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当番制の電話転送の悩みを転送録が解決!

固定電話を社員のスマホに転送して休日対応|
当番制の電話転送の悩みを転送録が解決!

公開日:2024/03/19   更新日:2024/04/17
固定電話を社員のスマホに転送して休日対応

休日の電話当番に関する課題

休日や夜間など、営業時間外の電話対応は様々な業種で課題になっています。
緊急性が高い業務や、設備管理やITシステムなど顧客への即時対応が必要なサービスを提供する業界では、休日でも電話当番を設定し、顧客と連絡を取れるようにしておく必要があります。

特に、顧客対応の品質を担保しながら、組織の運営効率を上げるという点に課題を感じ、以下のようなソリューションを検討される方が増えています。

  • 電話転送(固定電話の着信をスマホに転送)
  • IVR(自動音声応答)の導入
  • コールセンターの契約

今回は転送録に問合せを多くいただく「電話転送(固定電話の着信をスマホに転送)」に焦点をあて、解決法をご紹介します。


固定電話の着信を社員のスマホに転送して休日対応

問合せ用の固定電話にかかってきた電話を、休日や営業時間外のみ社員のスマートフォンや携帯電話に転送したいというニーズは高く、以下のような業種で電話転送が活用されています。

休日の電話転送が必要とされる業種の例

これらの業界では、休日でも顧客からの連絡に迅速に対応することが業務の継続性や顧客満足度の向上に直結するため、電話転送システムが重要な役割を果たします。

業種 電話転送の活用例
ITサポート・セキュリティサービス システム障害やセキュリティ問題は予測不可能であり、迅速な対応が求められるため、休日でも電話転送システムを利用して対応します。
不動産管理・設備管理・緊急修理サービス 建物の緊急修理やメンテナンスが必要な場合、休日であっても迅速に対応するために電話転送を利用します。
運輸・物流業界 荷物の追跡や配送の問い合わせなど、休日でも顧客のニーズに応えるために電話転送を活用します。
旅行・ホテル・観光業界 旅行中のトラブルや、宿泊の変更・キャンセルなどの問い合わせに休日でも対応する必要があります。
コールセンター 商品やサービスに関する問い合わせ、予約受付など、顧客サービスを提供するコールセンターも休日の対応が求められることが多いです。

ボイスワープでできなかったことを転送録が実現

固定電話の転送を行うためには、「ボイスワープ」などキャリアが提供する転送サービスをご利用いただければ可能です。ただ、それらのサービスには転送先として登録できる件数が少ないなど、活用に制限があります。

転送録は、それらのサービスを利用しても実現できなかった、さらに便利な使い方を提供するサービスです。

例えば、固定電話の転送先として複数名を登録し、曜日ごとにローテーションを組むといった使い方はボイスワープ等の転送サービスでは不向きですが、転送録を併用することで実現できます。

しかも転送録なら、固定電話を複数名に転送した際の呼び出し方も、転送先の運用方法によって選ぶことができます。以下にご紹介します。


固定電話を複数のスマホに転送するために便利な3つのサービス

複数名の転送とは、具体的に「固定電話の転送に対応する電話当番が10名いる場合」(固定電話を10名の社員のスマホに転送したい場合」を想定します。

  • 当番リストから対応するのは1名のみ・・・転送先増設
  • 複数名の当番が対応。それぞれのスマホを順番に呼び出す・・・順次転送
  • 複数名の当番が対応。全てのスマホを同時に呼び出す・・・一斉呼出転送
(サービス概要図)
サービス概要図

それぞれのサービスは、オプションの「スケジュール機能」をご活用いただければ、転送をスケジューリングして一括で設定することができるようになります。

スケジュール機能は、シフト勤務の職場で「日中/夜間/曜日」を指定するケースで特にご活用いただいています。その他、業務のピーク時間や休日、特定のイベント期間など、事前に予測できるスケジュールに基づいて電話転送の設定が可能です。

一度スケジュールを設定すれば、手動での調整が不要となり、日々の運用がスムーズになり、効率的な時間管理ができるようになります。

転送先増設-電話当番が1名のみの場合

転送先増設」は、ボイスワープ(NTT東/西日本)等電話転送サービスの、最大5件しか登録できない転送先を10件、20件…と増設するサービスです。

複数番号の登録ができ、転送先の番号の切替えができますが、転送先の設定は1番号のみとなります。ですので、想定ケース(固定電話を10名の社員のスマホに転送)において、電話当番・当番制の担当が1名の場合にはこちらをご検討いただけます。

サービス 料金種別 料金(税別)
転送先増設 基本料金(050番号) 1,000円/1契約番号 ※転送先10件の登録枠を含む※
サービス利用料金(転送先との通話料) 一般固定電話:3分8.0円・携帯電話:1分15.9円

※転送先増設は、登録数に上限はありません。基本料金に含まれる転送先10件以上は1番号単位で増やすことができます。(1件あたり100円)

順次転送-複数名の当番を順番に呼び出す場合

順次転送」は、複数の番号へ順次に(次々に・順々に)電話転送を行います。番号は10番号まで登録ができます。11以上の転送先がある場合には、オプションの「スケジュール機能」を利用いただくと対応ができます。

想定ケースにおいて、10名全員が電話当番であり、順番に呼び出すことで「確実に電話に対応したい」場合に活用いただけます。

サービス 料金種別 料金(税別)
順次転送 基本料金(050番号)
※0120番号もあります
2,500円/1契約番号
サービス利用料金(転送先との通話料) 一般固定電話:3分8.0円・携帯電話:1分15.9円

一斉呼出転送-複数名の当番を同時に呼び出す場合

一斉呼出転送」は、複数の番号へ一斉に(同時に)電話転送を行います。番号は10番号まで登録ができます。11以上の転送先がある場合には、オプションの「スケジュール機能」を利用いただくと対応ができます。

想定ケースにおいて、10名全員が電話当番であり、一斉に(同時に)呼び出すことで「いち早く電話に対応したい」場合に活用いただけます。

サービス 料金種別 料金(税別)
一斉呼出転送 基本料金(050番号)
※0120番号もあります
7,000円/1契約番号
サービス利用料金(転送先との通話料) 一般固定電話:3分8.0円・携帯電話:1分15.9円

スケジューリングして一括で転送設定ができる

前述の3つのサービスではオプション「スケジュール機能」を利用することで、スマホに転送する設定を転送録ならカレンダーを使った一括転送設定が可能です。

1か月から向こう1年までのスケジュールをあらかじめ予約でき、平日/土日祝日や営業時間の転送先をシステムが自動変更します。

サービス 料金種別 料金(税別)
転送先増設・順次転送・一斉呼出転送 スケジュール機能(オプション)」 1,000円/1契約番号
50円/1回の入替処理
100円/1パターン追加(順次転送・一斉呼出転送のみ)

スケジュール機能は、シフト勤務の職場で「日中/夜間/曜日」を指定するケースで特にご活用いただいています。その他、業務のピーク時間や休日、特定のイベント期間など、事前に予測できるスケジュールに基づいて電話転送の設定が可能です。

一度スケジュールを設定すれば、手動での調整が不要となり、日々の運用がスムーズになり、効率的な時間管理ができるようになります。


電話転送なら、法人携帯(社用携帯)でも個人携帯でも対応可

さて、固定電話をスマホに転送する際に気になるのが、「どの電話機(端末)で転送を受け付けるか」という点ではないでしょうか。

法人携帯を導入しているのは、大企業で42.1%、中小企業で30.4%(※)と過半数にも届いておらず、比率としてはまだ低めです。つまり、休日や営業時間外に固定電話を転送する先に、個人が契約している端末を指定しなければいけないケースも大いにあります。

※MMD研究所「2022年法人向け携帯電話の利用実績調査」

特に「お客様に個人端末の番号が知られてしまうのでは?」という点で気にされる方は多くいらっしゃいますが、転送録のサービスではその心配はありません。

上記の「サービス概要図」の通り、ボイスワープを経由しますので、社員個人の携帯やスマートフォンでも安心して転送先に設定ができ、個人のプライベート番号を知られる不安はありません。

  • 転送録の050番号を経由して個人携帯に着信します
  • 折返しをする際にも、転送録の050番号を経由できる機能があります

※同じ050番号から発信するためにはオプション「050発信機能」のご契約が必要です


固定電話の転送切替を自動化するなら「電話転送切替」

前述の3つのサービスは、「複数の社員のスマホに転送する」場合に選択できるサービスでしたが、固定電話の転送を「自動化」「スケジューリング」のみのニーズにも転送録は対応することができます。

「電話転送切替」で転送設定を自動化・スケジュール化

固定電話の転送(ボイスワープ等キャリアの転送サービスをご利用になっている転送)の切替えをスケジュールに基づいて自動化できるのが「電話転送切替」です。

電話転送切替を活用した転送設定作業の自動化は、業務効率を高めるだけでなく、従業員の満足度向上と顧客サービスの質の向上にも寄与します。これにより、組織全体の生産性と競争力の強化が期待できます。


まとめ

休日や夜間など、営業時間外の電話対応は様々な業種で課題になっています。
その解決方法として、転送録の3つのサービスを中心にご紹介いたしました。前に設定した条件に基づき、着信を自動的に別の電話番号へ転送するそれらはビジネスの柔軟性と効率性を大幅に向上することが期待できます。

  • 転送先増設・・・ボイスワープ(NTT東/西日本)等電話転送サービスの、最大5件しか登録できない転送先を10件、20件…と増設するサービスです。
  • 順次転送・・・複数の番号へ順次に(次々に・順々に)電話転送を行います。
  • 一斉呼出転送・・・複数の番号へ一斉に(同時に)電話転送を行います。

休日の電話当番に関する課題は、組織によって異なる対応を必要としますが、従業員の満足度を保ちながら、顧客の期待に応えるバランスを見つけることが重要です。これらのサービスをぜひご検討ください。

※機能や価格は公開日時点の情報です
※価格は税抜表示です





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10のポイントと20のアイデア

仕事の電話対応において、ストレスを軽減する
10のポイントと20のアイデア

公開日:2023/04/24   更新日:2023/04/24

仕事の電話対応において、ストレスを軽減する10のポイントと20のアイデア


1. 仕事の電話対応において、ストレスを軽減する10のポイント

はじめに

コールセンターなどの電話対応を主とする業務から、企業の営業窓口、部門での電話当番となっている人まで、仕事の電話対応は、日常業務の中でも特にストレスがたまりやすい部分です。しかし、ストレスをうまく軽減する方法を身につけることで、より効率的かつ快適に業務に取り組むことができます。本コラムでは、仕事の電話対応においてストレスを軽減する方法について10個のポイントをご紹介します。

