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当番制の電話転送の悩みを転送録が解決!

固定電話を社員のスマホに転送して休日対応|
当番制の電話転送の悩みを転送録が解決!

公開日:2024/03/19   更新日:2024/04/17
固定電話を社員のスマホに転送して休日対応

休日の電話当番に関する課題

休日や夜間など、営業時間外の電話対応は様々な業種で課題になっています。
緊急性が高い業務や、設備管理やITシステムなど顧客への即時対応が必要なサービスを提供する業界では、休日でも電話当番を設定し、顧客と連絡を取れるようにしておく必要があります。

特に、顧客対応の品質を担保しながら、組織の運営効率を上げるという点に課題を感じ、以下のようなソリューションを検討される方が増えています。

  • 電話転送(固定電話の着信をスマホに転送)
  • IVR(自動音声応答)の導入
  • コールセンターの契約

今回は転送録に問合せを多くいただく「電話転送(固定電話の着信をスマホに転送)」に焦点をあて、解決法をご紹介します。


固定電話の着信を社員のスマホに転送して休日対応

問合せ用の固定電話にかかってきた電話を、休日や営業時間外のみ社員のスマートフォンや携帯電話に転送したいというニーズは高く、以下のような業種で電話転送が活用されています。

休日の電話転送が必要とされる業種の例

これらの業界では、休日でも顧客からの連絡に迅速に対応することが業務の継続性や顧客満足度の向上に直結するため、電話転送システムが重要な役割を果たします。

業種 電話転送の活用例
ITサポート・セキュリティサービス システム障害やセキュリティ問題は予測不可能であり、迅速な対応が求められるため、休日でも電話転送システムを利用して対応します。
不動産管理・設備管理・緊急修理サービス 建物の緊急修理やメンテナンスが必要な場合、休日であっても迅速に対応するために電話転送を利用します。
運輸・物流業界 荷物の追跡や配送の問い合わせなど、休日でも顧客のニーズに応えるために電話転送を活用します。
旅行・ホテル・観光業界 旅行中のトラブルや、宿泊の変更・キャンセルなどの問い合わせに休日でも対応する必要があります。
コールセンター 商品やサービスに関する問い合わせ、予約受付など、顧客サービスを提供するコールセンターも休日の対応が求められることが多いです。

ボイスワープでできなかったことを転送録が実現

固定電話の転送を行うためには、「ボイスワープ」などキャリアが提供する転送サービスをご利用いただければ可能です。ただ、それらのサービスには転送先として登録できる件数が少ないなど、活用に制限があります。

転送録は、それらのサービスを利用しても実現できなかった、さらに便利な使い方を提供するサービスです。

例えば、固定電話の転送先として複数名を登録し、曜日ごとにローテーションを組むといった使い方はボイスワープ等の転送サービスでは不向きですが、転送録を併用することで実現できます。

しかも転送録なら、固定電話を複数名に転送した際の呼び出し方も、転送先の運用方法によって選ぶことができます。以下にご紹介します。


固定電話を複数のスマホに転送するために便利な3つのサービス

複数名の転送とは、具体的に「固定電話の転送に対応する電話当番が10名いる場合」(固定電話を10名の社員のスマホに転送したい場合」を想定します。

  • 当番リストから対応するのは1名のみ・・・転送先増設
  • 複数名の当番が対応。それぞれのスマホを順番に呼び出す・・・順次転送
  • 複数名の当番が対応。全てのスマホを同時に呼び出す・・・一斉呼出転送
(サービス概要図)
サービス概要図

それぞれのサービスは、オプションの「スケジュール機能」をご活用いただければ、転送をスケジューリングして一括で設定することができるようになります。

スケジュール機能は、シフト勤務の職場で「日中/夜間/曜日」を指定するケースで特にご活用いただいています。その他、業務のピーク時間や休日、特定のイベント期間など、事前に予測できるスケジュールに基づいて電話転送の設定が可能です。

一度スケジュールを設定すれば、手動での調整が不要となり、日々の運用がスムーズになり、効率的な時間管理ができるようになります。

転送先増設-電話当番が1名のみの場合

転送先増設」は、ボイスワープ(NTT東/西日本)等電話転送サービスの、最大5件しか登録できない転送先を10件、20件…と増設するサービスです。

複数番号の登録ができ、転送先の番号の切替えができますが、転送先の設定は1番号のみとなります。ですので、想定ケース(固定電話を10名の社員のスマホに転送)において、電話当番・当番制の担当が1名の場合にはこちらをご検討いただけます。

サービス 料金種別 料金(税別)
転送先増設 基本料金(050番号) 1,000円/1契約番号 ※転送先10件の登録枠を含む※
サービス利用料金(転送先との通話料) 一般固定電話:3分8.0円・携帯電話:1分15.9円

※転送先増設は、登録数に上限はありません。基本料金に含まれる転送先10件以上は1番号単位で増やすことができます。(1件あたり100円)

順次転送-複数名の当番を順番に呼び出す場合

順次転送」は、複数の番号へ順次に(次々に・順々に)電話転送を行います。番号は10番号まで登録ができます。11以上の転送先がある場合には、オプションの「スケジュール機能」を利用いただくと対応ができます。

想定ケースにおいて、10名全員が電話当番であり、順番に呼び出すことで「確実に電話に対応したい」場合に活用いただけます。

サービス 料金種別 料金(税別)
順次転送 基本料金(050番号)
※0120番号もあります
2,500円/1契約番号
サービス利用料金(転送先との通話料) 一般固定電話:3分8.0円・携帯電話:1分15.9円

