます。


田中
業績不振に悩むIT企業勤務の30代営業職リーダー。仕事柄、1日の大半を外回りで過ごす。チームの全員が同じような行動パターンなので、日中はオフィスが無人になることもあり、客先の電話対応の遅れが常態化。本人もそれが問題の元凶だと感じている。

黒田
田中と大学の同期で、ライバル会社に勤務するデキるビジネスマン。すでに社内では「転送録」を活用し、クライアントからの電話や緊急連絡の取りこぼしを防いで、ビジネスチャンスを上手に活用している。電話転送の利点をよく知る立場から、田中に対し、転送録の活用やそのメリット、機能についてアドバイスすることになった。

業績好調の蔭には、電話転送の存在があった

黒田:なんだか浮かない顔だな。

田中:長い付き合いだから打ち明けるけど、俺のところ営業成績が落ちててさ、ちょっとした危機的状況なんだ。

黒田:原因はわかっているのか?

田中:ああ。うちは一応、「少数精鋭」でやっているから、日中はみんな外回りだろ。すると、どうしても、社内での電話対応が手薄になる。だから客先の評価もイマイチ芳しくなくてさ。予算の大きな重要案件が回らなくなってきてるのは間違いなくそのせいだよ。

黒田:ふーん、だけどうちも似たような体制でやってるんだけどなあ。

田中:じゃあ、なんであんなに業績好調なんだよ?

黒田:うちは転送電話をうまく使いこなしてるからな。だから、全員が出払っていても、誰かが出先で電話を受けることができる。対応面で客先からお小言をもらったことはないよ。

田中:転送電話? なるほど、その手があったか。でも、あれって設定できる転送先が何件までって制限があるんじゃなかったっけ? 

黒田:確かに、NTTの「ボイスワープ」や「ひかり電話ボイスワープ」、KDDIの「着信転送サービス」、ソフトバンクの「多機能転送サービス」、NTTコミュニケーションズの「自動着信転送サービス」では最大5件までと上限があるね。

田中:それじゃ、導入してもあまり意味がないなあ。

最大10件まで一斉呼出転送。これはまさに携帯の内線化!

黒田:いや、だからうちはボイスワープと「転送録」っていう別のサービスを組み合わせて使っているんだよ。これだと、6件以上の転送先を任意に設定できるからね。

田中:転送録? なんだいそれ?

黒田:ワイドテックという会社が提供しているサービスだよ。この転送録はとても多機能で、登録後にメニュー画面から利用したい機能ごとに申し込むことができるんだけど、その中の一斉呼出転送サービスを使うと、あらかじめ登録しておいた複数の電話番号を同時に呼び出して、最初につながった相手(転送先)に転送できる。しかも、最大10件まで転送先を登録できるから、仮に全員が外出中でも、誰かが必ず電話を受けることが可能というわけ。これなら客先を待たせたり、対応が遅れたりといったことも防げるよ。

田中:そりゃスゴイ。でもさ、転送っていかにも「転送中です」っていう音がして、あまり印象がよくないよな。

黒田:大丈夫、一斉呼出転送サービスなら、あの気になる「プップップ」音もキャンセルできるし、仮に誰も電話に出られないという場合でも、「ただいま電話が大変込み合っております。しばらくたってからおかけ直しください」という音声ガイダンスを流せるから、相手には「たまたま回線が込み合っているんだろう」と思わせることだってできる。

田中:なるほど。でも、着信に携帯で折り返すとこちらの携帯番号が相手先に表示されて結局、転送だってバレバレにならないか?

黒田:確かにね。でも、転送録ならIP電話「050」や固定電話「03」で折り返すことができるプランも選択できるからその心配もいらない。固定電話の信用度を生かせるから、むしろ客先の心証もよくなるって寸法さ。

田中:いいね。それって、俺たちが持ってる携帯が内線電話になるのと同じじゃないか。

黒田:まさにその通りだ。うまいこと言うな(笑)

簡単操作で登録・編集が可能。設備投資が不要な点も魅力

田中:ただ、転送先の登録とか編集が面倒じゃないか? ふつう転送電話の設定と言うと電話機側でいちいちプッシュ操作しないといけないだろ?

黒田:転送録では転送先の登録や編集、削除がWeb上で行えるから問題なし。しかもディスプレイを見ながらの簡単操作だしね。だから、登録先の変更や転送・非転送の切り替えを頻繁に行う必要がある場合でもまったく苦にならなくていいよ。br>

田中:でもな、問題は導入コストさ。それでなくても、うちのセクションは業績不振なんだ。予算潤沢というわけではなくてな。

黒田:いやいや、その点も心配しなくていいよ。何しろ、転送録はインターネットができる環境があればすぐ導入が可能で設備投資も不要。基本料金だって1,000円という低廉さだ。携帯の内線化ができて、しかも有能なオペレーターを1人雇うのと変わらない体制がこれで整う※んだから、安いもんさ。

田中:マジか? いやあ、そんないいものがあるなんて知らなかったなあ。黒田、お前うちがライバルだからって今まであえて教えなかったのか?

黒田:違うよ。そっちが業績不振だってのは、今日初めて知ったんだから(笑)。

備忘録 この転送録はビジネスに使える! by 田中

俺たちの仕事は野球で言えば遊撃手みたいなもので、オフィスにいても商売にならない。つねに外へ出て人と会い、情報交換をすることでビジネスを創造できる仕事だ。だからこそ、電話対応の遅れとか不備といった機会損失は大きな痛手になりかねない。その点、転送録なら客先からの至急の要件も取りこぼさずに済むから、ビジネスチャンスを最大限に生かせる。しかも顧客との信頼関係も強固にできて、チームの士気も上がっていいことずくめ。さっそく、上司と交渉して導入を進めることにしよう。「善は急げ」だ!

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TOP > コラム > 話題のIVR(自動音声応答)をビジネスに活用する~自動音声受付サービス~

話題のIVR(自動音声応答)をビジネスに活用する~自動音声受付サービス~

公開日:2018/06/25   更新日:2022/03/25

「お電話ありがとうございます。音声案内に従ってご希望の番号を押してください。製品に関するお問い合わせは『1』を押してください……」──。企業のカスタマーサービスなどでよく耳にするこのメッセージがIVR(Interactive Voice Response System:自動音声応答)。単に音声を流すだけでなく、プッシュ操作に従って電話を担当部署に取り次いだり、コールセンターに転送したりできるなど、非常に便利なシステムです。

IVRは電話の取り次ぎを自動化することで、業務効率を上げ、人件費の削減にも大いに貢献するシステムです。でも高価なシステムなので、設備投資にコストがかさむことが導入のネックになっていました。そこで、登場したのが、「転送録」の「自動音声受付サービス」です。

低廉な月額利用料で多機能なIVRが利用できるので、一人で何役もこなす必要のある個人事業主やフリーランスの方でも、設備投資せずに煩雑な電話取り次ぎが自動化でき、業務の効率化を図ることができます。この自動音声受付サービスの導入メリットや幅広い用途についてお知らせします。

1. 自動音声受付による取り次ぎ自動化が、経営効率をアップさせる

設定済みの電話番号に着信があると、自動で音声案内を流し、それぞれの担当者や部署へ直接つなぎ電話業務の効率化を図るシステム、それが「転送録」の自動音声受付サービスです。このサービスをおすすめする理由は何と言っても、業務効率や経営効率が格段に向上することにあります。

例えば、IVRを導入していない企業では受付担当や総務が外部からの電話を取り、内容を聞いた上で担当部署への取り次ぎを行っています。これでは、電話取り次ぎだけでも煩雑な作業となり、しかも伝え間違えなどのミスも発生しやすくなります。


2. 電話による音声ガイダンスが手軽に導入できる

自動音声受付を導入すれば、電話をかけてきたエンドユーザーは専用ガイダンスに従ってダイヤル操作をするだけなので、人を介した取り次ぎは不要になり、ミスも防げます。さらに、取り次ぎ業務の自動化で人件費の削減にもなり業務スピードも格段に向上します。

自動音声受付サービスは手軽に導入できるのに、大きなメリットを得ることができます。


3. IVRを電話の応対品質向上・コストカットに活用する

また、自動音声受付サービス導入で見逃せないメリットは応答品質が向上することです。これを人の手で行うとすると、受付担当者によって対応の質に差が出て、最悪の場合はクレームにまで発展しかねません。自動化すれば、直接、担当部署につながるのでこうした事態をうまく避けることが可能。しかも、人件費も教育研修コストもカットできるので大幅な経費節減が図れます。

しかも、自動音声受付なら間違い電話などの処理も簡単。音声ガイダンスを聞いた相手方がかけた先を間違えたと気づいてくれるので、「応対」という業務が発生せず、企業にとっても無駄なコストをかけずに済むというわけです。


4. メッセージの録音機能も有効活用できる

自動音声受付サービスなら、通常の電話取り次ぎだけでなく、定休日や時間外の電話転送も音声ガイダンス付きで行うことができます。また、自社のPRやニュース、商品やイベント情報の録音を、営業時間外のメッセ―ジとして使用すれば、非常に有用なメディアとして機能させることが可能です。

さらに、メッセージ録音機能を使えば、商品の注文受付やサービスの予約受付も時間外に行え、機会損失を防いで収益を上げることもできます。


5. 簡易コールセンター、アンケート…、IVRはマルチに応用できる

自動音声受付サービス自体を簡易なコールセンターとして機能させたり、アンケート集計に利用したりといった応用も可能です。このようにIVRを応用した自動音声受付サービスはアイデア次第でさまざまな活用ができるマルチなツールと言えるでしょう。


6. クラウド型IVRだから、手頃な月額料金で利用できる!

