新横浜在宅クリニック”地域緩和ケア”研修会に協賛

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新横浜在宅クリニック”地域緩和ケア”研修会に協賛

「転送録」をご利用頂いている新横浜在宅クリニック様主催の”地域緩和ケア”研修会に協賛させて頂きました。
構成:新横浜在宅クリニック院長 城谷典保様による講演とワークショップ、『24時間365日何時でもつながる“転送録”システム』

2019年7月6日(土)新横浜国際ホテル南館3Fハンプトンで行われた研修会は、横浜市北部の在宅医療・介護に関わりのある方々が約40名参加され、講義あり、ワークショップありの盛沢山の内容でした。


大きなテーマとしては、ACP(Advance Care Planning「人生会議」)への取り組みを掲げ、いかに患者様に寄り添い、患者・家族が望むケアができるかという課題について、講演と事例検討ワークショップが行われました。


事例検討ワークショップでは実際の同院のがん患者様の症例を元に、グループごとに熱心な討論が行われました。いかに患者・家族の本音を引き出すために、どのような医療・介護チームに依頼するのが良いか?ACPを取るタイミングについて、活発な議論が交わされました。


また、「もしバナゲーム~もしものための話し合い~」セッションでは4人でゲームを行いました。ゲーム参加者それぞれが「余命半年と仮定してその時に自分の大事なこと」をプレゼンしながら、患者様とご家族に思いを馳せた方も多かったのではないでしょうか。


※「もしバナゲーム」とは
余命1年から半年を仮定し「大事なこと」として人が口にするような言葉が記してあるカードを使い、余命半年の想定で大事にしたい言葉を選ぶ。自分自身の価値観を考え、一緒にプレイする人と語り合うように設計されているため、ACPの一端に触れるような体験になる。

弊社が頂いたお時間では、「患者様・ご家族を一人ではなく医療チームみんなで支える」というテーマに基づいて、新横浜在宅クリニック様でのご利用事例を中心に、在宅医療の現場でお役に立てるツールの一つとして「転送録」のいくつかのサービスを紹介させて頂きました。


新横浜在宅クリニック様でご利用いただいている「転送録」の順次転送サービスは、一言で言うと「追っかけ転送」です。患者様やご家族からのファーストコールを担当医に繋ぎ、通話中や電波が届かない場合に、当番医や診療アシスタントに転送します。 転送する順番は優先度に応じて設定いただけます。新横浜在宅クリニック様では、ファーストコールは院長が直々に対応されています。

◆新横浜在宅クリニック様の導入事例はこちら → https://www.10so6.com/casestudy/casestudy_07

このように、優先順位をつけて転送するサービスの他、10人の電話を一斉に鳴らす一斉呼出転送サービスもご紹介。1人の患者様、ご家族様からのオンコールに対して「みんなで対応」できるサービスです。 当番制でオンコール対応をしている医療現場では、転送先増設サービスもご利用いただいております。各サービスとも、転送結果はメールで通知する機能がありますので、いつ、どの電話に、誰が対応したのか、みんなで共有できるため、医療・介護現場ご担当者様の精神的な負担軽減にもなります。患者様とご家族様には「つながる安心感」を、医療・介護現場の方々には「みんなで対応できる安心感」を「転送録」は提供していることをご紹介させていただきました。ご興味を持っていただいた方々には、研修会後の懇親会で、より詳細な説明をさせて頂きました。


当初、企業のBCP対策(Business Continuity Planning)として始まった弊社の電話転送自動化サービスが、今では在宅医療・看護・介護分野の連系ツールの一端も担えることを嬉しく思います。医療・介護現場ご担当者様の負担軽減を始め、様々な分野でご利用いただいている「転送録」を今後ともよろしくお願いいたします。