一斉呼出転送-複数名の当番を同時に呼び出す場合

一斉呼出転送」は、複数の番号へ一斉に(同時に)電話転送を行います。番号は10番号まで登録ができます。11以上の転送先がある場合には、オプションの「スケジュール機能」を利用いただくと対応ができます。

想定ケースにおいて、10名全員が電話当番であり、一斉に(同時に)呼び出すことで「いち早く電話に対応したい」場合に活用いただけます。

サービス 料金種別 料金(税別)
一斉呼出転送 基本料金(050番号)
※0120番号もあります
7,000円/1契約番号
サービス利用料金(転送先との通話料) 一般固定電話:3分8.0円・携帯電話:1分15.9円

スケジューリングして一括で転送設定ができる

前述の3つのサービスではオプション「スケジュール機能」を利用することで、スマホに転送する設定を転送録ならカレンダーを使った一括転送設定が可能です。

1か月から向こう1年までのスケジュールをあらかじめ予約でき、平日/土日祝日や営業時間の転送先をシステムが自動変更します。

サービス 料金種別 料金(税別)
転送先増設・順次転送・一斉呼出転送 スケジュール機能(オプション)」 1,000円/1契約番号
50円/1回の入替処理
100円/1パターン追加(順次転送・一斉呼出転送のみ)

スケジュール機能は、シフト勤務の職場で「日中/夜間/曜日」を指定するケースで特にご活用いただいています。その他、業務のピーク時間や休日、特定のイベント期間など、事前に予測できるスケジュールに基づいて電話転送の設定が可能です。

一度スケジュールを設定すれば、手動での調整が不要となり、日々の運用がスムーズになり、効率的な時間管理ができるようになります。


電話転送なら、法人携帯(社用携帯)でも個人携帯でも対応可

さて、固定電話をスマホに転送する際に気になるのが、「どの電話機(端末)で転送を受け付けるか」という点ではないでしょうか。

法人携帯を導入しているのは、大企業で42.1%、中小企業で30.4%(※)と過半数にも届いておらず、比率としてはまだ低めです。つまり、休日や営業時間外に固定電話を転送する先に、個人が契約している端末を指定しなければいけないケースも大いにあります。

※MMD研究所「2022年法人向け携帯電話の利用実績調査」

特に「お客様に個人端末の番号が知られてしまうのでは?」という点で気にされる方は多くいらっしゃいますが、転送録のサービスではその心配はありません。

上記の「サービス概要図」の通り、ボイスワープを経由しますので、社員個人の携帯やスマートフォンでも安心して転送先に設定ができ、個人のプライベート番号を知られる不安はありません。

  • 転送録の050番号を経由して個人携帯に着信します
  • 折返しをする際にも、転送録の050番号を経由できる機能があります

※同じ050番号から発信するためにはオプション「050発信機能」のご契約が必要です


固定電話の転送切替を自動化するなら「電話転送切替」

前述の3つのサービスは、「複数の社員のスマホに転送する」場合に選択できるサービスでしたが、固定電話の転送を「自動化」「スケジューリング」のみのニーズにも転送録は対応することができます。

「電話転送切替」で転送設定を自動化・スケジュール化

固定電話の転送(ボイスワープ等キャリアの転送サービスをご利用になっている転送)の切替えをスケジュールに基づいて自動化できるのが「電話転送切替」です。

電話転送切替を活用した転送設定作業の自動化は、業務効率を高めるだけでなく、従業員の満足度向上と顧客サービスの質の向上にも寄与します。これにより、組織全体の生産性と競争力の強化が期待できます。


まとめ

休日や夜間など、営業時間外の電話対応は様々な業種で課題になっています。
その解決方法として、転送録の3つのサービスを中心にご紹介いたしました。前に設定した条件に基づき、着信を自動的に別の電話番号へ転送するそれらはビジネスの柔軟性と効率性を大幅に向上することが期待できます。

  • 転送先増設・・・ボイスワープ(NTT東/西日本)等電話転送サービスの、最大5件しか登録できない転送先を10件、20件…と増設するサービスです。
  • 順次転送・・・複数の番号へ順次に(次々に・順々に)電話転送を行います。
  • 一斉呼出転送・・・複数の番号へ一斉に(同時に)電話転送を行います。

休日の電話当番に関する課題は、組織によって異なる対応を必要としますが、従業員の満足度を保ちながら、顧客の期待に応えるバランスを見つけることが重要です。これらのサービスをぜひご検討ください。

※機能や価格は公開日時点の情報です
※価格は税抜表示です





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電話対応における問題と対策

役所での「電話が繋がらない」をなくすには|
電話対応における問題と対策

公開日:2022/12/21   更新日:2023/06/19

役所での「電話が繋がらない」をなくすには|電話対応における問題と対策

近年の新型コロナウィルスへの対応をはじめとして、自治体や行政機関へ市民から直接問い合わせが行われるケースが増加しています。一方で、政府主導の働き方改革や財政面からの人員削減の方針等、役所等で勤務する人的リソースには限りがあります。とはいえ、市民生活に直結する行政サービスを滞りなく実施し、働く人々の業務改善を実現するためには、住民からの問い合わせに対する効率的な対応が求められます。

この記事では、役所等における電話対応の現状や課題を見直し、それを解決するためのソリューションを紹介します。

1. 役所において電話対応の体制づくりが急務に

役所において電話対応の体制づくりが急務に

ニュースなどでもよく目にしたように、新型コロナウィルスの流行が拡大するたびに、役所や保健所などへの問い合わせ電話が急増し、繋がりにくくなるという事例が数多くみられました。それ以外にも、例えばマイナンバー制度への移行やコロナ禍における減免処置など、市民が直接役所に問い合わせをする必要のある要件は後を絶ちません。