これだけの多機能、活用の可能性を秘めた自動音声受付サービスですが、同じことを従来のIVRで実現しようと思えば設備投資にかなりのコストが必要で、導入のハードルは決して低くはありません。

でも、「転送録」の自動音声受付サービスなら、同様の機能を月額3,760円~と、これまでには考えられないほど手頃な月額料金で利用できます。その秘訣は、クラウド型IVRだから実現することができました。


7. 自動音声受付サービスは、アイデア次第で使い方は無限大

自動音声受付サービスを導入すれば、電話取り次ぎにかかる人件費やオペレーターの教育研修コスト、クレームが生じた際の対応コストなどを大幅に削減でき、経営資源のより有効な活用が可能になります。

設備投資ゼロでIVRが利用でき、しかも電話取り次ぎの自動化によるコスト削減効果も期待できるとあれば、これは導入しない手はありません。しかも、音声ガイダンスと転送機能、メッセージ録音機能を駆使すれば、商品の注文やサービスの予約に使えるので、これまで収益を生まなかった時間外、定休日をビジネスチャンスに生かすことが可能です。


TOP > コラム > ボイスワープの転送先が増設できる!~転送先増設サービス~

ボイスワープの転送先が増設できる!~転送先増設サービス~

公開日:2018/06/11   更新日:2022/03/28

「日中はスタッフ全員が外回りをしている」「24時間365日、クライアントから問い合わせの連絡がくる」――。そんな業態で働く方は、自社にかかってきた電話を「転送」で対応されていることでしょう。ところが、NTTの「ボイスワープ」や各通信キャリアの「多機能転送」「転送電話」などが提供する電話転送サービスは、登録できる転送先の最大件数が4件もしくは5件と制限されていたり、使い勝手としてはイマイチ。

その上、新たに転送先を登録するにも、「登録済みの転送先を上書きしなければいけない」「作業が電話機からダイヤル操作で行う必要がある」など、何かと不便です。

こうした不満を一気に解消してくれるのが、ワイドテックの「転送録」です。「転送録」のサービスの一つ、「転送先増設サービス」を活用すれば、転送先を6件以上登録でき、しかも登録作業はWeb上でカンタンに行えて手間いらず。従来の電話転送サービスにはない使い勝手のよさも魅力です。

1. 転送先増設サービスなら、6件以上登録が可能!

ボイスワープの転送先が増設できる!~転送先増設サービス~

転送先増設サービスは、各通信キャリアの電話転送サービスと「転送録」の050IP電話番号を連携させるシステムです。通信キャリアの転送サービスに手を加えることなく、050IP電話番号内で転送先を増やすので、契約数に応じて何件でも登録できるのが最大のメリットです。つまり、スタッフ数が多いオフィスでも、登録数の制限を気にせずに転送先を任意に設定することが可能です。

しかも、転送先の登録や編集、削除といった操作はWeb上でモニターを見ながら行えるのでノンストレス。ボイスワープなどと異なり、電話機のダイヤル操作を必要としないので頻繁に登録や切替を行うような場合でも苦になりません。


2. シフト制による交代勤務の場合でも重宝する「スケジュール機能」(※オプション)

さらに転送先増設サービスの利便性を向上させてくれるのが、オプションの「スケジュール機能」です。これを組み合わせれば、転送先が多くてもあらかじめ設定しておいたスケジュールに合わせた切替が自動で行うことができます。

例えば製造業や物流業、飲食店、小売店などシフト制で交代勤務する現場でも、シフトスケジュールに合わせて転送先を登録しておくだけでOK。しかも、契約数に応じて登録数を任意に設定できるのでスタッフ数の多い現場でも問題なく活用できます。


3. ネット環境だけあればOK! 別途設備投資は不要!

「転送録」の転送先増設サービスが、ビジネスを加速させる

どんなに便利な機能でも、初期投資やランニングコストがかさむようなものでは意味がありません。その点、転送先増設サービスは、インターネットに接続できる環境さえあれば新たな設備投資は不要です。しかも、転送先10件あたり1,000円と低廉な基本料金も魅力です。詳細はコチラをご確認ください。


4. ビジネスの本質を捉えた、転送先増設サービスの8つの機能

現場での使い勝手を考えた転送先増設サービスには、優れた8つの機能があります。「間違い電話や業務に直接関係のない着信を転送しないよう、あらかじめ着信許可番号を50まで設定できる機能」「業務に無関係なセールス、テレフォンアポインターからの電話を最大50件まで着信拒否できる機能」など、企業規模や事業内容に関係なく、ビジネスを効率できる機能ばかりです。

①:処理履歴の管理ができる 転送処理結果を順次記録することができます。Web上でカンタンに管理できます。
②:1番号への呼出時間を設定できる 1番号への呼出時間(秒)を、Web上で自由に設定(3~60秒の範囲)できます。
③:電話番号の非通知に対応 当社が用意する電話番号への着信を拒否することができます。拒否の場合は、「番号を通知しておかけ直しください」という音声ガイダンスの後、切断されます。
④:発信者番号のお知らせ通知 「順次転送先が不在だった時、もしくは発信者切断の場合など、通話が不成立だった時」「エンドユーザーとの通話が終わり、通話が成立した時」。この2つの条件を満たす場合、ご指定のメールアドレスに発信者番号をお知らせする機能です。
⑤:呼出音の設定が可能 通常のリング音または、当社独自の保留音を選択できます。
⑥:着信許可番号設定 当社が用意する電話番号に着信できる番号を、最大50番号まで設定することができます。
⑦:着信拒否番号設定 着信許可番号設定と同様、当社が用意する電話番号のうち着信拒否を、最大50番号まで設定することができます。
⑧:転送先への通話前ガイダンス
(※オプション機能)
通話が開始される前に、転送先へ音声ガイダンスを流すことができます。こちらの機能はオプションとなります。
⑨:スケジュール機能
(※オプション機能)
予め設定しておくことで、スケジュールに合わせて転送先の自動切替ができます。こちらの機能は、オプション機能です。

5. 「転送録」の転送先増設サービスが、ビジネスを加速させる

「転送録」の転送先増設サービスなら、新たな設備投資が必要ないので、手軽に転送先を増やすことができます。ビジネスチャンスを最大限活かすことのできる、おすすめのサービスです。


TOP > コラム > 電話を一斉呼出・転送して夜間や緊急時も対応~一斉呼出転送サービス~【後編】

電話を一斉呼出・転送して夜間や緊急時も対応~一斉呼出転送サービス~【後編】

公開日:2018/05/28   更新日:2022/03/25

前編では、「一斉呼出転送サービス」を導入するメリットについてお伝えしました。でも、どれだけ魅力的なサービスでも、使い勝手や機能に問題があれば意味がありません。システムそのものが難解だったり、操作や設定が複雑で分かりにくければ、日常業務を停滞させかねません。

転送録」の一斉呼出転送サービスは、シンプルな操作性で誰もが簡単に操作できるクラウドサービス・ツールです。しかも、仕様状況に対応したフレキシブルな機能、設定を厳選しています。後編では、一斉呼出転送サービスの機能について細かくご紹介していきます。

1. Web上で設定変更・機能選択ができるから使い勝手バツグン!

Web上で設定変更・機能選択ができるから使い勝手バツグン!

一斉呼出転送サービスの利点は、操作性の良さも挙げられます。必要な機能や設定をWeb上で選んだり変更したりできるので、ネットを閲覧しているような手軽さで取り扱える点です。導入した日からすぐに使いこなしていただけます。

もちろん、導入に際して新たに設備投資していただく必要はありません。また、高価な専用機材や専用ソフトも不要。インターネットを利用できる環境さえあれば、短期間で使い始めていただけるのもクラウドサービスである一斉呼出転送サービスの魅力です。


2. 一斉呼出転送サービスには10+その他の機能がある!

こちらでは、一斉呼出転送サービスの9つの標準機能と2つのオプション機能を詳しくご説明します。

・なんと最大10件まで転送先を設定できる

電話の転送先は、固定電話や携帯電話、スマートフォンを問わず最大10件まで登録が可能。スタッフ10名以下の会社はもちろん、課やチームなどの部署単位での導入にも最適な仕様です。しかも、設定や変更はWeb上で完結するので、オフィスはもちろん外出先のPCからでも操作することができます。

・処理履歴もしっかり管理!

一斉呼出転送サービスでは、システムが処理結果を常に記録し履歴として残しています。過去に遡って、「どの時点のどの着信が誰に転送されたのか」を追跡することもできます。

「夜間や休日にかかってきた電話にすぐに対応したスタッフを評価する」「あまり電話に出ないスタッフを指導することで、業務への意識改善に役立てる」など、活用次第では業務改善などにも使うこともできます。

・呼び出し時間(秒)を設定できる

転送先の呼び出し時間を3~30秒の間で自由に設定できます。なお、未設定では、発信者が切断するまで呼び出し状態が続きます。

・電話番号非通知対応で不要な電話を一層!

発信元非通知の電話に対して、着信・転送を拒否する機能を備えています。拒否の場合は「番号を通知しておかけ直しください」という音声ガイダンスが流れた後、自動切断されます。これなら、業務に支障を与えかねない不要な電話対応を一掃できます。

・メールでお知らせ! 発信者番号お知らせ通知

一般的に転送電話を使用した場合、そのままでは電話をかけてきた相手先の発信者番号が携帯電話に表示されません。一斉呼出転送サービスでは、指定のメールアドレスに発信者番号を送信する便利な機能があります。

事情により転送を受けることができなかったり、発信者が自ら切断したりで通話が不成立になっても、これなら発信者の番号を確認できます。なお、通話が成立した場合でも発信者番号を追跡できるよう設定が可能です。

・選べる呼出音設定

呼出音に通常のリング音、または独自の呼び出し音を選択できます。この場合、固定電話から携帯へ転送する際の「プップップ」という音がキャンセルされます。転送であることを知られたくない場合に有効な機能です。保留音は こちら からご確認ください。

・着信許可番号設定で関係ない電話とオサラバ!

間違い電話や金融商品の勧誘といった、業務に直接関係のない着信を転送しないよう、あらかじめ着信許可番号を最大50件まで設定できます。

・不要な電話はシャットアウト!着信拒否番号設定

業務に無関係なセールス、テレアポからの電話は業務を停滞させ、会社の不利益につながります。一斉呼出転送サービスでは、当社がご用意する電話番号への着信を最大50件までキャンセルする着信拒否番号設定機能を搭載しています。

・スケジュール機能で事前設定できる(※オプション)

平日と休日、または営業時間内と営業時間外などで、一斉呼出の転送先を自動で変更しする場合に役立つ機能です。使用にあたっては、一斉呼出転送先の電話番号を、平日用・休日用など各種パターンをあらかじめ登録し、パターンの入れ替え日時を設定しておきます。こうすることで、システムが各パターンを自動で入れ替えます。

スタッフの手を煩わせず、自動でのパターン入れ替えができ大変便利です。標準オプションに5パターンをご用意していますが、別途契約にてさらに追加することができます。

・転送元案内トーキーで音声ガイダンスしてくれる(※オプション)

通話が開始される前に、「電話番号▲-▲▲-▲▲から転送されてきた電話です」と音声ガイダンスを流してくれるサービスです。「この番号なら××産業だ。例の件かな?」と、事前に把握することでスムーズな会話が可能になります。

・その他:ボタンクリックだけでカンタン開始&停止!(※オプション)

「営業時間後には、一斉呼出転送に切り替えたい」「営業時間中は切り替えを解除したい」──、こうした状況の変化に合わせて、いつでも簡単に、ボタンクリック1つで一斉呼出転送のオン/オフ切り替えが可能です。休日や緊急時の設定変更もシンプルな操作で行えます。

※ この機能を利用するには当社の用意する「050番号」の着信専用回線と、「電話転送切替サービス」に申し込む必要があります。この2つの条件がクリアされていて、一斉呼出転送を常時オンにしておくことで、ボタンクリック1つでオン/オフの切り替えができます。


3. 一斉呼出転送サービスで電話とビジネスチャンスを取りこぼさない!