仕事の電話対応において、ストレスを軽減する10のポイント

①適切な環境整備

電話対応を行う環境が整っていることが、ストレス軽減につながります。静かで快適な電話対応ができるスペースを確保し、適切な機器やヘッドセットを用意することが重要です。

②事前準備

電話対応で頻繁に質問される内容や、問題に対する回答を事前に準備しておくことで、スムーズに対応ができ、ストレスが軽減されます。また、社内で共有される情報を整理しておくことも有効です。

③電話対応のマニュアル化

電話対応の手順やポイントを明確にし、マニュアル化しておくことで、対応時の迷いや不安が軽減されます。また、新人教育にも役立ちます。

④時間管理

休憩時間を設けることで、継続的なストレスを防ぐことができます。電話対応の合間に深呼吸をするなどしてリラックスしましょう。また、タスク管理アプリやカレンダーを活用して、業務全体の時間管理を行うことも効果的です。

⑤コミュニケーションスキルの向上

明確で円滑なコミュニケーションが、ストレス軽減に繋がります。リスニングスキルや表現力を磨くことが重要です。また、相手の話を聞き、適切に反応することで、お客様との信頼関係も築かれます。

⑥チームワークの強化

仲間との連携やサポートを行い互いにフォローし合うことでストレスが軽減されます。また、電話の主対応者をスケジュールを決めて切り替えることで、特定個人に負荷がかかることも回避できます。 定期的にミーティングを開き、情報共有や助言を求め合うことで、チーム全体の電話対応力が向上します。

⑦セルフケア

自分自身を大切にすることが、ストレス軽減につながります。健康的な食事や十分な睡眠、適度な運動を心がけましょう。また、仕事以外の時間に趣味やリラクゼーションを楽しむことで、メンタルヘルスを維持することができます。

⑧フィードバックと改善

電話対応に関するフィードバックを受け入れ、改善点を見つけることで成長し、ストレスが減ります。定期的に自己評価を行い、上司や同僚からの意見を積極的に取り入れることが大切です。

⑨メンタルトレーニング

メンタルトレーニングを行い、ストレスに対処する力を養いましょう。瞑想や呼吸法などのリラクゼーション技法が効果的です。また、ポジティブな思考を意識することで、ストレスに負けない心を持つことができます。

⑩サポート体制の整備

上司や同僚とのサポート体制を整え、電話対応に関する悩みやストレスを共有し、解決策を見つけることが大切です。定期的な面談やチームミーティングを通じて、働きやすい環境を作りましょう。

ここまでのまとめ

仕事の電話対応においてストレスを軽減する方法は、適切な環境整備や事前準備、コミュニケーションスキルの向上など、様々な要素が絡み合っています。本コラムで紹介した10のポイントを実践し、ストレスを軽減して効率的な電話対応を行いましょう。これにより、顧客満足度やチームの働きやすさも向上し、業務全体の効率が大幅にアップします。

継続的な取り組みとして、ストレス軽減に役立つ方法を定期的に見直し、改善しましょう。以下に、より良い電話対応を維持するための追加的アイデアを20個、ご紹介します。

仕事の電話対応において、ストレスを軽減する10のポイント

2. より良い電話対応を維持する20のアイデア

①研修や勉強会の開催

定期的に研修や勉強会を開催し、スタッフ同士で情報交換やスキルアップを行うことが、ストレス軽減につながります。外部講師を招いて講義を受けることも、新たな知識や視点を得るきっかけとなります。

②テクノロジーの活用

AIや自動応答システムなどのテクノロジー(※)を活用することで、電話対応の負担を軽減できます。また、顧客管理システムやチャットボットを導入することで、より効率的な対応が可能になります。

※・CTI(Computer Telephony Integration / 電話/コンピューターの統合制御システム)
※・IVR(Interactive Voice Response / コンピューターによる音声自動応答システム)
※・ACD(Automatic Call Distributor / 着信呼自動分配装置)

③グループ内のベストプラクティスの共有

社内で成功している電話対応の方法やノウハウを共有し、各部署で取り入れることで、ストレスの軽減に繋がります。社内ニュースレターや社内ブログなどで情報を発信し、知見を共有しましょう。

④カスタマーサポートの専門チームの設置

カスタマーサポートを専門とするチームを設置することで、電話対応に特化したスタッフが問題解決に専念できます。これにより、他部署のスタッフの負担も軽減され、全体的なストレスが減ります。

⑤クレーム対応の研修

クレーム対応は特にストレスがかかる業務です。クレーム対応の研修を行い、適切な対処法を学ぶことで、スタッフが自信を持って対応できるようになります。これにより、ストレスが軽減されるでしょう。

⑥報酬やインセンティブの導入

電話対応の成果に対する報酬やインセンティブを設けることで、スタッフのモチベーションが向上し、ストレスが軽減されます。目標達成に応じた報酬や、良い対応を行ったスタッフに対する表彰制度などが効果的です。

⑦エスカレーションの明確化

電話対応で解決できない問題が発生した場合、エスカレーションの手順を明確にすることが大切です。スタッフが上司に助けを求める際のルールを設定し、適切なサポートが得られる環境を整えましょう。

⑧顧客の声の活用

顧客からのフィードバックや意見を積極的に収集し、改善に取り組むことで、電話対応の質を向上させることができます。顧客満足度が上がることで、スタッフのストレスも軽減されます。

⑨仕事とプライベートのバランス

仕事とプライベートのバランスを保つことが、ストレス軽減に繋がります。有給休暇やフレックスタイム制度を活用し、スタッフがリフレッシュできる環境を整えましょう。

⑩ストレス対策研修

ストレス対策に関する研修を定期的に行い、スタッフがストレスとうまく付き合いながら働く方法を学ぶことが重要です。メンタルヘルスケアの専門家を招いて講義を受けることも、ストレス対策に役立ちます。

⑪メンター制度の導入

経験豊富な社員が新入社員や若手社員のメンターとなり、電話対応のスキルや知識を教えることで、スタッフ間のサポート体制が強化され、ストレスが軽減されます。

⑫オンラインツールの活用

コミュニケーションツールやデータ共有ツールを活用することで、スムーズな情報共有が可能となり、電話対応時の迅速な判断が可能になります。これにより、対応にかかるストレスを軽減できます。

⑬カスタマーサポートの外部委託

一部の電話対応業務を外部のコールセンターやカスタマーサポート専門企業に委託することで、社内の負担を軽減し、ストレスを減らすことができます。

⑭社内イベントやコミュニケーションの促進

社内イベントやコミュニケーションの機会を増やすことで、スタッフ同士の絆が深まり、ストレスを共有しやすくなります。また、労働環境が改善されることで、電話対応に対するストレスも軽減されるでしょう。

⑮経験や知識の継承

退職や異動があった場合、その人が持っていた電話対応の経験や知識を引き継ぐことが重要です。引継ぎの際には、ドキュメントやミーティングを活用し、スムーズな引継ぎができるようにしましょう。

⑯オープンな意見交換の場の提供

定期的に意見交換の場を設け、スタッフが自由に意見や悩みを共有できる環境を作ることが重要です。これにより、改善点や新たなアイデアが見つかり、電話対応に関するストレスを軽減できます。

⑰ケーススタディの共有

電話対応での成功例や失敗例を共有し、学びの機会を提供しましょう。他者の経験から学ぶことで、自分自身の対応力が向上し、ストレスが軽減されることでしょう。

⑱サービス向上のための工夫

顧客対応に関するサービス向上のための工夫を常に考え、取り組みましょう。新たなアイデアや改善策が見つかることで、スタッフのモチベーションが向上し、ストレスが軽減されます。

⑲電話対応のマニュアルの改善

電話対応のマニュアルを定期的に見直し、改善点を見つけてアップデートしましょう。これにより、スタッフが安心して対応できる環境が整い、ストレスが減ります。

⑳モニタリングと評価

電話対応の質を向上させるために、定期的なモニタリングと評価を行いましょう。スタッフのパフォーマンスを客観的に把握し、適切なフィードバックやトレーニングを提供することで、ストレスが軽減されます。

ここまでのまとめ

本コラムで紹介した様々な方法を実践し、仕事の電話対応におけるストレスを軽減しましょう。スタッフの働きやすさが向上すれば、顧客満足度も向上し、結果として業績にも好影響を与えることでしょう。組織全体で取り組むことで、より効果的なストレス軽減が実現します。

より良い電話対応を維持する20のアイデア


3. 電話対応ストレスの軽減に役立つ、電話転送サービスとは?

さて、本コラムでは、仕事の電話対応におけるストレス軽減方法を多数紹介しました。
これらのストレス軽減方法の対策として、「複数の電話機を同時に呼び出す電話転送サービス」 の利用も、有効な取り組みのひとつと言えます。
このサービスを導入することで、以下のような効果が期待できます。

●スタッフの負担軽減
同時に電話を転送することで、電話の取り次ぎや保留が減少し、スタッフがより効率的に電話対応を行うことができます。

●顧客の待ち時間短縮
顧客からの電話が適切なスタッフに迅速に繋がることで、顧客の待ち時間が短縮され、顧客満足度が向上します。


同時に電話を転送するサービスは、仕事の電話対応におけるストレス軽減に有効であり、組織全体の働きやすさや業績にも好影響を与えることが期待できます。
企業や組織は、このサービスの導入を検討し、働きやすい環境作りに努めることが重要です。


クラウド型多機能電話転送サービス「転送録」の、複数の電話機を同時に呼び出す「一斉呼出転送」サービスについては、下記のリンク先ページをご参照ください。

■一斉呼出転送
https://www.10so6.com/product-info/general-calling

■一斉呼出転送サービスの導入事例

・静岡県健康福祉部 感染症対策局 新型コロナ対策推進課 様

https://www.10so6.com/casestudy/casestudy_14

・株式会社FCEエデュケーション

https://www.10so6.com/casestudy/casestudy_12

・不動産業 某企業 様

https://www.10so6.com/casestudy/casestudy_02


TOP > コラム > 役所での「電話が繋がらない」をなくすには|
電話対応における問題と対策

役所での「電話が繋がらない」をなくすには|
電話対応における問題と対策

公開日:2022/12/21   更新日:2023/06/19

役所での「電話が繋がらない」をなくすには|電話対応における問題と対策

近年の新型コロナウィルスへの対応をはじめとして、自治体や行政機関へ市民から直接問い合わせが行われるケースが増加しています。一方で、政府主導の働き方改革や財政面からの人員削減の方針等、役所等で勤務する人的リソースには限りがあります。とはいえ、市民生活に直結する行政サービスを滞りなく実施し、働く人々の業務改善を実現するためには、住民からの問い合わせに対する効率的な対応が求められます。