一方、その対応にあたる地方公務員の数は、1994年のピーク時に比べ約48万人減少しており、行政サービスに携わる人員数はスマート化が進んでいると言えます。さらに、社会全体が働き方改革を唱えている現状では行政組織も率先してそれを実行する必要があり、令和2年度の地方公務員の時間外勤務時間は前年比年9.5時間減と、わずかながら減少傾向にあります。

このように、電話での問い合わせが増える一方、それに対応する人員・時間は減少していることから、市民へのサービス提供窓口である役所では、電話対応に関するスムースで効率的な体制づくりが急務といえます。

2. 役所における電話対応に関する問題点

役所における電話対応に関する問題点

一般市民が役所に電話で問い合わせをする理由には、戸籍関係、保険関係、税金関係、子育てへの支援、幼稚園・学校についてなど、それこそ無数にあります。また、各部署で電話番号が振り分けられているとはいえ、利用者が自身のニーズに合った部署に正確に架電してくると限りません。これらの事情を踏まえて電話対応の問題点を以下にまとめてみましょう。

  • 担当への取次ぎに時間がかかる
  • 受付時間外の対応ができない

担当への取次ぎに時間がかかる

行政サービスが多岐にわたるのは上記で述べたとおりです。それらの多種多様な問い合わせ内容を間違いのないよう市民に提供するため、組織自体が細分化されています。問い合わせの内容も市民それぞれのパーソナルな状況にあり、民間の企業に比べて難易度の高い対応が求められがちになります。また、民間企業のお昼休み時間や夕方など、利用者が増加する時間帯では窓口業務も混み合い 、架電も増えるという状況も生まれます。

結果として、担当者への取次に時間がかかり、時には「たらい回し」的な状況になることもあり市民からのクレームの元になることから、かかってきた電話の処理にかける時間を極力短縮することが望まれます。

受付時間外の対応ができない

役所は民間企業よりも終業時間等の縛りが厳格で、さらに労働時間の短縮も求められています。その結果、閉所時間を過ぎてかかって来る電話については、対応がしづらい状況にあります。利用する市民からすれば、受付時間外とはいえ、コール音だけが鳴って反応がないというのは頼りにならないという印象にも繋がりかねません。受付時間外においても、なんらかの形で利用者へ反応しておくことが大切です。

3. 役所における電話対応の課題は「転送録」で解決

役所における電話対応の課題は「転送録」で解決

行政サービスの入り口ともいえる電話対応ですが、行政機関における対応にはその難しさもありいくつかの課題が垣間見えます。単に固定電話を増やすだけでは解決できない諸問題を、電話転送サービスを導入することで解決することができます。

株式会社ワイドテックが提供しているサービス「転送録」では、以下の機能によって役所の電話対応をスムースかつ効率的に行えるよう支援するソリューションです。

「転送録」とは、インターネット回線を利用したクラウド型の電話転送サービスのことです。従来のボイスワープでは転送リストの制限や設定の手間など使いにくさがある一方で、「転送録」ではボイスワープの利用を自動化、スケジュール化することが可能で、転送の利便性を最大限に高めることができます。

転送録の主な機能

ここで紹介する「転送録」には主に以下の機能があり、それらを組み合わせての活用が可能です。

  • 電話転送切替
  • 転送先増設
  • 順次転送
  • 一斉呼出転送
  • 自動音声受付

それぞれについて、詳しくみていきましょう。

電話転送切替とは

手作業では面倒な電話転送設定を自動的に行う機能のこと。指定の日時に自動的に切れ替えを行う予約機能があり、終業時間が来ると自動的に設定されるので、手作業による設定忘れを防止、また終業時間直後の電話対応を避けることができるので、不意な残業も防ぐことができます。

転送先増設とは

ボイスワープ等のサービスでは最大5件までしか登録できない転送先を増設できるサービスです。多岐にわたる役所の業務担当の数に応じて転送先を増設することができます。

順次転送とは

着信専用回線への着信を登録している複数の番号に、登録時の優先順位に従って順次転送を行うサービスです。利用時間外などでも緊急を要するような電話への対応が可能に。

一斉呼出転送とは

着信専用回線への着信を登録している複数の番号に同時に呼び出し、転送を行います。電話相談窓口などに掛かってきた電話を、回答者がそれぞれの電話で対応することができるので、固定電話の場所にこだわる必要がありません。

自動音声受付とは

着信専用回線への着信に対して専用の音声ガイダンスを使用して自動受付するサービスです。一般的な「自動音声応答システム(IVR)」に比べて手頃な基本料金でご利用いただけます。



いずれのサービスも機器の購入が不要なクラウドサービスでの提供なので、コスト面でも非常にリーズナブルにご利用いただけます。


4. 電話転送サービス「転送録」の自治体による導入事例

電話転送サービス「転送録」の自治体による導入事例

「転送録」はすでにいくつかの自治体や教育委員会などで、活用いただいています。ここではどのような課題が、「転送録」を活用することで解決されたのかを紹介します。

事例① 静岡県健康福祉部 感染症対策局 新型コロナ対策推進課様

  • 「転送録」導入前に抱えていた課題
  • 新型コロナウィルス感染症の拡大による問い合わせ数の激増
  • 電話が繋がりにくい状況になり、職員の方の他の業務を圧迫していた
  • 相談対応センターの開設が急務だった
  • 課題解決に採用したサービス:「一斉呼出転送」

静岡県健康福祉部 感染症対策局 新型コロナ対策推進課様では、上記のような課題に直面され、とにかくスピード感を持って相談対応センターを開設する必要に迫られていました。