一斉呼出転送サービスで電話とビジネスチャンスを取りこぼさない!

前編コラムでお伝えしたように、夜間や休日に急なトラブル発生しても登録された電話に一斉に呼び出しがかかるので、確実かつ迅速に応答することができるのも一斉呼出転送サービスの大きな利点。活用することで、電話の取りこぼしを防げます。

現在はビジネスにおいても、メールやチャットなどネットワーク上のコミュニケーションが主流となっていますが、電話はビジネスツールの永遠の定番です。一斉呼出転送サービスを活用してビジネスチャンスを取りこぼさないようにしましょう。


TOP > コラム > 電話を一斉呼出・転送して夜間や緊急時も対応~一斉呼出転送サービス~【前編】

電話を一斉呼出・転送して夜間や緊急時も対応~一斉呼出転送サービス~【前編】

公開日:2018/05/16   更新日:2023/04/21

「24時間365日に稼働している小売店チェーン」「緊急事態に迅速な対応が求められる、ライフラインやITなどのインフラ整備」など、夜間や休日を問わず、かかってきた電話には確実に応答しなければいけない業務があります。そして、「確実な電話応答が求められるけれど、いつ・どんなタイミングで電話がかかってくるか分からない。スタッフ一人では対応しきれない……」、そんな悩みを抱えている企業も多いかと思います。

そこで大活躍するのが、ワイドテックの「転送録」です。「一斉呼出転送サービス」を利用すれば最大10件までの転送先の設定が可能なので、スタッフ複数人で“電話番”を担当させることができます。電話がかかってきたら、登録された電話番号に同時に呼び出しがかかり、最初に応答した電話番号に転送されます。これなら緊急時や夜間などでも、電話を取りこぼすことなく迅速・確実に対応できます。

1. クレームやトラブル時に電話応答できないと、大きな損失を招く

クレームやトラブル時に電話応答できないと、大きな損失を招く

「みんなが寝静まった夜中に、システムトラブルが発生! 急いで修復しないと翌日の業務に大きな支障が出るからなんとかして!」「本社は休みでもお店は土日関係なく営業する飲食店でクレームが発生! スタッフからの電話に迅速・確実に応答して対応を指示しないと、お客様の信用を失ってしまう!」――、急なトラブルやクレームは、夜間や休日など関係なく発生します。

でも、電話対応をするスタッフにも生活があるので、いつでも確実に電話に出られる保証はありません。電話の取りこぼしによる対応の遅れは、ビジネスチャンスを失ったり会社の信用失墜にも結び付きます。一度失くした信用を回復させるには、長い年月と大きな労力が必要です。


2. 一斉呼出転送サービスなら、確実・迅速に電話応答できる

一斉呼出転送サービスなら、あらかじめ登録しておいた複数の電話番号を同時に呼び出すことで、最初につながったスタッフ(転送先)に転送できるので、電話を取りこぼす心配がありません。

電話転送のシステム提供会社によって、「転送電話」「ボイスワープ」「多機能転送」など、呼び名はさまざまですが、一般的に固定電話で設定できる転送先の数は1件です。でも、「転送録」の一斉呼出転送サービスは最大10件まで設定が可能! 夜間や休日でもスタッフ誰かが必ず電話を受けることができるので、クライアントを待たせたり、対応が遅れたりすることがありません。


3. 携帯電話にも転送可能! しかも転送していることを気づかせない!

一斉呼出転送サービスの優れた点は他にもあります。それが、発信者に転送と気づかせない独自の機能。例えば、固定電話から携帯へと転送した場合、通常の呼出音の前に「プップップ……」という音が入るので、“転送中”であることが分かってしまいます。そうなると、相手によっては「社内にスタッフがいないのかな? この会社は信用していいのかな?」「レンタルオフィスでも使っているのでは?」と不信感を募らせるかもしれません。

でも、独自の音声ガイダンスと保留音を採用している「転送録」なら、気になる「プップップ」音をキャンセルできるので電話が転送されている印象を与えません。万が一、スタッフ全員が電話に出られない場合でも、「ただいま電話に出ることができません。しばらくたってからおかけ直しください」という音声ガイダンスが流してから電話を切ります。

独自の保留音は こちら からご確認ください。


4. 電話の着信から一斉呼出、転送までの流れ

①:相手先から着信

②:音声ガイダンス「順番におつなぎしますので、そのままお待ちください」
※独自の呼出音

③:最大10件の転送先に「一斉転送呼出」

④:転送完了

一斉呼出しても、不通だった場合の流れ

④:音声ガイダンス
「ただいま電話に出ることができません。しばらくたってからおかけ直しください」

⑤:自動で切断

携帯電話への転送にこだわらない場合は、独自の呼出音の代わりに通常の呼出音(リング音)を設定することも可能です。


5. 一斉呼出転送サービスが心強い味方になってくれる!

一斉呼出転送サービスが心強い味方になってくれる!

ビジネスにとって、クライアントの信用やエンドユーザーからの信頼ほど大切な財産はありません。一斉呼出転送サービスが電話の取りこぼしを解消することで、ビジネスにとって心強い味方になってくれるはずです。

「転送録」の一斉呼出転送サービスは、基本料金も1契約番号あたり7,000円(050番号)~と非常にリーズナブル。最小限の投資で最大限の信頼を獲得できる優れたツールです。ビジネスの可能性をさらに拡大してくれるワイドテックの「転送録」、お気軽にお問い合わせください。

まだまだある一斉呼出転送サービスを導入するメリットは、後編コラムでご紹介します。


TOP > コラム > 無応答時だって優先順位をつけて電話転送~順次転送サービス~【後編】

無応答時だって優先順位をつけて電話転送~順次転送サービス~【後編】

公開日:2018/04/27   更新日:2022/03/25

前編 でお伝えした「転送録」の順次転送サービス。このサービスには11もの機能がついているとお伝えしましたが、この機能を使うことでビジネスにどんなメリットがあるのでしょうか? 詳しく解説していきます。

1. 「転送録」の順次転送サービスを導入する3つのメリット

無応答時だって優先順位をつけて電話転送~順次転送サービス~【後編】

ワイドテックの順次転送サービスには、大きく3つのメリットがあります。11にもおよぶ機能 を組み合わせることで生まれるメリットによって、ビジネスの可能性は大きく広がります。

メリット1:無応答時は自動で順次転送! だから取りこぼしの心配がなくなる

例え最初のスタッフが電話に出られなくても、次のスタッフ、また次のスタッフ……と追いかけながら順次電話をつないでいくので、「電話しているのに誰も出てくれない!」という事態を避けられます。

お客様からの電話にスムーズに出られなければ、機会損失を招くだけでなく、信用を失うことにもつながります。「あの会社、肝心な時にいつも電話に出てくれない。このまま取引を続けていいのかな……」、と思われてからでは取り返しがつきません。

メリット2:転送順位を自由設定! スケジュールに合わせて設定変更が可能(オプション)

順次転送サービスでは、最大10件まで電話番号を登録することができますが、電話を転送する順位は自由自在に設定することが可能(※別途、順次転送のオプション“スケジュール機能”のご契約が必要)です。

「Aさんは月曜日と水曜日の転送順位を最初にして、火曜日と木曜日は転送順位を10番目に下げよう」「休日にお客様から緊急の電話があったら、担当者のAさんBさんCさんで対応しよう。でも、負担が偏るといけないから、順次転送の優先順位は毎週変わるように設定しよう」「Cさんは最近業務量が多いから、転送順位を下げて負担を減らしてみよう」など、勤務スケジュールや業務量の過多、会社の営業時間の都合などに合わせて、転送順位を設定できます。

また、万が一誰も電話に出られなかった場合は、「ただいま電話に出ることができません。しばらく経ってからおかけ直しください」とアナウンスしてくれます。その後、自動的に通話が切断されるので、お客様に余計な時間を取らせる心配がありません。

メリット3:「携帯電話に転送されている」ことを、お客様に感じさせない!

「転送録」オリジナルの保留音使用することで、お客様に「もしかして、携帯電話に転送されているかも」という不安を与えずに済みます。「転送録」以外の一般的なサービスでは、携帯電話に転送される際に異なる保留音が流れるので、携帯電話に転送されることがお客様に伝わってしまいます。

「転送録」の順次転送サービスでは、まず初めに「順番におつなぎしますので、そのままお待ちください」とアナウンス。その後は、オリジナルの保留音に切り替わって順次転送を行います。

すぐに電話に応答して欲しいお客様からすれば、携帯電話に転送されていることが伝わると、不安に感じてしまう恐れもあります。「この会社、オフィスに誰もいないのかな?」「携帯電話に転送されているみたいだけど、たらい回しにされているのかな?」など、さまざまなポイントから不安を察知してしまうかもしれません。

などなど、大切なお客様に細かな配慮することができます。なお、このオリジナルの保留音は、こちら から視聴することができます。


2. 順次転送サービスで、可能性は無限大に

無応答時だって優先順位をつけて電話転送~順次転送サービス~【後編】

ここまで順次転送サービスを細かく見てきましたが、いかがでしたか? 電話転送やボイスワープ、多機能転送など、電話転送を自動切替するサービスはいろいろあります。でも、この「転送録」を活用すれば、電話転送が自動化されて業務が効率化されるだけでなく、順次転送サービスのたくさんの機能やメリットにより、よりビジネスの可能性を広げることができます。


3. 「リトライ機能」「転送元案内トーキーオプション」が追加!