この記事では、役所等における電話対応の現状や課題を見直し、それを解決するためのソリューションを紹介します。

1. 役所において電話対応の体制づくりが急務に

役所において電話対応の体制づくりが急務に

ニュースなどでもよく目にしたように、新型コロナウィルスの流行が拡大するたびに、役所や保健所などへの問い合わせ電話が急増し、繋がりにくくなるという事例が数多くみられました。それ以外にも、例えばマイナンバー制度への移行やコロナ禍における減免処置など、市民が直接役所に問い合わせをする必要のある要件は後を絶ちません。

一方、その対応にあたる地方公務員の数は、1994年のピーク時に比べ約48万人減少しており、行政サービスに携わる人員数はスマート化が進んでいると言えます。さらに、社会全体が働き方改革を唱えている現状では行政組織も率先してそれを実行する必要があり、令和2年度の地方公務員の時間外勤務時間は前年比年9.5時間減と、わずかながら減少傾向にあります。

このように、電話での問い合わせが増える一方、それに対応する人員・時間は減少していることから、市民へのサービス提供窓口である役所では、電話対応に関するスムースで効率的な体制づくりが急務といえます。

2. 役所における電話対応に関する問題点

役所における電話対応に関する問題点

一般市民が役所に電話で問い合わせをする理由には、戸籍関係、保険関係、税金関係、子育てへの支援、幼稚園・学校についてなど、それこそ無数にあります。また、各部署で電話番号が振り分けられているとはいえ、利用者が自身のニーズに合った部署に正確に架電してくると限りません。これらの事情を踏まえて電話対応の問題点を以下にまとめてみましょう。

  • 担当への取次ぎに時間がかかる
  • 受付時間外の対応ができない

担当への取次ぎに時間がかかる

行政サービスが多岐にわたるのは上記で述べたとおりです。それらの多種多様な問い合わせ内容を間違いのないよう市民に提供するため、組織自体が細分化されています。問い合わせの内容も市民それぞれのパーソナルな状況にあり、民間の企業に比べて難易度の高い対応が求められがちになります。また、民間企業のお昼休み時間や夕方など、利用者が増加する時間帯では窓口業務も混み合い 、架電も増えるという状況も生まれます。

結果として、担当者への取次に時間がかかり、時には「たらい回し」的な状況になることもあり市民からのクレームの元になることから、かかってきた電話の処理にかける時間を極力短縮することが望まれます。

受付時間外の対応ができない

役所は民間企業よりも終業時間等の縛りが厳格で、さらに労働時間の短縮も求められています。その結果、閉所時間を過ぎてかかって来る電話については、対応がしづらい状況にあります。利用する市民からすれば、受付時間外とはいえ、コール音だけが鳴って反応がないというのは頼りにならないという印象にも繋がりかねません。受付時間外においても、なんらかの形で利用者へ反応しておくことが大切です。

3. 役所における電話対応の課題は「転送録」で解決

役所における電話対応の課題は「転送録」で解決

行政サービスの入り口ともいえる電話対応ですが、行政機関における対応にはその難しさもありいくつかの課題が垣間見えます。単に固定電話を増やすだけでは解決できない諸問題を、電話転送サービスを導入することで解決することができます。

株式会社ワイドテックが提供しているサービス「転送録」では、以下の機能によって役所の電話対応をスムースかつ効率的に行えるよう支援するソリューションです。

「転送録」とは、インターネット回線を利用したクラウド型の電話転送サービスのことです。従来のボイスワープでは転送リストの制限や設定の手間など使いにくさがある一方で、「転送録」ではボイスワープの利用を自動化、スケジュール化することが可能で、転送の利便性を最大限に高めることができます。

転送録の主な機能

ここで紹介する「転送録」には主に以下の機能があり、それらを組み合わせての活用が可能です。

  • 電話転送切替
  • 転送先増設
  • 順次転送
  • 一斉呼出転送
  • 自動音声受付

それぞれについて、詳しくみていきましょう。

電話転送切替とは

手作業では面倒な電話転送設定を自動的に行う機能のこと。指定の日時に自動的に切れ替えを行う予約機能があり、終業時間が来ると自動的に設定されるので、手作業による設定忘れを防止、また終業時間直後の電話対応を避けることができるので、不意な残業も防ぐことができます。

転送先増設とは

ボイスワープ等のサービスでは最大5件までしか登録できない転送先を増設できるサービスです。多岐にわたる役所の業務担当の数に応じて転送先を増設することができます。

順次転送とは

着信専用回線への着信を登録している複数の番号に、登録時の優先順位に従って順次転送を行うサービスです。利用時間外などでも緊急を要するような電話への対応が可能に。

一斉呼出転送とは

着信専用回線への着信を登録している複数の番号に同時に呼び出し、転送を行います。電話相談窓口などに掛かってきた電話を、回答者がそれぞれの電話で対応することができるので、固定電話の場所にこだわる必要がありません。

自動音声受付とは

着信専用回線への着信に対して専用の音声ガイダンスを使用して自動受付するサービスです。一般的な「自動音声応答システム(IVR)」に比べて手頃な基本料金でご利用いただけます。



いずれのサービスも機器の購入が不要なクラウドサービスでの提供なので、コスト面でも非常にリーズナブルにご利用いただけます。


4. 電話転送サービス「転送録」の自治体による導入事例

電話転送サービス「転送録」の自治体による導入事例

「転送録」はすでにいくつかの自治体や教育委員会などで、活用いただいています。ここではどのような課題が、「転送録」を活用することで解決されたのかを紹介します。

事例① 静岡県健康福祉部 感染症対策局 新型コロナ対策推進課様

  • 「転送録」導入前に抱えていた課題
  • 新型コロナウィルス感染症の拡大による問い合わせ数の激増
  • 電話が繋がりにくい状況になり、職員の方の他の業務を圧迫していた
  • 相談対応センターの開設が急務だった
  • 課題解決に採用したサービス:「一斉呼出転送」

静岡県健康福祉部 感染症対策局 新型コロナ対策推進課様では、上記のような課題に直面され、とにかくスピード感を持って相談対応センターを開設する必要に迫られていました。

固定電話の増設では、時間とコストがかかってしまうのでクラウドPBXの導入を決定。そのなかで、「転送録」は稼働の実績、低コスト、利用開始までのスピード感などの優位性が高く、利用期間中の設定変更などの利便性から導入を決定されたそうです。

相談対応センターの電話番号への架電の転送履歴が簡単にダウンロードできるため、センターへの相談件数を感染拡大の先行指標として注目、今後の感染対策の検討資料としても活用されているそうです。

事例② 某市教育委員会様

  • 「転送録」導入前に抱えていた課題
  • 労働時間の短縮のため、通常勤務時間外の電話応対の改善が必要
  • 古い電話機なので、電話会社の転送設備に対応できない
  • 市民の税金を使うことになるため、費用対効果が優先事項
  • 課題解決に採用したサービス:「電話転送切替、自動音声受付」

某市の教育委員会様では、学校における「働き方改革」の取り組みとして、労働時間短縮を目指す中、平日18時以降の電話に対しては「転送録」の「自動音声受付」を利用されています。

導入している学校の電話転送切替のスケジュール登録も、教育委員会様が一括で行われているそうです。Web画面のカレンダーで転送開始と停止を登録するだけで、自動で自動音声に切り替わるのでとても便利とのお声をいただいています。

「転送録」を利用する前は、夕方以降の電話に対しても残業している教員さんがご対応されていたため、さらに時間外労働が長くなる悪循環が生じていました。現場の先生方からも「翌日の授業の準備がはかどるようになった」などの感想が届いているそうです。

5. まとめ

役所での「電話が繋がらない」をなくすには|電話対応における問題と対策

新型コロナウィルスのような、予測もしないような状況や災害時にこそ自治体や役所の役割が大きくなります。今度いつ流行が拡大し、問い合わせや相談の電話が増えるか誰にもわかりません。そんななかで、急増する電話や受付時間外の電話、緊急の電話などへの対応が迫られた場合、スピード感はもちろんのこと、税金で運用するという性質上、コスト面もシビアに考える必要があります。

「転送録」は、クラウド型の転送サービスなので機器費用が不要で低コスト、パソコンだけで設定が完了する手軽さとスピード感に優れたサービスです。いざという時のためにも、職員さんの業務軽減・働き方改革のためにも、「転送録」の導入を検討されてはいかがでしょうか。


TOP > コラム > 機会損失とは?その原因と対策|
営業や販売の具体例を紹介

機会損失とは?その原因と対策|
営業や販売の具体例を紹介

公開日:2021/06/10   更新日:2023/04/21
機会損失とは?その原因と対策|営業や販売の具体例を紹介

業種や業態にかかわらず、どのような企業においても営業や販売の機会を損失することは、大きな痛手となります。今回は、営業・販売で機会損失を引き起こす原因について考察し、さらに機会損失を防ぐ対策についても解説します。また同時に、機会損失防止に最適なサポートツールとなる「転送録」についてもご紹介します。

1. 機会損失とは

機会損失とは

機会損失とは、商品や製品の破損等によって具体的に生じる物理的な損失とは異なり、営業や販売等の機会を逃すことで、本来得られたはずの利益を失うという「未来的な損失」を指しています。いわゆる「儲けを逃す」ということであり、「チャンスロス」とも呼ばれています。

売り上げ・利益の減少のような数値として現れにくいために見落としがちですが、機会損失は事業の成長にとって大きなマイナスとなります。機会損失に気づかないままだと、いずれ経営破綻に陥ってしまう危険をはらんでいます。

以下で、機会損失の具体例を見てみましょう。

営業や販売における機会損失の具体例

営業や販売行為における機会損失の具体例としては、次のものが挙げられます。

  • 営業対応の遅さ
  • 販売での在庫切れ

まず最も多いのが、営業対応の遅さによって販売機会を失ってしまうことです。自社製品やサービスについて問い合わせや見積り依頼があったにもかかわらず、忙しさにまぎれて返答を遅らせることで、競合他社に乗り換えられてしまったり、顧客離れを引き起こしたりするケースです。

また、生産体制や在庫管理の不備による機会損失もよく起こりがちです。ある一定の商品がよく売れる繁忙期には、通常よりも多く生産しておけばそれだけ販売機会が増えるものですが、臨機応変な生産体制を取らないことで、売れるはずだった機会を失ってしまいます。同様に、倉庫にはストックがたくさんあるのに、小売店では在庫切れになっており、販売機会を損失する恐れがあります。

機会損失が問題に発展

企業にとって機会損失は問題やトラブルの原因となります。機会損失によって引き起こされる問題やトラブルの具体例としては、次のものが挙げられます。

  • 売り上げの減少
  • コストの増加
  • 損害賠償
  • 機会費用を失うことによる不利益

まず問題となるのは、売り上げが増えないのみならず、売り上げの減少です。当然ですが、「売れるはずだったものが売れない」ということは、その分だけ売上額が減り、利益を失ってしまうことを意味しています。また、実在庫を持つ商品であれば、本来売れているはずのものが倉庫に残っていることになり、倉庫代や保管にかかるコストが増加するという問題が発生します。