固定電話の増設では、時間とコストがかかってしまうのでクラウドPBXの導入を決定。そのなかで、「転送録」は稼働の実績、低コスト、利用開始までのスピード感などの優位性が高く、利用期間中の設定変更などの利便性から導入を決定されたそうです。

相談対応センターの電話番号への架電の転送履歴が簡単にダウンロードできるため、センターへの相談件数を感染拡大の先行指標として注目、今後の感染対策の検討資料としても活用されているそうです。

事例② 某市教育委員会様

  • 「転送録」導入前に抱えていた課題
  • 労働時間の短縮のため、通常勤務時間外の電話応対の改善が必要
  • 古い電話機なので、電話会社の転送設備に対応できない
  • 市民の税金を使うことになるため、費用対効果が優先事項
  • 課題解決に採用したサービス:「電話転送切替、自動音声受付」

某市の教育委員会様では、学校における「働き方改革」の取り組みとして、労働時間短縮を目指す中、平日18時以降の電話に対しては「転送録」の「自動音声受付」を利用されています。

導入している学校の電話転送切替のスケジュール登録も、教育委員会様が一括で行われているそうです。Web画面のカレンダーで転送開始と停止を登録するだけで、自動で自動音声に切り替わるのでとても便利とのお声をいただいています。

「転送録」を利用する前は、夕方以降の電話に対しても残業している教員さんがご対応されていたため、さらに時間外労働が長くなる悪循環が生じていました。現場の先生方からも「翌日の授業の準備がはかどるようになった」などの感想が届いているそうです。

5. まとめ

役所での「電話が繋がらない」をなくすには|電話対応における問題と対策

新型コロナウィルスのような、予測もしないような状況や災害時にこそ自治体や役所の役割が大きくなります。今度いつ流行が拡大し、問い合わせや相談の電話が増えるか誰にもわかりません。そんななかで、急増する電話や受付時間外の電話、緊急の電話などへの対応が迫られた場合、スピード感はもちろんのこと、税金で運用するという性質上、コスト面もシビアに考える必要があります。

「転送録」は、クラウド型の転送サービスなので機器費用が不要で低コスト、パソコンだけで設定が完了する手軽さとスピード感に優れたサービスです。いざという時のためにも、職員さんの業務軽減・働き方改革のためにも、「転送録」の導入を検討されてはいかがでしょうか。


TOP > コラム > 看護師の人手不足の原因とは|
医療現場が抱える問題点とその解決策も紹介

看護師の人手不足の原因とは|
医療現場が抱える問題点とその解決策も紹介

公開日:2022/06/23   更新日:2022/06/23

看護師の人手不足の原因とは|医療現場が抱える問題点とその解決策も紹介

看護師の人手不足は深刻であり、業務量の多さや拘束時間の長さから「辞めたい」と考える人も少なくありません。看護師不足の原因は、過酷な勤務体制や充実していない福利厚生、過剰な仕事量にあります。在宅ワークが推進されるなか、医療現場は在宅、リモートといった言葉とは縁遠い存在といえます。そんな医療の業界で看護師が業務に集中し、高いパフォーマンスを維持するためにも、無駄な作業を省略することが大切です。

この記事では、看護業界の人手不足の現状や問題点を紹介するとともに、看護師の業務効率を高めるための対策やサービスを紹介します。

1. 看護師の人手不足による影響・問題点

看護師の人手不足による影響・問題点

日本の医療における看護師の不足は慢性的な課題となっており、現在でも解決できているとはいえません。イギリスでは1病床に2人の看護師が担当している一方で、日本では100病床あたりわずか38人で担当しており、看護師1人あたり2病床以上を担当しなければならないのが現状です。

厚生労働省のデータによると、2016年末の看護師数は約166万人です。毎年3万人ずつ看護就業者が増えたとしても、2025年には3万人~13万人の看護師が不足するという試算が出ています。

また、病院における看護師の割合は35%となっており、医師を含めた医療従事者の中でも多いです。それゆえに看護師が不足することで、医療体制そのものがもろくなることが心配されます。今後の訪問看護や介護医療を支えるためにも、看護師の人数を確保することは必須です。

2. なぜ看護師は人手不足になっているのか?その原因とは

なぜ看護師は人手不足になっているのか?その原因とは

毎年約6万人もの看護師国家試験合格者を出しながら、なぜ看護師は不足し続けているのでしょうか。看護師が不足する背景には次のようなことが考えられます。

  • 看護需要の拡大
  • 輪番などの不規則な勤務形態
  • 業務量の多さと責任の重さ
  • 離職率の高さ

看護需要の拡大

団塊の世代が後期高齢者となる2025年が迫る中、看護師の需要がますます拡大し、供給が追いついていないのが現状です。介護、福祉、医療分野全体の従業員数が不足している場合もあるため、看護師が従事する業務範囲や求められる役割が大幅に広がっているのです。

訪問看護ステーションの利用者は年々増え、2017年には22万人を超えています。同時に訪問看護ステーションの事業所も増加しており、看護師の需要もこれに比例しているのです。また、介護施設では、バイタルチェックといった要介護者の生命に近い管理業務などの重要な役割を担うため、担い手の技量も求められます。

また、地域の保健センターでは保健サービスや健康相談などを引き受けています。地域医療が充実し、豊かになるほど看護師の需要も増えるのです。

交替制勤務などの不規則な勤務形態

輪番制の夜間勤務やオンコールによる呼び出しなど、看護業界では不規則な生活を強いられることが多くなります。小さい子供がいる看護師は夜間勤務することが難しい場合もあるため、時短勤務や日勤を優先できる勤務体制でないと仕事がなかなか続けられません。