順次転送サービスに、さらに機能とオプションが追加されました。「リトライ機能」 は、万が一誰も電話に出ることができなかった場合、もう一度最初の優先順位から順次転送が繰り返される機能です。

「転送元案内トーキーオプション」 は、電話が転送されてきたスタッフが通話する前にメッセージを受け取ることができるオプションです。例えば、「オフィスから電話が転送されてきました。対応をお願いします」などのメッセージを通話前に聞くことができます。


TOP > コラム > 無応答時だって優先順位をつけて電話転送~順次転送サービス【前編】

無応答時だって優先順位をつけて電話転送~順次転送サービス【前編】

公開日:2018/04/04   更新日:2022/03/28

「大切なお客様から電話がかかってきても、手が離せなくて電話に出られないことが多い」「大切な商談中は、電話があっても通話することができない。他の担当者が出てくれれば助かるのに」――、そんなお悩みはありませんか? すぐに電話に出られなければチャンスロスを生むだけでなく、お客様からの信用を失うことにもつながりかねません。

「そうは言っても、日中はみんな外回りに出ているからすぐに電話に出られない……。誰かが電話に出るまで、優先順位をつけて順番に転送できたら解決するのに……」、そんな悩みにお応えできるのがワイドテックの 転送録 です。
転送録の 順次転送サービス を使えば、通話が成立するまで登録済みの電話番号に次々と転送できます。たとえ最初の担当者が電話に出られなくても、次の担当者、さらに次の担当者……と順々に転送していくので、お客様の信用を失う心配がなくなります。

1. 無応答時だって安心! 順次転送サービスの11大機能

無応答時だって安心! 順次転送サービスの11大機能

順次転送サービスには、11にもおよぶ機能があります。これらの機能を組み合わせることで、「お客様担当者が休みでも、ほかの担当者につながるから顧客満足度が下がらない」「お客様の緊急時でも、誰かが対応できるから安心」など、ビジネスの大きな味方になってくれます。

機能1:優先度をつけて順番に転送できる!~優先度設定~

最大10件まで登録できる電話番号に優先順位をつけて、番号順に順次転送できる機能です。しかも、スケジュール機能(別途、オプション契約が必要)と組み合わせれば、「Aさんは水曜日が休みだから、その曜日だけ優先順位を下げておきたい」「Bさんは10~12時まで大事な商談があるから、その時間帯だけ優先順位を下げておこう」などのカスタマイズも可能です。

機能2:開始・停止もポチっ!でOK~カンタン設定~

カンタン設定できるので、難しい操作や煩わしい手間ひまが必要ありません。わずかな設定だけで、順次転送サービスがご利用いただけます。「業務量を考慮しながら、フレキシブルに優先順位を変えたい」「急遽、Aさんが高熱で欠勤! 優先順位を下げなくちゃ」などのケースもカンタンに設定の変更が可能です。

機能3:「誰が電話に出た?」もすぐ分かる~処理履歴の管理~

順次転送の結果を記録できるので、「誰が・いつ電話に出たか」「何回目の順次転送で電話に出られたか」を把握することがきます。この蓄積された記録をベースにして、「電話に出る負担がBさんにばかり集中している。優先順位を調整しよう」「比較的業務量が少ないCさんの優先順位を上げれば、もっと早い段階で電話に出られる」といった業務の調整ができるので、お客様の満足度を上げる取り組みにも活かすことができます。

機能4:最短3秒から設定できる~1番号への呼び出し時間設定~

電話の呼び出し時間を、3~60秒の間でWeb上から設定できます。しかも「Aさんは10秒呼び出して出られなければ次へ転送、Bさんは20秒で転送」といった具合に、一人ひとり異なる設定が可能です。

機能5:非通知の電話をシャットアウト!~電話番号非通知対応~

ディスプレイに表示される「非通知着信」の文字。「誰からの電話だろう? 怖いな……」と感じた経験はありませんか? 電話番号非通知対応機能では、非通知での着信をやんわりと拒否することができます。「番号を通知しておかけ直しください」と、柔らかくアナウンスすることで角を立てることなくシャットアウトできます。

機能6:発信者の電話番号がメールで届く!~発信者番号お知らせ通知~

発信者の番号をメールで受け取れる機能です。「通話の不成立時(順次転送しても誰も電話に出られなかった、発信者が切断した場合など)」「通話の成立時(エンドユーザーとの通話終了時)」を条件指定しておくことで、自動的にメールが配信されます。「通話が不成立だったから、すぐさま折り返さなくちゃ!」など、お客様に対して配慮のある対応をすることができます。

機能7:呼出中もノンストレスで待てる~呼出音設定~

「早く電話に出てくれないかな? まだかな?」と、お客様のストレスが溜まりがちな呼出中の時間。そんな時も通常の呼出音(リング音)以外に、ワイドテック独自の 保留音 をご用意しています。「あ、電話を転送されているな」と気づかれないので、電話を待つ時間を快適にお過ごしいただけます。

機能8・9:着信するのは指定した番号だけ!~着信許可&拒否番号設定~

最大50件までの電話番号を、着信許可もしくは着信拒否することができる機能です。これで迷惑電話や業務に必要のない電話を遮断することができます。着信を取捨選択できるので、より一層、業務に集中することが可能です。

機能10:スケジュールを決めて自動で切替!~スケジュール機能(オプション)~

「Aさんは毎週水曜日が休みだから、パターン化して優先順位を下げるように設定したい」「営業時間が過ぎたら、自動的に順次転送に切り替えたい」など、あらかじめスケジュールをパターン化させることで、自動的に順次転送サービスに切り替えることができる機能です。いちいち設定を登録し直す必要がないので、業務効率がグンと上がります。

機能11:通話前にどこからの転送か教えてくれる~転送先案内トーキー(オプション)~

電話に出る前に、「電話番号××-××-××から転送されてきた電話です」と音声ガイダンスで知らせてくれます。「あ、この番号なら●●商事の受付用だ。例の商談の件だな」と、事前に把握できるのでスムーズな会話ができるでしょう。


2. 順次転送サービスの機能を使いこなせばビジネスチャンスが広がる!

順次転送サービスの機能を使いこなせばビジネスチャンスが広がる!

ご紹介した11にもおよぶ順次転送サービスの機能。これらを上手く使いこなすことで、ビジネスはもっと効率的になるでしょう。転送するスケジュールをあらかじめ決めておけば、わざわざ設定を変更する必要がないので、大幅な業務効率が期待できます。一部のスタッフにだけ電話が集中することも避けられので、ストレスの軽減にも大きな効果があるでしょう。本来の業務に集中することができるようになるのも、順次転送サービスを導入すると得られる大きなメリットです。

まだまだある順次転送サービスを導入するメリットは、後編コラムでご紹介します。


TOP > コラム > 転送切替は自動化でラクチンに!~ボイスワープなどの電話転送切替サービス~【後編】

転送切替は自動化でラクチンに!~ボイスワープなどの電話転送切替サービス~【後編】

公開日:2018/03/19   更新日:2024/02/27

前編コラムでは、ワイドテックの「転送録」の電話転送切替サービスをご紹介しました。注目したい4つの機能のピックアップしたり、対応キャリアの豊富さについてお伝えしましたが、電話転送切替サービスには他にも導入するメリットがあります。

後編では、前編でお伝えしきれなかったメリットをお伝えします。

1. 自動切替の電話転送切替サービス~アナログ・手動での切替設定はもう古い~

「電話転送切替サービス」なら電話転送やボイスワープを自動切替|「転送録」のワイドテック

電話転送やボイスワープ・多機能転送など、かかってきた電話を転送するサービスはキャリアごとに用意されています。しかし、どのサービスも手動で切替設定をしなければいけないアナログなものばかり。あらかじめ曜日指定や時間帯設定を予約できる電話転送切替サービスは、そんな手動のストレスから解放してくれます。


2. 電話転送切替サービスを導入する4つのメリット

こちらでは、そんな電話転送切替サービスを導入することで得られるメリットをご紹介します。

メリット1:電話転送などの転送切替が自動化できるから、ビジネスに集中できる!

ご紹介した通り、電話転送やボイスワープの転送切替をあらかじめ設定しておくことができます。指定された曜日や設定された時間帯を迎えたら、あとは「転送録」が自動で切り替えてくれます。いちいち手動で切り替えたり、煩わしいアナログな操作はもう必要ありません! 思う存分ビジネスに集中できるのは、大きなメリットです。

メリット2:転送切替をスケジュール化して24時間365日対応!

電話転送切替サービスの設定方法は決して難しくありません。必要な情報は「契約の電話番号(各キャリアの電話転送サービス加入済みに限る)」「転送先電話番号」だけ。Web画面上で情報を入力して、曜日指定や時間帯設定をするだけで自動転送切替のスケジューリングは完了です。

あとは24時間365日、電話転送切替サービスにお任せください。すべて自動的に切り替えるので、「休業日前に切替設定を忘れて、顧客からクレームがきてしまった……」「営業中なのにずっと転送設定したまま解除するのを忘れていた……」など、設定や解除ミスを心配する必要がありません。

メリット3:最小のイニシャルコストで、最大の利益が期待できる!

導入にあたっては、特別な設備投資や機材は必要ありません。必要なのはインターネットを利用できる環境のみ。イニシャルコストは最小限なのに、「いちいち設定しなくて済むからノンストレス」「業務に集中できる」「切替ミスによるチャンスロスを防げる」など、得られるメリットは大きなものがあります。

しかも、設定の変更はいつでもどこからでも操作できるので、イレギュラーな変更にも対応可能です。

メリット4:ボイスワープ・多機能転送サービス……、ほとんどのキャリアに対応!

電話転送切替サービスは、「NTT東日本・西日本のアナログ/ISDN用ボイスワープ」「NTT東日本・西日本のひかり電話ボイスワープ(オフィスAを含む)」「ソフトバンクの多機能転送サービス」「KDDIの着信転送」など、ほとんどのキャリアに対応可能です。

「うちの会社で使用しているキャリアに対応しているかな……?」「他社の転送切替サービスを申し込もうとしたら、キャリアに対応していなくて断られた……」といった、心配は必要ありません。


3. 豊富な実績と厚い信頼でつながるお取引先様をご紹介

転送切替は自動化でラクチンに!~ボイスワープなどの電話転送切替サービス~【後編】

ワイドテックは2000年の創業以来、「お客様第一の理念」を誇りにしてきました。お客様にご満足いただき、お客様のビジネスを加速させるお手伝いこそが喜びです。そんな理念をご信頼いただき、たくさんの企業様や個人事業主様・フリーランスの方に「転送録」を導入いただいてきました。その積み重ねである、導入事例お取引先様をご覧ください。


4. 電話転送切替サービスのまとめ

前編・後編にわたって「転送録」の電話転送切替サービスをご紹介してきました。「転送録」は、まだまだたくさんのサービスを取り揃えています。「順次転送サービス」「転送先増設サービス」「一斉呼出転送サービス」など、ビジネスを加速してチャンスを広げられるサービスばかり。


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転送切替は自動化でラクチンに!~ボイスワープなどの電話転送切替サービス~【前編】

公開日:2018/03/05   更新日:2024/02/27

「毎日の営業終了後に、手動で電話転送へ切り替えるのが面倒……」「ボイスワープで電話を転送しているけれど、転送先電話のキャリアがバラバラ。しかもスタッフごとに勤務スケジュールが違う。スケジューリングして自動切替できたらラクチンなのに……」――。企業の総務・システム担当者様や個人事業主の皆様、これらのお悩みを抱えてはいませんか?