さらに取引先やクライアントの機会を損失させたことにより、損害賠償に発展するという恐れもあります。例えば、Webサイト構築会社がクライアントからECサイトの立ち上げを依頼されたとして、もし納期に間に合わなければ、クライアントはEC販売によって得られる未来の利益を失ってしまいます。この機会損失分を補填すべく、損害賠償を請求されるケースは十分に考えられます。

また、機会費用を失うことによる不利益という問題もあります。機会費用とは、「正しい選択をしていたら得られる可能性があったお金」のことで、例えばAとBの2つのコンペがあった場合、コンペAは競合が少なく勝てたかもしれないのに、コンペBに参加して負け、本来得られたはずの報酬を失うという不利益が生じるといったケースです。


2. 機会損失の原因となる外部要因・内部要因

機会損失の原因となる外部要因・内部要因

これまで機械損失とはどのようなものかを見てきましたが、ここからは機会損失の原因を考えてみましょう。機会損失の原因には、外部要因と内部要因の2種類が存在します。

    <外部要因>
  • 顧客や他社、社会の変化
    <内部要因>
  • 顧客のニーズを理解できていない
  • 戦略やプロセスに問題がある

それぞれの要因について、次項で解説します。

外部要因:顧客や他社、社会の変化

機会損失の発生には、顧客や他社、社会の変化などの外部要因が関わっている場合があります。クライアントからの一方的な契約解除や、競合他社に仕事を奪われる、社会情勢の変化によって見込んでいた売り上げが立たなくなるなど、自社ではどうしようもない理由で機会を損失してしまうケースは多々生じます。

内部要因:顧客のニーズを理解できていない

顧客のニーズをしっかり理解できていないという内部要因が、機会損失を生んでしまう恐れもあります。

例えば、シーズン品など、特定の時季だけぐんと売り上げが伸びる商品を扱っている企業の場合、過去のデータから供給量を見極めて増産するという対策により、売り上げアップにつなげることが可能になります。飲食店でも同様で、顧客が集中する時間帯にスタッフを増員することで、回転率を上げることができます。

しかしながら、このような顧客のニーズを理解できていなければ、効果的な対策を打つことができずに販売機会を失ってしまうことでしょう。

内部要因:戦略やプロセスに問題がある

営業・販売活動の戦略やプロセスに問題があるといった内部要因が、機会損失を招くこともあります。例えば、取引先からの需要量に対応する自社の従業員数が足りていなかったり、営業プロセスに課題があったりする場合、本来受注できていたはずの契約を取り逃してしまう可能性があります。

具体的には、「営業マンが多忙で契約書の作成が遅れ、クライアントを怒らせてしまい契約を破棄された」、または「初回の商談後にメールでアプローチするなど、営業活動をフォローする体制が整っていなかったため失注した」などのケースが考えられます。


3. 機会損失を防ぐための対策方法

機会損失を防ぐための対策方法

機会損失の対策としては、次の3つのような方法があります。

  • 戦略を見直す
  • 管理体制を強化する
  • タイミングを逃さない営業・販売活動をする

次項で、詳しく見てみましょう。

戦略を見直す

機会損失の対策方法の一つとして挙げられるのは、顧客のニーズを把握した、しっかりとした販売戦略を立てることです。

自社の製品やサービスのうち、何がいつどれくらい売れているのかを正確にデータ化し、分析・解析した上で最適な販売体制を整えるようにしましょう。さらに、販売だけでなく、生産、管理、物流、宣伝広告、マーケティングなど、販売活動に関わるあらゆる面で戦略を見直してみることをおすすめします。

具体的には、POSデータやお問い合わせ数、HPの閲覧状況などさまざまなデータを収集し、分析・解析した上で、関係部署との調整を行い、生産数を増減します。また、生産数の増減にあわせて滞りなく物流や販売を行えるようにしておくことも必要です。

管理体制を強化する

管理体制の強化も、機会損失を防止する対策として有効です。安定した企業運営には、「顧客管理」「在庫管理」「販売管理」など、さまざまな数値の管理が欠かせません。適正な顧客管理を行うことで、顧客のニーズを逃すことなくキャッチでき、売り上げアップに貢献できます。また、最適量の在庫を保持し続けることで、余剰在庫や品切れを起こさずに済み、いつでも顧客が求める商品を提供することが可能になります。そして日々の販売データをチェックすることで、売れ筋商品や顧客ニーズを把握し、仕入れ値や販売価格を適宜調整することもできます。

最近ではクラウドを用いた顧客管理システムなども一般的に使われるようになってきており、管理体制の強化には欠かせないものとなっています。クラウドサービスは、出先からでも顧客情報を確認できるなどのメリットも大きなものです。

タイミングを逃さない営業・販売活動をする

最適なタイミングを逃さずに営業・販売活動を行うことは、機会損失の防止に直結する対策といえます。タイミングがずれたばかりに、本来であれば受注できた契約を逃したり、顧客に購入していただけた機会を失ったりします。常日頃から好機を見逃さない姿勢が大切となるでしょう。

具体的な対策方法としては、顧客から問い合わせがあった際は即時にレスポンスをする、見込み客には電話やメールで丁寧なアプローチを続ける、といった手法があります。問い合わせへのレスポンス速度を高めるには、電話転送サービスを利用して、外出先やテレワーク中の自宅でも電話を受けられるようにする方法も有効です。


4. 営業や販売の機会損失を防ぐために!電話転送は「転送録」がおすすめ

営業や販売の機会損失を防ぐために!電話転送は「転送録」がおすすめ

電話転送サービス「転送録」は、1回線単位で手軽に利用できるクラウド型サービスです。自動音声受付や、複数の電話機の一斉呼び出しなど、利便性の高い機能を低コストで利用することができます。

「転送録」があれば、お問い合わせの電話をいったん「自動音声受付」で受けた後、「一斉呼出転送」で該当する担当者の電話を同時に鳴らして呼び出すことができます。お客様からかかってきた電話を逃さず、確実に受け取ることができ、お待たせすることがありません。もちろん、テレワーク中に本社にかかってきた電話を担当者のスマートフォンなどに転送することも可能です。

「転送録」導入の成功事例としては、全国展開する不動産販売会社様が、フリーダイヤルにかかってくるお客様からの問い合わせ電話を「転送録」で受け、それぞれの拠点地区担当者の携帯電話に一斉転送させるようにしたケースがあります。「転送録」の導入後は、各拠点3~9名程度の複数の担当者がどこにいても、誰かが必ず電話に出られるようになり、販売機会の取りこぼしがなくなりました。

◆迅速かつ確実に、問い合わせ電話に対応!不動産販売会社の「転送録」導入事例はこちらのページをご覧ください。


電話転送に割く人的リソースがなく、問い合わせ電話に出ることができずに機会を失っているなどの課題を抱えている場合は、「転送録」の利用をおすすめします。便利なクラウドサービスの導入により、貴社の機会損失を劇的に減らすことがでるかもしれません。ぜひ導入をご検討ください。

なお、タイミングを逃さない営業活動には、特定のメールを電話で知らせる「急コール」のサービスもご活用いただけます。特に、問い合わせメールや注文メールなど、受信してからすぐに対応して、チャンスロスを発生させたくない場合に有効です。あわせてご検討ください。

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TOP > コラム > withコロナ時代に必要なテレワークのメリット・デメリット|
在宅での仕事に重要な電話転送

withコロナ時代に必要なテレワークのメリット・デメリット|
在宅での仕事に重要な電話転送

公開日:2021/05/17   更新日:2023/06/19
withコロナ時代に必要なテレワークのメリット・デメリット|在宅での仕事に重要な電話転送

新型コロナウイルスの感染拡大は、2020年から始まり、テレワークが推奨されています。コロナ禍で、テレワークを初めて実施したという企業も多く、従業員も新しい働き方に戸惑いや不安もあることでしょう。今回は、テレワークのメリット・デメリットをご紹介するとともに、テレワークに欠かせないオフィスの電話転送サービスについて解説します。

1. withコロナ時代に必要なテレワーク

withコロナ時代に必要なテレワーク

現在のwithコロナ時代には、新型コロナの感染拡大を防ぐために、可能な限りテレワークが推奨されています。「テレワーク」は、「tele=離れた場所」と「work=働く」をミックスさせた造語で、インターネットなどのICTを活用して会社以外の自宅やサテライトオフィス、ノマドスペースなどで仕事をし、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方を指します。

テレワークについては、2020年以前からも働き方改革の推進等で推奨されてきましたが、2020年からの新型コロナの拡大により、日本国内企業のテレワークが急速に開始されました。特に早い対応で注目されたのは、GMOインターネットグループで、2020年1月末から在宅勤務が実施されました。

しかし、テレワークに対応できる企業や業種はまだ一部に限られているようです。総務省「令和2年版情報通信白書」のなかで、2020年にパーソル総合研究所が全国の正社員に対して行った、新型コロナウイルスによるテレワーク実施の実態についての調査結果が記されています。結果は以下のとおりです。


<正社員におけるテレワークの実施率>
  • 2020年3月9日から15日まで 13.2%(2万人に調査)
  • 2020年4月10日から12日まで 27.9%(2.5万人に調査)

海外に目を向けてみると、欧米で主流の仕事に対して人が割り当てられる「ジョブ型雇用」のほうが、従来の日本の雇用形態である、人を採用してから仕事を割り振る「メンバーシップ型雇用」より、テレワークに適しているようです。たとえば、アメリカではコロナ以前からテレワークの導入が進んでおり、2015年の時点ですでにテレワーク導入率は85%というデータもあるほどです。もはやテレワークは普通の働き方として社会に受け入れらており、一例を挙げるとGoogle、Amazon、Twitter、Facebookなどアメリカに本社を置く大企業では、コロナ後も永続的にテレワークを利用するという方針を打ち出しています。


2. テレワークのメリット

テレワークのメリット

ここからは、政府も推奨しているテレワークを行うことによるメリットを見てみましょう。テレワークの主なメリットとしては、次のようなことが挙げられます。

  • 感染症対策
  • 通勤にかかるコストや時間削減
  • 各自のライフスタイルに合わせた働き方が可能

詳しくは、以下で解説します。

感染症対策

コロナ禍におけるテレワークの最大のメリットとして、感染症対策が挙げられます。自宅で仕事ができるため、通勤のために混雑した満員電車に乗る必要がなくなるほか、オフィスの会議室やエレベーター、ランチ場所などでの密集を避けられます。新型コロナウイルスは人との接触や飛沫で感染するとされていますので、感染症対策としてテレワークを行うことは理想の働き方と言えるでしょう。