また、日勤を優先する看護師が増える代わりに夜勤を担当する看護師も職場内で固定化されることから、看護師によっては勤務体制が負担となる可能性があります。看護師不足がさらなる看護師不足を招くような悪循環となっているのが現状でしょう。

日本看護協会も交代制勤務に関するガイドラインを発表しており、現場での看護師に対するリスクマネジメントの重要性を説くほど事態は悪化しています。看護師側でできることには限界があるため、病院経営側で拘束時間や夜勤回数に制限をかけ、看護師ごとのメンタルヘルスを確保することが重要です。また、ガイドラインに則って勤務形態を最適化することが大切になるでしょう。

業務量の多さと責任の重さ

看護師は、業務量の多さや責任の重さも問題点となっています。基本的に、正看護師は准看護師のフォローをしなければいけません。准看護師は正看護師と違い、自らの判断で行動することが許されていないためです。その結果、准看護師のフォローというタスクが正看護師の業務量を増やしてしまいがちになります。特に看護処置レベルやコミュニケーションレベルなどが高い人ほど仕事量が増えるでしょう。

また、看護師資格を持つ者にしかできない仕事以外も業務としてやらざるを得ないケースがあります。特に夜間勤務においては不足する他職種のカバーも看護師が行います。例えば、電話対応、受付業務、会計、事務手続きなど、本来の看護師業務とはかけ離れた業務も看護師の仕事となっているのが現状です。

看護師業界では、新卒よりも中堅の離職率が高いのが特徴です。キャリアの浅い看護師が意図せず重要なポジションを任せられるというケースもあるため、キャリアにそぐわない重い責任を背負うような精神的負担もあります。

離職率の高さ

看護師の離職率は約11%です。日本全体の離職率の平均が約4%であることを鑑みると高い数値といえるでしょう。その原因としては、仕事のきつさだけでなく「病院の風土が古く、働き方改革が遅れている」といった点が挙げられます。

看護師は9割が女性であるため、一定の割合で妊娠・出産というライフイベントが発生します。その際、病院の福利厚生が整っていないと、本人の意思にかかわらず、仕事を辞めざるを得ない状況となります。時短勤務や平日休みなどが取りにくい環境であれば、ワークライフバランスの両立ができずに離職する場合もあるでしょう。

また、職場によっては同じ女性でありながらライフイベントに理解がない上司がいる場合もあるため、人間関係が悪化して離職に追い込まれるケースもあります。

このように、病院の体制の古さと、看護師間の考え方の相違が離職率の高さに影響していると考えられます。

3. 看護師の人手不足解消のための対策・解決策

看護師の人手不足解消のための対策・解決策

不足している看護師の人材確保には、賃金の引き上げが対策の一つとなります。「看護師のお仕事」に関するアンケート調査では、看護師が働きやすくなるための対策として「給与の引き上げ」の回答がトップです。労働の対価が見合わなければ、モチベーションとともに、看護の質も低下するおそれがあります。

「休日の取りやすさ」を求めている人も多く、福利厚生制度の見直しも必要です。勤務時間の柔軟な対応や、有給休暇の取りやすさなど改善できる点は多々あるはずです。

福利厚生が充実すれば復職を望む人が増加する可能性もあります。潜在看護師は約71万いるため、病院側で復職支援が整えられれば、復帰を望む潜在看護師も復職しやすいです。

また、新人看護師が重要ポストに就かざるを得ないような状況を回避すべく、研修や訓練などの教育にも力を入れる必要があります。さらに、電話転送を自動化したり、電子カルテを導入したりするなどデジタル化や機械化を推進することで、業務効率化を図ることも大切です。

4.「転送録」なら訪問看護などの業務の負担軽減!?

「転送録」なら訪問看護などの業務の負担軽減!?

看護師が本来行うべき業務に集中するためには、事務作業に労力を費やすのを避ける必要があります。事務作業の代表例として電話対応が挙げられますが、訪問看護や訪問介護においては必要不可欠な業務です。しかし、輪番制で連絡先が変わる際、電話の転送設定を都度変更するのはストレスの一因となっています。

株式会社ワイドテックが提供しているサービス「転送録」は電話転送を自動化できることから、日々の設定ストレスから解放されるとともに、設定漏れによる緊急連絡やオンコール対応の遅延のリスクも回避できます。

「転送録」でできること

「転送録」とは、インターネット回線を利用したクラウド型の転送サービスのことです。従来のボイスワープでは転送リストの制限や設定の手間など使いにくさがある一方で、「転送録」では転送の利便性を最大限に高めた利用ができます。

特徴として、WEB上での一括管理が可能であることや、転送リストを増設し、順次転送一斉呼出転送にも対応していることなどが挙げられます。クラウド管理となるため、端末と共有すればどの端末からもログインを可能にし、設定の変更が容易にできます。

さらに、曜日・時間ごとのスケジューリング機能が優秀で、あらかじめシフト表に応じた転送先を予約しておくと、自動転送処理をスケジュールに合わせて自動で実行できます。また、複数の回線で着信がある際は履歴に残るため、オンコールの見逃しがありません。

このように、「転送録」は、看護師の負担軽減や業務の効率化を図るために最適なツールといえます。

医療現場で看護師の負担を緩和できた活用事例

「転送録」を利用し、看護師業務の負担を緩和できた事例を紹介します。24時間体制の訪問診療、緩和ケアを行っている「医療法人社団爽秋会様」では、転送録の転送先増設サービスを利用した結果、多忙を極める朝の看護師業務の緩和を実現しました。