すでに電話転送システムやボイスワープを利用しているけれど、「使い勝手がイマイチ」と不便さを感じている方は意外と多いもの。ただでさえ忙しいのに、電話転送やボイスワープの切り替えや設定に時間や労力を奪われるのは、ビジネスにとってデメリットでしかありません。

そこでご紹介したいのがワイドテックの「転送録」です。「転送録」の電話転送切替サービスなら、電話転送やボイスワープの切り替えを自動化できるので、業務負荷を大きく軽減してくれます。他にも、電話転送切替サービスには役立つ機能が盛りだくさん。きっとビジネスをもっとラクチンに、もっと効率的にしてくれるはずです。

1. 電話転送切替サービスの注目したい4つの機能

転送切替は自動化でラクチンに!~ボイスワープなどの電話転送切替サービス~【前編】

「転送録」の電話転送切替サービスは、電話転送やボイスワープの切り替えを単に自動化するだけのサービスではありません。サービスの利便性を高めてくれる機能を、4つピックアップしてご紹介します。

ピックアップ1:細かい設定もまとめて管理できる~一括管理~

「かかってきた電話を、Aさん・Bさん・Cさんの携帯電話に自動転送したい!」「この顧客からの電話は、AさんとCさんだけに自動でボイスワープさせたい!」など、管理画面から一括で設定して管理することができます。しかもマルチキャリア(NTTひかり以外でも使用可能)に対応しているので、キャリアを問わず設定できます。

ピックアップ2:曜日指定・時間帯設定で自動切替~スケジューリングによる処理予約~

「毎週水曜と日曜など曜日を指定して、自動的に電話転送に切り替わるように設定したい」「営業終了後の18時以降に時間帯設定をしておいて自動でボイスワープに切り替えたい。設定時間が終了したら自動で解除したい」「今年1年分の予約をあらかじめ一括登録しておきたい」など、あらかじめスケジューリングすることができる機能です。

これで、営業終了後や休業日前にいちいち設定を切り替える煩わしさがゼロになります。しかも、予約の設定数に上限はありません。

ピックアップ3:“万が一の事態”だって安心~異常時にご登録のメールアドレスへ通知~

電話転送切替に不具合や失敗が生じた場合にも、しっかりと対応する機能です。あらかじめ登録されたメールアドレスに向けて、異常発生のアラートをお知らせするので、被害を最小限に食い止めることができます。

ピックアップ4:履歴を保存できるから管理がラクチン~処理履歴の管理~

電話転送の切替処理を履歴化できるので、「お得意先からの電話は、Aさんの携帯電話へ転送した」など一括で管理することができます。これで、「通話内容を担当者に確認したいけれど、誰が電話に出たか分からない!」といったことがなくなります。履歴は、会員様専用のWebページから閲覧することができます。

これら機能を活用することで、電話転送切替サービスの利便性はさらに高くなります。その他の機能に関しては、こちらをご確認ください。


2. 対応キャリアも豊富!充実のラインナップで安心!

転送切替は自動化でラクチンに!~ボイスワープなどの電話転送切替サービス~【前編】

対応できるキャリアのラインナップが豊富なのも、電話転送切替サービスの大きな特徴です。他社では未対応キャリアの多さが目立ちますが、このサービスならほとんどのキャリアに対応しています。

具体例を挙げると、「NTT東日本・西日本のアナログ/ISDN用ボイスワープ」「NTT東日本・西日本のひかり電話ボイスワープ(オフィスAを含む)」「ソフトバンクの多機能転送サービス」「KDDIの着信転送」に対応。これだけのキャリアに対応しているので、ビジネスシーンで困ることはほとんどありません。詳しい比較は、こちらでご覧いただけます。


3. 電話転送切替サービスの魅力は、まだまだある

ワイドテックの電話転送切替サービスの魅力、お分かりいただけたでしょうか? 導入することでビジネスをもっと快適に、もっと効率的にしてくれるはずです。まだまだ伝えきれない魅力は、後編コラムでご紹介します。


TOP > コラム > 自由な働き方を応援する「転送録」~個人事業主・フリーランスの方へ~

自由な働き方を応援する「転送録」~個人事業主・フリーランスの方へ~

公開日:2018/02/19   更新日:2022/03/28

ある時は営業マンとなり、またある時は資金繰りに奔走する――。個人事業主やフリーランスの方は、一人で何役もこなさなくてはいけないので外出する時間が多くなりがちです。だからといってオフィスでジッと電話番をしていると、仕事を獲得することができずにビジネスチャンスを逃したり、機動力の低さから顧客との関係性に支障をきたしたりする恐れもあります。

そんな方にこそ便利なのが電話転送やボイスワープのシステムです。このシステムをもっと便利に、もっとフルに活用して自由に働けるようになる秘策をお知らせします。

1. 自由な働き方から注目される個人事業主やフリーランス

自由な働き方を応援する「転送録」~個人事業主・フリーランスの方へ~

時間や場所に捕らわれない働き方を求める流れが日に日に高まっています。政府の働き方改革の流れを受けて、企業でもテレワーク制度の導入やコワーキングスペースの活用など、多様な働き方に注目が集まっています。

また、今ではパソコン1台あればビジネスが成り立つ職種も増えつつあるので、「企業に雇われない働き方」を求める人が現れるのも当然のことかもしれません。自分でビジネスを立ち上げる個人事業主やライター、デザイナー、プログラマーなどのフリーランスは年々増加傾向にあります。

固定電話がないと信用性に欠けるってホント?

自由で手軽な反面、顧客からの信用性という視点から個人事業主やフリーランスを見てみるとどうでしょうか? メールアドレスや携帯電話の番号しかない人にお金を払って仕事を依頼するのは、少しためらってしまうかもしれません。やはりどんなに自由さが魅力的とはいえ、ビジネスの根幹は信用であることに違いはないのです。


2. 電話転送やボイスワープのシステムを導入したけれど……

だからといって固定電話を設置してみたものの、やはり外出の時間が多くて電話に出られなければ意味がありません。そんな悩みを解消するために、電話転送やボイスワープ、多機能転送を利用している方も多いはずです。

着信の折り返しがいつも携帯電話の番号でいいの?

そんな便利な電話転送やボイスワープですが、悩みのタネもあります。外出の度に電話転送の切替を設定しなくてはいけないので、煩わしさがつねに付きまといます。一人で何役もこなす方にとって、この煩わしさはビジネスの大きな妨げとなるかもしれません。

他にも、顧客から転送されてきた着信に携帯電話から折り返せば、当然顧客には携帯電話の番号が表示されます。信用性が大切なビジネスにおいて、いつも携帯電話の番号が表示されるのでは不信を持たれかねません。


3. 「転送録」に投資するわずかな料金が、大きな効果を生む

そんな個人事業主やフリーランスの方に朗報なのが、ワイドテックの「転送録」(製品情報ページ)です。「電話転送切替」のサービスを活用すれば、事前に転送先を設定しておくだけで自動的に転送切替ができます。

外出先からでもWeb上で操作や設定ができるので、忙しく駆け回る個人事業主やフリーランスの方にうってつけ。これでアナログ操作の煩わしさと無縁となり、ストレスフリーで仕事に集中することができます。ご自身のビジネスにさらに集中できれば、ビジネスの可能性をもっと拡がるでしょう。「転送録」へ投資するわずかな料金が、大きなビジネスのメリットを生んでくれます。

自由な働き方を応援する「転送録」~個人事業主・フリーランスの方へ~

4. 大きな可能性が「電話転送録」にはある

「自分でビジネスを立ち上げてみたい!」「才能を活かして働いてみたい!」など、個人事業やフリーランスを志す方の想いはそれぞれです。ワイドテックの「転送録」なら、煩わしさがないのでビジネスの可能性を伸ばすことができます。それぞれの志をいつまでも大切にするためにも、「転送録」の導入を検討してみてはいかがでしょうか?


TOP > コラム > 「転送録」でビジネスはもっと加速する~システム・総務担当者様へ~

「転送録」でビジネスはもっと加速する~システム・総務担当者様へ~

公開日:2018/02/05   更新日:2022/03/28

すでに電話転送やボイスワープのシステムを利用されている企業も多いかと思います。ビジネスシーンにはなくてはならないシステムですが、設定や切替の煩わしさに不満を持っている方も多いようです。このコラムでは、そんな煩わしさから自由になれる耳寄りなサービスをお知らせします。

1. 迅速な電話対応がビジネスを左右する

「転送録」でビジネスはもっと加速する

企業にとって電話はビジネスの生命線です。メールやSNSなど、電話以外のコミュニケーションツールが増えたとはいえ、急なお問い合わせや迅速な対応が求められるクレームなどのシーンで、顧客と直接意思の疎通が図れる電話の役割は大きなものがあります。

日中は外出していることが多い営業職や、休日や夜間でも顧客からの問い合わせに対応しなければならない販売職やシステムエンジニアなど、「いつでも・どこでも・すぐに電話対応が求められる業務」は決して少なくありません。でもいつでも電話に出られる状況とは限りませんし、休日や夜間などの営業時間外では電話対応が難しいケースもあります。顧客にとっては、「今すぐ担当者と話がしたい」「急なトラブルが発生したから、すぐに対応してもらわないと困る」など、その要望はさまざまです。


2. 心強い味方の電話転送やボイスワープだけど……

そんな時に威力を発揮してくれるのが、電話転送システム。かかってきた電話をあらかじめ登録しておいた携帯電話やスマートフォンに転送してくれる利便性から、すでにシステムを導入している企業も多いでしょう。システムを提供する会社によって、「転送電話」「ボイスワープ」「多機能転送」など、その呼び方はさまざまです。ところが意外なことに、企業にとって心強い味方であるはずの電話転送システムに不満を持っている方が多いのも事実です。なぜでしょうか?

電話転送やボイスワープはまだまだアナログ?

どんな不満かというと、「自動切替」ができないことに最大の原因があるようです。これを読んでいる企業のシステムや総務担当の方の中にも、「そうそう、自動で切り替えができたらもっと便利なのに!」「いちいち手入力で切り替えを設定するのは面倒!」と共感される方も多いはず。現在の電話転送システムやボイスワープでは、時間帯指定や曜日指定ができないからです。まだまだ電話転送やボイスワープの設定は、アナログなのが実情です。


3. 「転送録」なら電話転送を一発で自動切替!