企業としては、通勤や出張を減らして人の移動を少なくすることで、感染症を抑え込む一助となり、社会貢献にもつながります。

通勤にかかるコストや時間の削減

テレワークにより通勤の必要がなくなることで、毎日の移動時間や費用をカットできるというメリットも生じます。従業員は、これまで通勤にかかっていた時間を業務やプライベートの時間に当てることができ、より効率的に働くことができるようになります。また、オンライン会議の普及により、訪問や出張の機会も減り、移動の時間を他の業務にあてることもできるようになります。

さらに、従業員が通勤しなくなったことで、企業は広いオフィスを縮小し、オフィスにかかっていたコストを削減できるというメリットもあります。

各自のライフスタイルに合わせた働き方が可能

従業員一人ひとりの事情やライフスタイルに合わせた働き方ができるのも、テレワークの大きなメリットです。テレワークでは、育児や介護、通院などに合わせて柔軟な働き方が可能になります。

企業の就業規則によるところがありますが、子供が寝てから深夜に作業をしたり、業務中にいったん抜けて家事や用事を済ませたりすることもできます。仕事と家庭をバランスよく両立させることが可能なワークスタイルと言えるでしょう。


3. テレワークのデメリット

テレワークのデメリット

一方テレワークには、次のようなデメリットが存在します。

  • 情報漏洩のリスクが高まる
  • 情報共有がうまくいかない
  • オフィスにかかってくる電話に対応できない

詳しくは、以下で解説します。

情報漏洩のリスクが高まる

テレワークによる大きなデメリットとして、情報漏洩のリスクの高まりが挙げられます。自宅のみならず、知らない者同士が隣り合わせとなるサテライトオフィスやカフェなどでも仕事ができてしまうため、PCの覗き見や電話の盗み聞きにより、情報漏洩のリスクが高まります。覗き見の対策には、PCに視野角を狭めるためのプライバシーフィルムを貼る、電話の盗み聞きに対しては人のいない空間で電話をする、などがよいでしょう。

また、フリーWi-Fiを利用することで、暗号化されていない通信情報が筒抜けの状態となり、メールを送った相手先のアドレスや、閲覧しているサイトのURL等が漏洩してしまう恐れもあります。フリーWi-Fiを利用する場合には、「仮想プライベートネットワーク」とも言われる「VPN」での対策が有効です。

そして、テレワークでは、会社からPCやスマートフォンを持ち出して作業をすることもあるため、機器の紛失や盗難が頻発し、そこから情報漏洩につながってしまうというリスクもあります。特に置き忘れやすいスマートフォンは、あらかじめ遠隔ロックの使い方や、位置を特定する方法を理解しておくとよいでしょう。

情報漏洩が発生すると、情報した情報に関連する相手に迷惑をかけるだけでなく、企業の信頼性が失われてしまいます。その損失は計り知れません。情報漏洩やデバイスを紛失してしまったときの緊急時の連絡フロー・対策フローを社内で周知して徹底することも大切です。

情報共有がうまくいかない

テレワークでは、出勤していたときに比べて従業員同士が顔を合わせる機会が減り、コミュニケーション不足に陥り、チームワークに悪影響を及ぼすというデメリットも存在します。

業務連絡は電話やメールなどで行うことができても、ちょっとした会話や雑談の機会がなくなり、「相手が何を考えているか分からない」と感じる従業員も出てきます。さらに、上司が部下の評価に困る、あるいは同僚同士の人間関係の構築が難しいといった意見も聞かれます。

テレワーク中の情報共有を活発化させるには、ビジネスチャットを導入して、日常のおしゃべりのような感覚で短い会話を交わせるようにしたり、昼休みなど決まった時間に定期的にWebミーティングを開催し、画面越しに互いの顔を見られるようにしたりといった工夫を凝らす必要があるでしょう。

オフィスにかかってくる電話に対応できない

テレワーク中でも、オフィスに電話はかかってきます。電話対応をどのようにすべきかという問題は、多くの企業で課題になっています。感染拡大防止のためのテレワークのはずなのに、電話に出るために従業員が出勤せざるを得ない状況が生まれます。また、通常よりも少ない人数で電話対応をしていると、対応している従業員の負担になるばかりでなく、すべての電話が折り返し連絡になるなど、お客様にも迷惑をかけることになりかねません。


4. テレワークに必須の転送機能は「転送録」がカバー

テレワークに必須の転送機能は「転送録」がカバー

テレワーク中の電話対応にお困りの場合は、クラウド型多機能電話転送サービス「転送録」を利用することで、課題を解決できるかもしれません。

電話転送サービス「転送録」は、オフィスにかかってくる電話をあらかじめ登録した番号に一括転送する「一斉呼出転送」のほか、すべての電話をまず自動音声で受けて、問い合わせ内容によって転送先の部署を分岐させる「自動音声受付」や、優先順位ごとに順繰りに電話を鳴らす「順次転送」などの機能を備えたサービスです。クラウド型のサービスのため、工事が不要で、短期間で使用開始が可能です。

たとえば、テレワーク中にオフィスに電話がかかってきた場合、まず「自動音声受付」が対応します。見積り依頼ならばプッシュボタンで1、商品の問い合わせならばプッシュボタンで2を押してくださいなどと音声でご案内し、番号を選択してもらいます。押された番号により電話の内容が事前にわかるので、自動でそれぞれの部署に転送していくイメージです。お客様もスムーズにご案内でき、さらに電話を受ける側も自身が担当する電話だけ受けることができ、業務が効率化します。

実際に、テレワーク中に急増した電話対応に、「転送録」をご活用いただいた企業様もいらっしゃいます。導入事例はこちらからご覧ください。

◆問い合わせ電話の急増にも「転送録」で対応、サービスを組み合わせて業務効率化も
 詳しくはこちらのページをご覧ください。


「転送録」を運用する株式会社ワイドテックは、ICTを活用しテレワークを普及させることを目的とした「一般社団法人 日本テレワーク協会」の正会員でもあります。貴社のテレワーク推進の一助になる「転送録」の導入を、ぜひご検討ください。

◆ワイドテックの「一般社団法人 日本テレワーク協会」正会員加盟について
 詳しくはこちらのページをご覧ください。


TOP > コラム > 中小企業にも重要なBCP対策!
災害時の連絡手段としても活躍する転送電話

中小企業にも重要なBCP対策!
災害時の連絡手段としても活躍する転送電話

公開日:2020/05/22   更新日:2023/04/21
中小企業にも重要なBCP対策!災害時の連絡手段としても活躍する転送電話

※2020年5月時点の情報をもとに執筆

新型コロナウィルスの感染拡大によって緊急事態宣言が発出され、倒産が急増する中、BCP(事業継続計画)に注目が集まっています。

世界的規模の感染症や自然災害といった緊急事態下において、事業継続するために必要なBCP。中小企業がBCP対策を講じる際にはどのような点に注意すべきなのかを紹介するとともに、ひとつの有効な手段として転送電話サービスをピックアップして解説します。

1. 災害の多い日本で注目されるBCP

BCPは、災害やテロなどの有事が起こった際に、可能な限り早期に事業を復旧または継続するための対策を指します。例えば本社だけではなく複数の地域に拠点を分散するケースや、最近ではテレワークの導入もBCP対策のひとつとして注目されています。

そもそも日本は先進国の中でも地震や台風などの災害が多い国です。特に2011年の東日本大震災では関連倒産が相次ぎ、あらためてBCP対策の重要性が浮き彫りになった背景もあります。そのため、現在多くの企業が万が一の事態に備え、さまざまなBCP対策を講じています。

また、2020年には新型コロナウィルスの感染拡大もあり、従来の自然災害に加えて感染症という新たなリスクも浮き彫りになりました。あらゆる事態を想定しつつ、可能な限り事業を存続させられる組織の体制作りが重要となっています。


2. BCP対策が不十分なことで起こる問題

日本では東日本大震災を契機にBCP対策の重要性が増してきたと紹介しましたが、実際に当時の関連倒産を見てみると、2011年3月から2016年2月までの5年間で実に1,898件にのぼります。

こうした震災による甚大な被害を受け、事業継続戦略に注目する企業が増加しました。NTTデータ経営研究所がまとめた調査によると、東日本大震災の2年後にあたる2013年のBCP策定済み企業は約4割で、東日本大震災発生当時から約1.5倍増加しました。

特に、ライフラインを支える電気やガス、通信などの企業はもちろんですが、最近ではコンビニやスーパー、ドラッグストアなどの商業施設も重要な社会インフラの担い手となっています。これらの企業を中心に、もはやBCP対策は自社の事業を存続させるという目的だけではなく、社会機能を維持するために不可欠な対策と認識され始めています。

一方で、取引先や顧客といった外部との連携がBCP対策に含まれますが、企業の対策実施率は3割を切っていて、解決すべき課題といえるでしょう。

※参考
https://www.nttdata-strategy.com/newsrelease/archives/130228/


3. 企業が抱えるBCPに対する課題

各企業のBCP対策状況を調査すると、約半数の企業において対策内容が不十分であったり、思うように進んでいなかったりといった課題認識をもっていることがわかりました。

その理由についてヒアリングしてみると、そもそもBCP対策のノウハウが不十分であることや、自社単独でのBCP対策には限界があることを挙げています。多くの中小企業では原材料を仕入れたり物流業者に依頼したりといった形で、さまざまな取引先との連携のうえで事業が成り立っています。そのため、自社単独でBCP対策を講じようとしても、そもそも限界があることがわかります。

十分なBCP対策を講じるためには、取引先など外部も含めた複数の企業が有事の際を想定した連携の手段確保や動き、手順などを協力して検討していく必要があります。

※参考
https://www.nttdata-strategy.com/newsrelease/archives/130228/


4. 新型コロナウィルス対策で注目されるBCP

新型コロナウィルスの感染拡大を防止するため、現在多くの企業ではリモートワークや営業自粛が続いています。外出自粛要請が長期化すればするほど、人々の生産活動や消費行動も鈍化し、経済的なダメージは徐々に深刻になっていくことは明らかです。

また、今回発生した新型コロナウィルスよりも致死率や感染率が高い感染症が蔓延し、国内でパンデミックが起こった場合を想定すると、さらに経済活動は停滞することが考えられます。ほとんどの従業員は出社できず、感染症による死亡などによる人的リソースの被害も想定されるでしょう。

そのような中でも、可能な限り経済を維持していくためには、出社しなくても事業運営が可能な企業はテレワークやリモートワークを推進していく必要があります。今回のような不測の事態が起こったケースを想定し準備しておくことも、BCP対策において重要な項目のひとつであると考えて良いでしょう。