看護師は夜間と土日祝日も患者様からの緊急電話に対応しており、従来までは毎朝忙しい時間に手動で転送先の設定をしていました。改善を望んだ点としては、ボイスワープの切り替え設定の手間をなくすこと、転送リストの登録数を増やして利便性を高めることです。

「転送録」の利用によって輪番の看護師に自動で切り替えてくれるスケジュール機能や、通話対応中にも着信履歴を残せる機能を活用できるようになりました。その結果、分刻みで時間に追われる看護師のストレスを軽減するとともに、業務の負担を減らし、診療や看護の質を下げずに業務効率化を実現できたのです。

5. まとめ

日本の少子高齢化社会によって看護師の人手不足は深刻化しています。日々の不規則な生活や過度な業務量に対し、賃金が見合っていないのが看護業界の現状でしょう。

看護師の人材確保には、給与の引き上げや福利厚生を充実させて離職率を低下させ、復職を支援することが大切です。また、デジタル化や機械化によって業務効率化を図ることも対策となります。

電話転送を自動化できる「転送録」では、毎日のボイスワープの切り替え設定を自動で行うるため、煩わしい作業が減り、看護師が本来の業務に集中できるようになります。看護師の負担を減らし、業務の効率化を図るためにも、「転送録」の導入を検討されてはいかがでしょうか。


TOP > コラム > 訪問看護ステーションのオンコール現場が抱える課題と解決策

訪問看護ステーションのオンコール現場が抱える課題と解決策

公開日:2019/05/13   更新日:2022/03/28

少子高齢化が進んでいる日本では、医療需要は2025年にピークを迎えるというデータがあります。厚生労働省は2015年に、病床数を現在より16~20万床減らし、2025年までに115~119万床程度にするとの目標を示しました。この病床削減を受け、在宅医療のニーズが高まっています。在宅医療の現場で働く医師や看護師たちにはどんな課題があるのか、事例を交えて解説します。

1. 「病院から在宅へ」訪問医療拡大の背景とは

日本では、少子高齢化が急速に進んでいます。2017年の推計によると、65歳以上の高齢者人口は3,514万人で、総人口の27.7%を占めています。昭和22~24年生まれの団塊の世代が、2025年には75歳以上になり、65歳以上の高齢者が全人口の30%を超えると予想されています。

このまま首都圏などの都市部で要介護高齢者の入院が増えると、必要な病床数が足りなくなってしまいます。その一方で医療施設や介護施設は慢性的な人手不足で、ケアする担い手が不足しているのが現状です。こうした状況を打開するため、厚生労働省は「地域包括ケアシステム」の構築に取り組んでいます。

高齢者しかいない世帯が増加することに伴い、入院医療から在宅医療・在宅介護、そして日常生活支援のニーズが高まっています。住み慣れた地域で生活することを望む高齢者を効率よくサポートするために地域の医療機関、介護の人材が連携し合い、状況に応じた医療・介護・予防・生活支援を一体的に提供されるシステムを「地域包括ケアシステム」といいます。

地域包括ケアシステムは、各市区町村の医師会等が協働して地域に住む高齢者宅や老人ホームなどの施設へ医師が看護師や訪問する仕組みです。在宅医療を提供する機関は、病院や診療所、訪問看護ステーション等さまざまですが、看護師による訪問看護と医師による訪問診療が中心です。訪問診療では、医師が診療計画を立てて、通院が困難な高齢者宅に定期的に赴きます。


2. 訪問看護ステーションとオンコール体制

地域包括ケアシステムは、健康に関わるサービスを24時間受けられるのが特徴です。その中でも、緊急時の訪問が必要とされる高齢者とかかりつけ医師とを結ぶ役割を担うのが、訪問看護ステーションです。

訪問看護ステーションでは、高齢者やその家族からの緊急電話に24時間体制で対応する「オンコール体制」を行っています。病院や施設の営業時間外である祝日や夜間は、輪番の看護師や医師が専用の携帯電話を持って待機します。容態が急変して、利用者や家族から電話がかかってきた時は、すぐに駆けつける必要があります。

利用者にとっては安心できる仕組みですが、オンコール当番の医師や看護師は、いつ呼び出されるか分からない緊張感があります。携帯電話を枕元に置き、眠っている間に電話がかかってきても応対するため、ぐっすり眠ることもままなりません。「オンコール体制」は睡眠の質も低下し、精神的にも体力的にも負担が大きいと言えるでしょう。


3. オンコール連携の現場で起きる「転送電話」の課題

往診と訪問診療のための移動で、休む時間もなく対応している医師や看護師の負担を軽減しようと、模索している医療機関もあります。例えば常勤医師とスタッフが持ち回りでオンコール対応をする等、負担を分散する工夫も必要です。医療機関の中には、最初のオンコールは訪問看護ステーションで受信し、利用者の容態によっては医師に連絡して対応しているところもあります。すべてのオンコールに医師の対応や往診が必要というわけではないので、訪問看護ステーションで看護師が対応するだけで、完結するケースもあるわけです。

オンコール体制では、医療機関と現場で働く医師や看護師との相互連携が必須ですが、連携システムの効率化に課題を抱えている医療機関は少なくありません。

各地域の訪問看護ステーションに届く利用者からの緊急コールを、最寄のエリアの医師会を経由して医師に電話転送するケースでは、訪問する医師の携帯電話には医師会の番号が着信表示されます。これではどの地域の訪問看護ステーションからの連絡か分からず、医師は迅速に折り返しの連絡をすることができません。