「転送録」でビジネスはもっと加速する

そんなお悩みを抱えている方にこそおすすめしたいのが、ワイドテックの「転送録」の「電話転送切替」です。たとえば、「営業が終了する19時以降は電話転送に切り替えたい」「土日祝日はオフィスに誰もいないから、ボイスワープに切り替えたい」「勤務時間になったら、自動で解除したい」など、あらかじめ設定しておくだけでOK。あとは設定してたタイミングになれば、「転送録」が自動で切り替えてくれます。毎日の業務終了後や休日前に、いちいち手入力で設定する煩わしさから解放してくれるので、アナログな作業からおさらばできるのです。

電話転送やボイスワープの設定はWeb上でできる

しかも設定はWeb上から行えるのでインターネットの接続さえできれば、24時間365日、どんな遠隔地からでも操作が可能です。つまり、商談や出張でオフィスにいることができなくても設定することができます。多忙なビジネスシーンで、この便利さと手軽さは大きな魅力となるはずです。

電話の「一斉呼出」「転送先増設」などのサービスもうれしい

「転送録」を導入するメリットはこれだけではありません。登録しておいた複数の通話番号に、電話が通じるまで一斉に呼び出せる「一斉呼出」、電話を転送する電話番号を制限することなく、間接的に増設できる「転送先増設」など、ビジネスシーンにはなくてはならないサービスがいくつもあります。


4. 「転送録」はビジネスを飛躍させたい企業にピッタリ!

ここまでお読みいただき、「転送録に興味が出てきた!」「転送録を導入すれば、もっとビジネスを成長することができそう!」と思われたかと思います。

顧客をきめ細かくサポートできるので、顧客満足度の向上につなげることができるのはもちろん、業務の効率化や煩わしさから解放されるので従業員満足度の向上にも一役買ってくれるでしょう。ビジネスの可能性をもっと拡げてくれるワイドテックの「転送録」、お気軽にお問い合わせください。


TOP > コラム > 旅先どこでも仕事ができる、働く場所を選ばないフリーランスの心得3つ

旅先どこでも仕事ができる、働く場所を選ばないフリーランスの心得3つ

公開日:2017/09/04   更新日:2022/06/29
フリーランスの心得

時間にも場所にもとらわれない働き方として人気のフリーランスですが、営業から制作、納品までを自分1人で行うため、実際には苦労も少なくありません。そこで今回は、憧れのフリーランスとして働くための心得をご紹介します。

フリーランスの魅力

フリーランスの魅力

フリーランスとは、特定の企業に帰属せずに働く個人事業主を指します。アメリカではフリーランスとして働く方が数多く存在し、日本でも増加傾向にあります。
フリーランス1本で生計を立てている方もいれば、仕事を掛け持ちしながらフリーランスで働いている方もいます。

フリーランスで働く魅力の1つは、働く場所を選ばないことです。打ち合わせのとき以外、どこか決まった場所で仕事をする必要はありません。旅先でも地方都市でも、自分の好きな場所で都合の良い時間に仕事をすれば良いのです。
Web関係など、パソコンとネット環境があれば自宅でできる仕事も数多くあるので、本業で培ったノウハウを生かして副業で収入アップを狙う方もいます。

フリーランスとして働く場合の心得

連絡を取れるようにする

フリーランスの醍醐味は時間・場所に縛られない働き方ですが、自由の裏には苦労もあります。フリーランスになったばかりの方が一番苦労することは、案件の受注です。
これまで企業で活躍してきたという方も、フリーランスとしては実績がないため、会社員時代にコネクションを築いている方を除き、1から実績を積み上げなければなりません。そのため、独立後に収入を安定させることは大変です。

それでは、どのようにすれば安定的に収入や仕事を得ることができるのでしょうか。
案件を受注するためのポイントは、以下の3点です。

【1】 クラウドソーシングを最大限活用する

最近はクラウドソーシングを通じて仕事を簡単に受注できるようになり、ノートパソコンが1つあれば、どこでも仕事をすることができます。クラウドソーシングを利用することにより、多くの案件の中から自分に合った案件を選んで仕事を受けることができます。
高額案件だからというだけではなく、自分が今後どの分野で経験を積みたいかも考慮して案件を選びましょう。ただし、極端に低い報酬で仕事を受けると、採算が取れなくなってしまうため注意が必要です。

【2】積極的に営業活動を行う

来た仕事をただ受けるだけでは、仕事の幅を広げることはできません。フリーランスの場合、「自分から仕事を取りに行く」という姿勢が大切です。飛び込み営業以外にも、イベント参加時の名刺交換も重要な営業活動です。
また、日々のスキルアップと並行して、「自分の強みは何であるか」「自分を高く評価してくれる市場はどこか」を考え、営業をかけると効果的です。

【3】いつでも、どこでも連絡を取れるようにする

好きな場所で好きな時間に働くことができるフリーランスですが、常にクライアントと連絡が取れる環境を作っておきましょう。メールやチャットはもちろん、電話にすぐ出られるようにすることも大切です。
営業活動に力を入れても顧客からの電話を逃せば、仕事のチャンスを失ってしまいます。そこでおすすめしたいのが電話転送サービスの利用です。

電話転送サービスとは、電話に出られなかった場合、あらかじめ登録してある番号に電話を転送してくれるサービスです。メールやチャットを使ったコミュニケーションがメインであっても、緊急性の高い連絡は電話が好まれます。電話転送サービスは、打ち合わせなどで電話に出られないことの多いフリーランスの方におすすめのサービスです。

おわりに

どこでも自由に仕事ができるフリーランスも、クライアントあっての仕事です。1人で作業することが多いフリーランスですが、いつでもクライアントと連絡を取れる状態を保つことは信頼関係を築く上でも大切です。フリーランスとして働き続けるために、さまざまなビジネスサービスを活用しながら業務の進め方や営業方法を工夫してみましょう。


TOP > コラム > 社労士?司法書士?起業の仕方で相談すべきそれぞれの専門家

社労士?司法書士?起業の仕方で相談すべきそれぞれの専門家

公開日:2017/08/21   更新日:2022/03/25
起業の仕方で相談

起業する際にはさまざまな法的手続きをしなくてはなりませんが、自分1人で全ての書類をそろえることは大変です。このようなときに頼りになる存在が、社労士や司法書士です。
しかし、社労士と司法書士のどちらに相談すれば良いのか分からない方もいるでしょう。今回は起業の段階ごとに、どちらの専門家に相談すれば良いのかをご紹介します。

【司法書士】会社設立登記や定款(ていかん)作成

司法書士

起業前に相談すべき専門家は司法書士です。「司法書士」とは司法書士法に基づき、申請代理業務や書類作成を行う専門家です。会社設立時に行わなければならない会社設立登記をサポートしてくれます。

登記申請を行うときに定款を提出しますが、司法書士の手助けを受けると定款の作成をスムーズに行うことができます。「定款」とは、会社の規則を定めたものであり、会社の憲法とも言われることがあります。
1人では完璧な定款を作成することが難しいため、書類作成の際には司法書士に意見をもらいましょう。会社設立後の定款変更もできますが、手続きが煩雑だったり、コストが発生したりすることを考慮すれば、会社設立前に司法書士に相談する方が安心と言えるでしょう。

また、中小企業支援法に基づき、中小企業の経営診断や経営に関するアドバイスを行う「中小企業診断士」も起業前の相談先としては有効です。中小企業診断士は企業全般に関する相談を受けることができ、「各種補助金や融資制度について詳しい」「商工会議所などの公的機関や金融機関とつながりを持つ」ことが一般的です。
経営コンサルタントの中には中小企業診断士資格を持つ方も多く見られますが、中小企業診断士によって得意分野は違います。相談を依頼するときは、中小企業診断士の専門分野を確認しておくと良いでしょう。

【社労士】社会保険の手続きや就業規則作成

社労士

「社労士(社会保険労務士)」とは、社会保険労務士法に基づき、社会保険の手続きや就業規則の作成などを行う専門家です。会社設立後に社会保険、社員を採用した場合は併せて労働保険の手続きをしなくてはなりませんが、社労士はその際の心強い味方です。近年では雇用関係の補助金・助成金も充実していますが、社労士はそのような相談に乗ってくれます。
労務手続きは社員が増えるほど負担が大きくなります。企業規模が大きくなり本業に集中しなくてはならないにもかかわらず、労務関連の作業に時間が取られていないでしょうか。必要であれば社労士に相談して、自分本来の業務にフォーカスできる環境をつくりましょう。

「電話転送」活用で外出中も電話を取りこぼさない

このように自分の本業に集中するためには専門家の手助けが欠かせません。先方からの電話をいつでも取れるように電話転送サービスを利用しましょう。

また、起業準備に追われていて顧客と満足に連絡が取れなければ顧客を逃してしまいますが、電話転送サービスを導入することにより、このような事態を防げます。
自分の携帯電話番号を転送先に設定しておけば、外出中でも顧客からの電話に出られます。少ない人数で会社を運営しなければならない起業直後も、電話転送サービスがあれば万全の体制で顧客対応することが可能です。

おわりに

起業を成功させるためのポイントは、「成功したい」という強い気持ちを持つと同時に、必要なときに周囲の支援を受けることです。何から何まで自分でこなそうとすると、時間をかけるべきところに時間をかけられなくなってしまいます。
起業前の手続きには司法書士や中小企業診断士、起業後の労務には社労士に相談するなど、起業する際はさまざまな専門家の協力を得るようにしましょう。


TOP > コラム > 起業の設備に必要な物は?開業までに準備しておきたいオフィス設備

起業の設備に必要な物は?開業までに準備しておきたいオフィス設備

公開日:2017/08/07   更新日:2022/03/25
準備しておきたいオフィス設備

さまざまな準備を経て起業したものの、本業のことばかり考えてオフィス設備にまで気が回らないという方もいます。しかし、毎日を過ごすオフィス空間でストレスなく仕事をするためには、最低限の設備はそろえる必要があります。今回は開業までに準備しておきたい、オフィス設備の準備についてご紹介します。

PCはどんな業種でも必須

PCは必須

顧客管理や売り上げ管理、給与計算まで、今やPCなしでは仕事はできません。会社設立の際の法的手続きに必要な書類を作成する際にもPCが必須です。故障に備えて、2台以上準備しておくことをおすすめします。オフィスにデスクトップPCを1台、持ち運び用にノートPCを1台用意すると良いでしょう。

WebデザイナーやCGクリエイターなどを除いて、特殊なソフトを使用しない限りはPCにそれほど高い性能は求められません。新品は値が張るから手が出せない、できるだけコストを抑えたいという方には、あえて型落ちのPCを購入する選択肢もあります。資金に余裕がある場合は高性能なPCを購入しても構いませんが、業務内容にそった機能を持つPCを選びましょう。

また店舗や事務所が光回線の契約を新規で結ぶ際、ノートPCを無料で手に入れられるキャンペーンを実施する代理店もあるため、お得なプランを探してみるのもおすすめです。

注意したいのはPCの盗難です。PCがなければ仕事に支障をきたすだけでなく、データ流出が起きた場合は取引先からの信頼を失ってしまいます。デスクトップPC・ノートPCに限らず、セキュリティワイヤーロックを付けるようにしましょう。