5. 「転送録」ならスムーズな連携体制を確保できる

BCP対策において重要な「限られた人員による効率化」や「現場間でのスタッフ同士の連携」を解決する代替手段して「転送電話」は有効な手段のひとつです。

災害時における通信手段の確保とスムーズな連携を行うなら、ワイドテックの「転送録」がおすすめです。クラウドサービスの転送録なら、電話回線が混雑し繋がりづらい場合でも通信回線が確保できるため、不測の事態でも業務を継続させることができます。

また、転送録の「一斉呼出転送」を使えば、登録した携帯電話番号へ、同時にコールしますので、複数名でお客様の電話に対応できますし、固定電話が壊れた場合でもIP電話のため、通話が可能です。

転送録は、NTTやソフトバンク、KDDIなど各キャリアの転送サービスをご契約の回線に対して、電話転送設定の切替操作を自動化するサービスです。新たな回線を契約したり、デバイスを購入したりすることはなく、導入コストが低い点もメリットのひとつです。

このように、転送録はオフィスにおける緊急時の有効な連絡手段として活用でき、BCP対策において心強い味方になってくれるでしょう。


6. まとめ

BCP計画を策定する中で、外部との連携や従業員との連絡手段を何にすべきか悩んでいる場合は、「転送録」の導入をぜひ検討してみてください。

不測の事態に備えるためにも、BCP対策の重要性は増してきています。これまでは地震や台風といった自然災害に対する備えがメインでしたが、今回新たに感染症対策という新たな課題も突きつけられ、多くの人々のライフスタイルが一変しようとしています。

あらゆる事業は取引先など複数の企業が手を組んで展開している以上、BCP対策は企業単独でできるものではありません。今回紹介してきたように、有事を想定したうえで事業が継続できる体制をあらかじめ構築しておく必要があります。

また、通信回線が混雑して繋がりづらい中でも、従業員への連絡手段を確保しておくことも重要といえるでしょう。転送録はそのような状態であっても通信手段を確保するために有効なものです。BCP計画を策定する中で、外部との連携や従業員との連絡手段を何にすべきか悩んでいる場合は、「転送録」の導入をぜひ検討してみてください。


TOP > コラム > 効率・コスト面でメリットが多いクラウド化でコールセンターはこう変わる

効率・コスト面でメリットが多いクラウド化でコールセンターはこう変わる

公開日:2019/03/11   更新日:2023/04/21

顧客からの問い合わせや注文に、テレオペレーターが対応するのがコールセンターです。24時間態勢の従来型コールセンターは、システムを導入するのに高いコストがかかります。その一方で、近年では低コストでスピーディーにコールセンターシステムを導入できるクラウド化が注目されています。

中小規模のオフィスや専門性の高い業種では、クラウド型のコールセンターシステムをどのように活用しているのでしょうか。今回は、顧客満足度の高いテレマーケティングの実現につながる業務システムについてご紹介します。

1. タイプはオンプレ型とクラウド型に分けられる

テレオペレーターがお客様の問い合わせに対応したり、商品の注文を受けたりするコールセンターにも、2つのタイプがあります。一つは自社サーバーを導入する「オンプレ」、もう一つは「クラウド型」です。

オンプレ型のコールセンターではサーバーを自社で購入する必要があるため、導入や運用に時間もコストもかかります。一方でクラウド型は、インターネットを介したコールセンターシステムを利用するので機器を購入する必要がなく、コストをかなり抑えることが可能。導入にもあまり時間がかからず、省力化したコールセンターシステムをすぐに構築できるのがメリットです。現在は、クラウド型のコールセンターを導入する企業が増えています。

サービスの内容が細分化し、ユーザーのニーズも多様化する中、顧客満足度の向上のため、コールセンターのテレマーケティングは常に進化しています。


2. コールセンターのクラウド化でコストカットを実現

近年は、固定電話を使用していたコールセンターも、IP電話へ移行しつつあります。IP電話とは、音声をデジタルデータに変換して送受信する「インターネットプロトコル(Internet Protocol)」と呼ばれる技術によって通話を行うサービスでネット回線が必要になります。

コールセンターをクラウド化する一番のメリットは、コスト削減効果です。インターネット経由でコールセンターシステムを活用するため、導入までの時間や手間を削減することもできます。拠点を選ばないので、オフィスを離れていても利用可能という利便性も魅力的です。

コールセンターをクラウド化する場合は、導入予定のシステムが自社の業務に対応できるかどうか、事前に十分な擦り合わせをする必要があります。


3. 専門業種における電話対応の最適化・効率化とは

それでは大規模なコールセンターを必要としない中小企業は、どのようなテレマーケティングをすれば顧客満足度を上げられるのでしょうか?

小規模オフィスのスタートアップ時は、社長も電話対応することがあります。顧客とのミーティングや営業で外出する時は固定電話にかかってくる電話に対応できず、それによってビジネスチャンスを取りこぼす可能性も考えられます。

また、弁護士事務所の窓口、訪問介護事務所、製造システムのインフラや管理・保守、不動産会社のお客様専用コールなど専門性の高い業種における電話対応は、確実に電話がつながり、迅速な対応をすることが重要です。

電話を取れないことによる機会損失を防ぎ、顧客満足度を上げるには転送電話が有効です。「転送録」の一斉呼出転送サービスは同時に複数機への転送が可能なので、必ず担当者につながります。電話をとりこぼすことなく対応できれば、ビジネスチャンスを逃しません。いつ電話してもつながる関係性なら、お客様も安心できます。


4. まとめ

コールセンターは、何といっても通信インフラが重要です。2011年の東日本大震災時も携帯電話や固定電話の回線がつながらなくなりましたが、Skypeなどインターネット接続による通信回線は接続可能でした。インターネット回線を利用した転送電話を選ぶことは、災害時のBPC対策(事業継続対策)にもなります。特に地震リスクの多い首都圏では、災害時に重要な事業を中断させないことがこれからの企業価値の向上や維持にも直結するため、顧客からの信頼獲得につながるでしょう。

電話での顧客対応、転送電話を活用した業務効率化にお困りの経営者や事業担当者、プロジェクトリーダーの方は、「電話転送」サービスでコスト削減、業務の省力化・効率化を実現しませんか?


TOP > コラム > 電話転送のビジネス活用術③ 売上アップを実現する意外なポイント

電話転送のビジネス活用術③ 売上アップを実現する意外なポイント

公開日:2018/09/14   更新日:2023/06/19

IT系のライバル企業に勤務する30代営業職リーダーの田中と黒田。互いに良きライバルでありながら学生時代からの旧友、そして飲み友だちでもある2人の会話から、電話転送のビジネス活用がもたらすメリットについてクローズアップしていくシリーズ第3弾。

今回はワイドテックのクラウド型多機能電話転送サービス「転送録」の一斉呼出転送サービスを活用して、客先の信用をどう獲得し、売上アップに結び付けるかについて、いつもの居酒屋で黒田が田中に指南しています。

電話転送、ボイスワープでは転送件数と機能に限界が。解決策は?

田中:お、黒田、ちょっと聞いてくれよ。

黒田:どうした。仕事で何かヘマでもしたか(笑)。

田中:いやいや(汗)、それがさ、クライアントでものすごく短気な担当者がいて、うちに電話かけて2、3回コールして出なかったからってクレームを寄こしてきたんだ。でも、そりゃあんまりだろ? こっちだって商談中や移動中で電話に出られないことだってあるのにさ。

黒田:そのコール回数で電話を切るなんて確かに気の短いお客さんだな。でも、田中の会社はNTTのボイスワープを使ってるんじゃなかったっけ?

田中:ああ、電話転送サービスね、確かに導入してる。でも、ボイスワープは最大5件までしか転送先を登録できないから、けっこう取りこぼしがあるんだ。

黒田:だったら、ボイスワープの転送先に、先日も話した「転送録」の「一斉呼出転送サービス」を挟めばいい。あらかじめ設定しておいた転送先を同時に呼び出してくれるから、出先にいる誰かに着信がいくようになってる。しかも転送先は最大10件まで登録できるから、取りこぼしのリスクも限りなく小さくできるよ。

田中:10件の転送先へ同時に発信ができるっていうのはすごいよな。でも、たまたま10人全員が出られない状況だったらどうなるんだっけ?

黒田:「ただいま電話に出ることができません。しばらくたってからおかけ直しください」という音声ガイダンスを流せるから大丈夫。相手は「たまたま回線が込み合っているんだろう」と好意的に解釈してくれるよ。しかも、気になる保留音もいかにも転送っていう「プップップ」音じゃないから違和感を与えることもないしね。

電話対応のミスで客先の信用を失わないための「転送録」「一斉呼出転送サービス」

田中:ああ、やっぱり転送録はいいねえ。だけど、今、稟議を通しているところで、導入はまだ先になるんだよなあ~。

黒田:おいおい、おまえの会社は意思決定のスピードも遅いんじゃないか (笑) ? ま、それはともかくだ。こちらの都合に合わせて電話をくれる客先なんていないし、やはり相応の態勢を日頃から整えておくべきだろう。むしろ、着信一発で「はい、●●会社の〇〇です」って、元気よく電話に出れば、向こうだって「信用できる取引相手だ」って、見直してくれると思うよ。

田中:そこまで言うなら、黒田のところはそれがデキてるってことか?

黒田:もちろん。だから取引も順調に進むし、信用されるから予算の大きな重要案件も回ってくる。当然、売上もよくなって会社の業績も上向くって寸法さ。

田中:電話対応一つでそこまで違ってくるのか……。モタモタしてられないな。すぐにでも転送録を導入できるよう上にプッシュしないと。

黒田:そうしたほうがいい。信用は失うのは早いが、回復には時間と労力がかかる。もし、先日の電話対応で客先の心証を悪くしたのなら、すぐにでも事後策を講じるべきだな。その意味でも、転送録の導入を急いだほうがいい。

スケジューリング機能で日々の輪番も自動化できて便利

田中:アドバイス、感謝するよ。おまえ、案外いい奴かもな(笑)。

黒田:ホントだ。何だってライバル会社で働くおまえに俺は塩を送っているんだ、アハハ(汗)。

田中:ところで、会議とか研修の予定が入っていて、あらかじめ電話に出られない日時が分かっている時はどうすればいい?

黒田:その時にWEB画面から転送先の設定を変更するか、、「スケジューリング機能 ※」で予定を設定しておけば、その時出られる人間にだけ自動で転送してくれるから心配はいらないよ。転送先を特定の日や時間帯で切り替えたり解除したりするのは考えただけでも面倒に思えるが、スケジューリング機能を使えばすべて自動だからうっかり忘れて電話対応にミスが生じることもない。

田中:ふーむ、おまえの会社がなぜ、業績好調なのか分かった気がするよ。もし、良かったら、うちに来て転送録導入のメリットを上に説明してくれないか? 「一斉呼出転送サービスで業績向上、売上アップ間違いなし」とか何とか。

黒田:おいおい、もう酒が回ったか (笑) ?