こうした訪問看護ステーションが抱える課題を解決した事例があります。「転送録」の「転送先増設サービス」なら、医師が往診や移動中などですぐに電話に出られなくても、発信者番号がメールで通知されるので、折り返しの連絡もスムーズに行うことができます。「転送録」は、転送電話機能の不便さを解消し、連携システムの効率化を実現することができます。


4. まとめ

訪問診療のニーズは高まる一方ですが、24時間体制で対応する診療所や訪問看護ステーションは、マンパワーの不足も懸念されます。利用者からの緊急コールに細やかに対応するためには、訪問看護ステーションと医師や看護師がスムーズに連携できるシステム構築が急務です。

クラウドサービスの「転送録」を導入することで、オンコール体制の電話転送の課題を解決することが可能です。緊急コールした時に、連絡を受けた医師や看護師が速やかに折り返し連絡することができれば、地域の患者さんやご家族も安心です。利用者にとって満足度の高い医療サービスを提供するため、電話転送の効率化を実現するシステムの導入をぜひご検討ください。


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電話転送のビジネス活用術⑦ 業務効率化はチームみんなで取り組むべし!

公開日:2018/11/26   更新日:2023/06/19

IT系のライバル企業に勤務する30代営業職リーダーの田中と黒田。互いにライバルでありながら学生時代からの旧友、良き飲み友だちでもある。この2人の会話から、電話転送のビジネス活用がもたらすメリットについてクローズアップしていくシリーズ第7弾。

今回は、黒田のアドバイスによりワイドテックのクラウド型多機能電話転送サービス「転送録」を導入し、業務の効率化や働き方改革が定着しつつある職場の状況を田中が報告しています。

転送録の導入効果で業務効率化が進み、業績見通しも明るくなった!

田中:いやあ、黒田のおかげだよ。

黒田:何がさ?

田中:もちろん「転送録」のことさ。外出時でも電話の取りこぼしがなくなって、客先からの評判も良くなったよ。実際、新規の成約が増えて業績見通しも明るいぞ。

黒田:へえ、そりゃよかった。

田中:しかも、そのおかげで営業チームにも久しぶりに新人が入ったしね。

黒田:ほう。部下が増えたのなら、おまえもチームリーダーとしてもっとがんばらないとな。

田中:そうなんだ。業務効率化、残業削減と積極的に取り組んで「働き方改革」をさらに前進させないとせっかく入った新人に辞められちまうからな。

黒田:その意気だ。

「転送先増設」なら1枠単位で転送先増設が可能。しかも1枠100円/月

田中:ただ、営業の人数に合わせて転送先も増やさなくちゃいけなくなってな。

黒田:ああ、それなら「転送録」の「転送先増設」を使えばいいじゃないか。ボイスワープじゃ5件が上限だけど、転送先増設サービスを利用すればさらに追加できる。せっかくチーム力が増したのなら、それに応じて電話対応も充実させないとな。

田中:なるほど、さすがは黒田だ。イイこと言うなあ。ところで、増設の場合の料金なんだけど……。

黒田:10枠までは基本料金に含まれているから、あとは1枠追加するごとに月額100円でOKさ。人数が増えた分だけ枠を増やせばいいからムダな経費もかからないんだ。

田中:おお、そりゃいいな。10枠単位でないと追加が利かないってことになるとムダが生じるけど、1枠ごとに追加できるならありがたい。上司もこれなら問題なく了承してくれるだろうな。

転送先が増えても安心。細かい設定変更も自在の「スケジュール管理機能」

田中:あ、もう一つ気になることがあった。

黒田:今度は何だ?

田中:曜日ごとに転送先の担当を変えたい場合はどうするんだっけ? 面倒じゃないよな?

黒田:そうした細かい設定変更も「スケジュール管理」機能を使えば、自動で切り替えてくれるから大丈夫。おまえ、相変わらず心配性だな(笑)。

田中:あはは。でも、安心したよ。これで、しっかり転送先が増やせるから、営業チーム全員で電話対応できる。これで情報の共有化も進むし、業務の効率アップも図れるな。

黒田:うん。そうなれば、残業も必然的に減るし、働き方改革がぐんと進むはずだ。

田中:そうだ、転送録のこと、三上にも教えてやるか。

黒田:三上って、あの三上か? 大学で同じクラスだった……。

田中:そうそう。あいつも俺みたいな悩みを抱えていてな。外出先での電話対応が満足にできなくて、顧客離れが進んで、今、奴の勤務先は業績がジリ貧だって言うんだ。

黒田:そりゃ、一大事だな。

田中:で、三上の会社じゃ、コールセンターを設けようかとか、電話対応専用の人員を増やそうかとか考えてるって言うから、「そんなのムダだから、『転送録』を使え!」ってアドバイスしてやったよ。

黒田:なんか、いつかの俺とおまえみたいだな(笑)。

田中:そりゃ、転送録に関しちゃ俺は三上の師匠だからさ。

黒田:はいはい、師匠。じゃ、今日の飲み代は師匠におごってもらおうかな。

田中:なるほど、そう来たか(笑)。

備忘録 業務効率化・働き方改革を成功させるカギはやはり「転送録」 by 田中

日中は営業チームの全員が出払って外出先での電話対応も満足にできなかった数ヶ月前と比べると、今は黒田に教えてもらった「転送録」のおかげで状況が好転している。特に電話の取りこぼしがなくなり、顧客満足度も上がって新規の成約も増えている。しかも、チーム内で十分に情報が共有されているから、どの客先からどんな電話があり、どう応対したかについて改めて打ち合わせる必要もなくなり、仕事のムダもだいぶ解消した。こうしたことを考え合わせると、やはり業務効率化を軸にした働き方改革を成功させるカギは「転送録」の導入にあると言えるだろう。電話対応に問題があるからとコールセンターを新設したり、専用の人員を増やしたりするより、「転送録」導入はコストの面でもはるかに効率がいい。「電話対応力を強化してスムーズに仕事をこなしたい」なら、「転送録」はこれ以上ないツールだと言える。