ビジネスシーンでよく使われるFAX

海外ではあまり使われていないものの、日本では活躍しているオフィスの定番機器がFAXです。今後取引先に見積書をFAXで送付する機会も考えられるため、準備しておくことをおすすめします。

また新規でFAXを購入しなくても、インターネットFAXを利用するのも1つの方法です。インターネットFAXは従来のFAX機のように電話回線を使うのではなく、インターネット回線を通じてFAXの送受信を行います。
相手のFAXをPCの添付メールで受信したり、PCで作成したデータを相手のFAXへ送信したりすることが可能となります。インターネットFAXであればFAX用紙やインクなどの費用が発生しないため、従来のFAXよりも固定費を抑えることができます。

仕事の連絡に欠かせない電話

連絡に欠かせない電話

急ぎの連絡でなければメールやFAXによる連絡で足りることもありますが、電話は連絡手段として欠かせません。電話であればすぐに連絡を取れる、直接話ができるという安心感があります。
しかし電話がかかってきたとき、必ずオフィスにいるとは限りません。打ち合わせのために外出していることも考えられるため、電話転送サービスには契約しておきましょう。

さらに電話転送サービスと併せて電話転送切り替えサービスを利用すると便利です。電話転送切り替えサービスとは、あらかじめ登録してある電話番号への転送切り替え操作を自動化するサービスです。
サービス導入の際、新たな設備投資は不要で、インターネット環境があれば、いつでもどこでも簡単に操作できます。例えば外出時に顧客がオフィスに電話をかけてきた場合、あらかじめ登録してあるスマートフォンに転送して電話の取りこぼしを減らし、新規案件の受注につなげることが可能です。

転送切り替えサービスはスケジュール機能を備えています。帰社時に転送開始し、出社時に転送を停止するスケジュールに設定しておけば、オフィスにいなくても電話を取ることができます。

おわりに

起業前はさまざまな準備に追われて、設備のことが後回しになりがちですが、設備が整っていない環境では、業務に支障をきたしてしまいかねません。将来のオフィスを想像しながら、必要な設備を整えていきましょう。


TOP > コラム > 横断的に企業の損失に備える、事業リスクマネジメントの手法とは?

横断的に企業の損失に備える、事業リスクマネジメントの手法とは?

公開日:2017/07/31   更新日:2022/03/28
事業リスクマネジメントの手法

近年、IT技術の進歩や情報化に伴い、企業を取り巻く環境変化はスピードを増しています。企業が直面するリスクは多様化し、リスクを適切に管理するためのリスクマネジメントが不可欠です。今回は事業リスクマネジメントの手法と、リスクマネジメントに対応した組織づくりの方法についてご紹介します。

事業リスクマネジメントとは

事業リスクマネジメントとは、将来起こりうるリスクを事前に把握し、損失を回避したり低減したりする取り組みを指します。

では企業が直面するリスクとは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
まずは大きなリスクの1つとして、情報漏えいがあります。今では業務の中でPCをインターネットに接続して使うことが当たり前になっていますが、やりとりする情報の中には顧客情報や営業秘密などの機密情報が含まれることも少なくありません。
情報漏えいによって企業イメージが失墜したり、賠償費用が発生したりすれば、企業は信頼を失い、その存続にも影響しかねません。このような事態を防ぐため、社員に情報漏えいの危険性を周知させるとともに、情報の持ち出しをさせない体制をつくりましょう。

また事業リスクには、情報漏えいのような人的ミスから発生するもの以外に、災害リスクがあります。災害による損害を低減させるため、企業の資産や顧客は可能な限り分散させ、二重・三重の情報のバックアップを行うことを定めましょう。
一度災害が起きると、企業運営が滞るだけでなく、防災対策が不十分だったために被害が拡大すれば、企業のイメージダウンにもなります。リスクマネジメントは後回しにせず、速やかに取り組むことが大切です。

リスクに備えた横断的な組織づくり

横断的な組織づくり

リスクに備えるためには社員一人一人の取り組みはもちろん大切ですが、リスクに強い組織づくりも大切です。例えば、起こりうるリスクごとに組織が取るべき行動をあらかじめマニュアル化することは有効です。想定していたリスクであれば、各社員がマニュアルに従って迅速な対応を取ることができます。
また、組織横断的なリスクマネジメントを行うため、役割分担や連絡網を作成しておきましょう。対応すべき手順と役割分担を定めることによって、誰がどのように対処すれば良いのか明確になります。

リスクの大きさは、リスク発生時の影響の大きさと発生確率の積によって求められます。全てのリスクについて対応策を考えることは困難であるため、リスクの大きさを目安に優先順位を付けると良いでしょう。

リスク発生時の連絡手段を確保する

連絡手段を確保

事業リスクマネジメントを実施する際、リスクが発生したときにステークホルダーと連絡を取るためのコミュニケーション手段の確保も考慮しなくてはなりません。例えば、不祥事が起きれば、その問題への対応で顧客や取引先とのコミュニケーションがおろそかになってしまう可能性があります。
このような事態を防ぐためにおすすめしたいのが、電話の順次転送サービスの導入です。順次転送サービスとは、複数の電話番号に優先順位を設定し、顧客や取引先から電話があった際に順番に転送するサービスです。
「転送録」の順次転送サービスは独自の音声ガイダンスと保留音を使用しているため、電話をかけてきた相手には転送していることを感じさせません。

おわりに

1,000万円の利益を生み出すことと、1,000万円の損失を回避することは同じ価値を持ちます。リスクマネジメントが適切に行われていれば、慌てることなく事業を継続、もしくは復旧させることが可能です。
企業は常にさまざまな脅威にさらされています。どのような事態においても健全な企業運営をするためにはリスクマネジメントが必要不可欠です。ぜひこれを機にリスクマネジメントに取り組んでください。


TOP > コラム > 多拠点展開の前に…。新工場や事務所の設立・開設時の注意点

多拠点展開の前に…。新工場や事務所の設立・開設時の注意点

公開日:2017/07/24   更新日:2022/04/14
新工場や事務所の設立・開設

事業が軌道に乗ってくると、多拠点に展開することを視野に入れ始める企業も多いのではないでしょうか。各地に拠点を持つと、事業の影響範囲が広がり災害時などのリスクヘッジにもなります。

多拠点展開を検討する際、展開しようとする地域における競合の調査や優秀な人材の配置など、押さえておきたいポイントがいくつかあります。今回は新工場や事務所の設立、開設時の注意点についてご紹介します。

新工場建設の際の注意点

新工場建設の際の注意点

新工場を建設するにあたり、まず重要なポイントは事業の目的に合致する土地の選定です。法的規制・敷地状況・地盤・障害物・地歴・道路状況・周辺環境・インフラ整備状況などはもちろん、購入にかかる費用も大切な判断基準となります。

また、新工場移転を検討する際は土地や建物などのハード面だけでなく、人材や職場環境などのソフト面も考慮しましょう。別工場の現場スタッフと総務や経理、人事、法務などのバックオフィス・スタッフの確保も必要です。

別工場出身スタッフと現地採用スタッフのスキルの開きで生産性を高められないことがしばしば課題に挙げられますが、量産体制を早期に確立するためには、社内教育によるスタッフのスキルアップが不可欠です。

新事務所開設の際の注意点

新事務所開設の際の注意点

新事務所を立ち上げる際に注意したいポイントは、本社拠点を含む他拠点と新事務所間で仕事の進め方などのルールが統一されているかの確認です。

他拠点と新事務所間でルールが統一されていない場合、うまくコミュニケーションが取れず業務に支障をきたす恐れがあります。

円滑な意思の疎通のためには全社共通の明確なルールを定めることが欠かせません。一度ルールを決めたものの、業務を行う中でより効率的な運用ルールに見直したいときもあるでしょう。この場合は混乱を避けるため、全社で新しい運用ルールに一斉移行するようにしましょう。

また業務全体の効率化を図るために定型業務のマニュアルを作成したり、いざと言うときのために災害対策マニュアルを準備したりすることも忘れないようにしてください。

社内情報共有ツールを導入する

拠点が増えると他拠点の社員同士が顔を合わる機会が減るため、社内の情報共有が不十分になりがちです。したがって新事務所の開設には、他拠点との連携が重要になってきます。

他拠点との連携を円滑に行うためには、全拠点の営業状況を共有できるような営業管理システムの導入も1つの方法です。情報をクラウド上でリアルタイムに把握することで、営業戦略を軌道修正しながら業績向上につなげることが可能です。

担当者に直接電話が通じる環境をつくる

拠点が増えると、別拠点に異動したり複数拠点を行き来したりする担当者が出てきます。クライアントがかけてきた電話を別のスタッフが対応し担当者に取り次ぐよりも、担当者に直接電話がつながる方がクライアントの負担は軽減されます。

電話転送サービスを利用すれば、クライアントからの電話を担当者に直接つなぐことが可能です。異動した担当者の場合は異動先の電話番号、複数拠点を行き来する担当者の場合は携帯電話に転送する設定にすると良いでしょう。

おわりに

多拠点展開をする際は山積する社内問題の解決に追われ、社内にばかり目を向けがちになりますが、クライアントにとって価値あるものを提供することが会社の使命であること忘れてはいけません。多拠点展開の際にも顧客視点を忘れず、クライアントの声に真摯に耳を傾けることが大切です。


TOP > コラム > 予約電話を転送して飲食店の売上アップを狙う転送電話の活用方法

予約電話を転送して飲食店の売上アップを狙う転送電話の活用方法

公開日:2017/07/18   更新日:2022/03/25
飲食店の売上アップを狙う転送電話

予約電話の取りこぼしは、飲食店にとって売り上げの機会損失につながります。しかし、定休日や営業時間前の準備などで電話を取れない状況も少なくありません。そこで活躍するのが転送電話です。
転送電話サービスを利用することで、かかってきた電話を指定の番号に転送することができ、店の外にいても予約電話を受けることができます。今回はそんな転送電話を用いて、飲食店の売上アップを狙う方法をご紹介いたします。

新規顧客の予約率を上げて売上アップ

新規顧客の予約率

転送電話とは、顧客がお店にかけてきた電話が一定時間以上つながらないなど指定の条件を満たした場合に、あらかじめ決めていた番号に電話を転送するというものです。
この転送電話(及び関連サービス)をうまく活用することによって、新規顧客からの予約を増やすことも不可能ではありません。