備忘録 転送録で既存顧客のロイヤルカスタマー化を目指す! by 田中

どんなビジネスでも信用や信頼は何より重要だ。そのいちばん大切なものを電話対応のミスで失っていたとしたらこれほどもったいないことはない。うちの業績が下向きなのはもしかしたら電話対応の不備で信頼を失い、既存顧客が離れてしまっているのかもしれない。これからは、電話転送を最大限に生かせる転送録と一斉呼出転送サービスの活用で客先の信用と信頼を取り戻し、さらに既存顧客のロイヤルカスタマー化を推し進めて、売上アップ、業績アップを目指していこうと思う。

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電話転送のビジネス活用術① 電話転送がもたらすメリット

公開日:2018/08/20   更新日:2023/04/21

IT企業のA社に勤務する30代営業職リーダーの田中とライバル企業B社に勤める黒田。
互いによきライバルでありながら、よき飲み友だちでもある2人。そんな田中と黒田の会話から、今回は電話転送のビジネス活用がもたらすメリットについてクローズアップしていきます。


田中
業績不振に悩むIT企業勤務の30代営業職リーダー。仕事柄、1日の大半を外回りで過ごす。チームの全員が同じような行動パターンなので、日中はオフィスが無人になることもあり、客先の電話対応の遅れが常態化。本人もそれが問題の元凶だと感じている。

黒田
田中と大学の同期で、ライバル会社に勤務するデキるビジネスマン。すでに社内では「転送録」を活用し、クライアントからの電話や緊急連絡の取りこぼしを防いで、ビジネスチャンスを上手に活用している。電話転送の利点をよく知る立場から、田中に対し、転送録の活用やそのメリット、機能についてアドバイスすることになった。

業績好調の蔭には、電話転送の存在があった

黒田:なんだか浮かない顔だな。

田中:長い付き合いだから打ち明けるけど、俺のところ営業成績が落ちててさ、ちょっとした危機的状況なんだ。

黒田:原因はわかっているのか?

田中:ああ。うちは一応、「少数精鋭」でやっているから、日中はみんな外回りだろ。すると、どうしても、社内での電話対応が手薄になる。だから客先の評価もイマイチ芳しくなくてさ。予算の大きな重要案件が回らなくなってきてるのは間違いなくそのせいだよ。

黒田:ふーん、だけどうちも似たような体制でやってるんだけどなあ。

田中:じゃあ、なんであんなに業績好調なんだよ?

黒田:うちは転送電話をうまく使いこなしてるからな。だから、全員が出払っていても、誰かが出先で電話を受けることができる。対応面で客先からお小言をもらったことはないよ。

田中:転送電話? なるほど、その手があったか。でも、あれって設定できる転送先が何件までって制限があるんじゃなかったっけ? 

黒田:確かに、NTTの「ボイスワープ」や「ひかり電話ボイスワープ」、KDDIの「着信転送サービス」、ソフトバンクの「多機能転送サービス」、NTTコミュニケーションズの「自動着信転送サービス」では最大5件までと上限があるね。

田中:それじゃ、導入してもあまり意味がないなあ。

最大10件まで一斉呼出転送。これはまさに携帯の内線化!

黒田:いや、だからうちはボイスワープと「転送録」っていう別のサービスを組み合わせて使っているんだよ。これだと、6件以上の転送先を任意に設定できるからね。

田中:転送録? なんだいそれ?

黒田:ワイドテックという会社が提供しているサービスだよ。この転送録はとても多機能で、登録後にメニュー画面から利用したい機能ごとに申し込むことができるんだけど、その中の一斉呼出転送サービスを使うと、あらかじめ登録しておいた複数の電話番号を同時に呼び出して、最初につながった相手(転送先)に転送できる。しかも、最大10件まで転送先を登録できるから、仮に全員が外出中でも、誰かが必ず電話を受けることが可能というわけ。これなら客先を待たせたり、対応が遅れたりといったことも防げるよ。

田中:そりゃスゴイ。でもさ、転送っていかにも「転送中です」っていう音がして、あまり印象がよくないよな。

黒田:大丈夫、一斉呼出転送サービスなら、あの気になる「プップップ」音もキャンセルできるし、仮に誰も電話に出られないという場合でも、「ただいま電話が大変込み合っております。しばらくたってからおかけ直しください」という音声ガイダンスを流せるから、相手には「たまたま回線が込み合っているんだろう」と思わせることだってできる。

田中:なるほど。でも、着信に携帯で折り返すとこちらの携帯番号が相手先に表示されて結局、転送だってバレバレにならないか?

黒田:確かにね。でも、転送録ならIP電話「050」や固定電話「03」で折り返すことができるプランも選択できるからその心配もいらない。固定電話の信用度を生かせるから、むしろ客先の心証もよくなるって寸法さ。

田中:いいね。それって、俺たちが持ってる携帯が内線電話になるのと同じじゃないか。

黒田:まさにその通りだ。うまいこと言うな(笑)

簡単操作で登録・編集が可能。設備投資が不要な点も魅力

田中:ただ、転送先の登録とか編集が面倒じゃないか? ふつう転送電話の設定と言うと電話機側でいちいちプッシュ操作しないといけないだろ?

黒田:転送録では転送先の登録や編集、削除がWeb上で行えるから問題なし。しかもディスプレイを見ながらの簡単操作だしね。だから、登録先の変更や転送・非転送の切り替えを頻繁に行う必要がある場合でもまったく苦にならなくていいよ。br>

田中:でもな、問題は導入コストさ。それでなくても、うちのセクションは業績不振なんだ。予算潤沢というわけではなくてな。

黒田:いやいや、その点も心配しなくていいよ。何しろ、転送録はインターネットができる環境があればすぐ導入が可能で設備投資も不要。基本料金だって1,000円という低廉さだ。携帯の内線化ができて、しかも有能なオペレーターを1人雇うのと変わらない体制がこれで整う※んだから、安いもんさ。

田中:マジか? いやあ、そんないいものがあるなんて知らなかったなあ。黒田、お前うちがライバルだからって今まであえて教えなかったのか?

黒田:違うよ。そっちが業績不振だってのは、今日初めて知ったんだから(笑)。

備忘録 この転送録はビジネスに使える! by 田中

俺たちの仕事は野球で言えば遊撃手みたいなもので、オフィスにいても商売にならない。つねに外へ出て人と会い、情報交換をすることでビジネスを創造できる仕事だ。だからこそ、電話対応の遅れとか不備といった機会損失は大きな痛手になりかねない。その点、転送録なら客先からの至急の要件も取りこぼさずに済むから、ビジネスチャンスを最大限に生かせる。しかも顧客との信頼関係も強固にできて、チームの士気も上がっていいことずくめ。さっそく、上司と交渉して導入を進めることにしよう。「善は急げ」だ!

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電話を一斉呼出・転送して夜間や緊急時も対応~一斉呼出転送サービス~【後編】

公開日:2018/05/28   更新日:2022/03/25

前編では、「一斉呼出転送サービス」を導入するメリットについてお伝えしました。でも、どれだけ魅力的なサービスでも、使い勝手や機能に問題があれば意味がありません。システムそのものが難解だったり、操作や設定が複雑で分かりにくければ、日常業務を停滞させかねません。

転送録」の一斉呼出転送サービスは、シンプルな操作性で誰もが簡単に操作できるクラウドサービス・ツールです。しかも、仕様状況に対応したフレキシブルな機能、設定を厳選しています。後編では、一斉呼出転送サービスの機能について細かくご紹介していきます。

1. Web上で設定変更・機能選択ができるから使い勝手バツグン!

Web上で設定変更・機能選択ができるから使い勝手バツグン!

一斉呼出転送サービスの利点は、操作性の良さも挙げられます。必要な機能や設定をWeb上で選んだり変更したりできるので、ネットを閲覧しているような手軽さで取り扱える点です。導入した日からすぐに使いこなしていただけます。

もちろん、導入に際して新たに設備投資していただく必要はありません。また、高価な専用機材や専用ソフトも不要。インターネットを利用できる環境さえあれば、短期間で使い始めていただけるのもクラウドサービスである一斉呼出転送サービスの魅力です。


2. 一斉呼出転送サービスには10+その他の機能がある!

こちらでは、一斉呼出転送サービスの9つの標準機能と2つのオプション機能を詳しくご説明します。

・なんと最大10件まで転送先を設定できる

電話の転送先は、固定電話や携帯電話、スマートフォンを問わず最大10件まで登録が可能。スタッフ10名以下の会社はもちろん、課やチームなどの部署単位での導入にも最適な仕様です。しかも、設定や変更はWeb上で完結するので、オフィスはもちろん外出先のPCからでも操作することができます。

・処理履歴もしっかり管理!

一斉呼出転送サービスでは、システムが処理結果を常に記録し履歴として残しています。過去に遡って、「どの時点のどの着信が誰に転送されたのか」を追跡することもできます。

「夜間や休日にかかってきた電話にすぐに対応したスタッフを評価する」「あまり電話に出ないスタッフを指導することで、業務への意識改善に役立てる」など、活用次第では業務改善などにも使うこともできます。

・呼び出し時間(秒)を設定できる

転送先の呼び出し時間を3~30秒の間で自由に設定できます。なお、未設定では、発信者が切断するまで呼び出し状態が続きます。

・電話番号非通知対応で不要な電話を一層!

発信元非通知の電話に対して、着信・転送を拒否する機能を備えています。拒否の場合は「番号を通知しておかけ直しください」という音声ガイダンスが流れた後、自動切断されます。これなら、業務に支障を与えかねない不要な電話対応を一掃できます。

・メールでお知らせ! 発信者番号お知らせ通知

一般的に転送電話を使用した場合、そのままでは電話をかけてきた相手先の発信者番号が携帯電話に表示されません。一斉呼出転送サービスでは、指定のメールアドレスに発信者番号を送信する便利な機能があります。

事情により転送を受けることができなかったり、発信者が自ら切断したりで通話が不成立になっても、これなら発信者の番号を確認できます。なお、通話が成立した場合でも発信者番号を追跡できるよう設定が可能です。

・選べる呼出音設定

呼出音に通常のリング音、または独自の呼び出し音を選択できます。この場合、固定電話から携帯へ転送する際の「プップップ」という音がキャンセルされます。転送であることを知られたくない場合に有効な機能です。保留音は こちら からご確認ください。

・着信許可番号設定で関係ない電話とオサラバ!