※ 会員登録後、ホームページのメニュー「サービス利用申請」より、利用されたいオプション機能ごとにお申し込みが必要になります。オプション機能ごとに利用条件や利用料金が異なりますのでご注意ください。


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ボイスワープの転送先が増設できる!~転送先増設サービス~

公開日:2018/06/11   更新日:2022/03/28

「日中はスタッフ全員が外回りをしている」「24時間365日、クライアントから問い合わせの連絡がくる」――。そんな業態で働く方は、自社にかかってきた電話を「転送」で対応されていることでしょう。ところが、NTTの「ボイスワープ」や各通信キャリアの「多機能転送」「転送電話」などが提供する電話転送サービスは、登録できる転送先の最大件数が4件もしくは5件と制限されていたり、使い勝手としてはイマイチ。

その上、新たに転送先を登録するにも、「登録済みの転送先を上書きしなければいけない」「作業が電話機からダイヤル操作で行う必要がある」など、何かと不便です。

こうした不満を一気に解消してくれるのが、ワイドテックの「転送録」です。「転送録」のサービスの一つ、「転送先増設サービス」を活用すれば、転送先を6件以上登録でき、しかも登録作業はWeb上でカンタンに行えて手間いらず。従来の電話転送サービスにはない使い勝手のよさも魅力です。

1. 転送先増設サービスなら、6件以上登録が可能!

ボイスワープの転送先が増設できる!~転送先増設サービス~

転送先増設サービスは、各通信キャリアの電話転送サービスと「転送録」の050IP電話番号を連携させるシステムです。通信キャリアの転送サービスに手を加えることなく、050IP電話番号内で転送先を増やすので、契約数に応じて何件でも登録できるのが最大のメリットです。つまり、スタッフ数が多いオフィスでも、登録数の制限を気にせずに転送先を任意に設定することが可能です。

しかも、転送先の登録や編集、削除といった操作はWeb上でモニターを見ながら行えるのでノンストレス。ボイスワープなどと異なり、電話機のダイヤル操作を必要としないので頻繁に登録や切替を行うような場合でも苦になりません。


2. シフト制による交代勤務の場合でも重宝する「スケジュール機能」(※オプション)

さらに転送先増設サービスの利便性を向上させてくれるのが、オプションの「スケジュール機能」です。これを組み合わせれば、転送先が多くてもあらかじめ設定しておいたスケジュールに合わせた切替が自動で行うことができます。

例えば製造業や物流業、飲食店、小売店などシフト制で交代勤務する現場でも、シフトスケジュールに合わせて転送先を登録しておくだけでOK。しかも、契約数に応じて登録数を任意に設定できるのでスタッフ数の多い現場でも問題なく活用できます。


3. ネット環境だけあればOK! 別途設備投資は不要!

「転送録」の転送先増設サービスが、ビジネスを加速させる

どんなに便利な機能でも、初期投資やランニングコストがかさむようなものでは意味がありません。その点、転送先増設サービスは、インターネットに接続できる環境さえあれば新たな設備投資は不要です。しかも、転送先10件あたり1,000円と低廉な基本料金も魅力です。詳細はコチラをご確認ください。


4. ビジネスの本質を捉えた、転送先増設サービスの8つの機能

現場での使い勝手を考えた転送先増設サービスには、優れた8つの機能があります。「間違い電話や業務に直接関係のない着信を転送しないよう、あらかじめ着信許可番号を50まで設定できる機能」「業務に無関係なセールス、テレフォンアポインターからの電話を最大50件まで着信拒否できる機能」など、企業規模や事業内容に関係なく、ビジネスを効率できる機能ばかりです。

①:処理履歴の管理ができる 転送処理結果を順次記録することができます。Web上でカンタンに管理できます。
②:1番号への呼出時間を設定できる 1番号への呼出時間(秒)を、Web上で自由に設定(3~60秒の範囲)できます。
③:電話番号の非通知に対応 当社が用意する電話番号への着信を拒否することができます。拒否の場合は、「番号を通知しておかけ直しください」という音声ガイダンスの後、切断されます。
④:発信者番号のお知らせ通知 「順次転送先が不在だった時、もしくは発信者切断の場合など、通話が不成立だった時」「エンドユーザーとの通話が終わり、通話が成立した時」。この2つの条件を満たす場合、ご指定のメールアドレスに発信者番号をお知らせする機能です。
⑤:呼出音の設定が可能 通常のリング音または、当社独自の保留音を選択できます。
⑥:着信許可番号設定 当社が用意する電話番号に着信できる番号を、最大50番号まで設定することができます。
⑦:着信拒否番号設定 着信許可番号設定と同様、当社が用意する電話番号のうち着信拒否を、最大50番号まで設定することができます。
⑧:転送先への通話前ガイダンス
(※オプション機能)
通話が開始される前に、転送先へ音声ガイダンスを流すことができます。こちらの機能はオプションとなります。
⑨:スケジュール機能
(※オプション機能)
予め設定しておくことで、スケジュールに合わせて転送先の自動切替ができます。こちらの機能は、オプション機能です。

5. 「転送録」の転送先増設サービスが、ビジネスを加速させる

「転送録」の転送先増設サービスなら、新たな設備投資が必要ないので、手軽に転送先を増やすことができます。ビジネスチャンスを最大限活かすことのできる、おすすめのサービスです。