例えば飲食店に予約電話をしたときその電話がつながらなければ、その人は時間をおいてまた予約電話をしてくれるでしょうか。
最初の予約電話を取り逃がすと、多くのお客様は他のお店に行ってしまったり、足を運ぶことをやめてしまいます。せっかくの顧客からのアプローチを電話一本で逃してしまうのは、経営の面からもマイナスだといえます。

そんな予約電話が取れないことによる客離れを防ぐために、電話転送切り替えサービスを利用するのがおすすめです。店の電話に出ることができない定休日や営業時間外に、お店にかかってきた電話が責任者の電話に転送されるように設定しておくことで、顧客は待たされることなく予約を済ませることができます。そしてお店側は電話の取りこぼしがなくなることで他店への顧客流出を防ぐことができ、売上の向上につながるのです。

定休日や営業時間外に対応することが難しいという場合、自動音声受付サービスを利用しても良いでしょう。このサービスはお客様からかかってきた電話に予約専用の音声ガイダンスを流し、電話機のボタン操作によってメッセージを録音するものです。 このサービスでは24時間電話予約を受け付けることが可能です。

既存顧客のロイヤル化で継続的な売上アップを

既存顧客のロイヤル化

最近ではネットやアプリで予約が取れる飲食店も増えていますが、電話による予約は既存顧客を常連客に変える効果が期待できます。
例えば、電話で予約をしてくれたお客様に「ご来店心よりお待ちしております」と一言伝えてみましょう。電話予約は、音声が入ることでスマートフォンの画面では伝わらないお店の温かみや雰囲気を伝えることができ初回来店時の印象を良くし、再来店への可能性を広げてくれます。

また、電話であれば、声で常連客かどうか判断することができます。そこであらかじめ常連客の料理やお酒の希望に合わせた準備をしておくなど、既存顧客の満足度を上げロイヤル顧客へとつなげることができます。

飲食店が価格やサービスだけで他店との差別化を図ることは容易ではありません。お客様に感謝の気持ちを伝え、できる限りお客様の要望に応えるなどの心掛けが大切です。お客様とのコミュニケーションを増やし、お客様にとって「オンリーワン」の店を目指しましょう。

転送電話は固定費の削減にもつながる

転送電話を利用するためには、多額のコストがかかるのではないかと考える方もいるかもしれません。しかし、転送電話を導入する際、工事費や設備の導入などの高価な設備投資は不要です。

ローコストで転送電話を利用したい場合には、光電話(光IP電話)の電話転送サービスがおすすめです。このサービスでは通信費を通常の電話より低く抑えることが可能です。
通常の電話はかける地域などの条件によって電話料金が変動しますが、転送電話はインターネット回線を用いているため料金は全国一律です。

おわりに

電話は予約につながるだけでなく、新規のお客様をリピーターへと成長させるために欠かせないツールです。気持ちの良い電話応対をすることでお店のイメージは向上し、さらには売上アップを狙うことができます。頂いた予約の電話を取りこぼすことがないよう、転送電話を活用してはいかがでしょうか。


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行政書士で独立開業を失敗しないためのポイント2つ

公開日:2017/07/10   更新日:2022/03/25
行政書士で独立開業

行政書士試験の受験者は毎年数万人に上りますが、近年の合格率は1割前後と狭き門です。この難関試験を突破し、経験を積んで独立しようと考える方は少なくありません。 行政書士の独立開業を成功させるためには、試験勉強や実務で学んだ法律に関する知識だけでなく、営業やマーケティングのスキルも重要です。

今回は行政書士の独立開業時の課題と、失敗しないのためのポイントについてご紹介します。

行政書士の独立開業時の課題

独立開業に失敗する理由

【1】クライアントとの関係性

弁護士や公認会計士、税理士などのいわゆる士業は、先生と呼ばれることがあります。行政書士も士業の1つであるため、先生と呼ばれることがありますが、あくまで企業とクライアントの関係であり、企業の目的を実現するためのサポートをするという視点を忘れてはいけません。クライアントのニーズを把握し、問題を解決するという姿勢を忘れずに実務に臨むことが、クライアントの信頼の獲得につながります。

【2】ホームページなどの広告媒体をうまく使いこなせない

よほど人脈のある方でない限り、独立直後からクライアントを大勢抱えていることはまれです。クライアント獲得のためには広告による宣伝が欠かせませんが、広告の打ち方には注意が必要です。

例えば、せっかく事務所のWebサイトを作成しても、SEO(サーチエンジン最適化)対策がされない場合は検索結果が上位表示されません。Webサイトを訪問したお客様からの問い合わせを増やすためには、Webマーケティングにも力を入れましょう。

【3】営業力の欠如

かつては行政書士に尋ねなければ分からなかった情報も、最近はインターネットでさまざまな情報を調べることができます。そのため、ただ看板を出して待っているだけではクライアントを獲得できません。営業活動に積極的に取り組み、新規顧客の獲得を目指すことが不可欠です。

行政書士が独立開業に失敗しないためのポイント

行政書士事務所で経験を積む

【1】独立前に行政書士事務所で経験を積む

資格があってもクライアントがいなくては、収入にはつながりません。また、行政書士は、税理士などと違い、定期的に特定の顧客から仕事をもらえるわけではありません。

したがって、1度仕事の依頼を受けたクライアント経由で新規顧客獲得を目指したり、法人とのつながりを作ったりするなど仕事を受注し続けるための努力が必要です。

独立開業後に必要となるスキルを身に付けるためには、行政書士事務所で経験を積むことが近道です。事務所で働く間に仕事の進め方やクライアントとのやり取り、クライアント獲得のノウハウを学ぶことができます。

実務で培ったノウハウと、行政書士になりたいという強い意志があれば、独立もきっと良い方向に向かうでしょう。

【2】クライアントからの電話を取りこぼさないようにする

事務所にはさまざまな電話がかかってきますが、クライアントからの相談や仕事依頼もあるため、確実に電話を取ることが大切です。電話を取りこぼしてしまうと、せっかくの仕事の機会を失ってしまいます。

事務所開設後は事務員を置く余裕がなく、事務所にいるのは自分1人だけということもあるでしょう。事務所に在所している場合は自分が電話を受けることができますが、外出時は電話を受けることができません。そのため、電話転送切り替えサービスを導入することをおすすめします。

外出時間帯は事務所への電話を携帯電話に転送する設定にしておくことで、クライアントからの電話の取りこぼしを防げます。

おわりに

行政書士で独立を考えるなら、経験やノウハウを身に付けた着実なステップアップが成功の鍵です。積極的に営業活動に取り組み、顧客目線を持ってクライアントに接することで、事務所の経営も軌道に乗せることができるでしょう。


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IVR(自動音声応答)を受注につなぐコールセンタースタッフのスキル

公開日:2017/07/03   更新日:2022/03/28
IVR(自動音声応答)を受注につなぐ

多くの企業が導入しているコールセンターですが、電話をかけるお客様からは顔が見えないため、スタッフ一人一人には高いスキルが求められます。コールセンター業務をアウトソーシングできる大企業とは異なり、中小企業ではコールセンター部門を社内に設けてスタッフの教育まで行っているケースも少なくありません。
そこで今回は、コールセンタースタッフが受注につなげるために必要なスキル、そしてIVR(自動音声応答)の活用法についてご紹介します。

敬語・声のトーン・笑顔で好印象を与える

好印象を与える

コールセンタースタッフはお客様と直接顔を合わせることがありません。お客様はスタッフの声を聞いて、スタッフがどんな人であるか判断します。

人の声というのは、私たちが思っている以上に感情が出やすいコミュニケーション手段です。
きちんとした姿勢で対応したスタッフと、椅子の上に崩れた姿勢で対応しているスタッフでは、きちんとした姿勢のスタッフの方が、電話口のお客様からの印象は良くなります。かかってきた電話にだらしない姿勢で対応するスタッフは、気持ちが声に表れてしまうためです。

お客様からの印象を良くするためのポイントは、「敬語の使い方」「声のトーン」「笑顔」の3つです。
敬語の使い方と声のトーンが大切だということは皆さんお分かりでしょう。正しく敬語を使うことで信頼を得られたり、声のトーンに注意することで話が聞き取りやすくなったりします。

最後のポイントとして挙げた笑顔については、意外に思われる方も多いかもしれません。 人は笑ったときに口角が上がり、声も通常よりも若干高くなる傾向にあります。表情が明るいと、声のトーンにも現れるのです。そのため電話口で話す際も直接会って話すときと同じように、笑顔で話すように心がけることが重要です。

【待たせてしまったときにきちんと謝る

コールセンターでよくあるのが、お客様を電話口で長時間待たせてしまうことです。電話を取ってからの確認作業で手間取ったり、電話が混み合いコールセンタースタッフにつながるまでに時間がかかったりする場合もあります。
長時間待たされるお客様としては、良い気分はしません。お客様の中には怒り出す方もいるかもしれません。

このようなときにスタッフに求められることは、弁解をせずにきちんと謝ることです。電話がつながらないことはスタッフ本人の責任ではありませんが、電話対応をしたスタッフが会社の代表としてお客様に詫びることで、起業の誠実さを理解してもらうことにつながるのです。

電話を折り返すときにお礼の気持ちを伝える

お礼の気持ち

お客様の電話はいつかかってくるか分かりません。せっかく商品を購入しようと電話をかけても、電話がつながらなければ販売の機会を逃してしまいます。

しかし、社内にコールセンタースタッフを24時間待機させるということは現実的に難しい側面があります。そこでおすすめしたい方法が、自動音声応答サービスの導入です。

自動音声応答サービスは、音声ガイダンスを利用して対応するサービスです。
お客様の電話に対して、「商品のご購入はボタン1、商品についてのご質問はボタン2をプッシュしてください」と音声ガイダンスを流し、お客様がボタン1を押した場合は商品担当の番号、ボタン2を押した場合は管理者の番号につなぐという使い方などが考えられます。

電話を受けてから担当スタッフに電話転送するという手間が省けるだけでなく、自動音声の録音内容を工夫することで企業の印象をアップさせることできます。また転送先に担当スタッフの携帯電話番号を設定することで、電話を取りこぼさない仕組みをつくることができます。

就業時間外のスタッフが電話対応できないという場合にも、留守番電話に電話が転送されるように設定しておくと良いでしょう。
折り返しの電話をするときは、お礼の言葉と用件を簡潔に伝えます。「お客様は忙しいにもかかわらず、わざわざ時間を割いてくれている」という意識を持ち、電話をかけるようにしましょう。

おわりに

コールセンターからはお客様の顔が見えず、コールセンタースタッフは声だけでお客様とコミュニケーションを図らなくてはなりません。しかし、人と話すという点では他の仕事と変わりません。お客様に好印象を与え、受注につなげられるように工夫をしてみましょう。