間違い電話や金融商品の勧誘といった、業務に直接関係のない着信を転送しないよう、あらかじめ着信許可番号を最大50件まで設定できます。

・不要な電話はシャットアウト!着信拒否番号設定

業務に無関係なセールス、テレアポからの電話は業務を停滞させ、会社の不利益につながります。一斉呼出転送サービスでは、当社がご用意する電話番号への着信を最大50件までキャンセルする着信拒否番号設定機能を搭載しています。

・スケジュール機能で事前設定できる(※オプション)

平日と休日、または営業時間内と営業時間外などで、一斉呼出の転送先を自動で変更しする場合に役立つ機能です。使用にあたっては、一斉呼出転送先の電話番号を、平日用・休日用など各種パターンをあらかじめ登録し、パターンの入れ替え日時を設定しておきます。こうすることで、システムが各パターンを自動で入れ替えます。

スタッフの手を煩わせず、自動でのパターン入れ替えができ大変便利です。標準オプションに5パターンをご用意していますが、別途契約にてさらに追加することができます。

・転送元案内トーキーで音声ガイダンスしてくれる(※オプション)

通話が開始される前に、「電話番号▲-▲▲-▲▲から転送されてきた電話です」と音声ガイダンスを流してくれるサービスです。「この番号なら××産業だ。例の件かな?」と、事前に把握することでスムーズな会話が可能になります。

・その他:ボタンクリックだけでカンタン開始&停止!(※オプション)

「営業時間後には、一斉呼出転送に切り替えたい」「営業時間中は切り替えを解除したい」──、こうした状況の変化に合わせて、いつでも簡単に、ボタンクリック1つで一斉呼出転送のオン/オフ切り替えが可能です。休日や緊急時の設定変更もシンプルな操作で行えます。

※ この機能を利用するには当社の用意する「050番号」の着信専用回線と、「電話転送切替サービス」に申し込む必要があります。この2つの条件がクリアされていて、一斉呼出転送を常時オンにしておくことで、ボタンクリック1つでオン/オフの切り替えができます。


3. 一斉呼出転送サービスで電話とビジネスチャンスを取りこぼさない!

一斉呼出転送サービスで電話とビジネスチャンスを取りこぼさない!

前編コラムでお伝えしたように、夜間や休日に急なトラブル発生しても登録された電話に一斉に呼び出しがかかるので、確実かつ迅速に応答することができるのも一斉呼出転送サービスの大きな利点。活用することで、電話の取りこぼしを防げます。

現在はビジネスにおいても、メールやチャットなどネットワーク上のコミュニケーションが主流となっていますが、電話はビジネスツールの永遠の定番です。一斉呼出転送サービスを活用してビジネスチャンスを取りこぼさないようにしましょう。


TOP > コラム > 電話を一斉呼出・転送して夜間や緊急時も対応~一斉呼出転送サービス~【前編】

電話を一斉呼出・転送して夜間や緊急時も対応~一斉呼出転送サービス~【前編】

公開日:2018/05/16   更新日:2023/04/21

「24時間365日に稼働している小売店チェーン」「緊急事態に迅速な対応が求められる、ライフラインやITなどのインフラ整備」など、夜間や休日を問わず、かかってきた電話には確実に応答しなければいけない業務があります。そして、「確実な電話応答が求められるけれど、いつ・どんなタイミングで電話がかかってくるか分からない。スタッフ一人では対応しきれない……」、そんな悩みを抱えている企業も多いかと思います。

そこで大活躍するのが、ワイドテックの「転送録」です。「一斉呼出転送サービス」を利用すれば最大10件までの転送先の設定が可能なので、スタッフ複数人で“電話番”を担当させることができます。電話がかかってきたら、登録された電話番号に同時に呼び出しがかかり、最初に応答した電話番号に転送されます。これなら緊急時や夜間などでも、電話を取りこぼすことなく迅速・確実に対応できます。

1. クレームやトラブル時に電話応答できないと、大きな損失を招く

クレームやトラブル時に電話応答できないと、大きな損失を招く

「みんなが寝静まった夜中に、システムトラブルが発生! 急いで修復しないと翌日の業務に大きな支障が出るからなんとかして!」「本社は休みでもお店は土日関係なく営業する飲食店でクレームが発生! スタッフからの電話に迅速・確実に応答して対応を指示しないと、お客様の信用を失ってしまう!」――、急なトラブルやクレームは、夜間や休日など関係なく発生します。

でも、電話対応をするスタッフにも生活があるので、いつでも確実に電話に出られる保証はありません。電話の取りこぼしによる対応の遅れは、ビジネスチャンスを失ったり会社の信用失墜にも結び付きます。一度失くした信用を回復させるには、長い年月と大きな労力が必要です。


2. 一斉呼出転送サービスなら、確実・迅速に電話応答できる

一斉呼出転送サービスなら、あらかじめ登録しておいた複数の電話番号を同時に呼び出すことで、最初につながったスタッフ(転送先)に転送できるので、電話を取りこぼす心配がありません。

電話転送のシステム提供会社によって、「転送電話」「ボイスワープ」「多機能転送」など、呼び名はさまざまですが、一般的に固定電話で設定できる転送先の数は1件です。でも、「転送録」の一斉呼出転送サービスは最大10件まで設定が可能! 夜間や休日でもスタッフ誰かが必ず電話を受けることができるので、クライアントを待たせたり、対応が遅れたりすることがありません。


3. 携帯電話にも転送可能! しかも転送していることを気づかせない!

一斉呼出転送サービスの優れた点は他にもあります。それが、発信者に転送と気づかせない独自の機能。例えば、固定電話から携帯へと転送した場合、通常の呼出音の前に「プップップ……」という音が入るので、“転送中”であることが分かってしまいます。そうなると、相手によっては「社内にスタッフがいないのかな? この会社は信用していいのかな?」「レンタルオフィスでも使っているのでは?」と不信感を募らせるかもしれません。

でも、独自の音声ガイダンスと保留音を採用している「転送録」なら、気になる「プップップ」音をキャンセルできるので電話が転送されている印象を与えません。万が一、スタッフ全員が電話に出られない場合でも、「ただいま電話に出ることができません。しばらくたってからおかけ直しください」という音声ガイダンスが流してから電話を切ります。

独自の保留音は こちら からご確認ください。


4. 電話の着信から一斉呼出、転送までの流れ

①:相手先から着信

②:音声ガイダンス「順番におつなぎしますので、そのままお待ちください」
※独自の呼出音

③:最大10件の転送先に「一斉転送呼出」

④:転送完了

一斉呼出しても、不通だった場合の流れ

④:音声ガイダンス
「ただいま電話に出ることができません。しばらくたってからおかけ直しください」

⑤:自動で切断

携帯電話への転送にこだわらない場合は、独自の呼出音の代わりに通常の呼出音(リング音)を設定することも可能です。


5. 一斉呼出転送サービスが心強い味方になってくれる!

一斉呼出転送サービスが心強い味方になってくれる!

ビジネスにとって、クライアントの信用やエンドユーザーからの信頼ほど大切な財産はありません。一斉呼出転送サービスが電話の取りこぼしを解消することで、ビジネスにとって心強い味方になってくれるはずです。

「転送録」の一斉呼出転送サービスは、基本料金も1契約番号あたり7,000円(050番号)~と非常にリーズナブル。最小限の投資で最大限の信頼を獲得できる優れたツールです。ビジネスの可能性をさらに拡大してくれるワイドテックの「転送録」、お気軽にお問い合わせください。

まだまだある一斉呼出転送サービスを導入するメリットは、後編コラムでご紹介します。


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システム障害などの緊急時における対応手順や対策まとめ

公開日:2017/04/19   更新日:2022/04/14
緊急時における対応手順や対策

自然災害や人的ミスによるシステム障害は企業にとって死活問題です。たとえ軽微なシステム障害であっても、企業活動を停滞させたり、多大な損害をもたらしたりすることがあります。しかし、システム障害時の手順を把握しておくことにより、損害を最小限に食い止めることが可能です。
そこで今回は、システム障害などの緊急時における対応手順や対策についてご紹介します。

現状確認

システム障害が起きたとき、最初にすべきことは現状確認です。早く復旧しなければと焦る気持ちを抑えて、発生している障害を正確に把握することから始めましょう。どのネットワーク機器がダウンしているのか、機器からどのようなアラートが上がっているか、ログが残っていないかを確認します。
もし可能であれば、現場で機器の状態を確認してください。障害の影響を受けているユーザーがいる場合は、どのようなトラブルなのかヒアリングを行います。

関係者への連絡

関係者への連絡
自分の設定ミスによって引き起こされたシステム障害の場合、正直に伝えづらいこともあるとは思いますが、「現状確認」を通じて得られた情報は社内外の関係者に正確に伝えましょう。
時には自分1人では解決できないシステム障害もあります。そのような時は1人で問題を抱え込まずに、社内の詳しい人間に相談することも大切です。

システム復旧

システム復旧
現場は一刻も早いシステム復旧を望んでいます。原因を特定できるに越したことはありませんが、原因をすぐに特定できない場合は、原因の特定よりもシステム復旧を優先させます。意外なところに原因があるかもしれません。ネットワーク機器を再起動など、当たり前とされている作業から実施してみるということも1つの方法です。

過去の社内における障害事例が参考になるときもあります。過去のドキュメントが残されていないか探してみましょう。当時の担当者がいれば話を聞くことも有効です。インターネット上にも参考になる技術情報が見つかることもあります。
システム復旧後は関係者への連絡を忘れないようにします。保守ベンダーには取得したログの解析依頼をしましょう。

障害報告書の作成

労働災害の経験則の1つとして、1件の重大事故の背後には29件の小規模な事故と300件の事故につながりかねない事象があるという「ハインリッヒの法則(ヒヤリ・ハットの法則)」が挙げられます。

小さな障害から大きな障害まで、障害の規模はさまざまですが、しっかりと障害報告書を残すことで今回のシステム障害を今後に生かすことができます。
今回起きた障害が再び起きる可能性もあるため、システム復旧できたからといって障害報告書をなおざりにしてはいけません。次回障害が起きたときに、障害報告書が役に立つ場合もあります。

再発防止策の実施

「システム復旧」の段階では応急的な処置のみで、抜本的な対策をまだ講じていないかもしれません。障害報告書にまとめた再発防止策を基に、速やかに再発防止策を実施し、効果を検証します。また、システム障害時の手順書やマニュアルに今回の障害についての記述を盛り込むようにしましょう。

おわりに

大事なことは、システム障害が発生する前に障害時の連絡体制を確立しておくことです。システム障害時にシステム担当者が不在で、連絡できないという事態もあり得ます。このような事態を避けるため電話転送サービスを利用して、いつでも担当者に連絡がつながる体制をつくることをおすすめします。